2018年04月24日

第14回総会報告

九条の会すずか第14回総会
2018年4月22日(日)13:30〜 ジェフリーすずか3Fホール

記念講演:森 英樹さん(名古屋大学名誉教授)
  安倍9条改憲にたちむかう
〜戦争しないために私たちができること〜


 施行70周年の憲法記念日の首相の改憲宣言から1年、自民党改憲案のずさんさは今も変わらない。自衛隊を違憲だとする憲法学者がたくさんいて気の毒、というのが一国の憲法を変えるための根拠、立法事実といえるのか。重要な論点を明らかにせず、得意のウソとごまかしで姑息にやってのけようとするアベ政権の改憲には断じてNO!を突きつけよう。
 首相の答弁に合わせて事実のほうを隠す、書き換えるという、この政府の恐るべき「結論ありきの政治」は民主主義と国民の知る権利を踏みにじるもの。「裁量労働制」は、議論の中でデータねつ造が明らかになって取り下げられたものの、森友文書、加計問題のすべてが明らかになっていたら、選挙結果ははたしてこのようになっていただろうか?またイラク派兵の日報が隠されていなかったら、2015年の安保法制の強行採決はできなかったはず。アベ政権がこの間国民と国会を欺き続けて、次々戦争準備法ともいうべき法案を強行して日本を戦争できる国にしてきたことは、ヒトラーも顔負けだ。
 イラク派兵の是非については諸外国では検証され、米国でも誤った情報分析によるものだったと結論付けられたのにもかかわらず、この国ではその検証が十分行われず、うやむやにされてきた。帰国した自衛隊員のうち29名もが自殺しているというのにである。過去の自衛隊の日報を明らかにすることが、今後の国会での議論を大きく変えるはずだ。 
 安倍改憲NO!の3千万署名に取り組む今、そんな私たちの思いに裏打ちすべく、しっかりした現状分析と、説得力のある論点を学ぶために、森英樹先生をお迎えした。先生にお話しいただくのは2005年の設立総会以来3度目。「戦争しないために私たちができること」を考えるこの機会を十分生かしたい。

 77名の参加者の待つ鈴鹿へ、腰痛をおしてお越しくださった森先生でしたが、ひとたび口を開けばもう、エンジン全開、お得意のダジャレも連発、それでいてピシッと要点をついたわかりやすいお話に、会場は笑い声いっぱいながらも、しきりに納得のうなづきが広がりました。内容要旨です。
(1)3月25日自民党大会で改憲案を決定するーはずだったが
 予算通過直後から噴出した公文書問題で、国民の信用ゼロ、2007年の「消えた年金記録」での第1次安倍内閣退陣の再来を思わせる事態に。自民党大会では、予定の改憲案確定できず、「たたき台素案」を「拍手で確認」という体たらく。
(2)安倍9条改憲に至る道のり
 そもそも1955年に改憲政党として結党した自民党だが、2005年小泉政権下、新憲法草案を出し、翌2006年第1次安倍内閣発足で改憲手続法に言及し2007年制定に至る。同年、憲法60周年の首相談話で「戦後レジームの脱却」と「改憲」を語る。これは憲法のみならず、戦後国際秩序からの脱却も含意するため、米国、国連、EUなどからも警戒される。今もナチス時代を政府も率先して反省するドイツが、国際社会の信用を得ているのと大違い。2004年、改憲賛成 65%の世論調査を受け発足した「9条の会」の力で2008年には賛成42.5%に。以後どんどんよくなっている。
 2012年、第2次安倍内閣で、改憲動向が再スタート。2013年憲法96条「改正要件」の緩和を打ち出すが、弁護士会・憲法学者の相次ぐ批判と反対世論にあい、頓挫。こうして2度我々が勝利している。
 「改憲」失敗した安倍政権は「壊憲」に「転進」。専守防衛を合憲としてきた内閣法制局長官をすげ替えて「集団的自衛権」「安保法制」「共謀罪」法の制定を強行。しかし憲法9条は活きて安倍路線に立ちはだかり、再度「改憲」へ。しかし「憲法審査会」は進捗ないまま。
(3)2017年5月以降の安倍首相主導による今日的「柔軟」改憲計画
 首相には憲法尊重義務(99条)があり、改憲発議権はない。しかし焦った首相は憲法施行70周年記念日に祝意でなく改憲計画を突如表明。これこそ憲法違反。9条1、2項を残し自衛隊を明記、2020年施行と。党改憲推進本部で議論するも、具体的な改憲案を打ち出せず、多くの報道測は2018年内の改憲発議は遠のいたとしている。安倍政権の終焉も予測される今、落ち着いて改憲動向を精査できそうだ。

