2006年08月

2006年08月31日

オリンピックの誘致に思うこと

 書いていたブログの原稿がなぜか完璧に消えてしまいましたので書き直しています。たまにありますよね、こういうこと。本当にIT化も良し悪しだなあと思ってしまいます。

 さて、何を書いていたかと言うと、オリンピックの話。東京が国内の開催地候補に正式決定したので、そのことについて書いていました。

 なんだかんだいろいろな議論はあるのでしょうが、オリンピックというトップアスリートの真剣勝負の場が東京に来るというのは凄いことで素晴らしいことだと思います。これからまだまだ長いプロセスがあるようですが、世界のライバルを破って東京が勝ち抜けるよう、しっかりと応援して協力していきたいと思っています。

 予算や警備等大変な面も多々あるとは思いますが、私個人としては、あのような熱気を帯びた「祭り」が日本で開催されることは有形無形のいい影響をもたらすと思っています。少子高齢化が進み社会になんとなく重苦しいムードが漂っている時代だからこそ、そして未来と言うものに突き抜けるような明るさを感じることがあまりできなくなってしまっている時代だからこそ、このような「祭り」がもたらすものは非常に大きい。子供たちが、そして大人も、世界のトップのアスリートが真剣勝負でぶつかり合うのを目の当たりにして、その熱気に巻き込まれていくことが、そして自分自身が熱くなることが何かのきっかけになるのだと思います。

 私自身、結果的には怪我や力不足で遠く届きませんでしたが、かつて大学時代にはボート選手としてシドニーオリンピックを目指しながら日々真剣勝負で自分と向き合い鍛錬する毎日を送っていました。思い返すと、あの時バカみたいに真剣に打ち込んだからこそ自分の人生において人間として得られたものは非常に大きかったとの思いを否定できません。真剣勝負がともすれば敬遠されがちなこの時代、見る者がトップアスリートたちの勝負する姿を間近で見て心を熱くして、何かに真剣に打ち込めるようなきっかけになれば、この国の将来にも本当に大きな意義をもたらすのではないでしょうか。心からそう思い、オリンピックの日本開催を強く願っています。

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2006年08月29日

なんとなく最近の動きに感じる違和感

 「一期生による安倍晋三先生を激励する会」という会合が29日午後に開かれます。
 
 「何じゃそりゃ?」という印象をもたれた方も多いのではないでしょうか?

 私自身正直言って非常な違和感を覚えました。会の趣旨に潔さ、美学が感られなかったからです。何でこの時期に、総裁選出が決定的となった時期になってから激励するのか?政策や人柄なんでもいいけれども安倍さんを支持するというのなら、激励するというのなら、もっと先行き不透明な時期、たとえば今年の5月とかそのくらいの時期にこういう会をやるというのが筋ではないか?勝ち馬に乗りたいというのが見え見えでみっともない、そう感じたのが正直な感想です。

 私は正直なところ安倍さんの考え方にはとても共感できるし、何度かいろいろなご縁でご一緒させていただいて、その人柄もとても好きです。だからこそ、私は政策的にその方向と異なると思われていた候補が優位となったら必死でそれをひっくり返すべく微力ながらも頑張ろうと思っていました。私はまだ力が足りない一期生ですから、果たすべき役割はそういうことだと心に決めていました。だからこそ、「小泉路線」に近い候補が優勢となっている現在の状況においては何も動く必要はないだろう、そう思っていたというのがうそ偽らざる心境です。

 だからこそ、このような会が催されることに、考え方が異なるにもかかわらず派閥が安倍支持に雪崩をうっている最近の状況と同じような、嫌悪感というかいやらしさを感じ、だからこそ「出るものか」と思いまたそう言ってきました。

 しかし、どうやら私もこの会に出席せざるを得ないことになりそうです。非常に悩みましたが。いろいろとお世話になっている森派のベテラン議員から直接「必ず出るように」と言われ、その議員が安倍さんにも話してセットした会だから出ないと安倍不支持を表明することとなるという事を言われました。その政治家には非常にこれまでお世話になってきたということがありますので、義理は大事にしなくてはいけません。正直自分の思いとの狭間で非常に悩まされましたが、まだ実際のところ小選挙区も確定していない自分にはこだわりを貫くような力は与えられていません。そして、この前の郵政の選挙後の運命を見ていてもわかるように政治、特に小選挙制導入後の政治というのは現実的な対応も必要であり、それを誤ると非常にシビアな結果が待ち受けている世界です。ある意味で、いつか理想を貫き自分の本当に実現したいことをやるためには立場が非常に弱いうちには現実は臥薪嘗胆の思いで受け入れなくてはいけないのでしょう。早くこのような不本意な思いをしないような立場になりたいと改めて心に誓いました。

suzuki_keisuke at 12:49トラックバック(0) 

