2017年02月07日

自民党の比例代表候補の73歳定年について

衆院選比例代表73歳定年制 (002) 2月3日の自民党青年局中央常任委員会(各地方の代表による全国会議)において全会一致で議決され、その前の週の青年局役員会でも全会一致で議決されていたことと併せて、青年局の総意として、自民党執行部に対し、衆議院比例代表候補の公認基準における73歳定年制の堅持の申し入れを行いました。

 本日の総務会でも議論があり、新聞などで報道されているところですので、経緯や考えも含めてここに書かせていただきます。なお、申し入れの内容は以下の通りです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『衆議院議員比例代表候補者の73歳定年制に関する申し入れ』

 昨年来、自由民主党総務会において複数回にわたり衆議院比例代表候補者の73歳定年制に関し、その撤廃を目指す動きがみられ、総務会長より本件について、選挙対策委員会にて検討するとの発言がなされたと承知している。

 青年局においては平成12年より本制度導入の要請を行い、平成15年に山崎幹事長、安倍幹事長に申し入れを行った経緯があり、現在候補者選定基準において、衆議院議員比例代表候補者の選定にあたっては公認時73歳未満とする旨、明記されているところである。

 青年局としては、国民の期待に応えられる政党としての自由民主党の活力を充実させるためには、若手の人材育成・登用や有為な若手の人材流出防止といった観点から、衆議院比例代表候補者の73歳定年制を堅持することが必要と考える。なお、小選挙区候補者については、有権者が直接、国政を担う衆議院議員としての候補者の適性の判断を行うものであるから、当然この限りではないと考える。

 以上の背景から、青年局として下記の申し入れを選挙対策委員会に対して行うものである。

申し入れ
「候補者選定基準における、衆議院比例代表候補の73歳定年制の堅持を求める。」

平成29年2月3日
自由民主党青年局長
衆議院議員 鈴木馨祐

自由民主党青年局中央常任委員会議長
岐阜県議会議員 長屋光征

同副議長
埼玉県議会議員 田村琢実

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 この問題は、小泉政権の時代から、これまでも、様々な議論を呼んできました。

 もちろん、ベテランの方々の経験や知恵というのは極めて重要ですし、それを排除するという意図では当然のことながらありません。しかし、同時に、自民党が自ら世代交代、新陳代謝を図り様々な新しい意見を取り入れる組織とならなければ、組織として議論が硬直化し停滞してしまうことも事実です。国民の信任に応えられる政党として、党の活性化のためには、国会の議席の数が限られている中で、何らかの形で線を引かねばならない。

 このバランスをどのようにして制度として担保するか、先輩方も大激論の上、苦労して小泉政権下において当時の山崎幹事長・安倍幹事長を中心に見つけた答えが、小選挙区においては公認に制限をつけず、比例区について定年制を設けるというものだったわけです。

 有権者から直接選出され負託を得る小選挙区制とは異なり、衆議院の比例代表においては、順位を決定するのは政党であり、有権者が直接選ぶわけではないので、より硬直的な運用がされ状況の固定化、あるべき若返りを阻害しかねないため、そのような事態を排除しようとするものです。

 昨年後半から一億総活躍を名目に、党の総務会の場で、突然この定年制の撤廃を求める動議が度々ベテランの議員の方々から出される状況となっていました。その度に青年局長として反論していたところですが、こうした動議が頻繁であったため、国会地方の青年局の総意として、このたびとりまとめを行い、意思表示を行ったところです。

 国民の声を幅広く代表する自民党であるためには、常に緊張感をもって自ら新陳代謝をできる組織であることが必要です。引き続き主張すべきは主張してまいります。


suzuki_keisuke at 18:01トラックバック(0) 

トラックバックURL

Profile
Archives
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