2006年05月

2006年05月29日

中東出張報告◆淵ぅ好薀┘襦Ε謄襯▲咼嵎圓修裡院

 皆さんこんにちは。
 
 週末は結婚式続きで、しかも体調を若干崩したこともあって更新が遅くなりました。さすがに30歳になる年の初夏ということで結婚ブームとなっているのかなと思う今日この頃です。とはいえ、高校の同級生も大学のボート部の仲間も大蔵省の入省同期も、うちの事務所のメンバーもまだあまり結婚していないので、自分としては全く切迫感はないというのも事実ではありますが。。

 さて、前回ブログで予告していたテルアビブでの所感です。テルアビブにはロンドンから地中海を越えて深夜便で乗り込んだわけですが、まずびっくりしたのが空港のセキュリティーの物々しさ。うわさに聞いてはいたものの異常にきれいな空港と対照的でした。帰りの乗り換えのときなどはみやげ物の石鹸の箱まで開けられる始末。正直X線とか機械を通しても依然として疑い、すべてのものを箱を開けて触るまでは許してくれないというセキュリティーチェックには驚きました。乗り継ぎなのですでに一度手荷物検査はほかの国で済んでいるものをもう一度やるわけですから普通はより簡便にすむのが論理的な結論かなあと思うんですけどねえ。いくらこれまでの経緯からイスラエル全体が他人を一切信じられないという状況になっているとはいえ、ちょっと意味が無いくらいにオーバーな警戒振りだという気がしたのは自分だけではなかったようで、テルアビブ空港を経由したほかの人も同じような感想を持ったようです。 
 もちろん国際政治の世界でも誰も信じないというのは確かに正しい考え方ではありますが、それだけで押し通そうとすると摩擦が起きるものまた事実なわけで、普通はある程度の同盟関係にあれば多少は信用してみたりサービスしてみたりするのが外交だったりするわけです。外交といっても所詮は人間がやるものですからね。ましてや人間社会の個人個人までもが他人を一切信用しないで長い間精神的に追い詰められずにやって行けるかははなはだ疑問ではあります。



いまだに人気の高い故ラビン元首相暗殺現場近くの市街 中心地はさすがに物々しくないです


 さて、話を元に戻すと、空港のみならず、出てみた市街でも軍の制服を着た人があちらこちらにすごい人数いて物々しい雰囲気をかもし出しているのがテルアビブの街でありました。今回の滞在では、乗り継ぎの6時間を利用してイスラエルの政治家と面会のアポを入れていたので、市街では大使館の方に付いていただきましたが、その移動も防弾車でありました。ハードとしての街は本当にヨーロッパとかアメリカ風の近代都市で海岸沿いに高層ビルが林立しているといった具合なんですけどね。(ちなみにこのとき東京を出てからすでに24時間以上が経過。でもまだ一泊もできていません。ロンドンでもテルアビブでも乗り継ぎの数時間にアポを市内で入れるというスケジュールだったので意見交換中の写真でも疲れは隠せませんね・・・・)



地中海越しに見るテルアビブのスカイラインと防弾車


 ただ人々の雰囲気ということでいえば、一方で意見交換した与党カディマの若手政治家のハッソン氏(元シャロン首相の補佐官だった方で若干34歳(確か))が最近に若い人たちが政治に関心を持っていないとぼやいていたのはある意味いい意味でイスラエルも世俗化してきているということなのかもしれないなあとも思いました。ごりごりのユダヤ至上主義とアラブ至上主義では折り合えるはずも無いわけで、いい意味で世俗化を双方がすることが中東問題の解決の糸口かもしれないなと思った次第であります。



若手らしくコーヒーショップで会談:ハッソン議員、柴山先生と私


 その関連で言えば、テルアビブはまさに商業都市、政治宗教の町であるエルサレムとは全く雰囲気が違う街だそうです。開放度においてもテルアビブの方がはるかに明るいようで、実際に敬虔なユダヤ教徒という人もテルアビブではかなりの少数派になっているようです。ユダヤ教でも食べてはいけないとされている豚肉(!:ご存知でした?イスラムと一緒なんですね)も売れているみたいで、それが実際の状況を物語っているのかもしれません。

 さて、長くなってきたので、今回はこの辺で。続きはまた次回ということにしたいと思います。


suzuki_keisuke at 18:22トラックバック(0) 

