2006年11月

2006年11月28日

写真週刊誌 FLASH!に出てしまいました

      

FLASH! 今週号

 タイトルから「あいつもついに(?)スキャンダルか?」と期待した方、残念でした。熱愛報道でもスキャンダルでもありません。。。

 載ってるのは本日から発売の12月12日号の31ページ目、高校特集みたいなコーナーです。昔のやややんちゃな写真も2枚ほど載ってますのでご興味ある方はご覧ください。硬い企画もたまにやってるんですよね、FLASH!って。。


 あと、話は若干変わりますが、昨日とある会合で霞ヶ関ビルの一番上の階の会場に行ったのですが、去年までは東京中見渡せたのが、今年は目の前にビルが出来て景色が全く変わっていました。実はこれ、文部科学省や金融庁が入るツインタワーで霞ヶ関ビルよりも高いんですね。PFIで建てて民間企業も入居するということで、霞ヶ関も変わりつつあるんだなあという印象を強く受けました。超高層ビルもあっという間に建ててしまうんですね、すごい時代です。



suzuki_keisuke at 13:56トラックバック(0) 

2006年11月26日

最近の自民党、何かおかしくないか?

 最近道路特定財源の一般化の議論が盛んです。それもこれに反対する議論が。小泉政権下で決定され安倍政権でも政権公約として引き継がれているこの一般化の議論のポイントは以下の通りです。

 本来国の役割は必要最低限の事を政府が行いその財源として国民から税金をいただくというものです。そして、その支出の決定、税負担の決定それぞれにおいて「どの政策が最も重要なのか?」「税の負担を誰からお願いするべきなのか?」という優先順位、プライオリティー付けの議論が広い視野からなされていくべきであります。

 国の政策というものはどれもそれなりに正しいものです。しかしもちろん政府の予算は有限なのであって、必要性が少しでもあるからどれもやるというわけにはいきません。どうしても必要なもの、何よりも優先させなくてはいけないもの以外のものについては、いくら正しいように見えても心を鬼にして削らなくてはいけない、それが政治で行われる議論の本筋です。特に財政的に余裕がなく、成熟段階にあって「官から民へ」という流れが充分行いうる段階にあるわが国においては。

 道路特定財源は、歴史的経緯から、他の政策分野に比べて道路の整備は圧倒的に遅れているから他の政策との相対的な優先順位付けをするべきではなく、自動車利用者から徴収した一定の税収は全て道路に充てなくてはいけない、こういうコンセプトでこれまで運用されてきた制度です。

 しかしながら、道路整備は今この時点においても聖域にする必要があるほど遅れているのでしょうか?他の政策分野や「小さな政府」、「官から民へ」という大きな流れと比べても圧倒的に大事で例外として扱わなければならない状況にあるのでしょうか?それは極めて疑問です。

 「道路は必要か?」といわれれば、無いよりあるほうがいいものはたくさんあるでしょう。でもその道路は本当に福祉などのほかの政策よりも大事なのでしょうか?増税をしてまで必要なものなのでしょうか?私にはそうは思えません。

 そもそも普通に考えれば、「一般財源化されて他の政策との相対的な優先順位付けがなされたとしても本当に必要な道路に関しては予算がつくはず」と思うのが普通なのではないでしょうか?その議論に耐え得ないような道路整備であれば今この時代に行う必要はないはずであります。

 自由な議論を恐れ、既得権益を以ってその自由な議論の例外としたいと願うのは、現実に自由な議論にさらされたら耐えられないような無駄があるからではないのか?そのようなことすら思えてなりません。

 また、自動車のユーザーは道路整備に当てられると思って自動車関連税を払っているのだという理屈。税金はそもそも、目的税でなく負担の配分という性質を持つもののはずです。自動車の環境への負荷というものが現実的に問題となっている以上、自動車関連の税金が自動車ユーザーのみに還元されなくてはいけないという議論は間違いなのではないでしょうか?温室効果ガスを排出し環境に負荷を与えているのだから社会に対して応分の負担をする、自動車の環境への負荷の影響を受けるのは自動車ユーザーだけでなく全ての人なのですから、こちらの方が論理的にも正しいのではないでしょうか?

