2008年09月

2008年09月29日

麻生新総理大臣の施政方針演説

 今日麻生総理の施政方針演説があり、臨時国会も本格的にスタートしました。福田総理の時とはうってかわって与野党の怒号の飛び交う演説で、小泉元総理の時の演説を彷彿とさせる雰囲気でありました。政治姿勢、内政、外交それぞれについて方向性も明確に打ち出されていて非常にいい演説だったと思います。

 いま、景気が失速しようとしています。当面の課題としてはここをどう乗り切るかが非常に重要です。政局よりも一刻も早い補正予算の成立が求められています。今回に限っていえばまさに「緊急」なのです。民主党にも前向きな審議に応じて政治の責任を果たされることをお願いしたいと思います。

 最近政治が与野党問わず内輪な内向きの政治に終始しているような気がしてなりません。様々な問題が解決されないまま先送りされてしまっています。

 先日も地元の運動会で気分が悪くなった保護者の方がいらっしゃいました。救急車を呼んで割とすぐにきたものの、行き先がなかなか決まらなかったのでしょう、救急車のドアを閉めてから走り始めるまでにかなりの時間がかかってしまっていました。

 重病の時にはこのようなことも命取りになりかねません。病院と消防との連携をうまくとるなど、変えていかなければならない点は数多くあります。

 実は今回の予算の中にも、目玉の一つとしてあるのが「新待機児童ゼロプラン」なるもの。今私の地元横浜でも待機児童の問題は非常に深刻です。女性が活躍しながら子供を産み育てることがしやすい社会を創るためにはすぐに解決に乗り出さねばならない問題です。

 政治に近い一部の声の大きな人の声ばかりに配慮する「政治家のための政治」はもう終わらせねばなりません。バラマキしかり、政局至上主義もまたしかり。

 これまでの自民党の派閥政治とはある意味で遠くにいた麻生さんが総理大臣となったこのタイミングで、どうにかしてこうした「旧い政治」を打破していきたいものです。

suzuki_keisuke at 16:56コメント(2)トラックバック(0) 

2008年09月25日

小泉元総理の引退報道に思う

 今日の夜、ちょうど日吉駅で乗降客の皆様に、景気を立て直し改革を進めていくためにも、さまざまなしがらみを断ち切っていかねばならないとお訴えしていたちょうどそのころ、小泉元総理が引退されるというニュースが流れていたようです。

 先日の河野洋平議長に引き続き神奈川県の大物政治家の引退です。私が今活動している神奈川7区(横浜市港北区・都筑区)でこれまで有権者の皆様にお世話になっていた鈴木恒夫前文部科学大臣が約一年前に引退を表明されてから、いろいろな方が県内外で引退を表明されています。それぞれのご決断には心よりの敬意を表するとともに、これまでのご苦労に感謝したいと思います。

 特に小泉元総理に関しては、前回の郵政選挙の立役者として大きな反響を呼んでいるようです。

 小泉元総理がされてきたこと、特に旧いしがらみを断ち切り、官から民への流れを加速させると同時に古い政治体質とも対決し、日本全体の構造改革を推し進めたことは、非常に大きな意味合いをわが国にもたらしたのだと思います。

 今や自民党の中では「官から民へ」という方針に異論を唱える人はいない、改革ということが自民党の基本にあるということは非常に大きな変化です。ほぼすべての論争は改革を進めるという前提に立ってその痛みをどうケアするかということに収れんされているのが今の状況です。郵政民営化反対といった主張をし国民新党との合併を模索している民主党とは全く雰囲気が違う。選挙に向けた公約にしても、やはり民主党のバラマキには違和感を覚えるというのが自民党の政治家のほぼ全員の感覚なのではないでしょうか。

 そうした意味では、今日の引退報道に接して、小泉さんが進めてきた旧い政治体質との決別、構造改革ということを我々はさらに加速させていかなくてはならない、そんな決意を私としても新たにしたところです。

 マスコミの報道はともかくとして、その本質としてこれまた派閥談合のようなところから一番遠くにいる麻生さんが総理となりこれから古い政治体質とどうやって対峙していくのかが注目されている今、小泉元総理が引退というのもまた不思議な巡り合わせなのかもしれません。

 ひとつだけ気になることをあえて書かせていただけば、あれほど旧い政治体質との訣別をその哲学に持っているように見えた小泉元総理だからこそ、国政における世襲というある意味で「機会の平等」ともっともかけ離れたことにはもっと他の対応もあったのではないか、ということです。そんな期待ももしかしたら皆さまの中にもあったのではないでしょうか?

