東日本巨大地震被災者の皆様にお見舞い申し上げます。

　一昨日の地震で被災された皆様に一日も早い復興をお祈りいたします。
　
　
あと２週間に控えた全国大会に向け、この週末のオープン戦は大事な試合であったが、被災された方々の心情を察するに、正、副代表、事務局長の判断で、遠征試合は、全て中止された。
　野球人である前に、一人の人間である。人に対する思いやりがなければ野球をする資格はない。
　選手、父兄にこの判断を伝えたところ、一言の反論もなく了承された。さすがドリームである。

　闘争心がなければ野球をやる資格なし、やさしさ、思いやる心がなければ生きる資格なし。
　元NHKアナウンサー越智先生の言葉を思い出した。

　野球選手である前に中学生であること。常識ある社会人に育ってほしい。との思いをもった役員の運営するチームに所属できることに感謝したい。


　　　　　　　　　全ての事は心からはじまる。

雄悟先輩 山梨県高野連会長賞受賞

　文武両道を高く評価され、連盟会長賞を受賞した。県内屈指の進学校、甲陵に進学、高いレベルの授業の中で、野球部に入部、主将４番エース投手として活躍した。
　卒業での生徒会誌に先輩から野球部の活動報告が寄せられていた。

　　　　ー抜粋ー　
　２年前の秋、部員が２人となってしまった時は、もうどうしていいかわからなかった。２人で何ができるというのか。１０年以上野球に捧げてきた自分から野球がなくなるなんてことは考えられなかった。苦悩といえば、レギュラーになれない、あるいは試合に勝てないということだったのが今度は「野球ができない」ということに変わってしまったのだ。
　　エラーして怒られることよりも、ひたすら走らされることよりも、なによりもつらいことであった、それが１３人の仲間と共に最後の夏に挑めたのはどれだけ嬉しかったことか。他の学校よりもボールに触れている時間は短かったかもしれない。でも野球から学んだことは決して少なくなかった。　　　野球ができる喜びや仲間の大切さを誰よりも学ぶことができたのは甲陵だったからだ。ー抜粋ー　
　　最近、楽しそうに白球を追いかけている小学生の従兄弟を見ていると、もの寂しさを感じる。
　しかし、仲間と共に汗を流した日々や野球ができる喜びを味わいながらグランドを駆け回った日々は、永遠に心の中に残っていくだろう。　－抜粋ー



　最後に部員がいなくて困って道具が足りないといえば古くなったグラブ、スパイクを譲ってくれた中学時代のチームメイト、忙しい中にも指導してくださった先生、あたたかく見守ってくれた家族、マネージャー、そして共に戦った仲間、多くの人へ感謝を伝えたい。
　８回で終わってしまった夏。引退した僕らの将来、後輩たちの今後の活躍をあと１イニングに託す。まだ僕たちの試合は終わっていない。


　　野球の本当の姿だと思う。投稿を読んで、思わず目頭があつくなった。自慢の教え子というには申し訳ない。いい仲間、いい野球人である。
　　　　　　　雄悟は、本当の意味で、心の甲子園に立ったと思う。

今年のチーム 意識レベルが低すぎる

　２０日新宿にて、全国大会の抽選会が行われた。二日目第二試合で愛知西支部の代表とメイン球場である太田スタジアムで対戦する。

　ホテル、バスの手配等担当者は大変である。
昨夜の練習終了後選手に聞いてみた。、インターネット等で球場を確認した選手は、半数以下、対戦相手がいつ決まるか確認した選手は一人だけ。藤森主将ただ一人であった。
　
　　日頃から、「うちの子は野球が好きで一生懸命です。」という話をご父兄から聞くことが多い。
　　この結果を見るとただのボール遊びが好きだ。としか聞こえない。
　　
　　野球は、首から上の競技である。日頃から私が言っている事が理解できると思う。
　残念ながら今年のチームに勝利を望むことはかなり困難である。

１月の伊豆合宿のミーティングから

　体調不良から、合宿を欠席させていただいたが、昨日、その合宿のＤＶＤを頂いた。
　小池副代表、北澤コーチ、舟波理学療法部長の講義と五味監督代行の＜ドリームのあるべき姿＞１時間にも及んだ。

　副代表は、人間の生き方。コーチは野球に取り組む姿勢について話をされた。
　　野球界で長く仕事をさせて頂いてる私も、ボール投げが多少上手くても、何の役にも立たない事を身を持って感じた一人である。
　
　副代表が改めて言われた　
　　　＜信頼を得る事は一生であり、失うのは一瞬である＞

　　試験も終わり、いよいよ野球一色となる。しかし、その前に選手も保護者も、野球をする以前に、何が大切かをもう一度考えてもらいたい。
　　

やる気が見えない選手達

　監督の思いを理解しようとしない人達は、ドリームにいても無意味だと思う。
　
　今年の新入部選手の練習参加回数は、過去最低である。今、何が大切か？欠席連絡。参加しても、痛い、苦しいで途中リタイヤ
　今日、事務局から練習参加状況の報告を受けた。しっかり練習できている選手は、５、６～７人、スケート選手を除くと、１５人中の数字である。
　例年この時期から、オープン戦を組んでいくが、この数字を見て、参加メンバーを考え直す事にした。
　
　私の会社は、今でも野球の世界で仕事をさせていただいている。野球選手に一番大切な事は、思いである。　
　　厳しい言葉だが　　＜闘志なき者はグランドを去れ。＞