諏訪大社 パワースポット 諏訪大社 信濃国一之宮のパワースポット : 神社とは?

諏訪大社 信濃国一之宮のパワースポット

諏訪大社は長野県の諏訪湖を取り囲むようにして鎮座する四つの社からなる諏訪神社の総本社です。最近ではパワースポットとして注目され、中央構造線上の大地のエネルギーを蓄えた聖地でもあります。

神社とは?

神様の種類

神社に祀られる神様の種類

人智を超えた存在は、神様に昇格される!

古典の神様
古事記や日本書紀などの古典に描かれた神話に登場する神様たち。
国土創生、天孫降臨、国護りなど神話の中で、喜怒哀楽の表現も豊かでいきいきと活躍する。こうした神々を祀る神社は、その創建の由来なども古典に記されている古社が多い。神々の足跡は大和朝廷の支配の表れとも考えられています。
・天照大神 あまてらすおおみかみ
・素戔鳴尊 すさのおのみこと
・大国主命 おおくにぬしのみこと
・武甕槌神 たけみかづちのおのかみ

民間信仰の神様
起源はかならずしも明らかではないのですが、ある時期から一般大衆の間で広く信じられるんようになった神様たち。山の神、水の神などの自然信仰や、家内安全の屋敷神、商売の恵比寿・大黒信仰など、その種類は多岐で仏教の信仰に近い神もあります。
・庚申様
・道祖神
・山の神
・竈の神

歴史上の人間神
優れた業績を残した人物や、地域に貢献した人物などが死後、神として祀られることもあります。また、平安時代に盛んになった御霊信仰では、無念の死を遂げた人物の魂を鎮めるために神として祀った。しかし、祟りを鎮めるために祀った神様が、さまざまな御利益をもたらす神に変わることもある。(靖国神社がそうです。)
・菅原道真
・徳川家康
・二宮尊徳
・乃木希典

神社の起源とその歴史

共同の祈願から個別の要求に応える場へと変化してきた

神社は、共同体の祈願の場として機能していた。

古代では、個人で祈願するという意識は今よりも薄かったと思われます。豊穣や雨乞いといった願いは共同体全体の問題でしたから。そして、大和朝廷の統一とともに、国単位でも儀礼が重要な意味をもつようになって来ます。

豊作を中心とした共同体の中では、神社で豊作を祈ったり感謝したりする祭が行われました。朝廷の新嘗祭や伊勢の神宮で斎行される神嘗祭は、こういった農耕儀礼を国家的に行うものです。

祭では神様にできる限りの最高のおもてなしをします。禊でけがれた身体を清め、最高の食べ物を供えて御神楽を奉納して楽しんでいただくのが祭の基本です。

時代が進むに従い、神社での祈願は個人的なもの増え、特に平安時代以降はその傾向が強まってきました。

律令制が崩れていくに従い、国家的な共同体での祈りは薄れて行きました。平安時代に流行した陰陽道の影響もあって、個人的な祈願が増えてきます。また、神は仏の仮の姿であるという本地垂迹の思想が生まれ、神様に対する観念が変わったことも、祈願の内容に影響を及ぼしたと考えられます。

武士の時代には八幡神に武運長久を祈る八幡信仰が盛んになり、各地に八幡神社が広まります。商人が活躍する時代には商売繁盛を祈願する稲荷信仰が流行し、各地に稲荷神社が建てられた。

このように神社は個別の要求に応じて増えていったのです。

神社の起源とその歴史

もともとは、山や岩に降りる神を祀る祭壇だった

常にわたしたちの周りにある神社。
いったい、いつ頃からあるのでしょうか?そもそも神社とはなぜあるのでしょうか?

神社の起源は、簡単に言えばそこに神社の働きを感じた。
ところにはじまるのでしょう。

人智の及ばない自然現象や、神々しい山や巨大な岩などを見て、先人達はそこに神が宿ると考えました。滝や火、すさまじい音をたてて空に光る雷も神のはたらき、あるいは神そのものであると考えたのでしょう。なにかとてつもなく凄い存在がそこに座すと人々認めた特別な場所に神様を祀った。

そういう意味では、現在のパワースポットという捉え方と同様に考えられます。

歴史的には、縄文時代にさかのぼると当時の人たちは、あらゆるものに霊が宿っていると考えていた可能性が強く、その考えと神を祀るという行為にはつながりがあったと思われます。やがて自然の中の神様をお祀りするために臨時に祭の場を設けるようになる。それが神社の起源ではないかと考えられています。

つまり、山や岩、樹木などの自然物や、雷などの自然現象に神の力を感じて、それを祀るために仮に設けられた小屋などが、神社の古い形態とかんがえられています。

当初はそうやって自然の中で神祀りをしていましたが、飛鳥時代になると律令制度ができ、国家が整ってくると神様をお祀りするための常設の社を造る例が増えてきます。神が特定の場所に鎮まるという観念が広がったことも社殿が建立されていく一因だと言われる。このように現在の拝殿や社殿のある神社が一般化してきました。

神社は、神が住む場所であり、それゆえに神祀りをする場所であり、また御神体など貴重なものを保管する場所でもあるという。やがて神主や祝といった神に奉仕する人々を現れるようになります。古事記や日本書記などの古典には、そういった神職についての記述があります。

また、当初の神社は伊勢神宮や出雲大社のように、白木を使った素朴なものだったのではないかと推測されています。

社がなかった頃の名残を残している神社は今でも各地に存在します。奈良県の大神神社は建物としての本殿はなく、御神体の三輪山の麓に拝殿があるだけです。和歌山県の那智勝浦の熊野那智大社別宮の飛瀧神社に至っては、本殿、拝殿はなく、御神体である那智の滝を直接拝むという形式だが、これも神社なのだ。
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