 そして、とりわけ9条の会として看過できない最近の情報で提示された問題は次の通り。
)槐度予算で過去最高となった軍事費は、先制攻撃型のミサイルなどの購入に。改憲もせずに専守防衛に違反する「壊憲」が進む。
憲法上認められない「戦闘」があったとの記述があり隠蔽された南スーダン・イラク出兵の日報。軍を国会(国民)がコントロールするという文民統制が壊れている。
4.16の民進議員への自衛官の「国民の敵」との罵詈、2.26事件を彷彿とさせる。
 また、質問などに答えて補足されたところに「へえ」「なるほど」がいくつもありました。
〇憶々膓莢鮠辰里燭瓩硫憲については、そもそも議員定数増で解決する。国費の歳費無駄遣いというなら、文書交通費など削ればよい話。(なるほど)
∈2鵑亮民党改憲案たたき台で、自衛隊を従来の「必要最小限度の実力組織」から「必要な自衛の措置」としたことは重大な転換。前者であれば兵器を一つ一つ必要最小限度であるかどうか点検が必要で、規制の限度が確定できた。後者はもう何も批判できない。
Y巴很簑蠅砲弔い董▲肇薀鵐彗臈領に頼むというが、米国も拉致被害者を抱えている。まずは自国の問題が優先されよう。日朝国交の立ち遅れが大きな問題、二重の意味で取り残されている。
て酲鳴鮮の対立の背景には日本の戦争犯罪というべき責任がある。関東軍が制圧した北と朝鮮軍が抑えた南が、後にそれぞれロシアと米国に降伏した、38度線を引いたのは日本である。(へええ!)休戦協定を終戦に至らしめるには「戦いの解決に戦争を使わない」しかない。これこそ憲法9条、日本が大いに役立つチャンスのはずが「圧力を強化せよ」の安倍外交では大失敗。(そうだそうだ!)
ゲ憲の動きは、油断できない。天皇の代替わりで沸き起こるナショナリズムを利用して改憲に突き進むこともありうる。(えーっ!)
3000万署名達成が大きなパワーとなる。が4月20日現在755万筆。安保法の200万署名は最終1670万筆だった。少なすぎる。集約が6月20日まで延期されたが、注目されているだけに大きな数になれば大々的に報道されよう。失敗してもまた同じこと。しかし、署名には数の問題以上に対話による声の拡散という点が重要。(そうだそうだ!)
Д瓮妊アの問題では、世論をどのように構築しようとしているか注意が必要。ネットのニュースはフェイクといわないまでも産経・読売が支配する。若者がそっくり保守化しているゆえんだ。TV,新聞だけでなく、広く市民独自のネットワークを持たねばならない。

そして多くの感想をありがとうございました。紹介します。
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,世話になりました。これまでの流れ、現状についてわかりやすくお話いただき大変勉強になりました。(女性・50代)

▲罅璽皀△い辰僂い里話でとてもよく理解できました。

わかりやすい話に加え、ユーモアもあり、1時間半しっかり聞けました。ありがとうございました。(女性・60代)

ぐ打椶気鵑侶法に対する姿勢がよくわかりました。9条の会に対する課題も出されて,何かしないと、と思いました。やはり3000万署名をやり切らないといけないかなあ、シンドイけどなあ。(女性・70代)

ダ萓犬里話はよく分かりました。遅れている署名を広げたいと強く思いました。(男性・70以上)

今までの問題の流れとポイントの解説,とても分かりやすい説明でした。ありがとうございました。(男性・70以上)

Г箸討眈綣蠅箆辰景をされて、知識のないものにとって多少なりとも理解させていただくことができました。日本の将来をますます憂う気持ちが大になりました。(女性・60代)

┐箸討睚かりやすい先生の記念講演ありがとうございました。(男性・50代)

森先生の話で、アベの改憲への執念の深さとその本質がよくわかりました。この人物は一日も早く政治の舞台から退場せねばならない、と改めて強く感じました。またこのアベの暴走を許さない、または思い通りにさせない力も強く働いていること、今がその正念場であることも教えていただきました。(男性・60代)

ずーっと、ずーっと戦争しない国であってほしい。今戦場になっている国の悲惨な状況がもっと報道されれば、と思ったりします。もし日本が昔あった幻の国になったとしても戦争はいらない!(女性・70以上)

38度線の件、初耳です。韓国・朝鮮の反日感情の根深さが分かりました。また拉致問題については、日本が一番厳しく朝鮮いじめをしていて、拉致被害者だけ返せ、では相手から見たら話にならないと感じているだろう。解決が長引いているのは残念。(男性・70以上)