 もちろん、道路特定財源の制度創設の経緯なども踏まえれば、負担と受益の論理の整理はされなくてはならないのかもしれませんが、全ての後付けの理屈を取り除くと浮かび上がってくる一般財源化反対を唱えている政治家たちの本音、つまり「道路は聖域のままで!」という最近の党内の風潮には強い違和感を覚えるものであります。復党問題もそうですが、抵抗勢力が盛り返している、そんな党内の雰囲気に強い危機感を私は覚えています。何としてもこの流れを止め、自由な社会に向けた改革の流れを復活させなくてはならない、そんな決意であります。自民党を小沢民主党のような既得権益を持つ特定の団体だけを見て政治をするような旧い政党に後戻りさせるわけにはいかないのです。自民党が本当に変れるのか、まさに今が勝負のときなのかもしれません。

suzuki_keisuke at 12:58トラックバック(0) 

2006年11月22日

今日の出来事

 本日は朝から国際経済戦略特命委員会、外交部会、交通安全対策委員会飲酒運転根絶PT、少子化問題調査会、等での議論に参加。私からはわが国の東アジア戦略のあり方や国連改革等に関し発言させていただきました。

 その後、夕方にかけて2008年の横浜でのサミット(先進国首脳会談)誘致の要請のため小此木八郎衆議院議員、松本純衆議院議員、坂井学衆議院議員、上田勇衆議院議員、中田横浜市長他、与野党の超党派の諸先輩とともに塩崎官房長官、麻生外務大臣、尾身財務大臣を訪問。報道にもあるように官房長官からは今年度中に開催地を決定する方針である旨伝えられました。2008年といえば地球環境に関するグレンイーグルス行動計画を踏まえたまとめの年ですし、ポスト京都の議論等にも重要なタイミング、ぜひとも進取の気性とチャレンジ精神に富んだ開港の地である横浜での首脳会合の開催(閣僚会合は新潟)に向け尽力したいものです。なにやら最近のサミットの開催地は何を置いてもセキュリティー、テロ対策が大事なようなので、その面からの調査も必要かもしれません。いつぞやは船でやりましたからね。。。

 引き続いて財務省の旧知の幹部とわが国の国際機関との関わり方等について意見交換し、その足で夜は横浜の神奈川県連の政経パーティーに出席し、その後東京に戻り中川幹事長と有志で懇談。郵政の復党問題に関する署名運動にはいろいろな考えから加わりませんでしたが、この場では復党問題等について率直な意見を述べさせていただきました。これからも将来に責任を持つ政治家として、しっかりとこの国を前に進めるという国民の皆さんの思いとこの国の将来への責任を見つめて行動していきたいものです。

*私は現在東アジア共同体評議会の有識者議員を務めていますが、この度そのHP上の百家争鳴なる掲示板に寄稿しましたので、ご関心の方はご覧ください。(⇒http://www.ceac.jp/j/)

suzuki_keisuke at 02:04トラックバック(0) 

2006年11月20日

復党問題、主役を忘れていないか?

 沖縄の知事選が終わりました。日本の将来、沖縄の将来を見据えて沖縄の皆さんは正しい決断を下した、そんな印象を受けています。

 さて、一方の永田町、これを受けて党内では郵政反対議員の復党問題に関する議論が盛り上がりそうです。それにあたって一言。

 唯一つ、我々が忘れてはならないのは、参議院選挙も衆議院選挙もあくまで判断を下すべきなのは国民の皆さんだということです。選挙は何年かに一度しかありませんが、そこで国の運営の大きな方向性に判断を下す機会を有権者のみんなさんから奪うようなことは決してあってはなりません。より自由な競争により優れた政治家が選ばれる、自由競争を標榜する自民党は、自らの政治の世界でもその大原則は死守し前に進んでいかなくてはならない、私はそう思います。

