2007年04月

2007年04月27日

リニアの実現に向けて

 JR東海が2025年にリニア新幹線の開業を目指すと表明したという報道がありました。もちろんコストは非常に大きくリスクがないとはいえない決断であったとは思いますが、個人的には非常に明るいニュースと受け止めており、いろいろな面で実現に向け応援していきたいと考えています。
 
 いつの時代であっても革新的なイノベーションやこれまで未知の物を導入するに当たっては非常に大きな困難を伴います。そして得てしてリスクを嫌う官僚的な思考・発想はそのようなインパクトを定量的に評価できにくい技術革新やその応用を阻害してしまう傾向があるものであります。

 確かにリニア新幹線についても、これまでの自民党政治や財政当局は8兆とも言われるその巨額な投資を整備新幹線を建設しながら行なうのは厳しいとか、実際に儲かるか分かたないとかいろいろな理屈をつけて先延ばししてきたのが実態です。であるからこそ今回JR東海という会社が自らの責任で決断せざるを得なかったのかもしれません。

 しかし、私に言わせれば、目に見える一次的な経済効果はもちろんのこと、それ以外にも東京大阪が一時間で結ばれる日本にしかないリニア新幹線というものが実際にできるインパクトは、その日本人の精神に与える二次的効果も含めて考えれば莫大なものとなるはずです。リニアや日本独自の有人宇宙飛行などの目に見える最先端技術の実現は日本経済・日本国家の主役である日本人のモチベーション向上、活性化、そこから来る生産性の向上に計り知れないインパクトを与えるでしょう。また子供たちの理数離れの流れも大きく変わるでしょう。

 先端技術等については特に、机上の試算だけでなく、このような点にも注目して政治が決断していかなくてはならない、そう強く思うところです。


 さて、話は全く変わりますが、今日の夜に日本を出発しヨルダンのアンマンで開かれるアラブと日本の若手政治家が主体の会議に出席します。追ってご報告したいと思いますのでお楽しみに。


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2007年04月25日

テレビのこれから

 なんとなくすっきりしない天気の東京ですがいかがお過ごしですか?

 さてさて、最近このブログの内容も北朝鮮関係が多くなってしまっていますが今の状況を憂慮してのことと思ってご勘弁いただけると幸いです。「何とかして正確な情勢認識を国民のお一人お一人と共有したい」そんな気持ちでトピックが若干集中してしまった次第です。

 さすがに今日何か動きがあるとも思えないので、一言だけ触れて他のトピックに筆を移すことにしましょう。その一言はこれです。

「そもそもBDAの問題は六者協議とは無関係のトピックであって、本来的には北朝鮮が初期段階措置の履行を先延ばしにする正当な理由とはなりえない」ということです。若干忘れがちですのでリマインドまでに書いておきます。


 さて、今日は国会の委員会や党の会議の合間を縫って先輩議員とともに日本テレビさんに視察に赴きました。

 別に私は外交・環境・労働・財政ばかりやっているわけではないのであります。。。幅広い分野に取り組んでいるんですよ〜、と自己PR(?)はこのくらいにして本題に移りましょう。

 今日の視察の目的は情報通信の今後についての意見交換と今の現状を見せていただくこと。いつも接点があるのは個人的な知り合いを除けば政治記者の方ばかりですのでバラエティー番組の収録現場やバックオフィスや編集の設備を見せていただいて各セクションの上層部の方々とした意見交換は非常に興味深いものでした。いろいろな意見をぶつけさせていただきながら、実際の現場の声を聞くことが出来非常に有意義な視察が出来ました。

 今テレビはおそらく大きな岐路に立っている、そんな印象を私は持っています。これまでの「CM収入で資金を確保してそれを無料の地上波で視聴者に流す」というビジネスモデルが変わらなくてはならないかもしれない、そんな環境にテレビはあるという認識を私は持っています。

 ワンセグ、双方向、オーダーメイド。段々とこれまでの「マス」メディアの概念を変えるような事象が出現しているわけです。たとえば日本テレビ自身でも既存のあるいは独自のコンテンツを使って第二日テレという新しいモデルを展開していたりします。確実に「マス」コミュニケーションというものが時代とともに変化しているのです。