 もちろんそれぞれの価値観といえばそれまでのことではありますし、私が何かを言う立場にはもちろんないわけですが、政治家とは生き方を背中で広く見せることもまたその使命であるとするならば、やや違和感があったというのも事実ではあります。。。

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2008年09月21日

自民党総裁選最終日

 明日は自民党の総裁選です。経済についての論争がありましたが、政策論においてもマスコミが正確に伝えているとはいえない部分もあるのでもっとも目にする一点だけ簡潔に書かせていただきたいと思います。

 「上げ潮」「増税」「景気重視」というあの政治家のスタンスのわけ方についてです。おそらく皆さんお感じになっているとおり、このようなわけ方が通用するのは景気がいいときだけであります。

 景気が少しずつ悪くなってきている最近の状況の中では、…は上がらないで下る(自然増収はしない)、∩税しても税収は増えない、のであります。そもそも税収とはGDPや消費と税率との掛け算なのだから当然の話です。

 したがって今必要なのは景気対策。地元を歩いていても今の景気の問題は切実です。問題はそれをどのようにして無駄をなくして効率よく行うか。今回の総裁選での麻生さんの考えは、そこでバラマキという旧来の形のやり方をするのではなく、規制緩和や税を中心に特別会計や行政コストのカットで対応していこうというものです。民主党の財源の裏づけなき18兆ともいわれるバラマキとは全く異なるということは誤解してはならない点です。

 そしてプライマリーバランスを巡る議論も同じ。今の景気状況で2011年にプライマリーバランスを均衡させるのは、税収を増やす方法がない以上は不可能です。これは増税しても、「上げ潮」という考え方でも不可能です。むしろ一刻も早くこのバランスを達成するために財政規律を守りながら景気回復を図っていこうというのがその真意であって、「財政規律を緩めるのはけしからん」といった批判は全く正確ではない、ということも指摘しておきたいと思います。

 それはそうと総裁選といえば、今日最終日は私は早朝から夜まで、途中地元の祭りや横浜駅前での演説のために一時抜けることもありましたが、麻生候補の随行役として同行させていただきました。今回の総裁選も何日かこうした機会をいただきましたが、身内に政治家がいるわけでもない私にとってはいろいろと勉強するいい機会となりました。今後とも精進していきたいものです。

 さて、今日は首都圏三箇所で街頭演説会ということで5候補の陣営が一台のバスで呉越同舟。最終の演説会が終わっての夕メシは、私の地元などではイベントのたびにお付き合いする崎陽軒のシュウマイ弁当でした。横浜の方であれば地域のお祭りやイベントで度々口にされているのではないでしょうか。ちなみに「たまに食うと意外といけるんだよなあ」とは大学時代ヨット部で横浜の近くにさんざんいたらしい麻生候補の弁。

 明日の午後、自民党の新総裁が決まり、24日には新総理が選出されます。危機的状況にある日本のこれからのため、新しい総理を全力で支え、頑張っていきたいと思います。

suzuki_keisuke at 23:48コメント(2)トラックバック(0) 

2008年09月16日

「総裁選に乗せられるな」という報道

 自民党の総裁選もあと一週間足らずということになりました。各候補あちこちで演説して政策を訴えています。そんな中、最近メディアで「自民党総裁選に乗せられるな」という論調がいろいろなところで見られるようになっています。

 何でも前回の小泉郵政解散の時の反省をふまえてということのようです。確かにそのような考えも一理あるかもしれません。しかしそれを言うなら「自民党総裁選に乗せられるな」というマスコミのキャンペーンに乗せられる」ということも同時に考えなくてはならないのではないでしょうか。

 そしてそもそも有権者はそこまでマスコミに乗せられるほど民度が低いのか?そんなことがあるはずはありません。むしろそう考えていることこそがマスコミの慢心なのではないでしょうか?

