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エリナ先生のブログ

2018年06月

20 6月

日本人が使っているフランス語~スイーツ編~

Hello
エリナです

前回に続き、フランス語由来の日本語をご紹介していきたいと思います
食べ物編にしようと思ったのですが、それもかなりの量になるので、今回は【スイーツ編】にしました
スイーツだけでなくパンや飲み物、それに関係のある言葉たちを集めてみました
あまりメジャーではないものもありますが、パン屋さんやケーキ屋さんに行くと見かけるものも入れてあります

パン
【pain】は日本語のパンの発音で向こうで通じます。日本にパンをもってきたのはポルトガル人なので由来はポルトガル語ですが、フランス語でもパンです

ブーランジェリー
【boulangerie】パン屋さんの名前でよく使われていますが、そのままパン屋という意味です。ちなみにbouleが小麦という意味です。

クロワッサン
【croissant】はフランス語で三日月の意味からきています。フランス本場で食べるクロワッサンはもう本当に絶品ですよ

バゲット
【baguette】はフランスパンだけでなく、長い棒状のものに使われます。例えば、お箸もフランス語ではbaguetteです

カンパーニュ
私はカンパーニュやバゲットが大好きです
正しくは【pain de campagne】(パンドゥカンパーニュ)フランス語で田舎のパンという意味。
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ブリオッシュ
【brioche】はヴィエノワズリ(菓子パン)の部類に入るフランスでクロワッサンと同じくらいメジャーなパンです。
毎朝ブーランジュリーにクロワッサンを買いに行けない人たちは、大きなブリオッシュを買っておいて朝食に食べます。日本人にとって食パン的な位置づけのパンです
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パンオショコラ
【pain au chocolat】ヴィエノワズリの中でも人気の高いパンオショコラ日本でも最近はコンビニで売られているほど認知度があがってきましたね日本のコンビニのパンオショコラをフランス人には絶対に食べさせられないですけどね

パンオレザン
フランスから来たパン屋さんには必ずあるパンオレザンは日本語に直訳するとレーズンパン。
【pain aux raisins】はパンオショコラとは違い、くるくるめた生地にレーズンが入っています。
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クロワッサンオザマンド
【croissants aux amandes】はアーモンドが入ったクロワッサン。これがめ~~~~っちゃくちゃおいしいんですよねめっちゃ甘いですけど、フランスに行ったら絶対食べてみてくださいこちらもクロワッサンザマンドの名前で売られているのをたまに見かけます。
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パンドミ
【pain de mie】は日本語で食パンですが、パン屋さんに行くとパンドミという名前で販売されているのをたまに見ます。市販の食パンでもパンドミという名前で売られているものもありますよねmieというのはフランス語で真ん中や中身を意味します。バゲットやカンパーニュのように外側のカリカリを味わうのではなく、中身を味わうとパンという意味です。これは日本ではかなり食べられているパンですが、フランスではそうでもないです。どこにでも売っていますが、バゲットやブリオッシュの方が頻繁に食べられています。フランスでパンドミを買っている人や朝食にパンドミを食べている人を今まで見たことがありません

ガトー
【gâteau】はケーキ・焼き菓子です。普段使わない言葉ですが、商品名でよく使われているのを見かけます。群馬発祥のガトーフェスタハラダにもガトーが使われていますね

パティスリー
【pâtisserie】は菓子屋さん。ケーキ屋さんの名前でよく使用されていますね。

パティシエ
日本語になっているパティシエはフランス語の【pâtissier】が由来です。英語ではpastry chefですので気を付けて下さいちなみに女性のパティシエは【pâtissière】(パティシエール)です。フランス語では男性名詞と女性名詞があります。一般に菓子職人の総称を言うときは男性名詞の【pâtissier】で大丈夫です

ガトーショコラ
【gâteau au chocolat】正しくはガトーオショコラと真ん中にオが入ります。チョコレートケーキですね。

ミルフィーユ
【millefeuille】はmilleが1000、feuilleが葉っぱという意味で、1000枚の葉っぱが重なったケーキみたいなニュアンスです。もしフランスに行ったら発音に気を付けてくださいフィーユと言うと、filleとなり『少女』の意味になります。1000人の少女・・怖。feuilleはフォイユです。ミルフォイユと言えば通じます

