2009年09月

2009年09月29日

新総裁には「悪人」になっていただきたい

 自民党の総裁選が終わり、谷垣新総裁が決定しました。

 まさにこれからの半年一年は、自民党にとって正念場。というよりも、異なる二つのビジョンや国家像を示して緊張感を持ちながら切磋琢磨するという二大政党の長所を考えれば、今後日本の政治、あるいは我が国の10年後、20年後を考える上で非常に大事な一年になると思います。

 まず政策、ビジョンをと言いたいところですが、その大前提として自民党が健全な保守政党として、改革政党としてのメッセージを出しても、まともに聞いてもらえなければ全く何も意味がありません。まずは信頼回復、信用回復、そのためには本気で体質改善、旧い政治と訣別する覚悟が求められているのだと思います。

 谷垣新総裁にはその意味であえて「悪人」になっていただきたい。

 参議院の神奈川、静岡の補選を終わってひと月もすれば、衆議院の惨敗のショック=(イコール)「改革をせねばという危機感」が党内からは消えていくでしょう。これはこれまで自民党の中にあった者として、たとえば北朝鮮のミサイルその他の後の党内の動向からみても、かなりの確率で予想されます。ノド元過ぎれば熱さ忘れるのが人間の性であります。特に今党内にいるのは当然ながら選挙に勝ち残った政治家。危機感は常に意識していなければ失われてしまいます。


 そのような状況になってもなお、党の根本的な体質を変えることができるか。ボス政治、密室の談合体質や、民意や正論、若手の主張を党内の会議の場でもまともに取り上げずガス抜きだけで済ませてしまってきた体質を変えることができるか、国民が期待すること、我が国の未来のために必要なことを身を挺して実現する体質に党を変えられるか、まさにそれが問われています。

 党員票においてもかなりの締め付けがあったかもしれない中で(いくつかの県の票を見ればその可能性は高い)河野さんの得票が地方で100を超えてきたことを考えれば、自民党のこれまでの体質を変えてほしい、自民党の原点に戻ってほしい、旧い政治はもうごめんだという、党員、そして国民の思い、そこにどうこたえられるかが大きく問われています。

 私が知る限り、谷垣さんは 人間的にも政治家としても素晴らしい方です。自転車を私もやる関係でご一緒することもあり、また道路問題などで幾度となく若手の思いに真剣に対峙していただいた経験などから私はそう感じています。

 だからこそ「悪人」になっていただきたいと私は思います。どんな考えにもそれなりの「正しさ」はあります。しかし、危急存亡のときには「正しいかどうか」よりも蛮勇が求められる。そしてぶれずにやりぬくことが求められます。

 我が国の20年後のために、全力で自民党の再生、というよりも新生に向け、微力ながら全力で私も取り組んでまいります。


suzuki_keisuke at 10:12コメント(8)トラックバック(0) 

2009年09月23日

5連休の最後に総裁選遊説@横浜

 5連休、いかがお過ごしでしたでしょうか?春の連休よりも各種の予約状況はよかったといったことも聞きました。いろいろな議論はあるにせよ、普段の仕事の疲れを気分転換できるような連休はあったほうがいいのでしょう・・・

 連休といってもなかなか骨休めできるわけでもなく、いろいろとあいさつ回りや地元のお祭り、敬老会や各種イベントの開会式などに参加させていただいたりと相変わらずの日々を送ることになりました。

 とある敬老会では90歳の方が代表して挨拶をされていましたが、本当にお元気。やはりこれまでの日本を支えてこられた方は筋金入りです。

 「ご苦労された分だけのんびりできる老後」と同時に、やはり活躍の場をいくつになっても持てるような環境づくりをこれからの政治はやっていかねばなりませんね。考えてみてみれば、私の祖父ももう亡くなりましたが90歳過ぎまで仕事を続け、出張までしていました。やはり年齢で一律に定年という形で仕事の場を奪ってしまうというやり方は考え直したほうがいいのかもしれません。

 もちろん、単純に定年を延長してしまえば、人事が滞留し、若い人間が活躍の場を奪われ活力が失われてしまいますから、そうした単純なやり方はとるべきではありませんが。

 若い人間の活躍といえば、今自民党の総裁選が行なわれています。今日の午後、横浜駅西口で三人の候補がそろって街頭演説が行なわれました。(うっかりしていましたが、事前にブログかホームページで告知しておけばよかったなあと今頃になって気づきました。すみませんでした・・・)

