●鈴木和幸の第85回日本ダービーの最終追い切り診断
すでに9戦を消化しているアドマイヤアルバは、ウッドで併せ馬を行い6F83秒1-37秒0-12秒0、G前軽く気合いを入れられての反応も上々で1馬身先着、連戦の疲れどころかさらに調子を上げている。初重賞の前走・京都新聞杯の2着をあまり軽く見ない方がいい。
トライアル・青葉賞の2着馬エタリオウは坂路での併せ馬、ラスト1Fを強めに追ってクビの先着56秒3-39秒4ー12秒4。先着したとはいえ、相手は馬なりで脚色が劣ったし、時計も平凡、さらなる上昇はなかった。
皐月賞馬エポカドーロは、1週前追い切りの先週がウッド6F86秒6-39秒6、ラスト1Fを強く追い11秒8をマーク、順調さをアピールした。このひと追いでもう体はできたとの判断為たのだろう、今週は6F88秒9-43秒6ー13秒1の遅いタイムで馬なりのまま。意識してセーブしたので時計が遅いのは当たり前だし、動きに硬さもないので仕上げはこれでいい。皐月賞以上とはいかないがデキ落ちの心配はない。
アーモンドアイで桜花賞、オークスの2冠を制した国枝厩舎。このダービーはオウケンムーン、コズミックフォースの2頭出しで挑む。併せ馬で最終追い切りを行ったこの2頭、道中はオウケンが先行していたが結果は並んでゴールの併入、甲乙つけがたかった。しかし、オウケンがウッド5F69秒2-40秒1、コズミックも69秒5-39秒7と両馬ともに時計は平凡で、動きもこれといってアピールするものなし。アーモンドのようにはいくまい。
キタノコマンドールは皐月賞が5着どまり。巻き返しを策す中間は時計5本とハード、先週17日には7Fの長めから、それも古馬GⅠ馬ペルシアンナイトの胸を借りるといった豪華さ。結果、このときは1馬身遅れてしまったが、98秒9-37秒5-11秒5を出したのだからこれまで以上の意欲といっていい。今週は坂路で単走、前半をセーブしたので54秒2-39秒1-12秒3にとどまったが、その気ならいくらでも早い時計が出せたであろう脚勢、先週の猛ゲイコの反動もなし。一から十まで前走以上と言い切れる。
グレイルはウッドの5Fから上がり中心ながらラスト1F11秒3を馬なりでマーク、全体時計は68秒6でしかないが、バネの聞いた柔軟な動きが目を引き、これこそがこの馬の真骨頂。この切れ味の取り戻しは、デビューから新馬→重賞勝ちをやってのけた素質馬だけに不気味さが漂う。
トライアルの青葉賞でアッといわせたゴーフォザサミット、この中間は。その反動もなく元気いっぱい、4本の時計を出している。今週は意識してオーバーワークを避け、ウッド5F72秒1-41秒1-12秒5の軽め、男馬としてはいかにも軽すぎる気もするが動きには活気があり、G前先行2頭に瞬時に並びかけた末脚の切れも健在。レース当日に体重減がなければ善戦可能だろう。
皐月賞で2着したサンリヴァルは16日に坂路52秒2-37秒6-12秒1の好タイムを出し、皐月賞激走の疲れは完全にとれている。今週はウッドに入り古馬との併せ馬。終始相手に先行させていたが、直線半ばで並んだ次の瞬間にはもう半馬身出て、ゴールでは1馬身の先着。いっぱいに追う相手が止まったかのように見えたこの末脚は1F11秒3の切れ。皐月賞以上のデキと見る。
ジェネラーレウーノは、ウッド4Fから併せ馬を行い、楽々と1馬身先着の52秒5-37秒8ー12秒6、軽く仕掛けただけでのこの時計、この内容ははっきり皐月賞当時を上回る。もはや、これ以上は望めない。