 今の経済状況、国際社会の中での日本の状況、高齢化や異常気象、そんな環境の中で、今の日本に必要なのは何か、誰なのか、そんなことをどこかで考えながらテレビや新聞での総裁選の報道や民主党の状況を見ている方は決して少なくないはずです。

 地元などでいろいろな方と会って話をする中で私なりに感じている感覚からすれば皆さんの実感はこんなところなのではないでしょうか?

 「二代続けて総理が任期途中で辞任したことにはそれを選んだ自民党の責任は重い。反省すべきだ。しかも総裁選は投票できるのは党員だけだからそこまで関心を持てない。ただ、誰が何を考えているか、オープンな場での論戦を通じて明らかになるのは悪いことじゃない。」

 「民主党は同じ時期に代表選挙があったはずなのに、小沢代表に対抗して立候補する動きは途中から全くなくなってしまった。自民党田中派の流れをくむ一番古い部分と社会党が合体して出来たのが民主党の原型なのだから政策は党内でバラバラなはずなのに政策論議もされないで密室で決めるのはおかしい。政権与党になる可能性もある党がこれでは正直不安だ。」


 確かに福田総理の辞任ということで大きな迷惑を自民党が国民の皆様におかけしたのは事実です。そのことは昨年の総裁選での選ばれ方も含め自民党の旧い体質が追求されてしかるべきです。

 しかし、「総裁選のせられるな」と主張するマスコミは、国民の「知る権利」をそれでコントロールするべきではない。

 政策的なずれを「知らせたくない」ために代表選をしない政党があるからといって、オープンな場で政策論争をしている政党の議論を報道しなかったり妙な色づけをして報道する、これでは公正な報道とは言えないのではないでしょうか?

 代表選をやらない党よりも総裁選をやる党についての報道が多いのはやむを得ないしある意味当然ではないでしょうか。だからといってそれを無理にバランスさせるために、オープンな選挙をやっている党のことをそれを出来ずに密室で事を進めている党の政治家が批判しているのを一方的に放送するのが、平等な報道ではないはずです。

 自民党の総裁選の報道と時間的にバランスさせるということなら、なぜ民主党は代表選をやらないのか、党内の政策的な対立はどうなっているのか、そうした点をきちんと追求して報道することこそが国民の「知る権利」に応えるバランスのとれた報道なのではないでしょうか。

 そもそも、特定の意図の元にマスコミが自分のフィルターを通しすぎることは、視聴者、国民への冒涜に他ならないのではないでしょうか。私はそうした判断力、直感を、ほとんどの国民の皆さんは間違いなくもたれていると感じています。最近の報道が妙な傾向をみせているのであえて書かせていただきました。

suzuki_keisuke at 12:39コメント(4)トラックバック(0) 

2008年09月11日

9.11テロから7年目をむかえて

 今日は9月11日。ワシントン、ニューヨークで発生した同時多発テロから7年が経ちました。日本人も24名が犠牲となりました。日本はアメリカ、イギリスについで3番目に多くの犠牲者を出しています。

 実はあのとき私はペンタゴンの駐車場をはさんでいくつか隣のアパートに住んでいました。何の罪もない人が一瞬のうちにテロに巻き込まれて二度と帰ってこない、私すぐ周りで実際に起こったことです。

 テロをめぐっては様々な議論があります。確かに抑圧された人々が自由を求めて自分の土地で戦っていることまでテロとして抑圧・弾圧を認めることには私も違和感を感じます。しかし、たとえば9.11、たとえば拉致、どのように考えても正当化できない犯罪行為については断固とした姿勢で臨むこと以外に答えはないはずです。

 国際社会がそのような犯罪行為、反文明的行為と戦っている。そして日本もその一員として「テロとの戦い」に加わっています。それも国内の制約があるからということで、一国の国内事情を諸外国に考慮してもらって、実際に血を流す可能性が低い、インド洋での洋上給油という形式で貢献しているのが今の状況です。そして先日NGOでアフガンで活動されていた伊藤さんが犠牲となられたことを考えれば、他の選択は今の時点では考えにくい。

 加えて日本はインド洋の安全が確保されなければ、シーレーンの安全が確保されなければ、原油も入ってこない、そんな国なのです。そして世界もそのことを知っている。だからこそ、国際社会との協調、国際正義ということに加えて、自らの国益ということからも、日本がこの地域から国内の政局という身勝手な事情で手を引くということがあってはならないはずです。