2006年05月25日

遅ればせながら中東出張報告 蔽翕谿貳漫

 皆さんこんばんは。

 まったく筆不精なのか何かわかりませんが、ようやく中東出張のご報告を行なう運びとなりました。数回に分けて行ないたいと思います。

 さて、ご存知のとおり私はこの連休を利用してヨルダンに出張いたしました。最も最初の目的は「日本・アラブ リーダーシップネットワーク」というアラブ諸国と日本の政治家同士の対話・会議(日本側の代表は河野太郎衆議院議員、今回他には政治家では浅尾慶一郎参議院議員(民主)、松本純衆議院議員、小林温参議院議員、西村康稔衆議院議員、柴山昌彦衆議院議員、伊藤忠彦衆議院議員(以上自民)と私が参加)へ出席するというものでした。でしたが、、、なんと直前になって会議は中止、結局会議は日本とヨルダンの対話となり、まったく様変わりしてしまいました。とはいってもヨルダンでも国王以下政府の首脳と意見交換する機会にも恵まれ、中東情勢の一端を知るには非常に良い機会となりました。

 ヨルダンの首都アンマンは非常に古くからある大都市で、ここ最近はイラクへの入り口ともなっていたようでしたが、ここに到達するのが今回は至難の業でありました。GWということもあり、もっとも便利な関空〜ドバイ〜アンマンはまったくチケットが取れず(ドバイの観光人気は凄いですね。さすがはラクダで沙漠ツアーもできるビーチリゾート!!)、結局は東京〜ロンドン〜テルアビブ〜アンマンという凄まじい行程となりました。おまけにせっかくだから世界経済の著名なエコノミスト等との意見交換をロンドンで行なおうとしたら5月1日はあいにくの祝日。前途の多難を容易に想像させるハプニングだらけの出張と相成りました。

 今日は第一回ということで、中東情勢一般について若干の報告とし、次回以降にテルアビブ、ヨルダン、ロンドン等での所感その他をご報告したいと思います。

 中東と聞いて皆さんは何を想像されるでしょうか?沙漠、石油、戦争、イスラム・・・ そういったところでしょうか。これらももちろん大事なイメージですが、こっらの国の非常に十四う名問題が実は他にあるのです。ずばりそれは人口問題。といっても日本のような少子高齢化では当然ありません。まったく逆。つまり、アラブ諸国は若者が多すぎる国々なのです。



ヨルダンの田舎の風景


 「それは良いねえ」というのはまさに日本人の感覚で、これらの国では若年層の構造的な失業率の高さとそれに伴う不満のマグマの高まりが非常に深刻です。テロの一因にもなっているというような論評もされるほどなのです。




 そして次に、国内の貧富の格差の拡大。これは産油国もそうですが、ヨルダンのような非産油国でも非常に深刻な問題です。実はヨルダンの人口の70%はパレスチナ人。彼らは非常に貧しくしかも難民のような立場にあるので、実はアラブの中でも扱いは決して高くはありません。誤解を恐れずに言えば、アラブの人々のパレスチナを見る目は同情や哀れみという感情が強いように思えます。もちろんヨルダンはその多くがパレスチナ人ですから余りそうのようなことはモロには対話の中でも感じられませんでしたが、アラブ諸国の中での上下というのは間違いなくあるようです。アラブの中でも敵対関係があったりいろいろあるわけです。

 そして同時に国によってイスラムへの忠誠もまったく違います。ヨルダンなどは政治家でも普通に酒を飲みますし、アルコールへの戒律はほとんど厳しくありません。とても世俗的な国です。また国王はじめ米国の大学に留学した留学組が政府高官には非常に多い状況です。そして彼らはみな英語のほうがアラビア語よりも流暢じゃないかと思うほど。一方、これは行っていないのでわかりませんが、サウジアラビアなどは状況がまったく異なるようです。日本人はアラブというと一体のように感じてしまいがちですが、今後はこのような点にも気をつけていきたいと改めて思ったしだいです。

 最後に、少なくとも現在の雰囲気。テロリストは特にヨルダンでは一般市民からまったく支持されていないという印象を受けましたし、先方の要人、世論調査みなそのような状況を示しています。
 
