Unity ゲーム開発ぶろぐ

アプリを実際に作りながら解説していくブログです。 当面はunityでレースゲームを2ヶ月で作ることを目標にしています。

2012年11月


一通りゲームとして遊べるようになったので、
ここで実際に触ってもらおうと思います。

その前にウェブへの公開の仕方とレース部分の説明をしたいと思います。

ウェブへの公開

File→Build Settings  で、switch platformでweb playerを選択する。
以下の設定にします。
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player settings を開き、
Default Screen Width、Default Screen Height 等の設定をします。

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この状態でbuild する事で、プロジェクトのwebフォルダに以下のファイルが生成されます。

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この2つのファイルをサーバに設置します。
(ファイル名は変更しないでください。)

ブラウザから car_tutweb.htmlのファイルのURLをたたくとアプリが起動します。

ゲームの説明


ゲーム開始画面
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下の3つのアイコンボタンは左から
アップグレードショップへ
ガレージへ
マップへ
移動します。


マップ画面

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現状では左端のステージのみです。

ランキングについては未実装ですが
ランキングが上がるにつれ、より高いステージに挑戦出来るようになります。

Go Raceボタンでレース画面へ移動します。

レース画面

スタート前

スタート前の画面
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右下のボタンを押すとレース開始のカウントダウンが開始されます。
ボタンを押し続けるとタコメータが回り始めます。
ゲージが6の時にスタートすることができれば、GoodStartとなります。

レース開始後

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スタート後の画面は上のような感じになります。
青い+ボタンでギアチェンジ、
赤いボタンはニトロによる加速を行います。

ニトロは1レースにつき1回だけ使えます。
現在の速度が一時的に倍増するので、
ある程度加速してから使うのが良いかも知れないです。

アップグレードについて

powerは最高速度・加速力、
gripはスリップしやすさと加速力に
charmは賞金に
nitroはニトロの性能に影響を与えます。
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相手は勝つ度に少しずつ強力になります。


それでは出来たゲームを触ってみて下さい。
こちら です。

携帯やノートPCだとレース画面で十分なパフォーマンスをだすのは厳しいかも知れません。




今のままだと単調なので、
シーズンによるタイムリミットを設け、
ゲーム性を上げたものを上げてみたいと思います。



さて、今回のブログでは このゲームの未だ改善すべき点について考えたいと思います。

一応ゲームとして遊べるようになりました。
更に完成度を高めるには何をすれば良いだろうか。

まず思いつくのは、レース上のアセットを追加したり、イベントを設定したりすることです。


ざっと次のような感じになります

アセット


・ボタンやダイアログ等がデフォルトなのを変更する
・テクスチャフォント: 最も重要かもしれない。
レース画面などに出てくる文字エフェクトは自作のフォントで、
場面によっては崩れてしまってるところもあり、非常に読みづらいです。

イベントについて

前回の動画では敵のシーンが抜けていたのでこの部分をアップします。
まだテスト段階ですが、例えばこんな感じの演出を挟みます。




その他ランキング部分の処理など現状だとごっそり抜けているので、
こういった部分を作り込めば
ゲームとしてしっかり遊べるようになりそうです。




というわけで今後はゲームを更に作り込んでいく方向で進めていきます。

近い内に今一旦出来ているものを上げます。

では今回はこの辺で失礼します




今回は少しプチコラム風にいきたいと思います。
ゲームを作って行く途上、ゲームループという言葉を盛んに用いた気がするので、
何故そんなに連呼したのか、このあたりについて書きたいとおもいます。

ゲームループというのはゲームを一回りする時にたどる部分。
ゲームを一回り2回りしてもゲームの基本的部分は変わらないけれど、
だんだんうまくなったり、ゲーム内のぱらめーたが変化するなどして
次もやってみようと思うようになります。

何度も繰り返しできる部分
その変わらない基本的な部分をゲームループと呼んでいます。
ここを第一に仕上げるつもりで作ってきました。

ゲームループに限らないかもしれませんが、やはり重要なポイントは
基本的なゲームの骨組みにあると思います。
これが出来てると、この後に追加要素を加えていくことでゲームを膨らませることができます。
骨組みが出来ていないと、どれだけ膨らましても面白くなりようがないということです。
今回の場合、サウンドなどは骨組み部分でない装飾的な要素なので後回しにしたわけです。

ボタンのデザインなども同じなのですが、奇麗なものを使っておくことは気分的な意味で重要かもしれません。


骨組みがちゃんと出来ていて、さらに膨らますことでどんどん面白くしていければ
理想的ですね。
これ面白いなとか考えついたものを
継ぎ足して継ぎ足して作っていくっていうのはそんなに難しいことではないし、
作品が大きくなっていくのはとても楽しいことなので、 まずここを目指すべきですね。


今回のゲームでの基本となるレース部分に一番時間を使いました。
無意識に このゲームの肝がレースにおけるスピード感と追い抜いた時の爽快感だ、
 と決めていたからだと今になって思いますね。

それでは、動画を最近上げていなかったので、完成したゲームの動画を上げておきます。










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