モンブラン
【mont-blanc】は白い山という意味です。日本ではたまに栗の中身を使った黄色いモンブランがありますが、あれは日本だだけみたいですね。栗の渋皮煮をつかった茶色いモンブランが本来のモンブランです。黄色いモンブランをフランス人に見せたら「レモンケーキ?」と聞かれました(笑)

タルト
【tarte】はフランス語由来です。

シュークリーム
【choux à la crème】は英語ではcream puff(クリームパフ)となるので気を付けてくださいね英語でシュークリームというと靴を磨くときに使うクリーム(shoe cream)になってしまいますちなみに、フランス語で【choux】はキャベツという意味で、シュー生地の形がキャベツに似ているからその名前になったみたいです。

エクレア
【éclair】は稲妻という意味。シュー生地を焼いたときにできるひび割れが稲妻っぽいからそう呼ぶようになったらしいです。

プロフィトロール
【profiterole】シュー生地関連でいくとプロフィトロールもフランス語です。私は小学生の頃よく家で1人でプロフィトロールを作っていました小さいシュー生地を積み重ねて上からチョコレートソースをかけるお菓子です。

マカロン
【macaron】はフランスではマクドナルドで売ってるくらい普通に食べられているお菓子です。日本で売っているマカロンはどれも小さくて高級なものばかりですが、フランスのパティスリーにいくと巨大マカロンが安く売っています。

クレームブリュレ
【crème brûlée】ブリュレは焦がされたという意味です。

カヌレ
【canelé】はワインで有名なボルドー地方の名物ですフランスではあまり自分の地域のもの以外は食べないのか(?)ブルターニュ地方出身の彼はカヌレを知りませんでした日本でもこんなに有名なのに

サブレ
【sablé】は砂という意味で、食べたときにほろほろと崩れてしまうのが砂みたいだからこの名前みたいです。

マドレーヌ
【madeleine】はどうして貝殻の形をしているのでしょう・・。私も知りません(笑)マドレーヌの名前の由来も色々説があるのでよく分かりません(笑)

クレープ
【crêpe】ブルターニュ発祥のお料理です日本でクレープというとデザートのクレープが思い浮かぶかと思いますが、フランスではガレットのことをクレープと言います。ガレットもフランス語ですが、フランスでは全部ひっくるめてクレープと呼んでいます。食べ方も日本とは全然違います。日本では甘いすこしもちもちした生地を上からみたら丸くなるように紙に包んで中に生クリームやアイスクリーム、フルーツを入れていますがフランスではそういう食べ方はしません。甘いクレープは食事のデザートとしてお皿に三角に折られた生地が乗っていて、その上にアイスクリームやチョコレートソースなど好きなトッピングをしてナイフとフォークで食べます。屋外の露店で販売されているものは生クリームやアイスクリームを使わず、ヌテラやお砂糖、バターなどのトッピングがあり、それを塗った生地を三角折りにして紙に包んで渡されます。日本のように可愛くて甘~~いクレープはフランスにはありません。

タルトタタン
【tarte tatin】名前がもう可愛い
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ババロア
【bavarois】本当はババロという発音です。