 ヨルダンでは昨年11月に発生したテロを契機にテロリストに同情的だった世論がまったく逆の方向に振れたのだと。昨年11月にヨルダンのアンマンで3件の西側資本のホテルが爆破されるテロがあり相当数の犠牲者が出たのですが、実はその対は何がたまたまその日そのホテルで結婚式をしていたパレスチナ人の関係者、つまりはほとんどがアラブの一般市民だった、という結末でした。その結果、それまでテロリストに喝采を送っていた市民も明確に「テロリストはアメリカだけでなくわれわれアラブの一般人の敵でもあるのだ」との思いを強くしていったようです。

 もちろんこれは当事国のヨルダンでもっとも顕著なのでしょう。パレスチナではおそらくまだテロに向かいたい民衆の気持ちは残っているでしょうし、他の国にしてもそうかもしれません。しかし、現実問題としてアラブ諸国の罪もない一般人がテロに巻き込まれるケースも数々あります。人心がテロの側にあるという状況は少なくとも今では余りないようです。

 テロの撲滅のためには、われわれはテロリストを一般の市民社会から完全に隔離して資金的にも心理的にも人員供給の意味でも先細りにして組織を壊滅させていかなくてはなりません。そのためには今はいいチャンスです。しっかりとわれわれはアラブの一般市民の側に立っているのだということをいろいろな意味で伝えていかなくてはならないのではないでしょうか。それこそがテロ対策の最たるものだと私は思っています。アメリカを筆頭にイスラエル・パレスチナ問題の公正な解決に努めるべきであって、歴史的にしがらみがない日本は積極的にそのことを求めていくべきではないでしょうか。

 ワシントンで9.11テロの煙で目が覚めた経験を持つ私は心からそのように考えています。少し長くなりましたが、次回からは写真も交えつつ、各国の状況等について報告していきたいと思います。

 では



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2006年05月22日

省エネ技術への企業のチャレンジ

 今日の午後、環境問題の関係でなんと東京ガスさんにお邪魔させていただきました。ガス事業者といえばエネルギーの供給業者であり、省エネ、環境などはまさに自分の首を絞めるようなもの。環境問題についてもなかなか取り組みも難しいのだろうと思いきや、非常に熱心に取り組まれているようで、一緒にお邪魔した梶山代議士、萩原代議士、牧原代議士、安井代議士ともども非常に感銘を受けて帰ってまいりました。



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技術の炎。。。


 よく問題になる地球の温暖化の要因である二酸化炭素の排出量を抑えましょうという話ですが、実は日本においては産業部門は省エネへの取り組みが30年前の石油ショック以降非常に進んでいるため世界でも類を見ないほどエネルギー効率のよい産業となっているのが現状です。

 京都議定書はいろいろと問題はあって日本に著しく不公正な内容ではあるもののの、削減計画の達成をとりあえずは国際的に約束してしまった以上、日本は今後の発言力・説得力を国際的に増すためにもこの削減をなんとしてでも果たさなくてはなりません。そのためには産業部門の削減は事実上厳しいわけで、いわゆる民生部門、運輸部門、簡単に言うと、クルマと家庭における省エネ、エネルギー効率の上昇を図らなくてはならないという状況に今の日本はなっているわけです。今日うかがった東京ガスではそれに向けたさまざまな取り組みをトヨタやホンダ、松下等のいろいろなメーカーと協力して進めている真っ最中でした。下にあるのはこれもまた日本のメーカーが技術的優位に立っているという燃料電池車です。たまに新聞などでも目にしますよね。



燃料電池車の説明を同僚議員と聞く




その燃料電池車の心臓部


 地球の環境を子供や孫たちの時代にいかに美しいままで残していくかということと、現在の生活水準や産業の発展という二つを両立することは至難の業です。しかし、その二つを両立する答えは科学技術、イノベーションに多く求めることができるはずです。他の国にはできなくても、まさに技術の最先端を走る日本だからこそできるはず。そのような意を強くした一日となりました。「プロジェクトX」はすでに終わってしまいましたが、その材料になりそうな革新的なチャレンジがあちらこちらで見られることは、まさに21世紀日本の明るい未来の息吹、期待してしっかりと応援していきたいものです。



suzuki_keisuke at 18:34トラックバック(0) 

2006年05月21日

21世紀はCSRの時代?/日韓親善に向けて〜サッカー〜

 金曜日の夕方、先輩議員に誘われ、日本代表チームが合宿を張っている福島のJヴィレッジに赴き、川渕キャプテンへの表敬とともに外国特派員とのサッカー親善試合に参加しました。スポーツをやるとはいってもサッカーに関しては私は完全に初心者なので、同僚の篠田議員のように高校で国体に出ていたというようなメンバーの中では活躍というわけにはいかず、若さの特権で走って走ってという状況でした。おかげさまでいい汗をかかせてもらいました。