 国民の皆さんが下した決断、「改革を止めるな」。政治の世界だって例外ではありません。このことを我々は決して忘れてはならないと私は思います。

suzuki_keisuke at 17:53トラックバック(0) 

2006年11月16日

頑張れ!MATSUZAKA

 西武の松坂投手との独占交渉権をレッドソックスが落札したとのことで、大リーグ移籍の可能性が高まったようですね。野球ファンとしては良い選手の流出は悲しい気もしますが楽しみも増えるということで頑張って欲しいものです。外国で日本人が大活躍するというのは子供だけではなく大人にとっても「頑張ろう」という気持ちにさせてくれる刺激、たくさん感動させて欲しいと思います。

 野茂、イチロー、松井、中田などなどこれまでも一流のスポーツ選手が海外に行ってしまいました。日本のスポーツ界もどうすれば一流の選手が海外から来てくれるのか考えなくてはいけないのかもしれませんね。

 大リーグといえば、アメリカに勤務していた当時良くヤンキースタジアムやメッツのシェアスタジアムに行ったものです。まぶしいほど芝生がきれいなスタジアムでみんながそれぞれの楽しみ方で盛り上がっていたのが印象的です。アメフト、バスケットは開催日が少ないのでもちろん大人気ですが、野球は非常に根強く愛されているなと感じたものです。

 世界の舞台でトップレベルのパフォーマンスが出来るアスリート、どんどん出てきて欲しいものです。もちろんこればかりは、フィジカルの強さも大事ですがメンタルの強さもそれ以上に大事ですから、この飽食の日本ではもしかしたら難しいのかもしれません。私も大学時代はスポーツしかしていなった口ですが、大学レベルであってもそのトップレベルの争いは非常に厳しくメンタルな強さがなくては勝負にならない世界でした。ましてや世界においては半端でないハングリー精神でのし上がってきた強者ばかりですからそれに張り合っていくのは並大抵ではないでしょう。でも、そんな強豪と同じレベルでの日本人アスリートの必死の勝負をみて感動したい、ナショナリズムではありませんがそんなことをついつい思ってしまった今週でした。

suzuki_keisuke at 18:45トラックバック(0) 

2006年11月13日

新ホームページ(www.suzukikeisuke.jp)をUP!!

 お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、先週ようやくホームページを新しいものに更新しました。ご協力いただいた皆様、本当に有難うございました。まだご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、www.suzukikeisuke.jp ぜひご覧ください。実はアップしたものもまだ、暫定版。いろいろな試みを含めた最終版はそう遠くないうちに皆さまにご覧いただけるはずです。

 さて、今朝は新聞の休刊日でした。そういえばこの前は北朝鮮の核実験かミサイル実験の翌日が休刊日だったなあと思い出しました。週末だと日曜の夕刊、月曜の朝刊と続けて休みですし、産経新聞のように夕刊がない新聞だと月曜の夕刊もないわけで、日曜の早朝の出来事が報道されるのが月曜の夕刊か火曜の朝刊ということになってしまいます。まあ、情報収集の手段がテレビ、インターネットと多様化した今日においては新聞の特性はもはや速報性には無いわけですが、それにしても日曜の早朝の出来事を「◎×発生」というような大見出しで二日近くたってから読むというのもまた不思議ではあります。

もちろん新聞の記者さんも休みは必要でしょうし、休刊日を全く無くせとは思いませんが、何かやりようはある気がするのですが皆さんはどう思われますか?テレビのニュースは毎日やっているわけですし、シフトを組めば新聞だって出せるかも知れませんし、そもそも「全紙がそろって同じ日に休まなくても」と思うのは私だけでしょうか?休みまで横並びにしなくてもいいような気はしますが・・・

suzuki_keisuke at 15:43トラックバック(0) 

2006年11月09日

昨日の補足と復党問題についてのコメント

 このタイトルをご覧になってさては安全保障の話の修正かと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?もちろんスペースが限られているのでいい足りない部分があるので誤解される可能性はあると思いますが、別にあの部分は補足するほどのことは無いと思っています。