 マスに対するコマーシャルというものの存在価値が低下していくのであれば、コンテンツを作るための資金はどのようにして調達すればいいのでしょうか?そもそもマスメディアというものはどのように変質していくのでしょうか?著作権の問題も絡んで議論は非常に複雑になっていますが、報道、バラエティー、ドラマ、分野ごとに新しいビジネス戦略を見つけていかなくてはならない、そんな状況にテレビはあると思われます。

 介入するつもりはもちろんありませんが、現代人にとって情報やテレビが生活の一部となってしまっている状況では、政治もある程度はその方向性に関心を持たざるを得ません。放送法をめぐる議論とともに人間社会のコミュニケーション・情報伝達の大変革との観点からこの世界がどの方向に向かうのか、注意深く見て生きたい、私はそう思っています。

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2007年04月24日

北朝鮮情勢の注目点

 依然として何ら行動を起こそうとしていない北朝鮮につき今日も一言コメントをしたいと思います。

 それは、今の北朝鮮の行動に我々は絶対に誤魔化されてはならないということです。北朝鮮が今のようにずるずると初期段階措置の着手を引き延ばしていけば、おそらく国際社会や日本の一部マスコミは北朝鮮が寧辺の核施設の閉鎖を行っただけで「北朝鮮は誠意を見せた」的な反応をしてしまうのではないでしょうか。

 しかし思い返してください。寧辺の核施設などというものは非常に旧いものでその閉鎖などはそもそも北朝鮮には痛くもかゆくも無い。つまりはじめから寧辺の核施設の閉鎖するくらいのことはするつもりでそこからどのくらいの見返りを得ることが出来るかという交渉の道具に過ぎない可能性が高いわけです。

 「北朝鮮が本当にしたがらないこと」=「日本としては北朝鮮の核の脅威を取り去るために必要なこと」は北朝鮮の核計画の全てのリストの提出とその廃棄であり、そこに含まれる高濃縮ウランの方の研究の中止、そして現在あるといわれている核弾頭の完全な廃棄をおいて他にないわけであります。そのためにはそこに至るまでは決して圧力を緩めてはならないわけです。金正日に「核の完全な廃棄をしない限り体制の保障も経済支援も全くありえない」と思わせない限り、彼が本気で核廃棄をしようとすることはありえないでしょう。

 北朝鮮が初期段階措置を履行したからといって妙な達成感や「よくやった」的な感覚を我々が少しでも抱くことはまさに北朝鮮の術中にはまることとなる。このことをしっかりと胸に留めておかなくてはならない、そう私は思います。いろいろな場でしっかりとアピールしていきたいものです。

suzuki_keisuke at 15:59トラックバック(0) 

2007年04月21日

選挙@日仏

 いよいよ明日は統一地方選挙の後半戦と沖縄、福島の参議院の補欠選挙の投票日です。特に参議院補欠選挙は今後の与野党それぞれのモメンタムにも大きな影響を与える大事な戦いです。

 私も昨日日帰りでここ二週間で二回目の沖縄出張をしましたが、「選挙はまさに蓋を開けるまでわからないもの」、結果は全くわからない状況のようです。

 さて、実は明日は日本だけではなく、フランスも選挙の日です。大統領選挙の一回目の投票が明日行われます。主要候補のデッドヒートが伝えられていますから明日の投票で次期大統領の明確な結果が出ることは無いでしょうが、どの候補が決選投票に進むのか、非常に注目であります。特に移民問題を抱え若者の失業率も高いフランス、争点もかつてと違って国内問題に重きが置かれているようです。前回は極右といわれるルペン氏が決選投票に進み世間を驚かせましたが、明日はどうなるのでしょうか。推移を見守りたいと思います。何せフランスの大統領は確か一期5年、昔の7年ほどではありませんが過去26年でミッテラン、シラクの二名しか大統領になっていないというシロモノであります。

 明日のフランスを皮切りに、実は今年から来年にかけては主要国のトップが大幅に変る可能性がある時期です。イギリス、フランス、アメリカ、ロシア、台湾、韓国などなど。誰がどのようにしてそれぞれの国のトップとなるのか。対日観、国際政治観を含め注目していきたいものです。

suzuki_keisuke at 21:55トラックバック(0) 

2007年04月19日

北朝鮮の初期段階措置履行期限はどこへ行った?

