2007年01月10日

冥王星と山崎氏訪朝

 アメリカの方言学会が2006年の言葉として「冥王星する」を選んだという記事を見ました。冥王星が昨年惑星から矮惑星に格下げとなったことから、「冥王星」という言葉が「降格する」と言う意味の動詞として使われているとのこと。何でも「そんなにちゃんと仕事をしてないと冥王星(pluto:プルート)することになるぞ」というような使い方をするそうです。to be plutoedという受動態もあるとか。

 こんな感じの動詞って日本でもいろいろとありますよね。国際政治的には少し前に小泉さんとの会談をドタキャンした中国の呉儀副首相から派生した「呉儀る」(=ドタキャンする)なんていうのもありました。一般化していませんが、「じょんいる」というのはすでに動詞の格好していますよね。あまりに意味が多すぎて一般化しなかったのでしょうかね・・・

 さて、突然の訪朝を独自にまさに今行っている自民党の国会議員の山崎拓氏。氏の通称を動詞化すると「「山拓」る」ですが、果たしてどんな意味を持つことになるのでしょうか?

 このタイミングでこの国際政治状況の中での訪朝。「国際社会が北朝鮮に圧力をかけている。日本も独自の制裁を行っている。日本の基本的な方針、国際社会の認識を踏まえてもらいたい」とは安倍総理の言葉。

 北朝鮮への国際社会の対応や国連安保理常任理事国入りに向け安倍総理、麻生外相が欧州に出発するまさにその日に北朝鮮入りし、圧力ばかりでけしからんから対話をしに行くのを目的と公言している山崎氏。私のような単純な人間には山崎氏の意図は残念ながらわかりません。しかしながら、山崎氏だって日本のしかも与党の政治家である以上、日本の国益を死守するためという決死の一念で北朝鮮に行っているのでしょうし、あえて制裁を反故にしてまで北朝鮮入りしたのには当然成算があるのでしょう。そしてこの環境でまさか北朝鮮の無理難題に少しでも譲歩することなどはありえないはずです。そうでなければ日本の政治家である資格がありませんから。

 もしもこの訪朝が北朝鮮側に救いの手を差し伸べ相手の譲歩を引き出すためにまずこちらが譲歩というような国際政治では通用しないような甘い平和ボケの発想に基づいたものであったとしたら、そしてもしも国益のために資するというかなり確実な戦略に基づいたものでなく功名心などそれ以外のものでなされているのだとしたら、日本の将来のことを思えば、大先輩のベテランと言えども政治家という地位自体からpluto(冥王星)してもらわなくてはならないのかもしれません・・・ まさかそんなことは無いとは思いますが。

suzuki_keisuke at 15:43トラックバック(0) 

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