 補足は地球環境の部分。誤解なきように書かせていただきますが、私は環境至上主義者では全くありません。私が京都議定書の目標達成計画のことを強調したのは地球環境問題が死活問題であるということに加えて以下のような考えを持っているからです。

少子高齢化が進む日本の消費マーケットは拡大は今後望めない
→中国やインド等の新興国を日本製品のマーケットにしていくことが何よりも重要
→日本が比較優位があるのは環境技術
→日本の環境技術のマーケットに中国インドをするためには彼ら自身が世界規模の環境規制の枠組みに組み込まれることが必要
→2013年以降の京都議定書の次期枠組みの議論が始まっている今、日本がエネルギー効率に配慮し途上国をも含む枠組みの採択に向けイニシアティブをとるためには京都の目標達成が必要であり、達成できなければ日本の説得力・影響力が低下する可能性が高い。そうなれば日本の長期的な国益にとっては明らかなマイナスである

 環境技術のレベルが非常に高い省エネ社会の日本においては、温暖化対策と産業政策は完全に両立しうるものであるというのが私の持論です。だからこそ、いったん決まってしまった京都議定書にかかる一定の犠牲は享受してしっかり達成し、より大きな果実を手に入れるという方向に産業界も考えを変えることが大事なのではないでしょうか。日本の産業競争力であれば努力さえしっかり続ければ必ず世界で勝ち残り、より大きなものを手に入れられるはずです。そうすることが日本のためにも世界の将来のためにも必要なのだと私は思います。

 さて、話は一転、復党問題について。私のスタンスは決して構造改革の流れを止めてはいけないし、そのためにその推進力となっている「新しい自民党」のコンセプトは決して変えてはいけないというものです。だからこそ、どんなに辛くとも復党を安易なかたちで認めてはならないと思っています。たとえ個々の政治家の資質人格が如何に素晴らしくても。

 だからこそ私は復党には反対です。ただし、そのような結果を実現するためには安易な形での反対運動などは逆効果だというのも私の考えです。ましてや今は非常に重要な沖縄県知事選の真っ最中。わざわざ党内の混乱をこちらからアピールすることに何の意味があるのでしょうか。そのようなことをすればいらぬ反発まで招いてかえって逆効果となることだってあるのではないでしょうか。

 今回のことについてはしっかりとタイミングと戦略を考えるべきとの思いから私は一期生の有志による署名にはそのような留保つきでの署名とさせていただきました。結果として改革の流れを決して止めないような結果を手にすることこそが目的であって反対運動自体をマスコミ向けにアピールして「自分たちは違うんだぞ」という宣伝をすることが目的ではないはずです。だから私は先日「署名をマスコミに今から公表しアピールをしますけど問題ないですね?」と同僚議員に聞かれたときに、このタイミングでそうすることには反対だと言ったわけです。

 名前を公表することを聞いて怖気づいて私が署名を取り下げたというようなデマが一部マスコミ関係者の間に流れているという話をある記者の方から聞きましたので、それが全くのデマであることをご理解いただくために一応私の考えをここに書かせていただきました。文才が無いのでご理解いただけるかわかりませんが、私の思いをわかっていただけると幸いです。

suzuki_keisuke at 17:00トラックバック(0) 

2006年11月08日

私は言いたい。「もう逃げるのはやめよう」と

 政治家は理念や夢を語ることが何よりも重要ですが、それと同じくらい重要なのが実際にそれに添った結果を出すことです。そのためには時には人に嫌われるかもしれないこともしなくてはならない、その覚悟があってこその政治家だと私は思います。

 この国の将来、我々の世代、子供や孫たちの世代、その時代の日本がより素晴らしい瑞々しさに満ち溢れたものとなるよう必死に頑張ること、そしてこの国の人々の幸福とともに生命財産を守り抜いて、人々が凛とした日本人であれるような日本にするために頑張ること。その思いなくして政治家とはいえないと思います。