憲法改定の流れについて、メディアからは読み取れない大きな流れを、理解しやすい形で話してくださり、市民としての立ち位置、考え方についてよくまとめて理解できた気がする。
(男性・70以上)

日本国憲法が今抱えている難しい諸問題を分かりやすく明確にしていただいたと思います。憲法が我々自身の中にどのように具現化できるのか、日常生活に埋没していて大変だと感じるが、一つ人地の資料から何かを感じ取ることができたと思います。(男性・70代)

レジュメに沿ってすべてわかりやすく話していただき、良かったです。特にこれまでの自民党政権が9条を粗末に扱ってきたことが諸外国からの信用を失うことになったと思うし、朝鮮の戦後に起こったような問題に対しても、まったく責任を取っていないことを話していただき、少し胸のつかえがおりた気がしました。(男性・70以上)

以前「池上彰の真相報道」では、リベラルな印象で報道されているが、独裁国家、中国・北朝鮮・ロシアなどを解説していました。意図的ではないと思いますが、悪意を抱くような表現に何か違和感を感じました。どこまで真実なのか、虚偽なのか、庶民には不明です。しかしこの報道を真実と受け止める人は多いと思います。(女性・60代)

亜崟鏝絅譽検璽燹廚覆匹里話を聞いているとほんとに戦後史(歴史そのものとしての)を丹念に学び、知り、語れる力を私たち自身が持たないと、と思います。その「学習運動」を9条の会で、大きく展開できないかと思いますがいかがでしょう?9条2項も「必要な自衛の措置」を取ることも妨げない。これは何としても通すため。一方で海外攻撃型に改造し田自衛隊の配備を進め、一方で天皇代替わりと合わせて改憲を突破しようなんて、許せない。南北朝鮮を分ける38度線を作ったのは日本だなんて知りませんでした、やはり歴史に学ぶこと(知ること)は大事ですね。(男性・60代)

運浩萓犬里話は以前名古屋市公会堂で開催されていた憲法集会「市民のつどい」で何度かお聞きしました。毎回ダジャレなど(失礼!)もふんだんに入れてユーモアたっぷり、楽しくお話が伺えました。強も最新の憲法改正問題をとても分かりやすくお話していただき、理解が深まったと思います。今日のお話の中で特に米朝関係で、日本が「平和憲法」を持ちながら何ら存在感を示せなかったという点は、私も「その通り!」と膝を打ちました。平和憲法を否定する人物が首相をしている不幸を思いました。(男性・70以上)

押崟鏝絅譽検璽爐らの脱却」を成し遂げるために「憲法改正」が不可欠、というアベ首相が焦って改憲構想を発表という事態は、そもそも首相が改憲を主張すること自体が憲法(99条)違反の「原点的大問題」とする森先生のことばは重い。無知で無思慮で、おまけに嘘つき、という3点セットの違憲首相は、一刻も早く「首だ!」と宣告したい。(女性・60代)
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 総会にも多くの会員の参加をもって開催でき、とりわけ3000万署名への取り組みへの意見があり、署名用紙を持ち帰る方が何人かありました。もうひと頑張り、よろしくお願いします。

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2018年04月20日

九条の会すずか第14回総会と記念講演

九条の会すずか第14回総会と記念講演
日時:4月22日(日)午後1時開場、1時30分開会
場所:ジェフリーすずか3Fホール

記念講演:森 英樹さん(名古屋大学名誉教授)
  安倍9条改憲にたちむかう
〜戦争しないために私たちができること〜


いまこそ憲法・「平和国家」の看板を守ろう!
 争点隠しの総選挙後、野党の質問時間を削って、国会無力化を図ったアベ政権でしたが、目玉の「働き方改革」の偽データの発覚による「裁量労働制」撤回に始まり、とうとう森友問題の文書改ざん発覚という「想定外」の事態となりました。
 アベ政権の隠蔽体質、ここに極まれりというべきですが、これは歴史のつくり替え、民主主義の蹂躙にほかなりません。
 憲法九条に自衛権・自衛隊明記という案も「何も変わらない」ではすまないはずであり、そんな政府への権力集中を認める「緊急事態条項」も含む自民党の改憲案は、到底認められるものではありません。
 2005年の「九条の会すずか」設立総会、そして2013年の第9回総会で記念講演してくださった森英樹名大名誉教授をお迎えして、大きな転換期になるかも知れないこの状況を解読してお話いただきます。
 安倍改憲NO!の3000万署名に取り組む私たちにとって、大きな知恵と力を受け取るチャンスです。 どうぞお越しください。

【プロフィル】もり ひでき
1942年三重県に生まれ津高等学校、京都大学法学部卒業。専門は憲法。名古屋大学大学院法学研究科教授及び理事・副総長、龍谷大学大学院法務研究科教授を務める。現在、名古屋大学名誉教授。