中間ウッド6Fからの併せ馬を2回、ジャンダルムは巻き返しに懸命だ。総仕上げの今週は、レースで手綱をとる武豊自らが乗り、ウッド4Fからの併せ馬。結果、追ったところなしの馬なりだったが、G前グイッとばかりに出て1馬身先着、53秒3-38秒8のラスト1F11秒5のフィニッシュ。重心を沈め、首を柔軟に上下させた流れるようなフォームは、皐月賞の9着大敗がウソのよう。仕上げ、体調は文句なしに映る。
京都新聞杯の勝ち馬ステイフーリッシュは、横山典が栗東に駆けつけ、坂路での併せ馬。2馬身ほど先着しての54秒3-39秒3-12秒6だが、気になったのは頭が高くなりがちで、行きたがるそぶりが見られたこと。前々走、東京に輸送してきたとき、いっきょに体重が12kgも減った事実があり、併せて心配される。
ステルヴィオは皐月賞が体重6kg減の460kg、いうところの究極の仕上げだった。それだけに4着激走の反動が心配されたが、16日に6Fからの81秒3-37秒5-12秒6の併せ馬ができており、どうやら疲労残りの心配は一掃されたようだ。さすがに今週は5F71秒1-40秒7-12秒5の軽めだったが、仕掛けて併走馬を半馬身交わしたいつも通りの反応のよさがあり、好調キープで大一番を迎えられる。
タイムフライヤーは仮にもGⅠ(ホープフルS)馬、皐月賞の10着は負け過ぎだ。この中間は6Fからの併せ馬2回を含め、時計6本とハードに攻められ、巻き返しに躍起の体。今週は坂路で馬なりに終始し、このため時計は55秒4ー40秒2でしかないが、ラスト1F12秒4と本来の鋭さが戻ってきた。3着もぐり込みくらいはあっていいか。
皐月賞を挫跖で自重した注目のダノンプレミアム。調教再開は4月29日からでこれまでに長短7本の時計が出ている。さすがと思わせたのは先週の1週前追い切りで、ウッド7F95秒5-36秒7-11秒2。今週は6Fからゆっくりゆっくりと行き、4F評を過ぎてから14秒台に。結局、最後まで馬なりの87秒4-37秒8、最後1Fのまとめは11秒3、さすがとしかいいようのない抜群の最終追い切りだった。皐月賞回避の影響?、それは神のみぞ知るである。
坂路で53秒7-39秒3-12秒3馬なりのテーオーエナジーは、可もなし不可もなしの横バイ状態。初重賞がいきなりのGⅠでは荷が重すぎる。
無傷の3連勝で生涯一度のダービーに臨むブラストワンピース。16日の1週前追い切りはウッド6F79秒9-36秒0の速さ、周囲のド肝を抜いている。今週は5Fからのスタートで、ラスト200メートルを強く追っての67秒7-37秒0-12秒6、時計的にはこれで十分、さすがともいえよう。しかし、フットワークはダイナミックといえばそうだが、角度を変えて言うと粗削り、鋭さが伝わってはこないのだ。ついでにいってしうと、頭が高く、フットワークが大き過ぎるようにも見える。NHKマイルCで2着したギベオンを簡単に負かしているのだから強い馬には違い内のだが、、、。
ワグネリアンは、1番人気に推された皐月賞が7着の凡退、そのショックありと思いきや、中間は時計7本の猛ゲイコを施されている。とりわけ1週前追い切りの先週がウッド7F92秒7-36秒7-11秒6だから驚かされる。これが事実上の最終追い切りで、今週は坂路で息を整える程度。それでも55秒2-40秒1-12秒4と一応の時計になったところが、ここにきてのにわかな体調アップ。とにかく動きにバネがあり、弾むようなフットワークとはまさにこのこと。皐月賞の凡退なんか忘れてしまった方がいいのではないか。
なお、ダービー当日の予想は目黒記念を含め、特別全5鞍をお送りする予定です。今週も渾身の予想をお届けしますので、どうぞご期待ください。
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