 最近余り耳にしなくなってしまったものがあります。歳出改革の工程表。最近あまり前向きな議論が聞かれなくなってしまったものがあります。気候変動対策の工程表である京都議定書の目標達成計画。そして、最近封殺されそうなものがあります。日本が自分の国をどうやって護るかという議論。

 「財政再建」「温暖化対策」。誰も反対しないテーマです。でも実際に行おうとすると反対が非常に強いテーマです。PLAN,DO,CHECK,ACTIONではありませんが、これらについては叡智の限りを尽くしてしっかりとした現状分析を行い、何が必要かを把握し、他の分野へのマイナスの影響があることを是認し、それを最小限に抑える工夫はしつつ、「それでもやらなくてはいけないんだ」と具体的な計画たて、それを断行する。その姿勢が無くて何が政治家だ、政府だ、そう思います。

 「安全保障」これだってそうです。日本が核に関する議論を全くせずに非核三原則を根拠無く「信仰」するのであれば、誰よりもそれを喜ぶのは、軍事独裁国家で民主主義の自由な国日本が普通の国になることが心配で仕方ない中国と北朝鮮のコンビです。「議論」をし結論を出さない。そんな大人の考え方、戦略的あいまいさが何よりも求められるのではないでしょうか。それこそが、その微妙なさじ加減こそがこの国の人々の安全を何よりも守ることになるからです。国内で今回の動きがあったからこそ、中国が本気で北朝鮮に圧力をかけ、アメリカが本気で日本を守ろうとしている。それが国際政治の冷徹な現実です。

 私は声を大にして言いたい。与野党問わず核の議論自体を封殺しようとしている人に、そして、深い考えも無く薄っぺらな正義感で外務大臣や政調会長に何かを断言させようとしている人に。「あなたたちの行動が日本の本当の国益を損なっているのですよ」と。

suzuki_keisuke at 16:41トラックバック(0) 

2006年11月06日

粟国島にて

 だんだん日も短くなってきましたね。さて、週末、私は沖縄に。それも行ったのは粟国島という小さな孤島です。「ナビィの恋」という映画の舞台になった島のようですが、皆さんご存知でしょうか?

 その島、絶海の孤島で一番近い島まで数十キロあるというところでした。山がなく川が無いということで水の確保等いろいろ苦労しているようです。政務での出張だったので、そこの村会議員さんと意見交換をしながら島内を見て回らせていただきました。

 そもそも島への行き方自体がすごくて、那覇空港から飛行機で25分。飛行機といえば聞こえはいいのですが、JALのチケットを握り締めてバスに乗せられ降りた先を見て唖然。そこにいたのは完全なるセスナ機。定員9名で、パイロットのすぐ後ろに座った自分とパイロットの距離は僅かに30センチくらいでした。当然通路なんか無くてスチュワーデスさんもいようはずがありません。雨だと飛ばないというその飛行機は、全長が数メートルですからハイジャックしても多分テロには使えないでしょう・・・

 本当は写真も撮りたかったのですが、実は今回デジカメはもって行ったもののメモリースティックをオフィスのPCの中に置きっぱなしで残念ながら文章のみでのご報告になってしまいます。

 さてさて、着いた島でいろいろなものを見て聞きました。1000人弱のその島は産業といえば製塩とサトウキビの栽培、モチキビの栽培くらい。リゾートホテルも無く民宿とプチホテルという小さな宿泊施設しかないので観光客も殆どいない状況です。セスナ機と船しか交通手段が無いので天候に左右されるようでやはり観光客には敬遠されてしまうようです。島がこれからどうやって生きていくか。近くに消費地が無いので本土と同等の競争というわけには行かないでしょうが、どうにかして自活の道を探っていって欲しいものです。