九条の会すずか第14回総会=森英樹講演チラシ


suzuka_9jyou at 07:00|PermalinkComments(0) チラシ 

2018年02月22日

文吾庵で憲法カフェ

 2月16日(金)午後、古民家喫茶「文吾庵」さんで開催した憲法カフェが
中日新聞鈴鹿亀山版に載りました。

2018-2-22中日鈴亀



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2017年12月14日

西川 洋さん講演 第36回学習会報告

『安倍政権の継続でこの国はどこへ向かうのか〜2020年改憲は?』

 先の総選挙では、都議選の自民党惨敗のあと、アベ政権の支持率が危険水域と言われる30%を切るまでに落ち込み、アベ退陣の最大のチャンスだったにもかかわらず、民進党の解体によって野党共闘がすっ飛んでしまうと言う状況に陥り、大義なき解散は、結局アベ政権継続というとんでもない結果をもたらしました。しかし国民の圧倒的な支持とはほど遠く、決して自民党はおごってはいけません。しかし、首相の「謙虚に真摯に」のことばとは裏腹に、国会での野党の質問時間を大幅に削るなど、不誠実さをあらわにしています。
 一方で、日本会議は11月末に改憲に向けての決起集会とも言える、設立20周年記念大会を30名を越える国会議員を含む2000人の参加で開催しました。アベ首相も「自民党は憲法審査会における議論をリードし、歴史的役割を果たす」とのメッセージを送っていますし、桜井よしこ氏は「津々浦々に改憲の機運を創り出そう」と呼びかけ、「相手は九条の会や護憲団体だろうが、そんなものに負けない組織固めを」と言っています。ですが、わたしたちこそ「こんな人たち」とか「そんなもの」呼ばわりする人たちに負けるわけにいきません。権力の暴走にブレーキをかけ、国民の権利を守る憲法です。主人公はほかならぬわたしたちなのですから。 
 すでにお届けしている『安倍改憲NO!憲法を生かす全国統一3000万署名』には九条の会も初めて呼びかけ団体となっています。今日の西川先生のお話から、安倍改憲の企みをしっかり理解して、この先やって来るやも知れない国民投票に備えて、周囲に拡げながら精力的に署名を集めたいと思います。

 学習会はまず8月に開催された『戦争なんか大きらい〜平和のメッセージ展』のスライドショーから始まりました。さまざまな展示物、講演、朗読劇、紙芝居などとともに会場での来場者のようすが映しだされ、西川先生から「子どもや若いお父さん、お母さんの参加がある平和のつどいはすばらしい」との感想をいただきました。
 講演は、詳しい参考資料付きの丁寧なレジメをもとに進められ、参加者からは分かりやすかった、と好評でした。以下要旨をお伝えします。

 まず、安倍首相の「九条を改憲しても、自衛隊の権限・機能は変わらない」との答弁はウソ、「集団的自衛権全面行使の九条がじゃま」というのが本音との指摘。今回の総選挙で自民党は初めて公約に「改憲」と掲げたものの、「1,2項を残して3項に自衛隊明記」というのは、党の機関決定でもなければ、正式文書もない代物で、年内とりまとめも難航という状況。
 安倍首相は、祖父の悲願であった九条改憲を、任期中に実現して歴史に名を残すという個人的な執念から、改憲担当役職に側近を配置するなど意欲を見せているが、安倍政権の最大の弱点は安倍首相自身、支持率も低迷し「安倍一強」に揺らぎがみえる。世論調査でも、「九条に自衛隊明記」への賛否は拮抗、12月4日の共同通信の記事では賛成36.0%、反対48.6%。
 よく保守化したと言われる若者も、現状維持でよしとする「生活保守主義」であって、九条を変える必要はないと考えている。
 最後に憲法に自衛隊を明記することの問題。,泙再本国憲法は戦争しない(軍隊を持たない)という前提で構成されている。それゆえ軍隊に関する規定はない。まず「軍隊とは何か、自衛隊との違いは」の議論が必要。△いなる表記であれ「軍隊」を明記することは前記の否定となる。「武力による平和」への転換で、「お国のため」の人権規制が当然視される。「軍隊明記」後は「宣戦布告」「軍法会議」「緊急事態条項」など、軍隊に関連する条文や法律の制定が必然的。
 そもそも憲法改正には限度があり、「国民主権」「平和主義」「基本的人権」といった憲法の核となる理念を変える「改正」は許されない。また「緊急事態条項」は、大規模災害に備えるとして国民の支持を得ようとしているが、正体はナチスの手口、授権法そのものの「首相独裁」「人権規制」と言う危険なものである。すでに安倍政権では「秘密保護法」「共謀罪」などの施行と同時に、独裁国家なみの「報道規制」「記録隠し」「忖度」などがあらわになっているという危うい現況である。
 『安倍改憲NO!憲法を生かす全国統一3000万署名』で、隣人や友人に語るべき内容としてしっかり理解したいものです。
 最後に参加のみなさんからいただいた感想を紹介します。また多くの会場カンパもいただき、心から感謝します。ありがとうございました。

