前々から告知していた通り、歴史小説「松平清康」を電子書籍にて発売開始しました。





もともと9月30日発売の予定だったのですが、
昨日(28日)に出品の処理をしたところ、今日からもう購入できる状態に、すなわち発売開始になったので、今日発売にしました。

内容紹介

 大永三年(一五二三)。戦国時代の真っ只中である。
 三河国――現在の愛知県東部に勢力を有する松平家。
 その松平家に、英傑が出現した。

 松平清康。

 江戸幕府初代将軍、徳川家康の祖父である。
 このときわずか十三歳の少年、清康は、三河の大地を眺めながら独りごちた。

「天下が欲しい」

 その瞳はクナラ鳥の如しと評されたほど、澄んでいる。
 クナラ鳥は拘那羅鳥と書く。眼の美しい鳥だと仏説にはあるが、後世の史料において、そのような鳥に例えられることそれ自体が、もはや栄誉である。
 事実、この少年の独言はのちに日本史において重大な輝きをもつことになる。
 彼の登場は、無道極まる戦国乱世が泰平の世へと向かいだす、最初の一歩だったのだ。

 よく知られた戦国武将、信長、秀吉、家康たちの、前の世代の物語。


 インターネット上で公開した作品に、加筆修正を施して編集しなおした全五話。その他に、新規書き下ろしの短編「はじまりの虹 ―松平親氏伝―」を収録。


<収録内容>
第一話 三河の拘那羅鳥
第二話 世良田次郎三郎
第三話 血は水よりも濃し
第四話 慈悲ゆえの憤怒
第五話 守山崩れ
はじまりの虹 ―松平親氏伝―



収録内容は以上です。

これまで「のべぷろ」「カクヨム」「小説家になろう」などのサイトで発表してきた作品ですが、発売するにあたって加筆修正を施しました。
過去の「松平清康」とはテーマそのものが異なる作品になっています。
第五話のラストはほとんど別物にさしかえとなりました。
これまでは清康のみに視点をあてていた作品だったのですが、発売版では清康と信定の関係性に視点をあてています。
とにかく、詳しいところは作品を見ていただきたいと思います。

また「はじまりの虹 ―松平親氏伝―」は完全書き下ろしの短編です。
松平家の初代、松平親氏を主人公とした作品になっています。
清康とはまた異なったタイプの主人公となった松平親氏。
最初は徳阿弥と名乗る流れ坊主だった彼が、松平氏の初代となるまでの物語であります。

そういうわけで「清康」発売であります。
これまでの須崎正太郎とはなんだか毛並みが違う作品ですが、楽しんでいただけましたら幸いです!

どうぞ、よろしくお願いします。