 さすがにこの時代だけあってブロードバンドはADSLまでは整備されているようですのでデジタルディバイドとはなっていませんが、やはり孤島共通の悩みとしてお医者さんの問題があります。「Drコトー」ではありませんが、この島には医師が一人しかいない、急患のときはヘリコプターでの移送しか方法は無い。一方で高齢化はやはり進んでいて島で一番目立つ建物の一つは特養老人ホーム。学校も中学校までしかないので進学は本島に。そしてそうなるとやはり就職も年でということになって高齢化が加速。これが島の現実でした。

 「島に生まれたから◎×ができない」「○×をあきらめざるを得なかった」そんなことにならないよう、最低限の機会の平等は保障していきたいものです。島の人の潜在能力を引き出して、島民の方々が頑張ろうと思えるような社会とするためにも・・・ 

 地域で機会の平等がないというような格差があっては決してならない。それは常に政治家として忘れたくない視点であります。これからの日本はオールジャパンで頑張っていかなくてはならないのですから、そういう意味でも必要なことだと私は思いますし、自由な競争社会という理念に何ら矛盾するものではないのです。

 余談ですが、宿泊した宿の人が言っていました。「来る僅かな観光客の大半が神奈川県からくるんですよ」と。東京や大阪よりも圧倒的に多いそうです。やはり海の近くということで親近感があるのでしょうか。もしも、昔ながらののんびりした島の生活や風景を体験したいのであれば、おススメです、粟国島。天候さえ良ければ、那覇乗換えで意外と便利ですよ。。。

suzuki_keisuke at 18:36トラックバック(0) 

2006年11月02日

エネルギー戦略に見るロシアとカザフ

 サハリン記兇箸いΕ廛蹈献Дトが昔の樺太で行われています。この地域で原油やガスが出るものですから、その開発のため日本の商社や政府、JBICをはじめ欧米メジャー等の外国資本が出資してのプロジェクトがこのサハリンプロジェクトです。

 このプロジェクトに関するニュースが日本を震撼させたのは10月半ばだったでしょうか。一つはサハリン兇亡悗垢襪發痢ロシア政府がプロジェクトの中止を要求してきたというもの。まあ、建前はともかく簡単に真実を言えば、経済が強くなって自信をつけてきたロシアが自分が弱かったころに悪い条件で外資と結んだ契約を改定して自分に有利にしようとした、というものです。環境がどうというのはあくまでも後からの理屈。ロシアという国が果たして信用できる国なのか、同じ土俵に立って話が出来る国なのかに疑問がつくところです。

 そして二つ目が日本向けと考えられてきたサハリン気療形灰スが中国向けに輸出されることとなったというもの。これはLNGでの輸出にこだわった日本に対してパイプラインでの輸出を言ってきた中国が価格的に優位に立ったというのですが、このプロジェクト、日本政府の公的資金が入っているものです。単にビジネス的にOKですというのは何か違う気がします。はっきりいえばこちらの方は日本政府が甘かったということでしょう。こちらの方もロシア政府は何かと干渉したがっているようではあります。

 正直これを見ていると他のビッグプロジェクトといわれる東シベリアの太平洋パイプラインにしても、しっかり油田を開発する資金を日本が出しなさいよというのが条件のようですから、そんな条件を飲んでまで信用できない国でプロジェクトを進める意味があるのかは疑問であります。

 結局ロシアはロシアの利益でしか動かず、契約も踏みにじられる可能性があるということであれば、日本としてはロシアが来てくれと言うまで待つべきなのかもしれません。ロシアとしても原油の輸出先が中国だけとなれば価格支配力を中国に握られるわけで、ある段階になれば「日本にぜひ来て欲しい」となる可能性が高いわけですから、それこそ拙速は禁物であります。

 こういう状況を眺めていると、中国の裏側とはいえ、比較的近隣の産油国であるカザフスタンなどは今後非常に大事にしていくべき国なのではないでしょうか。実は先週はカザフスタンの建国記念のレセプションやコンサートに招かれ顔を出してきました。顔見知りのカザフの大使は確か前の駐米大使で元外務次官。これを見てもカザフとしても中ロにはさまれている状況があるとはいえ、日本に温かい目を向けているのは事実なのがわかります。彼は中央アジアで非常に注目すべきSCO(上海協力機構)の次期事務局長が内定しています。日本の国益のためにも、こういう個人的な関係を大事にしていきたいものであります。。
 

suzuki_keisuke at 18:06トラックバック(0) 