 実は来月には神奈川県の参議院の補欠選挙も行なわれますので、そのキャンペーンも併せて行なわれ、候補予定者のつのだ宏子さん(現横浜市会議員)の演説、その前座で神奈川選出の国会議員、更には我々も演説をさせていただきました。フレッシュな女性候補、しかも新総裁最初の国政選挙、必勝を期して頑張って皆で盛り立てていきたいと思います。

 私も、「国民の皆さんの『変わってほしい』という声を真摯に受け止め、自民党を本気で変えねばならない」「小さな政府、改革路線を示せる自民党を創っていかねばならない」そういった趣旨の演説をさせていただきました。

 その後の総裁選演説会では、やはり地元ということもあって河野さんへの声援が一番でしたが、3候補がそれぞれの持ち味を出しての演説を。

 驚くべきことに、予想以上に多くの方が足を止めて聴かれていて(前回の総裁選よりも多かったような気がします。発表は2000人)、改めて自民党に変わってほしいという熱意を感じました。

 今までのままの自民党であればおそらく今後の選挙で「ゆり戻し」は無い。このまま消えていくだけでしょう。そんな危機感を、そして新しい自民党を傷だらけになってもゼロから築き上げていく覚悟が新総裁には求められています。

 本当のラストチャンス。ここで本当に変わることができるか、まさに皆さまが見ているところで試されている。そのことを忘れるわけにはいかないと思います。生半可な気持ちでは変革はできません。

 特にこれから「敗戦ショック」が永田町ではどんどんと薄らいできます。そうした中でその空気を切り裂いてでも変えさせることができるか。

 それこそが今回の総裁選の真の争点なのではないでしょうか。私が河野さんを今総裁に推したいと決意した一番のワケはそこにあります。

 自民党がどうなろうが、多くの方には関心がないかもしれません。しかし、構造改革・小さな政府路線を推し進め、人口が減る中で国際競争に勝ち残っていける日本を創り、様々な脅威がある日本を現実に護り、といった理念を掲げる政党がなくなってしまうのはわが国の将来を考えれば絶対に避けねばなりません。

 今の状況でそれをするためには、自民党を抜本的に新しく生まれ変わらせるより他ないのだろうと私は思います。そして本来の自由民主党は、国民の思い、長期・短期の将来のリスクを取り除く責任ある政治を果たす政党だったはずです。その原点に立ち返れるか、そのことが今問われているのではないでしょうか。

suzuki_keisuke at 18:49コメント(5)トラックバック(0) 

2009年09月18日

分水嶺。総裁選はじまる

 自民党の総裁選が始まりました。

 まさに今後の日本の政治、わが国のこれからを考えたとき、自民党が再び国民の皆さまの信頼を取り戻すことができるかの大きな分かれ道であります。

 今回の衆議院選挙の厳しい結果を、一過性の「風」と捉えてしまえば、そして黙っていてもやがてゆり戻しが来ると考えるとすれば、それは大きな間違いといわざるを得ない。自民党が今までの内向きな旧い体質を変えることができなければ、おそらく党はこのまま消滅の道を歩まざるを得ないと思います。

 しかし、健全な保守、現実的な国益本位の外交、小さな政府、政治・社会の非効率を変えるための構造改革といった、今後のわが国に必要な方針を堅持する政党が他にない以上、自民党を消滅させるわけにはいきません。

 選挙後、あいさつ回り、街頭演説などで多くの方とお話をさせていただいています。自民党の熱心な支持者から、いわゆる無党派の方、他党の支持者に至るまで、ほとんどの方の声は、この機会に自民党に生まれ変わって欲しい、「旧い自民党」を捨てて「新しい自民党」を創ってほしいというものでした。

 誰のための自民党か?本来国民全体のことを考え、一人でも多くの方の声を反映できる国民政党であったはずの自民党が、特定の業界や議員のための党に成り下がってしまっている、そんな印象を多くの方が抱いています。

 自民党の支持層であろうと無党派層であろうと、この国の将来を見据えて政治に対して真剣な思いを持つ多くの有権者の方にメッセージがきちんと伝わるよう、信頼回復をし、明確なビジョンを持つことが今自民党には求められています。