 最近は暖かくなったり寒くなったり、なかなか掴みどころの無い気候が続いていますよね。こんなときは一番風邪を引きやすいので気をつけねばと毎日手洗いとうがいに努めております・・・ 皆さんは風邪は大丈夫ですか?

 さてさて、気候のほうはそうは言っても確実にだんだんと夏に向かって暖かくなっていっていることは間違いないでしょう。ところで寒かったり多少寒さが緩むように見えたりという北朝鮮情勢の方はどうでしょうか?寒さが緩むように思えるのは周辺国の期待や過度の楽観が引き起こしている幻想、イリュージョンなのではないか、そんな気がしてなりません。

 昨日触れた韓国の情報筋からなる報道もそうですし、そもそも、先週の土曜日、履行期限である14日にヒル国務次官補がプレスに向けて言っていた「中国は(北朝鮮に働きかけている模様で)我々にあと2,3日辛抱するよう求めてきた」という話など、一週間近くが経とうとしている今見返してみれば、全くの幻想にしか見えないわけであります。

 そもそも北朝鮮が体制の安全を保障している核を放棄するはずがないというのが冷静な判断なのではないでしょうか?独裁国家のリーダーというものは常に不安や疑心暗鬼を抱えるものです。日本やアメリカなどの民主国家の感覚とは全く違った行動原理で動いていると考えた方が自然なわけです。

 「2,3日待ってくれ」と積極的に履行期限のペナルティー無き延長を大見得を切って国際社会に認めさせた中国は、その大見得に反して北朝鮮に全く動きが見えない今に至るまで何の反応も見せてはいません。あれほどメンツを重んじる国。ここまで北朝鮮にコケにされて沈黙しているのは全く不可解であります。政府高官を北朝鮮に派遣したのも軍事同盟国である北朝鮮の金日成前主席の生誕95年祭に出席するためで核の交渉に行ったわけではないと見るほうが自然なのかもしれません。

 自らが主導して自分が保障するような形で北朝鮮の初期段階措置の期限の2,3日の延長を国際社会に認めさせ、にもかかわらず北朝鮮が何もしないにもかかわらず何の反応も示さないという今の中国の動き等を見ていると、中国の本当の考えは次の二つのうちのどちらかであるとしか考えられないわけです。つまり、|羚饑府が外交のど素人のような読み間違えをして今でも北朝鮮の善意を信じている大甘な国なのか、△修譴箸盞鎧同盟国である北朝鮮を対外的には非難しながらも実際には庇護して国際社会からの圧力をなんとか緩めようとしているのか、のどちらかの可能性しかないわけであります。

 果たしてあなたはどちらだと思いますか?中国の外交戦略の厳しさ、上手さをいやというほど見てきている私には答えは明らかなような気がしますが・・・

 そもそも中国にとって軍事同盟国である北朝鮮の日本に照準を合わせた核ミサイルを廃棄させるインセンティブは極めて限られているわけです。北朝鮮がたとえそれを中国から距離を置くための道具として使ったとしても、あくまで中国にとっての真剣な脅威とはなりえません。非常にクレバーな中国政府の首脳ですからそこは長期的な国益にどちらが資するのかという基準で冷静な判断を下しているはずです。口で何を言っているかではなくどんな動きをこれまでしてきているかをみれば、たとえばミサイルや核の実験後に国際社会で中国がどう動いたか、国連の制裁を緩める方向に動いたのではないかという点を思い出してみればそこは明らかであります。

 中国が本気で北朝鮮に核廃棄のプレッシャーをかけるとすれば、それは日本が北朝鮮の核への警戒が理由で軍備増強を行うかもしれないという懸念を中国が抱いたときだけでしょう。