 日米同盟をはじめどんな条約や同盟も、実質を伴っていなければただの紙切れに過ぎません。今の日本がおかれた地政学的な環境を考えても、インド洋での洋上給油活動はやはり継続させるべきなのではないでしょうか。

 国内を見てみるとこれまでの動きから考えて民主党はこの活動の継続に反対のようです。であるとすれば、私としてはこの状況、必要性をしっかりと国民の皆さんに訴えて、なんとかしてご理解をいただくより他ありません。ご意見がありましたらぜひお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。

suzuki_keisuke at 15:05コメント(1)トラックバック(0) 

2008年09月02日

「またか。」福田総理の辞意表明

 まったくもって「またか」としか言いようがありません。福田総理の突然の辞任会見。景気の状況、国際社会の中での立場、日本の政治がここまで不安定では正直マイナスの影響が大きいはずです。

 加えて、最大野党の民主党が政策論議すら行われない旧態依然とした派閥政治そのものの中にあることも代表選挙が無投票という流れを見ても明らかです。自民党で二代続けて総理が政権を途中でやめるということに加え野党の側もこのような状況というのは、今我々が、我が国が置かれている状況を考えれば危機的状況です。こんな政治であれば我が国にとって不要と言わざるを得ません。何とかしてこの状況を打開せねば未来は開けません。

 福田総理、小沢代表、古い派閥政治の申し子のようなこうした政治の旧いしがらみを断ち切るチャンスに今回の総裁選をしていかなくてはなりません。二大政党の一つの民主党の方があのような状況だからこそ、自民党は我が国のこれからのために、長い目で見た国益のために、国民の皆さんの目から見て、そして世界から見て納得がいくような論争を行い新しいリーダーを選出せねばなりません。

 政治は政治家のためにあるのではない、我が国の社会、国民のためにこそなくてはならないのです。ここが「日本」の正念場です。

 我々はオープンな場で、責任ある政策を断行できる、決断力あるリーダーシップを持ったリーダーを今度こそ誕生させねばなりません。自民党の若手政治家としてその実現に向け責務を果たすべく全力で頑張ってまいります。

suzuki_keisuke at 00:59コメント(4)トラックバック(0) 

2008年09月01日

パラリンピック

 ここ数日続いていた突然の豪雨、雷雨はようやく一息といったところでしょうか。今日は予報も雨とはなっていないようです。アメリカではまたもや巨大ハリケーンが襲来するようです。地球のバランスが崩れてきてしまっているのではないでしょうか。一刻も早くできる限りの手を打っていかねば時間切れともなりかねません。様々なエゴを乗り越えて人類の叡智を結集するためにも危機感を科学データをベースに共有する努力も必要なのかもしれません。

 さて、話は全く変わりますが、先日ボート選手のパラリンピックの壮行会が行なわれたので顔を出してきました。ぜひ頑張って栄冠を手に入れて欲しいものです。

 実はパラリンピックについてはオリンピックに比べて注目度も高くはないのが現実で、運営にも企業などからの資金が入りにくい中で活動が行なわれているのが今の障がい者スポーツの現状です。

 パラリンピックは厚生労働省の所管、オリンピックは文部科学省の所管という、どこかできいたような話がこの件にも影を落としています。諸外国の例を見ても、どちらの代表も国の代表として同じ団体から送り出されていることが多い中で、日本のこのセクショナリズムはどうにかしなくてはならない問題です。

 私自身もこの問題については数ヶ月前にあった自民党のスポーツ立国調査会でもその旨問題提起したところですが、肯定的な反応も強いものの一方で役所に気兼ねした意見がいまだに根強いのも現実です。世界的な流れを見ても、マスターズも含めてスポーツ政策については一元的に戦略的に考えるという発想も必要なのではないでしょうか。頑張って取り組んでいきたいものであります。

 さてさて、最後になってしまいましたが、読者の皆様におかれましては、いろいろブログにもコメントやメールでご意見をいただきありがとうございます。すべて目を通させていただいております。なかなかすべてには手が回りませんが可能な範囲でお返事もさせていただいております。これからもいろいろなご意見お待ちしております。よろしくお願いいたします。

suzuki_keisuke at 17:49コメント(1)トラックバック(0) 
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