 人口が減り、国際競争が激しくなるこれからの日本を取り巻く環境。そこで勝ち残っていかねば我々の将来は暗いものになってしまいます。そのための体質強化、真の構造改革が今必要とされています。

 これまでの政治の延長では今の内外の事態に対処できなくなっているのが現実であるとすれば、これまでのあり方を一度ゼロにしてそこから今の時代にあった政治を新たに創り上げる、そのくらいの覚悟が今の政治には求められていると私は感じています。

 特に民主党も自民党と同様の体質を抱えたまま選挙に大勝し政権をとった今の状況を考えれば、真にわが国の未来を考えたとき、自民党がこの大敗のタイミングを逃さずに旧い政治体質を変えられるかが本当に重要になってきます。

 改革はタイミングを逃せば決してできない。痛みがあるからといって先送りはできないのです。

 方向性を誰も明確に持てていない混乱期に「ドン・キホーテ」が狂ったようにやってはじめて一歩進む、というのが改革の本質、現実です。

 そんな時期に総裁選があるのはまさに天の僥倖ともいえる。

 私はこれまで4年間国政の場で、頑固な信念、突破力、あるいはムダをなくし小さな政府へといった日本のシステムの構造改革へのスタンス、党の旧い体質への嫌悪、そうした点に共感を持ち、いろいろな場面で河野太郎さんと行動をともにさせてきていただきました。

 立候補された三方とも私は非常にお世話になり親しくさせていただいています。それぞれ素晴らしい政治家であることは間違いありません。しかし、このタイミングではやはり私は河野さんを推したい。

 今回の総裁選においては、議員ではなくなってしまった以上力も限られていますが、党の体質を変え、真の改革志向の方向性を打ち出せるよう、河野候補の勝利のために力を尽くしたいと思います。


suzuki_keisuke at 15:51コメント(11)トラックバック(0) 

2009年09月11日

9・11

 今年もまたこの日がやってきました。

 あのテロから8年。何の罪もない人の平穏な暮らしが突然にめちゃくちゃにされ、自らの命が、大事な人の命が奪われてしまう。現場の至近距離のマンションに当時住んでいた私にとって、そんなテロを身近に体験したことは、それまでもどうにかせねばならないと思っていた変革、政治への志を一段と揺るぎないものにした原点の一つだったのだろうと思います。

 アメリカ社会はあのショックから立ち直ったのか。直後にテロというものへの恐怖が怒りとなり、驚異的な団結で、しかし非常に強硬な方向に大きく振れ、その後イラク戦争もあって逆の方向に振れたアメリカ社会は、果たしてそれ以前のバランスを取り戻したのか。今でも測りかねるところがあります。

 わが国として忘れてはならないのは、アル・カイダは世界中で増殖しながら今でもその勢力は健在だということ。そしてわが国について言えば、今でもスパイ天国の状況が続く中で、中国、北朝鮮という軍拡を続ける旧来型の脅威と、こうしたテロリズムとどちらもが依然として極めて深刻な脅威であること、であります。

 いまやアルカイダという一つの組織の指導部を破壊すればそれで一連の動きが済むという状況ではないほどに、イスラムの過激派テロ組織はひろがりを見せています。そしてテロ後、独立運動をテロという名目で弾圧するという事が中国やロシアで盛んに行われたことで、憎しみの連鎖は今でもひろがりを見せており、世界的な不安定感は2001年当時よりも深刻になっています。

 加えてこの点も忘れてはならないと思います。あのテロのとき、日本政府がそれまで必死に防衛しようとしていた日経平均株価10000円の水準をいとも簡単に割り込みあっという間に7000円台に突入し、経済においても非常に暗いムードになってしまったことは記憶に新しいことです。

 安全保障(あるいは環境問題も)は、経済政策うんぬん以前の国の基盤であり、何にもまして冷静で現実的かつ戦略的観点からこの国の安全を守るということは政治の最大の責務なのではないでしょうか。そして経済企業活動も、こうした安全保障あるいは日米関係に大きく左右されるのが2009年のわが国の現実です。通商問題、為替問題など、安全保障と直接的にはつながりはなくとも、二国間関係においては相互に影響せざるを得ないポイントは多々あります。

 8年目のこの日を迎え、わが国の安全保障政策、対外政策の機軸をきちんと政治家がもつことの重要性を改めて痛感した次第です。私自身の見識や知見も、いろいろな機会を見つけてきちんと高めて行かねばならないと感じています。

suzuki_keisuke at 20:02コメント(5)トラックバック(0) 

