【外銀・外コン志望の就活生へ】99%の学生は落ちます。
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坂上一希です。
家族が高熱を出してぶっ倒れてしまいました。
看病していたら、すっかりこんな時間になっちまいました。
さて、先日はIBDとマーケットの人材の違いについてお話しましたが、
わりと反響がありました。(賛同、批判含め)
悲しい事に、どうせ99%の学生は落ちるわけですから、
反響があろうが無かろうが、殆どの学生の人生に変化はありません。
この、99%の学生が落ちる、という事実を認識しないまま
「俺は絶対に外銀・外コンに行くんだ」などと息巻いている学生が毎年居ますね。
面白い事に、大体2月頃になると上記の様な学生は消え、
「人生オワタ...orz」となる学生が大量に湧き始めます。
でも、彼らはたった3ヶ月前まで、「俺は絶対に外銀・外コンに行くんだ」と信じて疑わなかったのです。
これから外銀・外コンの就活に挑む2014年度就活生の貴方。
「俺は違う。あなたとは違うんです」
と思う気持ちは痛いほどよく分かりますが、
どうぞ自分自身の実力を客観的に見つめて下さい。
その上で、どうしても外銀・外コンに行きたいのであれば、
自身を磨き上げて下さい。ライバルは手ごわいです。
と、こういう眠たい事を僕は良く言うのですが、それでも外資しか受けない無謀な学生が後を絶たないんですね。
恐らくその理由は「99%の学生が落ちる」といわれても、あまり実感が湧かない事にあるのではないでしょうか。
そこで今日は、「99%の学生が落ちる」という言葉を以下に置き換えてみましょう。
「(サラリーマンを志望する)優秀な大学生を上から順に並べた時の、上位30位に入らなければ落ちる」
例えば外資系投資銀行のIBD部門はファームによりますが、例年2〜4人が新卒として入社しますね。
外銀絶頂期\(●^o^●)/と言われていた頃(リーマンショック前)は7人とか(もっと?)採用されてたみたいですが(詳しい数字知ってたらおせーて偉い人)。
で、君たちが行きたい外銀というのは恐らく
ゴールドマンサックス(GS)、モルガンスタンレー(MS)、メリルリンチ(ML、バンカメ)、UBS証券、JPモルガン、シティグループ証券、バークレイズ、ドイツ銀行(DE)、BNPパリバ、クレディスイス(CS)あたりでしょう。
ここで、各社のIBD採用人数が以下であったと仮定します。
・ゴールドマンサックス(GS)→5
・モルガンスタンレー(MS)→4
・メリルリンチ(ML、バンカメ)→4
・UBS証券→4
・JPモルガン→4
・シティグループ証券→4
・バークレイズ→4
_____________________________
・ドイツ銀行(DE)→1
・BNPパリバ→0
・クレディスイス(CS)→0
全部で30人ですわ。
ここで、「99%の学生が落ちる」と言われたら「じゃあ上位1%に入ればいいのね」と思ってしまいがちです。が、上記を思い出しましょう。
「(サラリーマンを志望する)優秀な大学生を上から順に並べた時の、上位30人が外銀に行けます。」
です。
(内定者はもうちょっと多く出しますね)
まあ外銀の内定取った人=優秀って図式は必ずしも成り立たないし、
優秀な学生がみんな外銀受ける訳でもないのですが。
それでもある程度の指標にはなるでしょう。
これまでの学生生活を振り返って、
自分が何位くらいに該当しそうかなーというのを
ちょっと考えてみて下さい。
「オリンピック出てました」とか
「起業して数千万稼ぎました」とか
「なんたらの世界大会で準優勝しました」とか
「ミスなんたらです」とか
インパクトのある奴らが一杯来るわけだからね。
そいつらとどうやって戦うのかっちゅー所を考えましょう。
【追伸】
夏のインターン選考に落ちた方。
各社IBDで40人インターン生を取ったとして、
(BNPパリバ、クレディスイスを除く)
まあ40×8=320人
これだけのインターン生がいる訳ですよ。
現実にはそんなにいないので、
まあ、100人くらい枠があったとしましょう。
人数かぶりを考慮して60〜80人?