川渕キャプテンを囲んで


 逢沢一郎幹事長代理をヘッドとするこの超党派のチームで、来月には韓国の国会議員との試合もあり、もちろんそちらが本番。こういう時勢ですから、ともに汗を流してお互いに一人の人間として交流を深めたいものです。長い目で見て親善に貢献できればと思います。また、金曜日は小雨が降る中ではありましたが日本代表チームの練習も見ることができ非常に心強く思いました。いよいよ来月となったワールドカップ、思う存分のプレーで魅せてほしいものです。

 さて話は若干変わりますが、先週ある会議で環境問題における金融の役割というテーマがありました。これは最近流行のCSR(企業の社会的責任)というものの絡みで、環境に配慮している企業の株や債券を中心に運用するSRIと呼ばれるファンド等の現状の紹介だったのですが、実は私は最後に出向で高齢者雇用は障害者雇用の問題に取り組んでいる自分からCSRというものに積極的に取り組んでいた人間であったりするのでした。

 CSRはかねがね直接的な法規制でない間接的な規制手法でこれに企業の資金調達面の金融のインセンティヴをしっかりとリンクさせることが出来ればまさしく21世紀型の規制手法、「官から民へ」の流れの最たるものとの認識を私は持っています。

 何が良いかということをCSRのまさにもっともフィットした分野である環境を例に説明すると、これまでの行政手法では企業に環境に優しいような行動をとってもらうためには、政府による直接的な規制によるか、企業の自主的な取り組みによるかのどちらしかありませんでした。前者であれば当然企業や経団連、商工会議所等の経済団体はいろいろな理屈を編み出して反発してくるであろうことはこれまでのいろいろな議論を見ても明らかな通りで、行政・政治的コストは非常に大きいといわざるを得ません。次に後者でも、たとえば京都議定書の自主行動計画のように、何かいろいろなことは盛り込まれているけれども実際の効果は「?」というケースが非常に多いわけです。それはそうで企業だって環境への配慮よりは儲けの方が大事なわけですから、これはある意味当然なわけです。

 一方CSRに基づく投資行動がそれなりに一般化したり、消費者の消費行動がCSRへの配慮を組み込んだものとなることになれば、「企業としては売り上げを伸ばしたり資金調達コストを下げるためにはCSRに配慮することが合理的になる」という状況が生まれるわけであります。すなわち政府が何もしなくても、企業が利潤を最大化するために環境に配慮した企業運営をしていくというインセンティヴが出てくるという状況になるわけです。極論すればこのような状況を作り出せば政府による規制は必要なくなるわけで、これこそまさに「小さな政府」「官から民へ」を体現するような方向性といえるわけなのです。

 じゃあ、全てOKなのだから今の流れを政治は見守っていれば良いじゃないかというと、現状は実はまだそう言う状況にはなってはいません。会議でも私から発言したのですが、このような金融の動きを実際に有効にするためには今の何倍もの動機付けが必要になってきます。今は企業がCSRに配慮するかどうかはまさに経営者、消費者のモラルにかかっているところがあり、非常に不安定です。将来への責任をも負わなくてはならない政治家としては、モラルというような不安定なものに我々の地球の、人類の将来を賭けるわけにはいきません。それを如何にもっとかっちりとした安定的な仕組みにするか。これから日本の政治・政府が取り組まなくてはいけない点は以下の3点に集約されるのではないでしょうか。

‐暖饉圈福畊駝韻世韻任覆もっと世界的な広がりを持つ消費者という意味)の価値観をもっと長期的なもの、たとえば地球環境問題への主体的な意識を持てるようなものに出来るような教育

CSRを投資の指標に組み込むために市場参加者が共有できる格付けの開発のようなCSRの客観的数値化

そのためにもたとえば国際的にも現在CSRの世界標準策定の検討をおこなっているISOに対し、CSR配慮企業に投資すること自体も評価されるようなCSRの仕組みとすることとともに長期的には見送りとなった第三者認証の可能性を再び検討するべきことを日本としても求めていく