2006年08月28日

陸上自衛隊の富士総合火力演習へ

 日曜は陸上自衛隊の富士総合火力演習に伺いました。いくら国会で外交だテロだイラクだと議論しても、実際にわが国が能力的に何が出来て何が出来ないのか、それを把握していないことには制度も法律も議論できないものですから、このような機会にはなるべく参加させていただくようにしています。

 この富士総合火力演習は富士山のふもとの演習場で行われる訓練の一般公開で、恒例の行事のようですが、今年は天候がいまひとつで内容は若干削られていたようです。とはいえはじめて見る者としてはすごい迫力ではありましたが。



演習はこんな感じです




大迫力の演習


何でもこの日は3万3千人の観衆。抽選で倍率17倍と自衛隊の方がおっしゃっていました。国を守る自衛隊の認知度が最近非常に高まっているようで非常に歓迎すべきことです。でも返す返すも、この日を楽しみにしてこられた一般参加の観客の皆さんにとっては残念な天気でした。まあ、時の運と思ってあきらめていただくしかないでしょうけど。



たくさんの方が来られていました

この日は無事事故もなく失敗もなく演習は終了したようです。このような能力は非常に地道ではありますが、日本の国民の安全や日本の国際社会における地位をしっかりと確保していくための基盤です。自衛隊の方々には、今後もしっかりと訓練して国民の皆さんの期待にこたえていってほしいと思いました。

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2006年08月23日

総裁選点描&イスラエルの政治家との再会。。

 昨日は関東の自民党ブロック大会に出席しました。新聞報道のとおり非常に盛り上がったというわけではありませんが、総裁候補が一堂に会し、しかも5000人もの聴衆の前で自分の言葉で演説するというのは非常に良かったのではないかと思います。このイベントを成功に終わらせた関係者の皆様に心よりの敬意を表したいと思います。

 各候補の主張の内容としては新聞やテレビでも報じられているとおりですのでここであえて触れることはやめておきます。ただ総裁選に関して最近感じることを一点書いておけば、党内の関心も正直誰が次の総理・総裁になるかよりも、なった後新総理が、いかにして勢いを生みだしていくのか、どうやって国民の皆さんも巻き込んでの政策実現をしていけるか、そして選挙に勝っていけるのかにシフトしてきているようにも思える点でしょうか。実際私個人の意見としても、この点は非常に重要だと思います。

 小泉改革が完了したかのようなムードが、そしてこれからはそのマイナスの点をつぶしていけばいいかのようなムードが最近のマスコミでは顕著です。しかしながら実際には日本が難局に直面している状況は全く変わっていません。活力あふれる社会に日本がなれたかというとまだまだ道途中です。そうである以上は、政治的に強い意志が今ほど必要とされている時代はないのです。

 もちろんいくらなんでも、いまさら昔の竹下派、経世会流の一部の業界団体に左右される政治スタイルを復活させようとしている小沢一郎代表に率いられた民主党の時代が来るとは思えませんが、それにしてもやはり気になるのは国民の政治離れが進んでしまわないか、しらけた雰囲気が蔓延しないかといった点です。オールジャパンで立ち向かわなくてはならないのに、国民に政治からそっぽを向かれてしまえば、政治もこの国の未来を良くしていけるはずがありません。しっかりとやっていきたいと思います。


 さて話は変わりますが、今日の昼、柴山衆議院議員とともにイスラエルのハッソン議員と面会しました。皆さん覚えていらっしゃるでしょうか?以前このブログでも書きましたが、5月に中東に出張したときにコーエン駐日イスラエル大使(親日派で空手5段の猛者です)に紹介してもらってテルアビブで面会したカディマの若手政治家というのが彼だったのです。その彼が外務省の招きで来日、ということで今回の再会となったわけです。お互いに非常に打ち解けて有意義な懇談が出来ました。このようにして何回かあってこそ人間関係というのは出来ていくものと改めて痛感した次第です。

