2013年07月

2013年07月30日

消費税の税率を引き上げる目的とは?

 消費税の税率引き上げを巡っての議論が一部で起きています。議論になるような経済状況・環境ではないと私は個人的には思っていますが、それはそれとして、ここで一度整理しておかねばならないのが、何の目的で消費税の引き上げを行うか、という点です。

 3党合意の経緯はもちろん尊重せねばなりませんが、今我が国として何故消費税の税率の引き上げをしなくてはならないのか、その点の議論があまり行われていない印象を受けています。ここを明確にしないと、最悪の場合、消費税の引き上げがバラマキの財源とされかねません。

 消費税の税率を引き上げる目的は、可能性としておそらく次の4つに集約されるのではないかと思われます。(1)年金医療等の社会保障費の増加に伴い財源が必要なため、(2)政府の支出全般の増加を賄う財源が必要なため、(3)長期金利が高騰し利払い費が膨らむのを防ぐため、(4)少子高齢化・グローバル化に伴い経済競争力を維持するため直間比率の是正(頑張って稼いでいる個人や企業に負担が集中してきた所得税・法人税中心の税制から消費税中心の税制への転換)が必要なため。

 あえて単純化していえば、この(1)(2)はいわば「大きな政府」路線の増税、(3)(4)は「大きな政府」への路線変更を伴わない増税、ということができます。

 今の状況を客観的に見て、消費増税分がバラマキの財源となってしまう可能性が高い(2)は論外として、(1)、(2)、(3)どれもがある程度の正統性がある増税根拠と思われます。そして、3党合意の結果としての今回の消費税率の引き上げは、(1)がそのうちの最重点課題として合意されました。

 しかし、私個人としては、消費税の増税はあくまで将来の大増税をさせないためでなくてはならず、そのためには歳出の削減と経済成長につながる構造転換を伴うものでなくてはならないと考えています。つまり、(3)、(4)が最重要テーマでなくてはならないという考えです。

 もちろん、消費税の引き上げはここまで大きな話題となった以上、おそらく住宅を中心に個人消費に関して引き上げ前の駆け込み需要と引き上げ後の落ち込みは起こる可能性が高いといえます。それを防ぐために、一定の財政出動や減税によりその乱高下をならす措置は必要です。しかしそれはあくまで時限的なものでなくてはなりません。

 長期的に見たとき、原則として、社会保障についても例外無く、歳出一般について大胆な削減を行っていくことが不可避です。断じて消費税増税が歳出削減を逃れる言い訳となる事態は避けねばなりません。

 (1)(2)のような大きな政府路線で進もうとすれば、消費税の税率は最終的に40%以上にならねば日本の財政は破綻してしまう可能性が高い。しかし、私にはそのような高福祉高負担の社会が日本人が望む社会とは思えません。

 活力を維持し、経済成長をしながら、長期金利の高騰を抑えて将来的に高くても消費税が20%以下の社会を持続させることこそが日本にとって必要だと私は思います。そしてそのためには、消費税についての考え方も、(3)、(4)でなければならず、方向性としては、歳出削減と所得税法人税減税と消費税増税を同時に進めるという決断を下さねばなりません。確かに消費税は上げます、福祉の水準は下げますという主張は選挙では圧倒的に不利ですが、政治家には国の将来のために厳しいことでも必要なことを「言わねばならない」責任があります。

 今後の税や予算の方向性を明確にするためにも、この観点からの議論をクリアにしていく必要があるのではないでしょうか。

suzuki_keisuke at 16:58トラックバック(0) 

2013年07月22日

参議院選挙の結果を受けて

 参議院選挙の開票も終わり結果が確定しました。神奈川県においても、多くの皆様方にご支援をいただきました島村大氏が当選をさせていただくことができました。今後衆参一丸となって、日本の国づくりのために粉骨砕身頑張ってまいりたいと思います。

 衆議院と参議院のねじれ、与野党のねじれが解消されたことで、政策決定がより機動的に行われることとなるよう、私も与党の一員として与えられた務めを果たしてまいりたいと思っています。決して、政府・内閣と与党がねじれるようなことがあってはなりません。また、総理も発言しているように、与党が衆議院参議院で過半数を持っている状況は極めて強力です。誤った判断をすることがないよう、これまで以上に謙虚に丁寧に運営を行っていかねばなりません。