===感想文=====
\萓犬力辰鯤垢い討い董▲謄譽咫新聞の報道内容がいかに本当のことを伝えていないかがわかり、何も知らされていないのかと恐ろしくなりました。みなが真実を知ることができるように、もっと学習会などに参加して勉強しなければ、と思います。(60歳代・女性・知人から)

△換岷蕕和臺兒温佑砲覆蠅泙靴拭ありがとうございました。(50歳代・男性・会員)

まあ、大変な内容。もっといろいろ読みたいです。署名頑張らないと、と思いました。(70歳以上・女性・会員)

じ朕佑亮由を尊重する社会の実現、国民主権を守ること、意見を言えない社会にしないこと、を痛感した。(70歳以上・男性・その他→九条署名で)

ザ緇鬚諒儿垢鰐杵世里海函⊆衛隊を明記することはもってのほか、との気持ちを新たにした。(70歳以上・男性・会員)

λ鳴鮮のミサイル問題、アメリカの軍事問題をどうするか、アメリカの空爆、中国やロシアの北朝鮮対応にどう向かうのか。

Г箸討睚かりやすく身近に感じられてよかった。新聞を読んでも分からないことも、話を聞くことで分かりやすいと思った。(60歳代・女性)

╂治が劣化していると強く感じています。選挙では野党が分断され、アベ首相打倒めざすも挫折、国会の私物化、独走、一強体制で国民を愚弄している。国民に丁寧な説明、誠意を見せるといいながら何とことばをもてあそんでいるのか。
 日本は世界に戦禍を与えないと約束・宣言して、国連の仲間入りをした。それを反古にするなんて何と愚かな政府だろう。国民は戦争を容認しているのか。ほとんどの国民は戦争を否定しているのに、なぜ自民党を支持するのか。自民党の隠蔽体質、金権体質、賄賂政治に、国民はもっと怒りをあらわにすべきだ。誰でも我が身の保身を考える。それ自体悪いことではないし、当然だと思うが、それのみしか考えない政治家や官僚ばかりで嘆かわしい事態だと思う。

36学習会


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2017年12月07日

第36回学習会 安倍政治の継続で、この国はどこへ向かうのか

安倍政治の継続で、この国はどこへ向かうのか
   <<2020年改憲は?>>
お話:西川 洋さん(三重大学名誉教授)
日時:12月10日(日)午後1時開場、1時30分開会、 4時閉会予定
場所:鈴鹿市文化会館2階 第1研修室


 大義なき選挙と批判され,安倍首相の続投不支持多数だったものの、野党勢力の分散で自民党の単独過半数獲得という結果に終わった10月衆院選。5月には〃法改正2020年施行を目指し、九条への自衛隊の明記6軌虧欺化、及びざ杁淹態条項についての改憲を明言した安倍首相ですが、内閣支持率低下で一旦止まった流れが、この選挙で3分の2の改憲勢力を得て再び現実味を帯びています。
 しかし憲法は、大臣や国会議員などには尊重し擁護する義務が課されるものであって、改正する権利はあくまで主権者である私たちにあります。
 これまで憲法を嫌悪し無視してきた安倍首相の改憲の問題点をしっかり学習して、安倍九条改憲NO!に取り組みましょう。
9条の会すずか第36回学習会西川さんチラシ