 

 イスラエル若手政治家ハッソン議員と再会(表情は硬いですが喜んでました)


 最近なかなか大変な中東イスラエル情勢ですが、これはすぐに解決できる問題ではないでしょう。アラブ・イスラエル双方にしっかりと地道に人脈を作って将来の舞台に備えたいものです。


 最後にまたまた話は変わりますが、先日触れた惑星問題、アメリカが恐れるシナリオになりそうな気配ですね。冥王星が惑星認定取り消し。なんだか混乱しているのも不思議な感じがします。こんな騒動、星にとっては迷惑なだけかもしれませんね。

suzuki_keisuke at 17:17トラックバック(0) 

2006年08月21日

甲子園と惑星と永田町点景・・・

 熱闘甲子園!昨日はニュースのトップもこれでしたね。ほかにこれといった事件もなかったようで平和な日本、何よりです。最近は正直高校野球にチャンネルを合わせることも減ってきていましたが、昨日の試合は本当に凄かったですね〜 今日はなにやら打ち合わせ等で忙殺されているうちに決勝再試合の結果が出たようですが、何はともあれ、必死に頑張った全高校球児にエールを送りたいと思います。スポーツに打ち込んでいた昔の熱い心はいつまでも持ち続けたいものです。

 さて、ニュースといえば先週のニュースには驚きました。太陽系の惑星が増えるというもの。何でも、そもそも冥王星が惑星かはきわめて微妙だったところが、太陽系の惑星のなかで冥王星のみがアメリカ人によって発見されたものだから、アメリカでは小学生も中学生も大人も愛着がとても強いんだそうです。そこで冥王星が疑われているから似ているやつもいっそ惑星にしてしまえという「政治的な」事情があるとかないとか。まあ、そんな細かい話はともかくとして、いまさら急に決議ひとつで「水金地火木土天海冥」が変わってしまうかもというのも正直妙な気分です。地学の先生はテストでどうするんでしょうね・・・ 新しく発見されたというならまだしも、前からあるとわかっていたものが「昇格」って、なんか不思議です。もし仮に牛乳がある日から突然ジュースの一種という扱いになったらやっぱり不思議ですよねえ。子供たちの率直な感想を聞いてみたいものです。。。

 話は変わりますが、最近永田町の議員会館のオフィスに来ると、ベテランもふくめ自民党の先輩の議員さんたちが結構事務所にいらっしゃることにびっくりします。例年この時期は地元活動であまり東京にはいないようなんですが。やはり総裁選の影響でしょうか。一ヶ月を切っていよいよという感じです。
 今日は麻生外務大臣も出馬表明、安倍官房長官は1日。谷垣財務大臣も含め明日は横浜での自民党ブロック大会(関東)での討論会が行われます。私も出席予定ですが、ここはぜひしっかりとまっとうな形でオープンな形で論議を深めて盛り上がっていきたいものです。自民党の総裁=次の総理ですからね。ぜひご注目を!

 党内の雰囲気なんかについても折に触れて書いていきたいと思います。

 では、暑い日も続いていますので、皆さん夏ばてにはご注意を!

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2006年08月17日

北の海での漁船拿捕・乗組員射殺に思う

 北方領土の近くで漁をしていた漁船がロシア当局によって拿捕され、その際に漁船の乗組員のうちの一人が射殺されました。その後のロシア政府の対応等を見ていると、領土において実効支配がないという状況の現実をまざまざと見せつけられた気がします。これが現実とはいえあまりにも厳しい事態を目の当たりにしています。

 終戦時の占領の経緯、国際法上の地位、そのようなことを言っても実効支配している国があり、抗議はしてもなんら有効な措置をとれずにいる国が一方にある。おそらくこのままで抗議している国に領土が戻ることはないでしょう。

 竹島などいろいろな領有権をめぐる問題が存在している中で、日本の外交姿勢が改めて問われる状況に最近はなってきているような気がしてなりません。六カ国協議にしても、東シナ海の領有権争いにしても、声が大きいもの、力がより強いものが優位となるというのが国際政治の常識です。そうして現状というものが奇妙なバランスを関係国の間に生み、交渉のテーブルに着くだけで関係者が奇妙な安堵感や達成感を覚えてしまう。そんなことをしていては問題の解決など覚束ないのに。。。本当に外交に求められるのは交渉を行うことではなく、交渉を行って成果を出すことであるのに・・・