 我々はナイーブな議論や願望でなく国際政治の現実を冷静に見るべきではないでしょうか?アメリカが「イラクが大量破壊兵器を持っていてほしい」という願望でその判断を誤まったことを考えれば、国際社会が「北朝鮮は説得すれば核廃棄をするに違いない。自分の隣の国はそんな国であって欲しい」「北朝鮮に真剣にプレッシャーをかける、中国にはそんな責任あるステークホルダーであって欲しい」という願望を持っているように見える現状は判断を誤まる可能性が高い、こう考えるのは非常に論理的で冷静なのではないかと私は考えています。

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2007年04月18日

銃の悲劇/韓国メディアの北朝鮮報道

 昨日の報道は非常に衝撃的でした。日米両国で起こった銃による悲劇的な事件、どちらも言語道断の事件であるとともに、アメリカにおいては保守派によりよく主張される「銃を持つ権利」の問題、日本においては銃の密輸の問題が改めて取り組まなくてはならない課題として明らかになりました。

 アメリカ人がなぜそこまで銃を持つ権利にこだわるのか?過去何回もあった悲劇的事件のたびに話題にはなっても規制していこうという結論にはなかなかならないのは、正直日本人である私には非常に不可解であったりもします。しかし、これまでの紆余曲折をみると、そしてアングロサクソンの国と同じくいわれるイギリスではアメリカも銃を規制すべきだという議論が高まっているという事実(報道によればですが)を考えると、やはりアメリカの開拓時代からある「自分の身の安全は自分で守る」という大原則、WASPを中心とするアメリカ人の根本にあるであろうスピリットにかかわる深い問題なのかもしれません。

 一方の日本の長崎市長の銃撃・暗殺事件。自由な言論を暴力により、脅迫により封殺しようという動きは絶対に許容することは出来ません。故伊藤市長のご冥福を心よりお祈りするとともに、拳銃の密輸は水際で断固として止めなくてはならない、その対策にも全力を挙げて取り組み治安の万全を図っていきたいと思います。特に日本のような島国では海外からの密輸を完全に取り締まるのは非常に困難です。万全を期すためには相手国との捜査協力・情報収集が成否を握る鍵と言ってよいでしょう。関係者各位の一層の奮闘を期待したいと思います。

 さて、話は若干変わりますが、昨日、韓国のメディアが北朝鮮の寧辺の各施設の周囲に停止に向けたものと見られる動きがあるとの情報があるとの報道をし、欧米メディアも含めそれが全世界に流されました。

 これまでも韓国の情報筋とか韓国メディアの報道というものを北朝鮮情勢に関してはよく目にしましたが、日本で報道されたものに限っても半分くらいは実体が無かったり、それっきり続報なしで煙のように消えてしまうという類のものが多いような気がします。今回のものについてもアメリカ政府が否定をしているようですし、真偽の程は定かではありません。

 ただ、一つ我々が注意しなくてはならないことは、当然韓国政府や韓国メディアの中には北朝鮮の工作員が多数いるだろうということです。また韓国の北朝鮮に対する特別な感情にも配慮しなくてはなりません。北朝鮮の立場を少しでも良くしたい、北朝鮮にいい国であってほしいという願望がやや事実を冷静に見る目を曲げてしまっている可能性は他の国に比べれば韓国には強いのは止むを得ないでしょう。

 それをそのまま信じたり報道したりすることには十分な注意と慎重さが普通以上に必要なのではないでしょうか。

 特段の深い意味はありませんが昨日の報道に対する感想を一言書かせていただきました。

 真実を自分の目で見ようとする努力、決して忘れてはならないはずです。新聞記事やニュースや、あるいは一時情報であっても、真実そのものではなく、あくまで真実を知るための手がかりに過ぎない。このことを私達は忘れるべきではないのではないでしょうか。特にこのインターネット時代、情報が氾濫する時代にあっては・・・

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2007年04月16日

粟国島訪問記

先日沖縄県の粟国島に出張しました。

 粟国島は昨年秋にも県知事選挙の際に訪問しましたので二回目の訪問となります。さすがにそのときお会いした島の皆さんも私の顔を覚えておられて、非常に有意義な意見交換が出来ました。