2009年09月08日

「旧い自民党」・温暖化目標にモノ申す

 引き続き、朝の駅頭での演説に始まり、あいさつ回りの日々が続いています。「応援するから次必ず頑張ってね」という激励とともに、「自民党も本当の意味で生まれ変わらなければだめだよ」という声も多くいただきます。

 これまでの「内向き」「既得権保護」「明確なビジョンの欠如」といった「旧い政治」を自民党から変えてほしいという声をこれほど多くの方にいただくことに私自身非常に驚かされています。

 選挙前から、「自民党から政界全体にある旧い政治体質を断ち切っていけなければならない」と主張し続けてきた私にとって、いわゆる無党派の方のみならず地域の自民党の関係者の方々からもこうした声が非常に強いこと、非常に感慨深く思うとともに、これまでの4年間で「旧い政治体質」を打ち破ることが十分にできてこなかったという意味で、私自身の力不足を反省させられています。

 現職の国会議員でない状況で何ができるか、考え、行動していきたいと思います。

 さて、今日のテーマはもう一つ、温暖化問題です。

 民主党の鳩山代表が1990年比で25%削減という目標を表明したとのこと、その見識不足、国際感覚の甘さを感じざるを得ません。

 (1)なぜヨーロッパだけに有利な1990年比という基準年をあえて指標として持ち出すのか、(2)なぜ温暖化問題全体という意味で「科学的に最も正しく」、日本の国益にもつながる、エネルギー効率、エネルギー原単位の絶対値という指標を打ち出そうとしないのか、等々の点に疑問を感じざるを得ません。

 「科学」の議論を離れて「政治」の駆け引きに終始している今の世界的な温暖化対策の議論に問題提起することなくヨーロッパの利益、新興国の利益になるような議論に乗っかるが本当に正しい道なのか。「いい子」になって他国に褒められたところで、日本のためにも地球全体のためにもならない、というのが国際政治の現実なのではないでしょうか。

 確かに国際社会で褒められれば、リーダーとしては気持ちがいいのかもしれません。しかし、交渉において相手が自分を褒めるのには「理由」があるわけです。国内向けのパフォーマンスと国益を守る熾烈な国際交渉とでは、自然国のリーダーが臨むべきスタンスは違わねばなりません。

 本質的な提言で世界をリードするだけの実績と技術と科学的なバックデータがあるにもかかわらず、それを生かせないような環境外交をすべきではないはずです。

 ポスト京都に向けて時間は限られています。きちんとした発信と厳しい交渉姿勢を望みたいものであります。

suzuki_keisuke at 23:32コメント(13)トラックバック(0) 

2009年09月03日

日々の雑感めいたもの

 選挙後、毎日朝の駅立ちから始まり、その後関係者へのあいさつ回り等で毎日が過ぎています。いろいろと応援していただいたにもかかわらず力不足でこのような結果になってしまったことのお詫び、次の選挙に向けての決意を伝えていろいろな方とお話をさせていただいています。逆に励まされることも多く、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 私が主張してきたこと、支持していただいた皆さまの思いにお応えするためにも、実現に向けて全力で頑張ってまいりたいと思います。

 さて、そんな中、昨日あたりからは久々に通常の日程も入りはじめています。横浜で開催されている保育の青年部の全国大会の開会式、地元の元消防団副団長の方の叙勲のパーティーなどにも出席しながら、という感じです。

 保育といえば、子供手当のことが盛んに話題に上っていますが、真に少子化対策を考えれば施設のハードやソフトの整備をより進めていくべきでありますし、冷静に考えて「子供のいない家計」から「子供のいる家計に」所得移転を政府が図るというのは今ひとつよく分からないコンセプトです。

 特に横浜は待機児童が日本一で、しかも施設が足りないからそもそもあきらめている方の数を考えれば、「子育て」は政治が真っ先に取り組んでいかねばならない仕事の一つであることに疑いはありません。さまざまな問題も指摘されていますが、若手の政治家としてきちんとした対策を考えていけるよう、この期間を一つのチャンスとして、現場の状況を含めキチンと感じていきたいと思います。