少なく見積もって、仮に60人インターンに行ったとしましょう。
このインターンに落ちたという事は、「貴方は既に61位以下」という意味です。最終的な内定枠30人に対して61位。さらに、夏インターンを受けなかった優秀な学生も本選考に加わります。
はっきりいって、絶望的です。崖っぷちにいると思って下さい。
あと2〜4ヶ月もすれば結果は出ると思いますが、
そのときに悔やんでも遅いです(・。・)
まあこんなん言わなくても色んなとこで書かれてるし、言われてるんで
「分かっとるわ」だと思いますけど。
【追記】
とはいいつつも、単純に優秀だから受かるってもんでもないのが就活の面白い所ですわ。
これについてはおいおい記事にしたいなと思います。
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坂上一希です。
家族が高熱を出してぶっ倒れてしまいました。
看病していたら、すっかりこんな時間になっちまいました。
さて、先日はIBDとマーケットの人材の違いについてお話しましたが、
わりと反響がありました。(賛同、批判含め)
悲しい事に、どうせ99%の学生は落ちるわけですから、
反響があろうが無かろうが、殆どの学生の人生に変化はありません。
この、99%の学生が落ちる、という事実を認識しないまま
「俺は絶対に外銀・外コンに行くんだ」などと息巻いている学生が毎年居ますね。
面白い事に、大体2月頃になると上記の様な学生は消え、
「人生オワタ...orz」となる学生が大量に湧き始めます。
でも、彼らはたった3ヶ月前まで、「俺は絶対に外銀・外コンに行くんだ」と信じて疑わなかったのです。
これから外銀・外コンの就活に挑む2014年度就活生の貴方。
「俺は違う。あなたとは違うんです」
と思う気持ちは痛いほどよく分かりますが、
どうぞ自分自身の実力を客観的に見つめて下さい。
その上で、どうしても外銀・外コンに行きたいのであれば、
自身を磨き上げて下さい。ライバルは手ごわいです。
と、こういう眠たい事を僕は良く言うのですが、それでも外資しか受けない無謀な学生が後を絶たないんですね。
恐らくその理由は「99%の学生が落ちる」といわれても、あまり実感が湧かない事にあるのではないでしょうか。
そこで今日は、「99%の学生が落ちる」という言葉を以下に置き換えてみましょう。
「(サラリーマンを志望する)優秀な大学生を上から順に並べた時の、上位30位に入らなければ落ちる」
例えば外資系投資銀行のIBD部門はファームによりますが、例年2〜4人が新卒として入社しますね。
外銀絶頂期\(●^o^●)/と言われていた頃(リーマンショック前)は7人とか(もっと?)採用されてたみたいですが(詳しい数字知ってたらおせーて偉い人)。
で、君たちが行きたい外銀というのは恐らく
ゴールドマンサックス(GS)、モルガンスタンレー(MS)、メリルリンチ(ML、バンカメ)、UBS証券、JPモルガン、シティグループ証券、バークレイズ、ドイツ銀行(DE)、BNPパリバ、クレディスイス(CS)あたりでしょう。
ここで、各社のIBD採用人数が以下であったと仮定します。
・ゴールドマンサックス(GS)→5
・モルガンスタンレー(MS)→4
・メリルリンチ(ML、バンカメ)→4
・UBS証券→4
・JPモルガン→4
・シティグループ証券→4
・バークレイズ→4
_____________________________
・ドイツ銀行(DE)→1
・BNPパリバ→0
・クレディスイス(CS)→0
全部で30人ですわ。
ここで、「99%の学生が落ちる」と言われたら「じゃあ上位1%に入ればいいのね」と思ってしまいがちです。が、上記を思い出しましょう。
「(サラリーマンを志望する)優秀な大学生を上から順に並べた時の、上位30人が外銀に行けます。」
です。
(内定者はもうちょっと多く出しますね)
まあ外銀の内定取った人=優秀って図式は必ずしも成り立たないし、
優秀な学生がみんな外銀受ける訳でもないのですが。
それでもある程度の指標にはなるでしょう。
これまでの学生生活を振り返って、
自分が何位くらいに該当しそうかなーというのを
ちょっと考えてみて下さい。
「オリンピック出てました」とか
「起業して数千万稼ぎました」とか
「なんたらの世界大会で準優勝しました」とか
「ミスなんたらです」とか
インパクトのある奴らが一杯来るわけだからね。
そいつらとどうやって戦うのかっちゅー所を考えましょう。
【追伸】
夏のインターン選考に落ちた方。
各社IBDで40人インターン生を取ったとして、
(BNPパリバ、クレディスイスを除く)
まあ40×8=320人
これだけのインターン生がいる訳ですよ。
現実にはそんなにいないので、
まあ、100人くらい枠があったとしましょう。
人数かぶりを考慮して60〜80人?
少なく見積もって、仮に60人インターンに行ったとしましょう。
このインターンに落ちたという事は、「貴方は既に61位以下」という意味です。最終的な内定枠30人に対して61位。さらに、夏インターンを受けなかった優秀な学生も本選考に加わります。
はっきりいって、絶望的です。崖っぷちにいると思って下さい。
あと2〜4ヶ月もすれば結果は出ると思いますが、
そのときに悔やんでも遅いです(・。・)
まあこんなん言わなくても色んなとこで書かれてるし、言われてるんで
「分かっとるわ」だと思いますけど。
【追記】
とはいいつつも、単純に優秀だから受かるってもんでもないのが就活の面白い所ですわ。
これについてはおいおい記事にしたいなと思います。
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