小脳を鍛えよう!Holistic eating?

September 05, 2006

ハートレートモニター

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持久系エクササイズで使う大切な道具があります。

それは、ハートレートモニター(心拍計)。
一分間に心臓が何回拍動しているか、心拍数を表示するツールです。

写真の上の青いのはオムロン製で、自宅のエクササイズで使い、下のポラールはサイクリングのときに利用します。

横に細長いベルトが発信機で、乳首の下で地肌にブラジャーのように留めます!

腕時計みたいなのがモニターで、自転車のハンドルや手首に巻いて常に心拍数をチェックします。


心臓が身体のエンジンだとしたら、心拍数はエンジンの回転数。
ハートレートモニターは心臓のタコメーターともいえ、運動負荷をコントロールする上でとても重要な役割を果たします。

そして、心拍数は無酸素運動と有酸素運動のどちらが中心になっているかを表します。


つまり、運動効果を上げるには一定の心拍数(血流)が必要ですが、逆に心拍数が上がりすぎると無酸素運動になってしまい、体の脂肪が原料として使われにくくなります。

そのため、ハートレートモニターで心拍数をチェックしながら運動強度をコントロールする必要があるわけです。


適正心拍数というのは年齢や体力、心肺機能などによって個人差がありますが、一般的には120拍以上で最大心拍数の70%を上限とすると良いなんていわれています。

掛け算の苦手な私は、「マフェトン理論」の「180公式」を利用して、自分の心拍数を有効バンド内でキープするようにしています。

これはとても簡単で、180から年齢を引いた数値を上限とし、その20下を下限とする引き算。

たとえば50歳なら、180−50=130が上限、130−20=110が下限となり、心拍数を110〜130拍/分にキープすることで脂肪燃焼効果が最大限になるというものです。

ただし運動習慣のある人は、プラス10ずつ加算され、120〜140拍/分が有効バンドになります。(個人差はありますが)

私は、120を下限に、140をイエローゾーン、150をレッドゾーンとしてサイクリングしています。

時速35km/hくらいで走っていると145拍以上になることもあり、また誰かと競い合っていると160拍以上に跳ね上がって焦ります!

レッドゾーンはしっかり守らないと、無酸素運動どころかオーバーレブで心停止、なんてことも考えられますからね!

実際、心臓の拍動が速すぎて血液の環流が間に合わなくなると、心臓が空転して虚血性心疾患を起こしてしまいます。

エンジンに喩えれば、オイルが回らずに焼き付いてしまうわけで、もちろんエンジンブロー。心臓マヒです...

人の心臓とクルマのエンジンって、こんなところもよく似ていますねぇ〜


急激な血液の環流は、心臓マヒを起こさずとも大量の活性酸素を発生させるといい、ハードな運動のしすぎは百害あって一利なしと、多くの先生方が警告しています。

健康のために運動して寿命を縮めてしまう、なんてことにならないためにも、本格的なトレーニングではぜひハートレートモニターを利用して、効果的なダイエットと健康長寿に努めてください!


なお、手頃なハートレートモニターは1〜2万円ほどで買えます。
電池がなくなったら買い替え、なんてこともあるので(自分では簡単に電池交換できないし、頼むと数千円かかります)、最初は心拍数だけのシンプルなモノをお勧めします。

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この記事へのコメント

1. Posted by もい×2   September 06, 2006 17:28
心拍計はジムでトレーニングをする人にとって絶対必要な道具だと思いますが、日本では普及していませんね。
私は自分のブログでもマフェトン理論についてゆくゆくは解説していきたいと思っています。
マラソンが苦しくて大嫌いだった私がマフェトン理論と心拍計のおかげでハーフマラソン程度なら楽に出来るようになりました。
でも、年齢からか若いとき鍛えていなかったためか、膝と腰に負担が掛かるので最近は全く走っていません(畑が忙しくてそんな暇がないという説有)。^^;)
2. Posted by にっく   September 06, 2006 21:18
もいX2さんもマフェトン派なんですね!
心拍計はとくに機械好きの男のコには面白いツールかも。

あ、サイクリングなら膝や腰にあまり負荷がかからないので、お勧めですよ!

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