 やや細かい議論となってしまいましたが、政治家や政府が環境政策の大きな柱としてCSRという21世紀型の手法の活用・可能性にもっと積極的になるべきだとの私の持論を大前提として、民間のマーケットを利用した効果的な環境政策を打ち出すために当面数年間で取り組むべきことを書けばこのようなことになるのかと思われます。

とはいっても、このような大きな流れを作っていくのは政治家だけではもちろん出来ません。皆さんのご理解と後押し、アドバイスがあってはじめて現実に効果を持った政策となるわけです。CSR、最近ではSRといわれ昨年あたりにも話題になっていたことではありますが、もし余りご存知でない方がおられるなら、「小さな政府」「官から民へ」の切り札として心の隅に置いておいていただけるとうれしいです。

*ご意見、質問等ありましたら info@suzukikeisuke.jp までお気軽にご連絡ください。

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2006年05月17日

証券市場と医師会、そして東欧諸国!?

 昨日は午前中いろいろな会議をこなした後、昼には愛知和夫元防衛庁長官など自民党国際局に所属の国会議員数名とともにアルバニアの外務大臣一行と会談しました。アルバニア、日本では情報がほとんどない閉ざされた国というイメージですが、実際はどうなんでしょう。こればっかりは行ってみないとわからないかもしれませんね。彼の国は大使館を開設し、今後は日本のビジネス界にも投資を期待しているとのことでした。でも何はともあれ国と国との関係は草の根の人の行き来から。今後の関係を見守って生きたいと思います。

 

アルバニア外相一行と会談


 その後は本会議、日本国際フォーラムの政策会議へ出席し中国問題について議論した後、日本医師会とのレセプション、各種勉強会に出席したのち、ブルガリアの大使公邸で大使との懇談、というような一日でした。

 医師会との関係では、自民党とのこじれていた関係を唐沢新医師会長のもとの新体制で修復したいとの意図もあったのでしょうか、小泉総理以下自民党の執行部も出席していました。医療問題は今後の日本を考える上で避けて通れない問題です。何が問題でどうするのが最善の解決策か。良質な医療水準を維持、向上させながら負担の問題をどう整理するか、最終的には国民の一人ひとりが如何によい医療を無駄なく受けられるかというのがもっとも大事な問題ですから、現場サイドの医師・医師会ともしっかりと接触をしてもっともふさわしい解決策を図るべく頑張って生きたいと思います。

 夜のブルガリア大使との懇談は、日本人はわずかに二人、私と某外国系製薬会社の日本法人の会長さん、ほかはブルガリアの方とフランス人という不思議な取り合わせでした。活躍中の琴欧州関やEU加盟の審査がひとしきり話題になったあと、総裁選の動向など先方の関心事項に応じながらひとしきりの意見交換といった具合です。

 明けて今朝は7時半から証券業協会との意見交換会。先方から最近の証券市場や税制改正に向けてであろう各種説明を聞き、その後意見交換を行いました。一期生の金融に関心の高い代議士が多かったので活発な議論と相成りました。私からは、証取法改正について、

 嵒埓気起こらないような体制、法制度は非常に重要でマーケットの信頼性からも絶対に不可欠だが、日本経済の回復にとって重要なマーケットの活性化において外国の資金が占める重要性を考えれば、いたずらに規制を強化しすぎることはやはり問題であり、その両方のバランスを如何にうまくとるかが大事であること」
◆屬修離沺璽吋奪箸虜8紊鉾鷯錣暴斗廚文朕妖蟷餡箸了夏を促進するためにはその経済的な障壁を取り除いてあげることが重要であり、政治としても税制面等で支援していきたいが、個人投資家にとっては、利益に対してかかる税金以上に重要かもしれないのは取引額に対してかかる手数料であり、業界としてもいっそうの工夫をしてもらいたい」
という趣旨の発言を行いました。業界全体での最近の手数料の引き下げ努力は承知していますが、税制等の後押しをする以上、つまり国民の税金をある意味で使う以上、業界としても真摯な自助努力・工夫を行うようしっかりと求めたいと思っています。

 以上簡単ながら活動報告でした。毎回ではどうかとは思いますが、たまにはこのよう形式の投稿もいいかなと思っています。



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2006年05月16日

自転車 〜都市交通の主役の一人として〜

        

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 この積み込まれているものは一体なんでしょう?