 過疎化が進む島。これといった産業も観光も無い中でこれからどうやって島の活性化をしていくのか、若い人たちの思いは非常に印象深いものでした。学校を何とかして一学年一クラスにしたい。2学年で一クラスとなってしまうのと、一学年一クラスを維持できるのとでは教育の進みからいっても大きな差が出てしまいます。今年の新入生は7人。今島は瀬戸際にいます。そして先生も二年交代で島からいなくなってしまう現状。お医者さんが島に一人しかいないという状況とあわせて、人の潜在性を奪う「地域間格差」こそ活力ある自由競争社会を創っていくためにも何とかしなくてはならない問題だ、改めてそう痛感しました。

 さて、堅い話はこのくらいにして、あとは島のために観光案内(?)をちょっとしましょう。

 粟国島は聞いたことがない方も多いかもしれませんが、実は那覇空港からJAL系列の飛行機で20分のところにある非常にアクセスのいい島です。もっともその飛行機というのが下の写真のもので非常に小さい。。。



飛行機の小ささにビックリ



飛行機の小ささにビックリその2



空港の大きさにもビックリ


 席に乗り込むと席の指定によってはパイロットの真後ろ、タクシードライバーよりも近い位置にパイロットがいるという非常に珍しい体験が出来ます。実は飛行機が意外と好きな私にとってはなかなか楽しい移動時間でした。



私の目の前がパイロット・・・


 この飛行機、横幅はタクシーよりも狭く、しかも各座席に常備されているのがウチワというようになかなか普段イメージする飛行機とは趣を異にしています。もっともそれでも島の人にとっては大事な足です。「雨が降ると飛ばない」という弱点はありますが、それでもしっかりと島の人々の生活を支えているの生命線なのです。

 さて、その島は、本当にのんびりとして時間が流れる別天地。少しはずれにいけばヤギが道路の上をのんびりと歩いている光景に出くわします。かつて琉球王朝時代には首里城に農産物を供給する役割があったとかで、島の一部の言葉は首里の言葉だそうです。そんな旧い歴史を象徴するように、昔のえらい僧侶の祠があったり、意外と面白い場所でもあります。もっとも島の周りは釣りやダイビングに格好の場所らしく、来島者の大半がそれを目的に来ているようです。



大海原を望む




島の夕日




車中から町中を撮る


 まさに大海原に浮かぶ絶海の孤島。ハブはいないということですので島の人は陽気で酒を良く飲みます。宮古島の風習である「オトーリ」という泡盛の回しのみ(一気飲み?)の風習も、島の人によれば「宮古は水で薄めるけど、ここに来るときに進化した」と久米仙を何杯もストレートでやるハメになります。

 「ナビィの恋」という映画の舞台にもなった粟国島。なかなかいい島であります。。。




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2007年04月13日

温家宝首相の演説を聞いて〜本音はなにか〜

昨日の午前、中国の温家宝首相が国会で演説をされました。過去に関しては厳しい内容でしたが、未来志向の非常に前向きなトーンがある素晴らしい演説でした。

演説を聴いているうちに私は中国が、‘本の常任理事国入りに強硬に反対している国、東シナ海のガス田開発を「棚上げ」と言っておきながら裏で開発を一方的に続けている国、C療財産権保護で日本企業の権利侵害がなされていてもなんら措置を政府としてとろうとしない国、ど堝明な軍拡を続け周辺国の懸念にもかかわらずそのディスクロージャーを全くしようとしない国、ニ鳴鮮の核・拉致問題に関して実態的な圧力を北朝鮮にかけることをしようとしない国、γ狼經超問題にまだ途上国であるという理由で実態的な措置を何も受け入れようとしない国、であることをすっかり忘れてしまいました。そのくらい今回の温家宝首相の訪日や最近の中国の首脳の発言には前向きな積極的な内容が今回の演説や共同文書には含まれているわけです。