 今回の事件でも明らかなように、実際に主権を行使できる場所以外で日本が国家としてその国民の生命や財産の安全を保障することは不可能です。「国家」というもののもつ意味合いの一端がそこにはあるのです。そのようなことを考えれば、領有や境界をめぐる他国との争いはおろそかに出来ることでは到底ありません。

 現在日本の領有が確定しているところについては周辺国につけ込まれないようにガッチリと護り、他国に実効支配されている地域については抗議し続けるとともに、時間はかかってもいいので状況を打開できるような布石は段々に打っていく、このような姿勢でなくては日本は今後どんどんと権益を失い、外交交渉上のグリップも失っていくことでしょう。まさに外交力のなさを露呈してしまうわけです。政治としてもしっかりとその様な方向に日本外交を持っていかなくてはならないでしょう。外交は本質的なところでは日常業務でなく責任や決断を高度に求められる戦いなわけですから、外務省だけで手におえる性質のものではないからです。もちろんよく状況認識が出来ていない政治家がいたずらに口を挟むのは厳に慎むべきなのは言うまでもありませんが。。

suzuki_keisuke at 01:20トラックバック(0) 

2006年08月15日

靖国について

 今日の昼は武道館で行われた全国戦没者追悼式に参加しました。戦後61年目を迎えるわけですが、改めてこの国の現在の繁栄と安定があるのは、先の戦争で犠牲となられた方々のおかげと心よりの感謝をささげた次第です。
 この国のため、将来のために自らも身をささげる覚悟でいなくてはならない政治家となってはじめての終戦の日、しっかりと感謝の思いを伝えたい念に駆られました。

 さて、今朝方小泉総理が靖国神社に参拝されました。いろいろな議論がありますが、私の見解を述べさせていただければ以下のとおりです。

 私は日本の指導者はこの国のため、社会のために犠牲となられた方々に心からの敬意と感謝を表すべきと思っています。もちろん現在の日本の代表として。しかしその形式には個人の考えに基づき様々なものがあっていいというのもまた当然であります。
 個人的には、国のために戦争でなくなった方々については、靖国で祀るというある程度の共通認識が当時はあったわけですし、故人の多くもそのように思って亡くなっているという事実がある以上、敬意と感謝の表し方として、総理は靖国に行くのが望ましいとは思ってはいますが、そもそもの大前提として、「行かなくてはいけない」、「行ってはいけない」、どちらの議論も間違っているという思いを強く持っています。このような思いや信念を持つか持たないかということは誰かに強制されてはならないものと思うからです。

 そういうわけでこの問題はまさにその時々の総理が自らの価値観の下に責任を持って自分の判断として何者にも干渉されずに下すべき決断なのだというのがこの問題に関する私の考えです。

suzuki_keisuke at 16:45トラックバック(0) 

2006年08月14日

大停電の朝に・・・

 今朝の停電には驚きました。私自身は大丈夫でしたがみなさんはいかがでしたか?この前の土曜の雷といい、最近文明社会に生きている身としてはその「弱さ」を痛感してしまう毎日です。
 
 そういえば、以前ニューヨークで仕事をしていたころも大停電がありました。3日近く続いたその停電はひどくて、当時59階に事務所があった私は結局階段で下まで降りてマンハッタン島の一番下から上の方まで歩いて戻ったり、翌日には59階まで階段で上がって(15分くらい)日が暮れるまでに仕事を終わらせて階段で降りる、というはめに陥りました。家に帰っても熱帯夜にクーラーはなし、トイレも水もダメという状況でとてもしんどかったのを覚えています。いくら便利でカッコよくても、あまりに文明に頼りすぎている生活というのはとても脆いなあと思ったものでした。
 そんなときは人間だけじゃないんですよね、大変なのは。エレベーターに乗って外に出てからしかトイレに行かないお行儀のいいワンちゃんを飼っていた同僚は高層階に住んでいて苦労してました。まあ停電でエレベーターが動かないなんてわかってもらえないですからねえ。「何で今日はエレベーターに乗せてくれないの?」と悲しげな顔をして息を切らせながら階段で下まで行ったそうです。