 答えは、自転車です。

 自転車はクリーンな交通手段として、ドイツやオランダを中心にヨーロッパでは交通手段として非常に重要な地位を占めています。オランダでは週に3日以上10KM以上の自転車通勤をした場合には所得税の減免およびその者を雇用する雇用主に対しても法人税の減税があるそうです。

 一方の日本、私も昔からトレーニング、通学、通勤で自転車を良く使う方だったと思いますが、自転車に乗っているとドライバーからも歩行者からも白眼視され、正直居場所がないなあという思いを個人的に強くもっていましたが、いろいろな方のお話を伺っているとどうやらそれが日本の現状のようです。しかしながら、これほど健康にも環境にも優れた自転車です、まずは自転車を日本の交通体系に位置づけることからはじめて、しっかりと街の風景の中に溶け込む日が来るのを楽しみにいろいろと頑張って生きたいと思います。



放置自転車たち


 さて、冒頭の自転車の山ですが、実は今日は自転車活用推進議員連盟の視察で、廃棄自転車の対策のパイオニアというか非常に先進的な取り組みをされている練馬区にお邪魔しました。そしてその後放置自転車の整備・輸出をおこなっている三郷の業者を訪れた次第です。



再利用へ


 日本の中古、というか放置自転車はまだまだ使用可能なものが多いため、一ヶ月間自治体で保管しても持ち主が取りに来ない自転車については、業者に引き取ってもらって輸出に回すことが多いようです。

  

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 今多いのはガーナなどのアフリカ諸国だとか。今日お邪魔した視察先にもガーナ向けに積み出す予定のコンテナに一杯の自転車を発見しました。これが良くない業者に渡ると、先日の北朝鮮の麻薬の船に日本の中古自転車が積まれていたことからもわかるように望ましくない国家等に密輸される結果をも招きかねません。自分が乗り捨てた自転車が密売されて北朝鮮に二束三文で売り渡され、自転車として使われるならまだしも、くず鉄として他の用途に使われているということすら決して珍しいことではないのかもしれません。

                      

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 自転車が今後しっかりと都市その他の交通体系に組み込まれていくためには行政や鉄道業者等の取り組みとともに各種サイクリストのモラルが非常に大事になってきます。思い返せば私も中学生のころ駐輪場がなかった地元の駅で自転車を撤去された記憶があります。反省することしきりですが、今では駐輪場の整備状況等も非常に改善されてきているようです。自転車が後ろ指をさされないためにも、乗り手のマナーがこれまで以上に向上することが非常に大事だと改めて自戒も含め痛感した今日の視察でありました。

 と書いているうちに自転車を走らせたくなってきました。最近は時間がとれず自分の自転車も部屋で眠っていることが多いですが、あの風を切る感覚が懐かしくなってきました。時間を作って川沿いのサイクリングコースなどを疾走したいですね〜 

 今日視察に参加された小杉衆議院議員も岩城参議院議員もトライアスロンを趣味とされていますし、以前ここを視察されたという谷垣財務大臣も自転車を趣味とされてレーサーでしばしば走っておられるようです。健康維持も大事な務め、しっかりと身体を動かしていきたいものであります・・・


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2006年05月14日

ナイジェリアの原油と中国の攻勢

 ナイジェリア、意外と日本では親しみがない国ですが、イギリスや中国、こういった国では実は非常にアツい国なのであります。

どこじゃそりゃ? →アフリカの西側です。
どんな国じゃ?  →アフリカの人口の4分の1はナイジェリアなんです。
なんで中国までご執心? →ずばり石油が豊富だからです。

という具合で、アフリカと歴史的に長いイギリスなどでよく耳にするのは、アフリカの中でも圧倒的に重要なポイントは、北アフリカのイスラム諸国を除けばケニア、南アフリカ、そしてナイジェリアだということです。そういえばビートルズ解散後にポールマッカートニーが大ヒットしたアルバムを作成したのがナイジェリアのスタジオだったという話を聞いたことがあります。何で?と思いましたがイギリス人には非常に親しみがある場所なのかもしれませんね。こういった感覚というものはなかなか東アジアに生きる我々では持ちにくいものなのではないでしょうか。

 そして最近では、ナイジェリアに対する注目はもっぱら石油資源に向けられているようです。中国としてはアフリカの大国であるアフリカは外交的にも価値が高いという思いもあるのでしょう。胡キントウ主席がオバサンジョ大統領と面会したり、ナイジェリアの人工衛星(!)の打ち上げを肩代わりしたり大規模な援助を供与したりと目立つくらいに積極的な攻勢を見せているところであります。