もしこれが本当であればこんなに素晴らしいことはありません。普通の国の指導者であれば実態とかけ離れた美辞麗句を公的な場で述べるということはありえませんから、温家宝首相が日本の国会という公式な場で日本の国民の代表に対して行なう演説でここまで言う以上は、中国の先に挙げたような実態はもはや変わったのであるに違いない、本当によかった、と考えるのが自然です。

と思っていたら、その直後に中国の外交部が記者会見でこんなことをほぼ同じタイミングで発表していることが報道されました。東シナ海に関しては「共同開発の概念とは、中日の論争のある海域で行われるものだ。目下、中国が行っているガス田開発は日本と論争になっていない(中国側の)海域で行われており、中国の主権において正常な活動だ」という一方的主張を全く変えることなく強調していたということです。中国のような体制の国で記者会見というものが持つ重みは日本の比ではないはずです。であれば国としての本音はこちらというのが正しい捉え方なのでしょう。

 では温家宝首相の国会での演説「東シナ海の問題では係争を棚上げし、共同開発する原則にのっとって協議を推進し、平和・友好・協力の海にすべきだ」、安倍総理との会談後の共同声明「双方が受入れ可能な比較的広い海域で共同開発を行う」これらは何なのでしょうか?このようなことを口では言いながら、発表しながら、その実本国の記者会見では全く譲歩しない旨明言する。そのあまりのギャップと、国会の場で日本国民に対して発した言葉がうそであったという事実に私は正直悲しい気持ちでいっぱいになっています。演説を聴いて温家宝首相の言葉を信じて喜んだだけに、裏切られたという悲しみはなおさらであります。

安倍総理となって以降中国に対しては日本側が単独で譲歩を進めた結果、新しい未来志向の日中関係が開けると期待しただけに、「言っていること」と「やっていること」が違うという中国の現実の姿が見えたような気がして非常にショックを受けた次第であります。 

私は皆さんに聞いてみたい。「果たして皆さんはこれでも温家宝中国首相の演説に代表される中国の耳障りのいい「素晴らしい」前向きな内容を信じられますか?」と。

言葉や表面に出てくるものをやみくもに信じるのではなく、中国政府の考えていることの真実を私たちは慎重に見極めなくてはならないのではないでしょうか。政治家は「見通しを誤まった。」では済まされないのであります。今こそ第二次大戦前のミュンヘンの教訓を一度振り返ってみる必要があるのかもしれません。

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2007年04月10日

今こそ政治は変わらなくてはならない

皆さんこんにちは。昨日で統一地方選挙の前半戦、神奈川県知事選挙、神奈川県議会選挙、横浜・川崎の市議会選挙が終わりました。結果はご存知のとおり。県知事選挙では自民党神奈川県連が推薦した候補が苦杯をなめ、他の選挙でも貴重な人材を落とす結果となってしまい非常に残念な結果となってしまいました。自分自身しっかりと力となれたかを考えたとき自らの非力を改めて反省すると共に、神奈川県民の皆さんの下された判断というものをしっかりと受け止めたいと思っています。


 確かに昨年から道路特定財源の問題や復党問題、さらには一本五千円のペットボトルの問題など、自民党の政治家である私ですら不可解、すっきりしない点がわが党に多くあるのは事実であり、今回の一連の選挙の結果はそのことへの国民の皆さんからのお叱りと受け止めなくてはならない結果であると私自身は思っています。
 
 政治というものは、やはり、政策、理念本位の政治であるべきであり、なあなあの政治、既得権益を持つ業界を守ることが目的であるかのような政治は断固変えていかなくてはならない、改めてその決意を強くした次第です。

 逃げることなく問題点と課題を直視し、正しく認識して、きちんとした対策を打っていく。そして同時に進むべき方向性を信念と確信を持ってわかりやすく提示をして国民を巻き込みながら断固として突き進む。これこそがこれからの政治家のあるべき姿ではないでしょうか。なあなあで、もしくはネガティブなことばかりをあげつらって結局何もしないで流すような政治で乗り越えられるほど今の日本が直面している課題は生易しくない、私はそう考えています。そして私なりに県知事選挙という場をお借りしてこのことを訴えてきたつもりです。この点も含めこれからもしっかりと政治家としてメッセージを発信していきたいと思っています。


