私の週末断食7生き方を考える

April 18, 2007

太極拳講師のひとりごと


先日、太極拳の生徒さん夫婦から食事にお呼ばれしたときのこと。

「先生の太極拳ってホントにキレイ!見ているだけで溜息出ちゃいます。あたしもあんなふうにできたらと思うんですけど無理よね〜」

「当たり前だよ、何年やったって無理だよ」

「ホント、全然違うのよね〜」

「下半身の鍛え方が違うんだよ、先生と俺たちとじゃ」

「そんなことないですよ、長くやってるだけです。お二人も5年も続けていれば、きっとキレイな太極拳になりますよ!」

「いえいえ、もう年だし才能ないからダメですよ〜」

「少しずつよくなってきていますから、焦らずにずっと続けてくださいね!」


スポーツクラブの太極拳教室では、ほとんどが24式の套路を中心に教えています。
そして太極拳を健康法として練習している人の大半が、この型です。

で、生徒さんからよく訊かれるのが、呼吸のこと。

「太極拳の呼吸はどうしたらいいんですか?」


自分で「少しマトモになってきたかな?」と思ったのは、じつは呼吸が合ってきてからのこと。
よく「太極拳は逆腹式呼吸で」なんて言いますが、これは大変むずかしく、初心者ではまず無理。
っていうか形だけ真似ても意味がないどころか、かえって動きがぎこちなくなるので、生徒さんにはむしろ順式の腹式呼吸か、あるいはまったく呼吸を意識しないよう勧めています。

それでも5,6年練習していると、次第に呼吸が無意識のうちに身体の動きと連動するようになり、身体意識が変わってきたような気がします。

私の太極拳はコンテストで入賞するようなレベルではありませんので、あまり褒められると心苦しいものがありますが、重心が低くて頭の高さが一定で、よく粘り、糸を引くように手足が動く、なんていわれたのもその頃のこと。

それには呼吸だけでなく、タントウ功をやり股関節をはじめとした身体の使い方が変わってきたのも原因でしょうが、私の太極拳が少しまともになったのはちょうど下半身と背中ができてきた頃とも符合します。

それは語学学習などと同じで、一定の年月を練習してはじめて身に付くのでは思え、形だけ覚えてもそれは魂の入っていない仏像のようなものに思えます。
私より演舞のきれいな人はゴマンといますが、きっとみなさんもそれなりに練習されてこられたはず。

太極拳は下半身(土台)ができて、はじめて安定します。
それには時間と努力が必要なのです。


ローマは一日にしてならず。

千里の道も一歩より。

焦らずたゆまず練習を続ければ、いつかきっと素晴らしい太極拳になると信じています。


suzukistyle at 10:00│Comments(0)TrackBack(0)太極拳 

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