コンフィチュール
【confiture】フランス語のジャム。

コンポート
【compote】シロップ漬けにされたフルーツのこと。

クーペ
カンパーニュやバゲットなどに入っている切り込みのことを日本語でクーペといいますが、これはフランス語の【couper】切という意味です。

スフレ
【soufflé】はメレンゲをオーブンで焼いたものですが、スフレは動詞にすると吹くという意味です。

フランベ
【flamber】お酒に火をかけて香りをつけることです。

ショコラ
【chocolat】何かしらに使われているこのショコラはフランス語のチョコレートです。

フロマージュ
【fromage】色々な商品名に使われていますが、フロマージュはフランス語のチーズです。

ポム
【pomme】フランス語のリンゴ。オムライスやさんのポムの樹はリンゴの木という意味ですね。

シトロン
【cirtron】はフランス語のレモン。たまにお菓子のパッケージにシトロンと書かれているのを見かけます。

マロン
【marron】は栗。

フレーズ
【fraise】はフランス語の苺。ケーキ屋さんに行くと、フレーズが使われている名前のケーキをよく見かけます。

カフェオレ
【café au lait】はミルクが入ったコーヒー。カフェラテがイタリア語でカフェオレがフランス語です。



本当はま~~~~だまだあるんですけど、もう力尽きたので(笑)
またいつか追加で書いていきたいと思います。
私、小さい頃からお菓子作りが大好きで、その時によく使っていたことば(クレームシャンティやナパージュやその他諸々・・)もほとんどフランス語なんですよね。
その頃は何語とか気にせずに使っていましたが、私たちの日常にはフランス語がありふれています

13 6月

日本人が使っているフランス語

Hello

エリナです
ついに梅雨ですね私が一番苦手な季節です

今日は日本人が生活の中で使っているフランス語をいくつかご紹介しようと思います
フランス語を勉強しだした頃、「え、これフランス語だったの」と驚くことが結構ありました
皆さんにも新しい発見があれば嬉しいです



アンコール
ライブの最後などによくコールされる「アンコール」はフランス語の【encore】(まだ、もっと)からきています。

デジャヴ
生活の中で「あ、この景色みたことある」となる現象を私たちはデジャヴと言いますよね。
これはフランス語の【déjà vu】(もう見た)が日本語になっています。

ブーケ
フランス語の【bouquet】(花束)から来ています。

クレヨン
フランス語の【crayon】ですが、これはフランスでは鉛筆の意味で使われています。
日本語でいうクレヨンは【pastel】が使われています。

デッサン
フランス語で【dessin】(鉛筆で絵を描くこと)

ランデヴー
フランス語で【rendez-vouz】(待ち合わせ、ミーティング)
日本語では恋人の間なんかで使われるのでしょうか?
私は使ったことが無いのでよく知りません(笑)

シルエット
フランス語で【silhouette】(浮き出た影、輪郭)

アトリエ
フランス語で【atelier】(仕事部屋)

オブジェ
フランス語で【objet】(物体)

コラージュ
フランス語で【collage】(糊で貼ること)

アヴェック
今はあまり使われない言葉だと思いますが、デートのことを昔はアヴェックと言っていたのでしょうか?
これはフランス語の【avec】(~と)から来た言葉だと思います。

シェフ
フランス語の【chef】は料理長だけでなく、リーダーの意味でも使われています。

グルメ
フランス語の【gourmet】(美食家)

アラモード
フランス語で【à la mode】(流行っている)
【mode】だけだと流行という意味です。

メトロ
フランス語の【métro】(地下鉄)から。
アメリカ英語ではsubway
イギリス英語ではtube

アデランス
フランス語の【adhérance】(くっつけること)から。

アンケート
フランス語の【enquete】から。
英語ではquestionnaireやsurveyが使われていますね。

コンクール
フランス語の【concours】から。
英語ではcontestです。

コント
フランス語の【conte】(短い物語)から

ジャンル
フランス語の【genre】

トラバーユ
転職サイトの名前なんかでよく使われているこの言葉は、フランス語の【travail】(仕事)が由来です。

バカンス
フランス語の【vacance】から。

ピエロ
フランス語で【pierrot】
英語ではclownですね。

マント
フランス語で【manteau】ですが、こちらは日本語でいうマントの他に、コートの意味でも使われています。



スイーツやパン、お料理に関するフランス語はありすぎるので、また別の記事にしたいと思います。

ではでは、皆さま良い一日をお過ごし下さい
4 6月

辞書or電子辞書orネット検索

Hello

エリナです


皆さま、言語を学ぶとき辞書を使いますか?
スマホでちゃちゃっとネットで検索しますか?
それとも電子辞書を使いますか?