 確かに、今後勝ち馬に乗った業界団体からは、いろいろな形での圧力が各議員にかけられてくる可能性は極めて高いと思われます。予算編成、税制改正のプロセスがあるこの秋が一つの試金石です。我々は決して今回の勝利が業界団体に与えられたものではなく、多くの有権者の方々の安倍政権の経済政策や外交政策への評価によって付託されたものであるという事実を忘れてはなりません。バラマキ、旧い政治に戻すわけにはいきません。

 万が一にも、今後の予算編成や税制改正その他の政策決定過程で、「政治に近い一部の声の大きな人々」によって、適切な判断が捻じ曲げられるようなことがあれば、その時点で政権・自民党への信認は消えてしまうことにもなりかねません。

 もともと参議院の選挙制度は、業界団体の代表が選ばれやすい比例区も、小選挙区ほど高い割合の有権者に支持されずとも受かり(複数区では)、かつ地方の割合が極めて高い選挙区もどちらも、衆議院と比べると業界団体や利益誘導を求める地方の声が強くなる構造的な体質を持っています。

 我々自民党は、特定の支持者のために働く党ではなく、日本の国益のため、そして現在の国益もそうですが、将来の国益のために尽力する政党であるという、この原点から外れることがないよう、私自身も微力ではありますが力を尽くしていきたいと思います。

※公職選挙法の規定により、「御礼」をここで述べることは禁止されております。ご理解いただけますようお願いいたします。

suzuki_keisuke at 17:46トラックバック(0) 

2013年07月12日

(参議院選挙)街頭演説会及び個人演説会のお知らせ

 選挙の応援で一昨日、昨日と沖縄(粟国島)、今日は新潟に行っていたため、更新が遅くなり失礼しました。

 さて、明日13日の土曜日、自民党から今回の参議院選挙で神奈川県選挙区から立候補している島村大候補が、当選挙区(神奈川7区・横浜市港北区、都筑区)で街頭よりの演説をいたします。私も一緒に応援演説を行う予定です。もしお近くにいらっしゃったらお立ち寄りいただければ幸いです。現時点での予定を下に書かせていただきます。(前後する可能性がありますのでご了承ください)

14:30〜15:00 大倉山駅頭
16:00〜16:45 センター北駅前広場(モザイクモール前)
17:30〜18:00 鴨居駅北口
18:30〜20:00 新横浜駅前歩道橋

 また、先日も書かせていただきましたが、翌14日の日曜には、夜19時半より新横浜プリンスホテル(4F)にて、島村大候補の個人演説会を行います。応援弁士として岸田文雄外務大臣にもお越しいただいてお話をいただく予定です。無料の演説会ですので、関心を持っていただいた方にはぜひご参加いただければと存じます。

 告知のみで恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

suzuki_keisuke at 20:10トラックバック(0) 

2013年07月07日

参議院選挙序盤戦、そして個人演説会のお知らせ

 選挙戦がスタートして4日が過ぎようとしています。私も神奈川7区の支部長として、神奈川県内を走り回っている自民党の島村大候補のサポート・応援であちこちを動き回っています。(下の写真は先日のたまプラーザ駅前での街頭演説中のものです)

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 日に日に黒くなり喉をからして有権者のみなさまに主張を訴えかけている島村大候補、見かけたら声をかけていただければと思います。自分の経験からしても、有権者の方からの一言は何にも勝るエネルギー源ですので!