 最近夏が暑いですよね。昔は35度超える日はそんなになかった気がするんですが、今じゃ普通。これも都会では多分便利すぎる生活が排出する熱の影響もあるのでしょう。どこまで機械とかに頼った「便利」を追求するか。ちゃんと考えたほうがいい時期なのかもしれませんね。。。

suzuki_keisuke at 14:18トラックバック(0) 

2006年08月13日

テロについて 〜「便乗弾圧」はないか?〜

 お久しぶりです。更新がやや滞っていました。
 中東においてはレバノン情勢が緊迫化しています。国連決議や停戦合意との話もありますがどうなることか。。。

 ここで簡単にテロとは何かということについての私の見解を述べたいと思います。9.11テロを間近で体験した私ですが、その後の何もかもが「テロ」という風潮には若干の異論を持っています。私の考えとしては、ある国に不当に占領されている地域の人間がその独立や自由を求めてその占領者に対して行う抵抗は、(もちろん一般市民を巻き添えにすることは許されませんが、)非難されるべき「テロ」とは異なる「独立運動」なのだと思っています。

 たとえばヨルダン川西岸地区のパレスチナ人、新疆地区のウイグル人、チベットなどにおけるイスラエルや中国の政府に対する抵抗運動は、その地域内で行われ、無関係な無辜の一般市民を殺傷する目的で行われているのでないならば「テロ」ではなく「独立運動」として認められるべきもの、ということです。

 イスラエルはまだしも、中国のような独裁・圧制国家においては自由な言論によって平和裏に不当な占領から開放されることは事実上不可能です。そのような状況で人権や自由、といった本来人間が持つべき権利まで奪われている人々が止むを得ず武力闘争に走るのは、はっきり言って「彼らが100%悪い」といえることなのでしょうか?

 9.11以降、中国やイスラエルは彼らの不当占領が引き起こしている面もある独立運動を「テロ」と決め付け過剰に弾圧しているように思えてなりません。無理に力で押さえつけることも場合によっては必要なのは事実ですが、その行為に正当性がなければそれはただの弾圧であって、国際社会からも指弾されるべき行為である、そのことをこれらの国は肝に銘じているべきでしょう。

 繰り返しますが、私は9.11テロを間近に体験しています。当時のワシントンの住居はテロの現場から500メートルくらいのところでした。翌朝煙に巻かれて目が覚めたこと、翌週に会うはずだった教授が飛行機に搭乗されていて二度と帰らぬ人となったこと、あの恐怖を体感している人間です。だからこそあのような極悪非道な関係ない土地で一般人を巻き込むテロは決して許せません。イスラムに限らずテロリストの殲滅は時間はかかりますが進めていく必要はあるでしょう。そのような強い思いを持っているがゆえに、私はテロとはいえないものまでテロといってまさに「便乗弾圧」している一部の国の行為にも疑問を持たざるを得ません。

 しっかりと背景や状況を的確に認識して、よりよい世界を作り上げて行きたいと思っています。

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2006年08月03日

自転車専用道路の整備を進めるべし

 自転車で車道を走っていると前に路駐の車、横はトラックがビューんとうなりを上げて猛スピードで追い越していく、そんな怖い経験を東京で自転車に乗っている人だったらしている方が多いのではないでしょうか。

 昨日、自転車道の整備に関する検討会に出席しました。日本はヨーロッパの国々と比べて自転車用の道路整備が非常に遅れている国です。そのため事故も多く、自転車に乗りづらいので自転車の利用が伸びないという悪循環にあります。日本で最も整備が進んでいる名古屋でもたとえばドイツのミュンヘンと比べるとまだまだといった感じです。

 そんな中、地球環境に対する意識が高まってきている最近の風潮から、自転車の利用を見直す動きも出てきており、自転車用の道路の整備が急務となっているところです。

 さて、ここでは会議でも発言しましたが、ー転車用道路を整備することのメリット、△覆疾鞍が今まで進んでこなかったのか、そして、これからはどうすればいいのか、といった点について若干のコメントをしたいと思います。

ー転車道を整備することのメリット
−自転車の利用促進による
  ・地球環境問題、温暖化対策(環境)
  ・健康対策(健康:メタボリックシンドローム等)
−交通事故対策(安全)