今はネットで何でも検索できちゃう時代なので、わざわざ重い辞書を持ち歩くという人は少ないかもしれませんね


それぞれの利点と欠点を考えてみました

【辞書】

利点
○一つの単語を調べるとき、同じページにある他の単語も一緒に見られる
(思いがけず新しい単語に出会える
○目が疲れない
○その単語の使用頻度が一目でわかる
(大きく赤い文字で書かれていると使用頻度の高い重要単語、小さく黒い文字で書かれていると使用頻度の低い単語等。)
○絵や図をつかって説明が書かれていることがあるので、その単語のイメージを掴みやすい
欠点
○重い
○実際には使われていない表現が結構書かれている
(実際その単語がどのように使われているのか、口語的なのかビジネス的なのかいまいち分からない)
○単語を探すのがちょっと面倒くさい
○音声機能がない


【ネット検索】
利点
○画像検索できるので、その単語を視覚的にとらえられる。
○二つ以上の意味をもっている単語は、画像検索をすればどのくらいの比率でどの意味が使われているのかよく分かる。
○携帯さえあればどこででも検索できる。
○荷物にならない。
○辞書とは違い、実際に使われている表現を学ぶことができる。
○音声も使える。
欠点
○目が疲れる
○ネット環境が悪いとイライラする(笑)
○辞書と違い、その単語の重要さが一目では分からない。


【電子辞書】
利点
○持ち運びに便利
○検索に一番時間がかからない
○一つの電子辞書で英和、和英、国語、医療用語・・・etc.たくさんの機能を兼ね備えている。
○色んな機能があるので、楽しい
○音声機能もある。
欠点
○電池や充電が切れる
○目が疲れる



私は学生の頃、英語の勉強に使っていたのは【電子辞書】です。
まぁ便利ですよね。(笑)

いまフランス語の勉強に使っているのが8割【辞書】で2割が【ネット検索】です。
辞書を持ち運ぶのは肩が凝るし不便ではありますが、今はとにかく沢山の言葉に出会いたいので辞書を使っています。一つの単語を調べるとき、同じページにある他の単語も一緒にAnki(単語カード作成アプリ)に入れちゃいます。
辞書に書いてある表現をそのまま使うと、フランス人に「そんな使い方しないよww」と笑われることも多々ありますが、まぁその都度正しい使い方を学んでいけたらいいかなと思っています。

【ネット検索】の一番の目的は、イメージ検索です。
名詞は辞書に加えて、ネットでイメージ検索を必ずしています。
でないと私の頭に思い描いてるその言葉のイメージが実際のものと違う場合がでてきます。
あとネット検索の利点に書いた通り、二つ以上の意味の意味を持つ単語は、実際どっちの意味が一番使われているのか辞書だけだと分かりにくいです。
英語はあまりこういった単語はないですが、フランス語はと~~~~っても多いんです。
たまに1つの単語で5個以上の全く異なる意味をもっているものがあります。

例えば"perron"という単語、仏和辞典で調べるとこう出てきます↓
perron(男性名詞)
①(家の玄関前などにある)数段の階段、ステップ
②(階段状の)滝、崖
で、グーグルでperronと検索すると、これが出てきます↓
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あれ?滝は?と思って(笑)
試しにperronを複数形にして "des perrons" で検索してみたら、これが出てきました↓
tmp_10728-Screenshot_2018-06-04-15-52-11-537848636
これで色々分かりました。
○単数でperronだとステップの意味として使われる
○↑なぜか駅でよく使われる
○複数にすると滝の方のイメージになるけど、滝じゃなくて崖。
○↑しかもめっちゃ大きい崖。

こんな感じで、辞書だけでは分からない情報が【ネット検索】で得られます。



でも一番良いのは、人と話す中でその単語のイメージを掴んでいくことです
それは絶対!
別に辞書なんて使わなくていいんですよ。
私たちも小さいころ、知らない単語だからってわざわざ国語辞典を引いて覚えていったわけじゃないんです。
その使われた単語の文脈からなんとなく想像したはずです。
そうやって日本語を覚えてきました。
はっきりいって単語カードなんて本当に要らない←
一番大事なのはたくさん聞きまくって、たくさん人と話すこと。
その中で言語を自分のものにしていけばいい

だって、言語はコミュニケーションツールだから!
楽しむものだから!!
苦しまなくて良い!!!
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