 さて、今回の参議院選挙においては、港北区、都筑区においても島村大候補、今度の土曜日(13日)午後に数カ所での街頭演説を予定していますので決まり次第ここで告知させていただきます。なにせ18選挙区を17日間の選挙戦で回るので、1選挙区に1日来られるかどうかという感じなのでご理解いただければ幸いです。

 また島村大候補の個人演説会を下記のとおり開催いたしますので、みなさま是非ご参加ください。

日時:平成25年7月14日(日曜)19:30開始
場所:新横浜プリンスホテル4階  もちろん無料です
応援弁士:岸田文雄外務大臣 (鈴木も演説いたします)

 よろしくお願いいたします!



suzuki_keisuke at 17:29トラックバック(0) 

2013年07月03日

いよいよ参議院選挙

DSC07896 いよいよ明日から参議院選挙です。

そんな中、昨日の朝に開催させていただきました第一回の政経セミナーはおかげさまで盛会のうちに終えることが出来ました。お忙しい中をご出席いただきましたみなさま、ご協力いただきましたみなさま、本当に有難うございました。またお忙しい中講師を引き受けていただいた武藤先輩、急なお願いにもかかわらず激励に来ていただいた菅官房長官にも心より感謝申し上げます。

 今日も朝から参議院選挙前最後の駅前での街頭演説を日吉で行い、その後支援者の方々への挨拶回り、そしてこれから講演を二つ、という感じで、先週までの「国の方向性を議論し政策をつくる」というステージから、その政策や国のあり方を有権者の方々に「伝える」ステージに完全に移行した感じになっています。

 もちろん選挙といっても国が止まっているわけでも、国際情勢や経済情勢が待っていてくれるわけではありませんから、そちらを疎かにするわけにはいきませんが、そうは言っても、そもそも国づくりにおいてはこの国に暮らす国民一人一人のマインド、意識が極めて重要です。そして国民の多くの方の意識が政治に一番向くタイミングの一つが選挙ですから、そういう意味では政治のあり方、今の我が国の危機的な状況、政策の方向性を有権者の方に伝え、議論するにはいいタイミングであるのも事実です。

 そんな思いでこれから21日の参議院選挙当日までの間、全力で頑張っていきたいと思います。

suzuki_keisuke at 14:23トラックバック(0) 

2013年07月01日

近況、そして政経セミナーのご案内(直前で申し訳ありません)

 今週からいよいよ参議院選挙がスタートします。日本の今後を大きく占う大事な選択の選挙です。自民党としてどのようなビジョンを提示するのか、有権者のみなさまにしっかりと伝えられるよう頑張りたいと思います。

 とはいっても、実は公職選挙法の関係で、私が街頭で演説をすることは原則できなくなります。候補者(予定者:島村大氏)と一緒の場合以外は期間中は演説が出来ないのです。地道に政策を広めていく活動が中心になろうかと思います。

 ということで、昨年末の衆議院選挙で国会に復帰させていただいて以降も、(党本部でどうしても出席しなくてはならない朝の会議がある日を除いて(これが結構多い))出来る日はほぼ毎日続けてきた朝の駅前の街頭演説も、今朝の都筑ふれあいの丘駅を入れてもあと二回しか出来ません。環境部会長代理、財務金融副部会長、外交副部会長、経済産業副部会長、競争政策調査会事務局長、党日本経済再生本部研究開発グループ主査、TPP対策委員会第2グループ副主査等々、党での役職を多く拝命したこともあり、十分に駅頭からの訴えが出来なかったことが心残りではありますが、その分選挙期間中に頑張っていきたいと思います。

 さてそれとは別に、明日の朝、東京で私自身の第一回の政経セミナーを開催しますのでここにご参考まで報告させていただきます。有料の会なので積極的な広報は控えてきたのですが、もしご関心を持たれた方がおられましたらお越しいただければ幸いです。また選挙期間中には選挙区内で演説会(こちらは無料です)の開催も予定されていますので、選挙期間中に入ったらこのブログで告知させていただきたいと思います。

〜衆議院議員 鈴木馨祐 第一回 政経セミナー〜
平成25年7月2日(火)8:00〜9:00(開場:7:30)
ホテルニューオータニ ガーデンタワー宴会場階 「翠鳳の間」
講師:武藤敏郎 元財務次官・元日銀副総裁
「これから日本経済はどうなるのか」
会費:20,000円
(ご出席の場合の)連絡先:
   衆議院議員鈴木馨祐政経セミナー事務局 (03)3508−7304




suzuki_keisuke at 16:44トラックバック(0) 
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