2023年03月27日

承認欲求の弊害

ここ数日、仕事でもプライベートでも、人間関係においてなかなかしんどいことが続いて、あらゆる関係を断ちたいと思ってしまった。

私は自分の承認欲求について夫によく話を聞いてもらう。生まれ育った環境によって形成された歪んだ感情は、繊維の奥の奥まで染み込んで取れなくなったシミみたいなもので、多分死ぬまで一生消せないかもしれないな、という諦めに近いものがある。

この承認欲求という厄介なものは、私が人間関係を構築する時に自分の意識の中で割と大きなウエイトを占めていて、私の存在を肯定してくれる人、もっと浅い言い方をすれば私を好きになってくれる人、なのかどうか、というところで相手を見てしまう。

そうすると、好きになってもらいたい、認めてもらいたい、という気持ちが自分自身を背伸びさせる。良い顔をさせる。あちこちで良い顔をして、私は最近そういう自分が嫌になっていたし、変わりたいとも思っていた。

そんな折に起きた、私の信用を失くす事件。自分の立ち居振舞いが招いたことだと割り切ろうとしても、あまりにショックが大きくて、辛かった。
ちょうど気候が暖かくなってきて夜風が気持ち良かったので、私は夜の散歩をしながらお酒を飲んで夫につらつらと泣き言を吐いた。コンビニで買った唐揚げパックを夫に持たせて、横で半べそかきながら。

余談だけど、私の夫は、変に慰めたりとか同調したりとか、そういうことはしない。話を聞いて、それならこうしたら良いのではと冷静な分析と提案をする。正論過ぎて喧嘩になる時もあるけど、私はこう見えて(?)、興味本位ですぐに動いてしまうタイプなので、後ろで冷静にリードを引っ張ってくれる夫と結婚できて良かったなぁと思う。犬かよ。


閑話休題。
今回の事件や、ここ1、2年で感じていた古い付き合いの人達との違和感みたいなもの、自分の中で落とし所が見つからなくて、疲れてしまった。
生活も乱れて、肌も髪の毛もボロボロ、良くないなぁと思いつつ、リセットの仕方が分からなくて、今日はついに何も出来なくなった。

でも、死んだように眠り続けたら少しすっきりしてきて、そのまま勢いでお風呂に入ったら、とっても気持ちが軽くなった。睡眠とお風呂の精神安定効果恐るべし。

何はともあれ承認欲求を消すことは多分出来ないのだけど、相手との関係に執着し過ぎる必要はないかな、と思うようになってきた。私も変わるし、相手も然り。今は一緒にいられないと思うなら、無理せず距離を置けば良い。そんなこと言うと、薄情だとか、信用できないと言う人もいるかもしれないけど、私はそうやって生きるしか、自分を守れない。

諸行無常という言葉がある。人間関係も同じだよね。
こういう考えで生きていると、そのうち私と関わってくれる人が誰も居なくなるかもしれないなぁという漠然とした不安があるのも事実だけど、今は、なんかもういいやって思った。

承認欲求の行き着く先が人間関係の断絶って、我ながら酷い拗らせだなぁと思う。笑うしかない。
もう寝ます。(だいぶ目が冴えてますが)


sutomai at 01:54|Permalink

2023年02月26日

負けるな

今日、昔同じ目標に向かって行動を共にしていた人が、病と闘っていることを知った。
日々綴られているその人の言葉を見つけて、時間を忘れて読んだ。一緒にいた頃と、いい意味で変わらない、あの人らしい文章。
『変わらない』なんて、距離をおいてからどうしていたのか何も知らない私が言うのは失礼だと思うけど、文字から伝わってくる彼女の強さと弱さみたいなものが、すごく懐かしく感じたから。
今は生きている次元が違いすぎて、きっと今後も交わることは無いだろうしそれを望まないけれど、ただただ私が今日心で唱えたのは、
病に負けず生きてほしい、ということ。
きっとこれまでも、立ち止まらず走り続けていたのだろうから、まだまだ元気に走り続けてほしい。
そんな願い。
届かないだろうけど、心でそう願う。


2月ももうすぐ終わるというのに、
年初めに書き初めした『動』は字だけで終わりかと突っ込みたくなるくらいに、不動。
IMG_0371
もちろんゼロではないんだけど、自分の描いていたような時間の使い方が出来ていないなぁ。
動き続けることが出来ない怠け者の私は、すぐ立ち止まったり、急に走りはじめたり、そうすることしか出来ない事実を自覚している。
よし、そろそろ、動くぞー
(と書いている今の私はコタツでゴロゴロ中)


sutomai at 22:24|Permalink

2019年01月14日

ありがとうございます。

ふとブログを書こうと思った。
このブログに、結論とか、オチはない。
ただ、もしも、今この記事を書くにあたり心に思い浮かべている方々の目にとまったら幸いです。
と、はじめに書いておく。


格安SIMに変更するにあたり、メールが消えてしまうというので、消せずに何年も残しておいた2012〜2013年あたりのメールを、一通ずつ読み直した。

自分の人生が一番動いた期間。
これまで生きてきて一番悲しかったとき。
本当にいろいろな方からの、あたたかいメールの数々。
お一人お一人がかけてくださった言葉の温かさを思い出すと同時に、
当時の辛かった気持ちまでもがよみがえってしまって、
思いがけず、涙ながらのSIM乗り換え作業。
こりゃすすまない...苦笑

メールを全部転送しようとも思ったけど、
なかなかに膨大な量のやり取り。
読めなくなる前に一通ずつ読み直して、
自分の心に留めておくことにした。
そして、メールを読み返していて、
当時励ましてくれたり心配してくれた皆さんに
改めて感謝したくなった今の気持ちを、
メールが消えても残せるように、自分の為に綴る。


2012〜2013年。
母の急死、
区切りのワンマン、
地元での新しい生活、
自分の関わるところで色々なトラブルもあり、
本当に、よく乗り切ったなと、
何年も経った今改めて思い返した。

本当の意味で頼れる人は父ひとりだったし、
自分が強くいなければと思うあまり、
世の中もっと辛い境遇の人は沢山いるなんて思いながら、
自分自身を何とか保っていた感じ。
だから正直、当時かけてもらった励ましの言葉も、
本気で心から受け取れなかった。
気持ちを受け取れる余裕がなかったというか、
素直に受け止ったら悲しみで潰れてしまいそうだった。
未だにメールを読み返してこんなに泣けるのだから、
それくらいのことだったんだと思う。

落ち着いてメールを読めた今、
あぁ、この方が送ってくれたこの言葉、すごくすごく考えてくれてたんだなとか、
それに対して自分の返信はなんて上辺なんだとか。
そんなことを思いながら。
いろんな人に会いたくなった。
べつに今更、当時はありがとうなんて暗い話題を持って話に行く必要はないと思う。
ただ、会いたいなと思った。なんでかな。


そういう気持ち。今の心境。
ね、べつに結論もオチもないです。
ただ、目玉から粒状の涙が久々にぽろりして、
急にブログ書きたくなっちゃった。だけ。

さて、しっかりSIM乗り換え作業を完了して、
節約よぉぉぉ!


sutomai at 15:50|Permalink