これらの効果を考えれば自転車用の道路の整備は必要であると思われます。もちろん車道を削ってということになった場合、自動車から自転車への以降があまりない場合にはかえって渋滞事情を悪化させてしまったりもするので、そこは慎重に実態を把握して進めていく必要はありますが、そうはいても効果を考えれば大筋としては自転車用の道路の整備は促進していくべきなのではないでしょうか。

△海譴泙膿覆鵑任海覆った理由
 このように正当な必要があるにもかかわらずこれまで整備が進んでこなかったのはなぜなのでしょうか?考えられるファクターとして、(A)ニーズ、(B)財源、(C)規制等が考えられるところですが、実際にはどうだったのでしょうか。
それぞれの状況を検討すると、(B)については自動車が主に負担している財源を自動車以外の道路の整備に使うことへの抵抗がある、(C)についてはこれまで自動車を中心とした道路という考え方で法体系は整備されてきており、その中できめ細かく定められている規制により自転車道みついては事実上整備をしにくい状況であった、等の事情はあるようであります。そこでこれまでは、ニーズについても確かに存在しているものの明確で強力なものではなかったということもあって、またそれに加えて予算や法制的な面からもやや制約的な側面があったために進んでこなかったというのがこれまでの流れのようです。

 ただそうはいっても、法律も予算も政策を実現するための方策に過ぎないわけで、実際にはニーズに裏打ちされた政治的な意思があれば、そのようなものは障害にはならないはずです。もちろん困難はあるでしょうが。
 今時代は地球環境の問題もあってライフスタイルの転換を求めています。実際二酸化炭素排出量を抑えるという話にしても、もはや産業界の努力だけでどうこうなるものではなく、車の乗り方に代表されるライフスタイルを省エネ型のものに変えていかなくてはこの地球の温暖化は止まらない、そういった情勢にあるわけであります。

 そのことを考えれば、将来への責任ということを思えば、都市交通の体系を自動車から公共交通や自転車に移行することは急務であり、政治はその実現に向けて強い意思でリードしていかなくてはならない、そう思う次第です。

suzuki_keisuke at 18:57トラックバック(0) 

2006年08月01日

梅雨明け

 皆さんいかがお過ごしでしょうか・・・

 梅雨が明けて意外に過ごしやすい日々が続いていて、カーッという暑さを想定していたのに拍子抜けという方も多いのではないでしょうか。でもこれって実は喜ぶべきことではないのかもしれません。

 最近異常気象が何かと目に付きますよね、梅雨も非常に長かったり、かと思えばヨーロッパでは酷暑となっていたり。

 前々から指摘していることではありますが、これは全くもって地球温暖化、というか地球のメカニズムのバランスが崩れているためだという可能性が高いのです。地球の気候をある意味でバランスさせてきた、つまり極端に触れるのを抑えてきたのはまさに「海」の存在です。実は海水の温度というのは非常にデリケートなもので、それが少しでも変われば、海流やさらには高気圧、低気圧の状況にも影響を与えるほどのもののようです。

 その「海」が最近異常なメッセージを発し始めています。エルニーニョに代表されるように、地球の異変は海洋にまで及んできてしまっているのです。その結果、高気圧等の配置が変わって梅雨前線がいつまでも日本列島上空にいたり、気候が極端になる異常気象が増加してきている、そのように考えられてなりません。もちろん厳密な科学的な相関というのはまだ完全に判明していないのかもしれませんが、おそらくこれらの異常事態が地球の温暖化と無関係ということは出来ないと思われます。

 地球の温暖化というのは何もどこもが温暖化するということではありません。ある地域では暑くなり、あるところでは寒くなる。そうして降水量や気温の状況が地球上のあちこちで極端になりバランスを失いながら、全体の平均気温は少しずつ上昇していく、そういう状況を意味しているのではないでしょうか。地球というこれまで調整のメカニズムを内包していたシステムが、処理しきれないくらいの負荷を与えられてしまっているのがここ200年くらいの状況です。46億年のうちの200年というと短い気がしますが、地球全体のバランスが狂い始めて、この惑星がもだえ苦しみ始めるには十分な時間です。この状況を私たちはどうして行くべきなのでしょうか。。。

suzuki_keisuke at 19:15トラックバック(0) 
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