 思い返せばこの一ヶ月間、神奈川県連所属の比例代表の政治家として神奈川県下のあちこちで、駅頭や辻からお訴えをさせていただきました。駅だけでも、横浜、川崎、鶴見、大船、藤沢、茅ヶ崎、辻堂、小田原、本厚木、海老名、二俣川、相模大野、古淵、新百合ヶ丘、登戸、金沢文庫、青葉台、長津田、鷺沼、溝の口、センター北、センター南、鴨居、日吉、綱島、戸塚、桜木町。今思い浮かぶだけでも県内各地で街頭からお話させていただくことができました。

 前回の選挙、あのような形で政治家への道が開かれた私にとっては、ここまでの頻度で街頭から発信をするのは神奈川16区の補選以来、神奈川の各地でというのは今回が初めてのことでありました。土地によってここまで雰囲気が異なるのかということも肌で感じました。いろいろなご声援、メッセージをいただきました。そんなことを通じて私は、私の発信したメッセージがたとえ何人かであっても誰かの心にもし届いたならば、それこそがまさに政治の原点、私自身政治家となった意味があった、そう思っています。

 これからもいろいろな場所で、いろいろな方法でしっかりと私の想いや考えを皆さんに向け発信していきたい、改めてそう思っています。政治の根幹は、価値観や理念、そして生き方である、そしてその熱や想いをじわじわと人の心に伝えていくことこそ「政治」である、そう堅く信じています。

 今後とも私鈴木けいすけの政治家としての生き方をぜひ叱咤激励しながら見守っていただきたい、そう心よりお願い申し上げて今日の稿は終わりたいと思います。



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2007年04月02日

新しい年度を迎えて

 いよいよ新年度が実質今日から始まりました。このブログをごらんの方でも今日から新しい職場という方、いらっしゃるんじゃないでしょうか?思う存分自分の個性を生かして頑張っていっていただきたいと思います。

 話は若干変わりますが、今年は労働国会と当初言われていただけあって国会でも党内でも労働問題の議論が活発でした。しかしながら、労働行政に携わったことがある身からすると議論は結局は尻すぼみ。ドラスティックな改革の第一歩を踏み出すのかと思いきや、選挙向けのポーズのような政策の羅列に終わってしまったような感じを受けています。最低賃金とか割増賃金とか耳障りはいいものばかりが結果としては目立っています。しかしこれらの問題にしても、最低賃金は、苦しい中小企業が多いことを考えれば雇用自体が減ってしまうリスクを抱えていますし、割増賃金の問題も事実上サービス残業という形で労働環境の問題が見えにくくなってしまう、そんなリスクを抱えています。しっかりと政策目的に沿った形での執行が着実になされていかなくては逆効果となる可能性のある施策である、そんな厳しい意識を持って厚生労働省には頑張って欲しいものです。

 新聞紙上ではこのような問題やホワイトカラーエグゼンプションの問題ばかりが脚光を浴びていましたが、実は雇用市場、労働行政を根本から変えるかもしれなかった論点が実は党の会議でもひっそりと、しれっと姿を消しています。なぜろくな議論もしないでアジェンダから落としたのか?何度か党の会議でも発言しましたが党の調査会の幹部も役所側も誤魔化すばかりでまともな答えは得られませんでした。

 そのアジェンダとは解雇法制の金銭解決を巡る問題と雇用対策法の年齢指針と呼ばれるものの中にある新卒一括採用に関する規定の問題の二点です。あまりにも労働問題の本質的かつ根本的な問題なのでやや紙面を要するので、今日ここに詳しくは書きませんが、これらのポイントは今後の日本の雇用形態を考えていく上で非常に重要なものです。

 労働分野に限らず、どうも最近の党の議論は各論や技術論に終始している傾向があるので、もっと抜本的な議論もしっかりと行われるよう私自身しっかりと勉強し発信していこうと思っています。

suzuki_keisuke at 16:09トラックバック(0) 
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