太極拳の前に猫背矯正法を!真向法でしなやかに、たおやかに!

February 07, 2006

有酸素運動はエアロビよりもヨガや気功?


呼吸法を指導させていただいている手前、呼吸のメカニズムや自律神経との関係などは多少学んできましたが、栄養や医学常識と同様、やはりここでも世間の一般的な観念が少し違うのではと思うことがあります。

たとえば、有酸素運動といえば、まずエアロビックダンスやウォーキング、サイクリングなどを思い浮かべると思いますが、どうもヨガや気功、太極拳のほうがより効率の良い有酸素運動だと思えます。(単位時間当たりという意味で!)


一般的なエアロビックダンスでは、1分間で20回以上呼吸をしますが、これはヨガの3倍以上!(「呼吸の奥義」より)

一方、内肋間筋の筋放電は、逆にヨガのほうが4〜5倍強い放電量になっていたとか。
放電量が強いということは、呼吸筋を強く収縮させ、深い呼吸をしているということです。

さらに気功のひとつである練功十八法の酸素摂取量や換気量を調べたところ、これもエアロビックダンスに遜色のない数値が確認されたそうです。
ちなみに、この時のヨガはパワーヨガではなくゆったりしたヨガで、中国のラジオ体操とも言われている練功十八法も太極拳などに比べて運動強度ははるかに低く、両方とも大変穏やかな運動であるといえます。

このように、ヨガや気功などの腹式呼吸を中心とした運動は、少ない呼吸回数の深い呼吸により、エアロビックダンスと同等以上の換気量を得ることができるようです。

そして、ここからが肝心ですが、実は総換気量(吸い込んで吐き出す空気の量)が同じでも、肺胞でガス交換(酸素を取り込み炭酸ガスを排出する)される量は違うのです。

気管支から肺までの経路には、「解剖学的死腔」といってガス交換に使われない隙間がおよそ150mlあります。
これは呼吸が浅くても深くても変わらないので、浅い呼吸の場合はその回数分150mlを引かれるので、ガス交換にまわる正味の空気の量が減ってしまいます。
(50万円を1回で振り込めば400円の手数料で済むのに、5回に分ければ2000円かかるのと同じ理屈ですね!)


以上のことから、エアロビックダンスよりヨガや気功のほうが身体にたくさん酸素を供給できるのではと思えます。

また、特に動きの激しいダンスは、脂肪燃焼効率の高い心拍数をオーバーして無酸素領域に入ってしまい、ダイエットを考えた場合はあまり効率がよくないと思われます。

たくさん動いてやった気になり、達成感や爽快感は得られますが、ハードな運動はダイエットにはあまり向かないということです。

個人的には、嫌いでなければ呼吸法を取り入れたサイクリングがベストではないかと思います。

suzukistyle at 12:00│Comments(0)TrackBack(0)ダイエット全般 

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