 激しい国際競争にさらされている今、子育ての分野のみならず、さまざまな分野で、我が国の限られたモノ・ヒト・カネの最も効率の高い運用を考えるのが政治の使命であるとすれば、「刹那的な歓心を買う」のではなく「長い目で見て必要なことに投資することを説得する」ことこそが政治家の役割のはずです。

 人気取り、後追いをするだけであれば誰でもできるわけで、必要なところに必要な投資、施策が打てるようコミュニケーションをして広く国民の理解を得られるような努力をする、という姿勢が政治には不可欠です。

 自民党、民主党、それぞれが足の引っ張り合いになるのではなく、建設的な議論ができる国会となるよう期待したいと思います。

 今わが国に必要なことは、政権交代していようがしていまいが変わらずに存在しているわけで、政治家は党派を超えて叡智を結集してそれにあたらねばなりません。人口の減少していく時代に国際競争に生き抜いていくために政治が果たさねばならない役割は極めて大きい。バラマキのような内向きの非効率な政策を続けるわけにはいかないし、与党も野党もビジョンがなく投票したくないなどという状況は決して未来のために望ましくないのだと私は思います。

 「衆議院議員」ではありませんが生き方としての「政治家」である限りは、いろいろなところで発信を続けたいと思います。


suzuki_keisuke at 22:43コメント(16)トラックバック(0) 

2009年09月01日

新たな一歩

 選挙が終わりました。結果はご承知のとおりであります。すべての原因は私の力不足。捲土重来を期して研鑽に励んでまいります。今日が新たな一歩、地道に一歩一歩進んでいきたいと思います。

 もちろん選挙は政治家にとって「目的」や「ゴール」ではありません。選挙は政治的なテーマに関する関心が高まり、多くの方を巻き込んでのムーブメントをつくるきっかけともいえます。そのためにも「議員」であるか否かにかかわらず、政治家がきちんと発信をすることが何よりも重要です。

 日本の政治を本当の意味で前に進めていくために、そして何よりもこの国の未来をきちんと切り開いていくために引き続き全力で頑張っていきたいと思います。

 本当に多くの皆様のご厚意と心とをいただきながらここまで政治家としてやってくることができました。その気持ちに応えるためにも、引き続きしっかりと「改革」「変革」の実現に取り組んでいきたいと思います。

 特に今回の選挙においては、地元議員関係者や地元の党員、支援者の皆さま、地域の皆さま、関係者、ボランティア、友人、知人、本当に多くの方々の支えを身にしみて感じています。心より感謝いたします。

 昨晩遅く、結果を確認してから帰途につき、今朝は大倉山でいつもどおり駅頭からの訴えをすることから次に向けたスケジュールをスタートしました。当面は政策ペーパーを配布するスタッフもなしで一人で。選挙の直後ですので、通勤の邪魔にならないように、若干の心もとなさを感じながら。

 しかし正直選挙をやっていて今朝ほど感動したことはなかった。想像していたなかっただけになおさらでした。

 朝の忙しい通勤の時間帯にもかかわらず、本当に多くの方から(おそらくは100人くらいはいらっしゃったと思います)励ましを受けました。「次頑張れよ」「○○党支持者だけど鈴木さんには期待しています」「民主党に比例入れましたが変えてくれることに期待して鈴木さんの名前を書きました」「御苦労さま」、本当に多くの方から温かい言葉をいただき、忙しい中にもかかわらず、数え切れないほどの方がわざわざ足を止めて手を握っていただきました。

 ずっと訴え続けていた「真の変革への挑戦」というメッセージが少しずつではあっても確実に伝わって共有されはじめているという想い、正直不安がないとは言えなかったところで予想外の温かい心をいただいたことの感動、不覚にも目頭が熱くなりました。親に「男は人生に三回しか泣いてはいけない」といわれて育った私としては自分でも予想外でした。

 この皆さまの心、無にしないためにも、全力で今後も様々な変革のメッセージを発し続けたいと思います。

 国会議員でなければ「行動」はしにくくなりますが、「発信」をすることは政治家としての生き方。きちんと「発信」し続けてまいりたいと思います。私は選挙のために政治をするということだけはしたくない。今後ともよろしくお願いいたします。


*公職選挙法第178条の規定により、選挙後のあいさつ行為は禁じられておりますので「御礼」その他の記載ができません。ご了承いただければ幸いです。


suzuki_keisuke at 00:46コメント(67)トラックバック(0) 
Profile

suzuki_keisuke

Archives
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