2006年11月01日

とりあえず、近況。 そしてこの国を核から守るということ

 皆さんご無沙汰しています。更新が遅くなりました。
 
 とりあえずの近況ですが、先週の土曜は東京大学の「知の摩擦」プロジェクトに参加。3回目となるもので東大の若手卒業生と現役生をぶつけてみて化学反応を起こそうという企画です。まあ、こんなところに来る卒業生は何らか語りたいものを持っているわけで、双方いい刺激になったのではないかと思っています。私もいろいろな出会いがあって非常に元気をもらえた一日でした。自分の生き方などを照れることなく後進に話せる場は非常に有難いものです。。。 これからの日本、少子高齢化が進むのは事実ですからまさに人材が勝負です。素晴らしい日本をともに創っていきたいものです。

 日曜はうって変わって海上自衛隊の観艦式に出席。ちょうど北朝鮮情勢が緊迫化している中、精度が非常に高い訓練を目の当たりにして一瞬の安堵を覚えたものでした。何を言おうが、この国と国民を護るためには最低限の軍備は必要です。中国、北朝鮮という軍事独裁国家に囲まれている日本にあっては特にそうです。その任についている自衛官の方々には本当に頭が下がります。国会の場からサポートしていきたいと思います。そういえば、日曜日は昼の弁当を食べていたときに横におられたのが阿川尚之さん。作家の阿川弘之さんのご子息ですが、ご本人も有名なのでご存知の方も多いはずです。以前自民党の政策勉強会でお会いしたことがあったのでご挨拶をさせていただきました。

 明けて月曜日は朝食はイギリスの保守党の影の内閣のメンバーで党首選に出馬も噂されていたWilletts議員と。少子高齢化や年金問題、金融マーケットの問題から中国問題まで幅広いテーマで意見交換することが出来ました。日本の状況を説明しながらイギリスの状況を聞いて議論するという感じでしたが、非常にいい意見交換が出来たと思います。「また今度はロンドンで」といって別れました。いろいろ日程をこなして、夜は先日まで国連大使をされていた国際政治学者の北岡教授と会食。猪口議員のご紹介で、石破元防衛庁長官など先輩議員の方々と、国連の今後などについて意見交換。

といった具合の日々です。国会では今教育基本法の審議が連日あり、委員会室にいることが非常に多くなっています。そして、今週末は沖縄に知事選の応援に。沖縄も仕事でしか行っていませんから、いつの日か休みで行ってみたいものです・・・

 さてさて、それにしても今日の六カ国協議に北朝鮮復帰のニュースには驚きました。間違ってはいけないことは、交渉のテーブルに着いたことは何ら評価に値することではなく当然の義務を果たしたに過ぎないということ。核の脅威にさらされている日本は決して譲歩すべきではありません。北朝鮮の核保有を北の同盟国の中国、統一すれば核兵器が手に入る韓国は内心認めている可能性は高いわけで、アメリカが拡散の防止にばかり焦点を当てるようなら、北朝鮮の核保有の既成事実化の悪夢が現実のものとなってしまいます。まさに日本外交の正念場です。

 しっかりと検証可能な形での(おそらくは国外での)核廃棄を求めるべきでこの問題については一切の譲歩はするべきではない。「中国が北に融和的な姿勢を続けるのであれば日本は核保有する可能性がある」これが中国を真剣にさせる唯一の切り札であるという国際政治の現実から目をそらすのはもう止めた方がいいのかもしれません。本当にそう思います。与野党問わず政治家は、この国を、国民の命を守るというのがどれだけ重いことなのか、どのくらい辛いものなのか、改めて考え直すべきです。

suzuki_keisuke at 19:29トラックバック(0) 
Profile

suzuki_keisuke

Archives
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