 日本では余り知られていないかもしれませんが、ナイジェリアは実は世界的に認知された産油国で、現在の原油価格の高騰を分析するとき、その原因の一つとして挙げられるところです。ヘッジファンドなどの投機的資金の影響以外には、中国等の経済成長に伴う需要の増加が需要サイドの要因、供給サイドの要因としては中東、ベネズエラの政情不安やロシアの政治体制への懸念に加えて、ニジェールデルタといわれるナイジェリアの河口地域(=産油地域)の不安定というものがあげられています。

 そう、世界の原油市場をも不安にさせるほどの政情不安。ナイジェリアの持つ別の顔でもあります。先日もナイジェリアの資源を持ち逃げする外国資本への攻撃ということで、ナイジェリアにいた中国人技術者が現地の人の攻撃を受けたようです。アフリカ大陸も長い歴史を持つ大陸です。しっかりと歴史を踏まえて進出しないと大やけどを負うのではないか?そんな懸念も中国について囁かれているのをしばしば耳にします。

 鄭和の大航海で知られるように中世からアフリカとの関係が皆無ではなかった中国ですらこうです。日本も資源確保等の重要性を考えれば、海外進出は積極的に進めていくべきではありますが、冷静な慎重さや歴史を踏まえたリスク分析、そのような「感情を排した冷静な判断」は外国との関係では特に常に伴っていなくてはいけない。そのように強く感じている次第です。

 近隣諸国との関係もそうですよね。国際政治においては、よほどの圧倒的な力を持っていれば別ですが、そうでもなければ基本的にはより感情的になった方が失うものは大きい、それが現実だと思います。中国や韓国との間でも日本にとって長期的にマイナスとなるようなことは絶対に避けなくてはなりません。最近感情的になっている傾向がある中国・韓国というものを考えたとき、ここでいかに感情を排した冷静な分析を行い効果的な手を打ち出せるか、それ次第では日本にとってチャンスにもマイナスにもなりうる、そんな非常に重要な時期に来ているような気がします。政治家としてしっかりと取り組んでいかなくてはいけないテーマの一つだと私としては考えているところであります。

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2006年05月11日

途上国への貧困への思い

 今日も朝から各種会議、霞ヶ関の各省の方からのレク(レクチャーの略語でしょう。みんなこういいます)や委員会への出席等で忙殺されてしまいました。まあ忙殺といっても頑張っていろいろなことを考える時間はとっているですが。

 昨日夜ふらりと入った閉店間際の書店でジェフリーサックス氏(ノーベル賞学者だったと思います。アメリカ人でアメリカ勤務時代にお話したことがありますが非常に穏やかながら激しさを中に秘めた素晴らしい人だったと記憶しています)の本が面白そうだなと思いました。時間を見つけて読みたいものです。詳しいタイトルは忘れましたが、「世界の貧困を自分たちの生きているうちに何としてでも解決したい」そういう思いがにじみ出ているような本でした。平積みでしたので今書店に行けばわかると思います。
 
 私も個人的には「何がある国を発展させ、ある国を発展させない根本的な原因なのか?」に究極の関心を持つ者です。なかなか簡単な答えではありませんが、自分が先進国の平均的な家庭に生まれたのは本当に偶然のこと、「同じ努力をしたら誰でも同じだけ報われる機会がある」そんな機会の平等が世界的にあるそんな人間社会にしたい、きれいごとじゃなくて、私の本当の思いの一つはそこにあるのです。もちろん自分の国日本のことは何よりも大事です。しかしだからといって自分たちだけが良ければいい訳ではないのは皆さんご存知の通りです。これは今後の政治人生の中で忘れたくない思いの一つなのであります。

 さて、それはさておき、やや身近な(?)話に話題を変えてみましょう。今日は体調がそれほどよくなかったこともあり、また金曜日の外務委員会で質問に立つことになったため(以前延期になっていたもの)、その準備をする必要があったこともあって、早めに家路に着きました。といっても何せ疲れもないといったらうそになる状況です。自然と夕食は好きなものを食べることとなりました。私の好物は、そう、ラーメン・チャーハン・餃子。さすがにこの歳だと全てを食べるわけにもいきませんが、その点目黒というところは本当にいいところです。目黒駅から家までの一キロちょっとの間にラーメン屋がわんさかあるのです。ちょっと思いつく有名店だけでも、揚州商人、田丸、勝丸、二郎、、、、うちの近所の昔からのなじみのご夫婦でやっている中華も最高です。どの店にしようか、つかの間の贅沢な悩みを楽しみながら、あるお店のワンタンメンを食べたのでした。皆さん、目黒のラーメンも結構うまいですよ!知名度では恵比寿に押されがちですけど・・・