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2017年09月06日

「平和のメッセージ展2017」ご参加ご協力ありがとうございました。

 みなさん、今年で2回目の「戦争なんか大きらい〜平和のメッセージ展2017」(8月17日〜21日)への参加とご協力、ほんとうにありがとうございました。
 「戦争の記憶が遠ざかるとき 戦争がまた私たちに近づく」(石垣りん)ことを痛感する私たち「九条の会すずか」にとって、大切な年中行事となりました。
 昨年予定しながら見送らざるをえなかった、山門さんの「羅津から撫順そして引き揚げ」のお話、今年は近藤さんとの対談で聞くことができて、大変うれしいことでした。初日17日の午後、中学生数人を含む25名の参加。対談形式で分かりやすかったとの声が聞かれたとともに、「衝撃的な体験の数々に、身のすくむ思いだった」との感想も寄せられました。中日新聞の山本記者も最後まで聞き終えて、「平和を願う」と題したいい記事にしてくれました。2回目の20日(日)は33名の参加。折しも毎日新聞の特集「戦禍の記憶〜生き抜いた女性たち」での山門さんの取材記事「ひたすら逃げた10ヶ月」が前日に掲載されたので、よい資料として配布できました。
 そして、18日の新聞記事をご覧になった方が、まさに山門さんのお話にある「ソ連軍、羅津に侵攻」の記事を含む1945年8月敗戦当時の中日新聞を手に来場下さり、さっそくいくつか拝借して展示することができました。
 19日(土)には2人の小学3年生と、「鈴鹿麦わら帽子の会」の4名の賛助参加で、19名の朗読劇「むかし鈴鹿にこんなことがあった」が、32名の客席を前に熱演されました。先月入会したばかりの会員が、語り手不足をかこつ声に応じて参加して下さったのも、うれしいハプニングでした。
 「かわいそうなゾウ」などの紙芝居、「つるにのって」などのアニメ映画も、子どもたちには好評でした。午前中に3本の紙芝居を見て帰り、午後「見残したもう1本を」と再びやって来た小学生の男の子には一同「感動!」でした。
 展示コーナーではヽ・書・写真など、平和のメッセージの込められた会員らの「作品展」に、今回は版画家久保舎己さんが、メッセージと共にすてきな木版画4点を出展して加わって下さいました。軍隊手帳や防空頭巾など戦時品の並ぶ「戦時中のくらしとまなび展」には、今回川北さんのお父さんのビルマでの捕虜収容所での日記が加わり、立ち止まってじっくり読む姿がありました。そして今年も「鈴鹿市の戦争遺跡を保存・平和利用する市民の会」の協力による「戦争遺跡展」は、鈴鹿市にもあった空襲に驚く人や、戦争遺跡の散在する鈴鹿市地図に見入る人が多く見られました。夏休みの自由研究にこの内容を取り上げるという中学生もあって、戦争の記憶がこうして継承されることの大切さを実感しました。
 初日に取材し、紹介記事を報道してくれた新聞が3紙あり、私たちの不十分な広報活動を補ってくれました。ありがとうございます。4日間の来場者は、昨年より増えて380名、うち子どもは117名でした。そしてその多くが会場の壁の緑の原っぱに平和のメッセージを残してくれました。その一部を紹介します。
 
「見つけよう、平和のクローバー」のメッセージから
○あたりまえにある幸せは、平和があってこそだと思います。2度と戦争を起こさない、憲法九条、非核3原則を守ること!
○孫、ひ孫の時代まで平和が続きますように。核爆弾、反対!おばあちゃんより」
○鈴鹿にも爆弾が落ちたことを今日初めて知りました。やはり平和でいられることは幸せなのだと思いました。
○子どもたちが笑顔でいられますように。平和がいちばん。
○平和、たった2文字。大切にしていきたい。なく人のいない世の中に。
○せんそうはこわいからぜったいだめ
○山を荒さず、村を壊さず、人を殺さず、互いを想って
○平和になるだけでいっぱいの命が残るので、戦争はやめてほしいです。
○問題が解けない今。「平和な社会とは?」世界のどこに?今の日本は?心の問題ではないはず。
○現在の若者は戦争がどんなに残酷か分かりません。大人の話を通じて戦争のことを知ります。戦争がなかったら世界はどんなによくなっているかと想う。
○平和を願う理想には、現実を変える力がある。
○せんそうはぜったいにやらない。
○この静かなひとときが心に残るね。平和よ、いつまでも。準備ありがとう。
○咲かすなら花を咲かそう。戦争に力はかさない。
○戦争は人殺しです、ダメです。
○戦争なんて大大大きらい!
○平和とは武器を持たぬこと。
○むかしはそんなにへいわじゃなかったんだとおもいました。
○子どもたちにとって夏休みのよい経験になったと思います。平和で戦争のない国になりますように。犠牲になった人たちの死が無駄になりませんように。
○これからのみ来で、せん争のあるれきしをつくったらぜったいにだめだと思います。
○へいわだいすき。
○長い間平和でいられたこと本当に感謝です。これからのこんな世が続くよう、努力しなければ。
○ぜんぶのくにがへいわでいられますように。
○せんそうはしない。
○戦争の愚かさが子どもたちに語り継がれていきますように。
○にこにこ平和がいちばん。
○平和になればみんな明るく元気でいられる。みんなで仲良くすれば戦争なんてこわくない。(小6)
○平和が永久に続くことを祈っています。戦争を知らない人が多いので、今日ここに来られてよかったです。毎年語り続けてほしい。ありがとうございました。
○心のひもを切らずに継いでいこう。平和のひもを。
○みんなでなかよくしよう。へいわ。
○トビウオのぼうや、かなしかったです。

メッセージ展2017


suzuka_9jyou at 08:36|PermalinkComments(0) 学習会・行事報告 

中日新聞鈴亀山版(8月18日)で紹介されました。

「平和のメッセージ展2017」
中日新聞鈴亀山版(8月18日)で紹介されました。

2017-8-18中日鈴亀


suzuka_9jyou at 08:27|PermalinkComments(0)

毎日新聞中部夕刊<戦禍の記憶>

 8月の毎日新聞中部夕刊に、<戦禍の記憶>「生き抜いた女性たち」と題したインタビュー記事が連載されていましたが、九条の会すずかの会員の記事が載っていましたので、ご紹介します。


2017-8-20毎日新聞夕刊 山門リヨ子s2017-8-20毎日新聞夕刊 山門リヨ子
<戦禍の記憶>
生き抜いた女性たち/ひたすら逃げた10カ月 平和継承願い、語り部活動

https://mainichi.jp/articles/20170819/ddh/041/040/003000c

 母の袖を握りしめ、昼も夜も、半分眠りながら山道を歩いた。「指輪も重い」と、母が結婚指輪を捨てたのを覚えている。生き延びるためには、逃げるしかなかった。1945年8月、羅津(らしん)(現北朝鮮北東部)から脱出した三重県鈴鹿市の山門リヨ子さん(81)は、自ら体験した戦争の過酷な現実を語り続ける。
 津市に生まれた。父は日本の植民地支配の一翼を担った国策会社「南満州鉄道株式会社」(満鉄)の社員だった。日本がまだ戦争を優位に進めていた42年、国民学校1年生の時に、単身赴任していた父の元へ母、3人の妹と5人で渡った。
 ソ連との国境に近い羅津は、旧満州(現中国東北部)への窓口として栄えた港町。「母の手作りのケーキや果物があり、白いお米も食べられた」。水洗トイレもあり、恵まれた暮らしだった。
 だが戦況は悪化の一途をたどっていた。45年8月8日、ソ連の参戦で状況は一変した。日本軍の高射砲の音がやみ、サーチライトの光もない。港そばの司令部を訪れると、もぬけの殻だった。すぐ1、2日分の食糧と着替えを持ち、山あいの水源地へ避難した。途中で街を見下ろすと「日本の輸送船や貨客船は爆撃で火の手が上がり、沈没していた」。
 自宅から逃げ出した一家は、南へ向かう列車に乗るため、山を越え会寧(かいねい)(現北朝鮮)を目指した。「遅れたら置いていかれる」と、母が大事にしていた結婚指輪すら捨てたのはこの時だ。8月15日、会寧から列車で到着した、図們(ともん)(現中国)で空襲に遭った。「ソ連の飛行機がいくつか見えた途端、爆弾を落とされた」。頭や手足だけになった人を見た。血でぬかるんだホームを離れ、近くの畑に飛び込んで助かった。
 17日に立ち寄った吉林(同)で敗戦を知った。「日本無条件降伏」と書かれたビラが駅のホームに張られていた。さらに移動した撫順(ぶじゅん)(同)では、発疹チフスの流行や、過酷な冬の寒さで多くの日本人が亡くなった。一家6人で、京都・舞鶴港へ向かう引き揚げ船に乗ったのは、敗戦から10カ月たった46年6月だった。
 戦後、小学校教諭やピアノ講師として働き子育てを終えた山門さんは、日本が過去から学び、国民に浸透していた戦争への拒否感が薄れてきたと感じている。10年ほど前から、戦禍の記憶の風化を防ごうと、鈴鹿市内の高校などで語り部をしている。当時の写真スライドも交え説明すると、生徒を集めた体育館は水を打ったように静かになる。子や孫には、自身の体験をつづった冊子を贈った。「私の話を聞いて、自分に何ができるかを考えてほしい」と、平和の継承を願っている。