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2006年05月09日

朝の通勤

 昨日の朝帰国しました。そのままオフィスに行ってミーティングをこなし家路に着いたので、朝の通勤は今朝が久しぶり。いつもながらにラッシュはいやですね・・・

 さて、朝の通勤というと、昔から気になっていたことなのですが、私の通勤経路は目黒駅から南北線で溜池山王もしくは永田町の駅というものなのですが、朝の南北線のダイヤというのが本当に信じられないような不便なものなのです。まあ苦情というか愚痴というか、ネガティブなことを書いても仕方ないのですが、事実は事実、同じようなことを思っている人も多いと思いますのでここに書くことにします。この目黒の選挙区の小杉先生はどうも東横線で通勤されているらしく、ほかの政治家でこの方面で電車通勤している人はあまりいない(車の人が割と多い)ようなので同僚との話題にも上らないわけですが、一言で言うと、東京のそれなりに大きい駅なのに朝時間によっては10分以上電車が来ないという状況にあるのです。10分ですよ、朝のラッシュ時に。それも通常毎朝8時から自民党本部で開かれる政策関係の会合に間に合うかどうかという絶妙な時間帯もその空白の十数分に当たったりするものですから勘弁してほしいといつもながらに思ってしまうのでした。ですから会議も間に合うか10分遅れかのどちらかになってしまうのであります。。

 何でこのようなことが起こるかというと、南北線は目黒から白金高輪までは三田線と線路を共用しているため、目黒を通るのは二本に一本、三田線と南北線が5分前後の間隔で交互にくる状態にあります。それがたまに白金高輪で接続していていなかったりするわけです。はたして接続なしで都会のど真ん中である白金高輪始発の電車にどれくらいの人が乗るのかというのははなはだ疑問で、その直後の電車はそのあおりですさまじい混雑になっていることを考えれば、通勤客輸送の効率上も明らかな非効率なのではないかと思えてなりません。

 これが改善されるのはいつの日になることやら。まったく外交だとか内政だとかとは関係ない記事になってしまいましたが、今日はこんなところで終わりたいと思います。中東の報告はまた近いうちにしっかりとしますので。

 では今週の残りの日々も頑張っていきましょう。

suzuki_keisuke at 11:23トラックバック(0) 

2006年05月05日

アンマンから

 みなさん、ご無沙汰しています。いかがお過ごしでしょうか。

 便利な時代になったものでインターネットはここヨルダンでも普通につながります。とはいってもホテルのLANの接続料が一時間1000円弱、一日で3000円弱とかなり割高なのが砂漠の国を感じさせます。水なんかは2リットルで70円くらいだったりするのに比べると、びっくりです。

 さて、というわけで私は5月に入ってから中東方面に先輩議員とともに出張中であります。一週間の予定なのにまともにホテルに泊まるのが3日暗いという強行軍ですが、着実に面会・意見交換をこなしているところです。ロンドン、テルアビブ(イスラエル)、アンマン(ヨルダン)と訪れる中で、ヨルダン国王をはじめ各国の政治家などいろいろな人と意見を交わすことができて、またいろいろな街の顔を見ることができて非常に有意義な出張だったと自分では感じています。しっかりと今後の政治人生に生かしていきたいものです。

 人の情念、歴史、理性、そういったものをいかに明るい未来につなげていくか、政治家の本来の使命を思い返すのには非常によい土地です。日程はあと数日となりましたがしっかりとやって行きたいと思います。

 いろいろ書きたいことはありますが、帰国後に出張報告として何らかの形でまとめるつもりですので、詳細はまた今度ということで。接続料も安いとはいえないのでなかなかインターネットにつなぐ機会がなく更新が余りできず申し訳ありません。

 また週明けあたりにはまたある程度のペースで書き始められると思いますので引き続きよろしくお願いします。

suzuki_keisuke at 06:17トラックバック(0) 
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