2017-8-17毎日新聞 糸柳さんs2017-8-16毎日新聞中部夕刊 糸柳紘子
<戦禍の記憶>
生き抜いた女性たち/終戦7年、結核襲う 歴史資料館開設求め

https://mainichi.jp/articles/20170816/ddh/041/040/006000c

 すぐ息苦しくなるため、いつも酸素吸入器を装着し、眠る間も手放せない。三重県鈴鹿市の糸柳昿子(ひろこ)さん(87)は、若い時に結核を患い、右肺の機能を失った。食糧難に伴う栄養失調と過労が原因だ。
 終戦から7年が過ぎていたが、遅れてやってきた戦災だと思っている。「一生、戦争と付き合って、生きていかなければならない」
 名古屋市昭和区に生まれ、女学校に進んだ。戦時中だけに、竹やりを持たされ、わらを巻いた木のくいを米兵に見立てて突き刺す練習を繰り返した。
 2年生の終わりに空襲に遭った。名古屋市の自宅を焼け出され、母方の実家がある鈴鹿市へ疎開した。翌年の夏、昭和天皇の玉音放送を聞いた父から教えられ、終戦を知る。放心して「うれしいとも悲しいとも思わなかった」という。
 その後、実家近くで伯母が営む印刷所を手伝った。食糧事情は厳しく、着物や帯との物々交換で手に入れたが、白米のご飯は何年も食べられなかった。22歳の時、工場裏の井戸で水くみをしていて喀血(かっけつ)した。流し台に落ちた鮮血が、赤く広がる。すぐに肺結核と分かった。当時は死に至る病の一つとされ、怖くなった。
 肋骨(ろっこつ)を切除し、胸郭を狭めて結核となった肺の空洞をつぶす「胸郭成形術」を受けた。「夢も希望もなく、全てを投げ出していた」時、叔父が名古屋大の事務職を紹介してくれた。名古屋市に戻り就職、夫の章司さん(78)と知り合った。29歳で結婚し、37歳で待望の長男を授かった。
 子育てしながら仕事を続けるため、章司さんと取り組んだのが、保育所の開設。当時、働く女性の子育てを支える仕組みはほとんどなかった。知人と名古屋市の街頭に立ち、署名やカンパを募って保育所の必要性を訴えもした。
 仕事、子育てのほか、開設に向けた活動が加わり、体は悲鳴を上げていた。手術の後遺症で息苦しさにも悩まされた。保育所の開設を見届け、園児1期生として長男を預けたものの、体調悪化のため出産から3年で名大を退職せざるを得なくなった。
 昿子さんはここ数年、「若い世代に二度とあんな体験をしてほしくない」と平和教育の必要性を訴え、戦争遺跡の残る鈴鹿市に、歴史資料館の開設を求めている。高齢のため体調が悪化し、手が震えたり、起き上がるのがつらくなったりしてきた。昨年から酸素吸入器を装着し、外出するにも知人の送迎を必要とすることがある。
 それでも、国民の生活を犠牲にして続けられた戦争への憤りはなくならない。「悲惨な戦争の教訓から平和主義を定めた憲法9条が変えられようとしている。後世に希望を残したい」と平和の尊さを訴え続けている。



suzuka_9jyou at 08:22|PermalinkComments(0)

2017年08月15日

戦争なんか大きらい!〜平和のメッセージ展 2017〜

 戦争なんか大きらい!
〜平和のメッセージ展 2017〜


日時:8月17日(木)〜21日(月)午前10時〜午後4時
 ※17日(木)は午後1時から。18日(金)は休館日
会場:鈴鹿市立図書館2階視聴覚室
 ※入場無料 お気軽にお立ち寄りください。

 昨年初めて開催した手づくりの「平和のメッセージ展」では、戦争の記憶を持つ年代の方も、多くの若者も来場下さり、「戦争はイヤ、平和がいちばん」の思いを確かめ合いました。
  戦争の記憶が遠ざかるとき 戦争がまた 私たちに近づく
周りに残る戦争の記録にふれ、平和への願いを語り継ぐことが、今いっそう大切な時代だと思われます。今年もみなさんのご来場を心よりお待ちしています。

■対談〜戦争体験を語る〜
「羅津から撫順、そして引き揚げ」
お話/山門リヨ子さん 聞き手/近藤由美さん
ソ連機が迫り来る中で、わずか9才の少女は、小さな両手に大きな荷物をもち、夜の山道を、眠りながら歩き続けるしかなかった・・・とりあえず今を生きるために。

■朗読劇「むかし鈴鹿にこんなことがあった」
 72年前のこの鈴鹿の空の下、子どもたちは爆弾の下にいた。大人たちは、少年のようなアメリカ兵に、罵声を浴びせた。飛行機は敵機に突っ込み、白子の海に・・・消えた。

■アニメ映画上映、紙芝居、絵本読みきかせなど、毎日随時

■展示 ◎市民からの書・画・写真・版画・絵手紙などによる平和のメッセージ ◎戦時品・戦時中のくらしとまなび ◎鈴鹿の戦争遺跡(資料提供:鈴鹿の戦争遺跡を保存・平和利用する市民の会)

平和のメッセージ展2017時間割

平和のメッセージ展2017


suzuka_9jyou at 19:00|PermalinkComments(0) チラシ