事務用品

2014年03月29日

古地図クリアファイル

 今回紹介するのは、私が書類などを挟むのに使っているクリアファイルです。
 柄が面白くて、江戸時代の江戸の地図がプリントされています。
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 丸善で買った物で、300円でした。
いつのなんという図なのかは解らなかったのですが、どなたか判る方がいらっしゃいますでしょうか。

 このファイルの地図には、現在のJR線と地下鉄の路線と駅が書き加えられていて、どこなのかが良く解るようになっています。また、小さな字まで読めるので見ていて飽きないです。
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ちょっと写真がデカかった

 今の皇居である江戸城が中心に「御城」と描かれていて、西は新宿、東は荒川まで、北は西日暮里、南は麻布や芝公園までが入っています。新宿や渋谷の向こうは田んぼが広がっています。上野より北も田んぼですね。
 築地からは海が広がっていて、築島も勝どきも海の中です。その対岸の木場は広い土地があり十万坪、六万坪と在ります。大横川より南は越中島の一部があるだけで線路だけが海上に書かれています。
 山やお寺などは絵が描かれており、大きな屋敷には家紋も描かれています。この地図を学校に持って行ってしまうと授業中に眺めてしまうので要注意です。

 ファイルでは無いんですが、テレビ「ブラタモリ」でタモさんが古地図のハンカチを持っていましたね。あれは無印良品で売っていたのですが、私が訊いたら人気で(タモさんのおかげ)売り切れでした。なので現物は見ていないのですが、インターネットの画像で見ると、このクリアファイルと同じ地図のようです。ただハンカチの方はモノクロで、絵柄の一部が簡略化されているみたいです。線路は入っていません。
 もし今も売っていたら欲しいです。今度大阪にでも行ったら無印に寄ってみようと思います。
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suzume717 at 11:41|Permalinkコメント(0)TrackBack(0)

2014年03月24日

SHARPカード型電卓

増税間近ですね。皆高くなる前に買おうと、どの店も大繁盛です。私のバイト先でもお客さんが途切れず、レジに立っていて息をつく間もありません。
 お店の値札も8パーセントでの表示に変わりましたので、お客さんからは「今はいくらなんや」とよく訊かれます。そんな時にササッとポッケから電卓を出してスマートに(実際はあたふたと)計算する訳です。つまりレジに立っていて電卓は必須、いつでもポケットに入れておかなくてはいけません。

 そこで今回の紹介はSHARPカード型ソーラー電卓 EL-863 です。恐らく1980年前後の発売の物だと思います。ちなみにロッドナンバーが367となっています、3ケタとは。
大きさ縦5.5cm、横9.3cm、厚み5mmと小型で、縦はクレジットカードやタバコの箱の幅と同じです。横はカードより長いですね。
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 電卓を集めるのが趣味の方は結構いらっしゃいますので、その方々のサイトを見たら発売年などが判るかも知れませんが、この型番の電卓は見つけきりませんでした。電卓は何台か所有していますが、この大きさが持ち運びと使いやすさのバランスがいいです。ボタンがシリコン製じゃなくてプラスチック製だったらいいのになと思います。
 
 買ったのは古道具屋で、確か100円でした。太陽電池は非常にエコなエネルギーですね、電池代がかからないのもお財布に優しいです(イマドキ当たり前ですが)。太陽電池部を手で遮ってしまうと今までの計算結果が消えてしまう欠点はありますが…。

 機会があったら他の電卓も紹介したいと思います。

 余談ですが、いきなり税抜価格に書き換えるお店が増えましたね、レジに持っていくと思ったより高くてあれっと思う時があります。ウチもですがお客さんが値段が違うと云ってきます、やっぱり紛らわしいですね。

suzume717 at 23:34|Permalinkコメント(0)TrackBack(0)

NTカッター

 NTカッターと言えば白いプラスチックのグリップが付いた A-300 を思い浮かべる人が多いのではないか。私は普段からこのA-300を愛用しているのだが、この商品のグリップがメタル製のA-300GPと言うのがあると知り、いろいろな文具店や工具店を探して周った。
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写真上がスタンダード品のA-300、下が今回購入したメタル製のA-300GR

 探しているとどの店も置いているのはOLFA製のカッターばかりである。やっとメタルブリップのNTカッターを見つけたのは大阪梅田のロフトだった。探していた型番と違っているのに気が付いたのは箱を開けてからだった。
 購入した商品はA-300GPでは無く、A-300GRだったのだ。…と云ってもたぶん判るまい。実は型番の‘R‘、これがある商品は右利き左利きの両社が使える商品のようだ。下の写真を見てもらいたい、GRの方は刃先の出るガイドの先に‘LEFT‘ ‘RIGHT‘ とある。ガイドの形状が普通のカッターとは違い、山型に尖った山頂が下に寄っていない。まるでおにぎりのように山頂が中央にある(写真下)。なるほど、これなら左利きの人のも使えるのだ。
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 感心していたら、さらに違いを発見。刃を出すクリックの感覚が狭くなっているのだ。GRの方は刃を出す調節の長さが半分づつになっている。従来のA-300は1クリックが丁度、刃の切れ目の所まで出るようになっていたが、GRではその中間の所まで細かく調節できるようになった。これなら不用意に刃が根元から折れたりする事が無くなる。これはすごいぞ!!  しかもクリックが軽くなっていて刃の出し入れがし易い。
 
 さらにGRの下側には多数のくぼみが作られていて、これが何とも握りやすい違いはここだけじゃない。GRの方が少し分厚く握りやすいのだ。見比べたってわからないような差だがメタルグリップの方が握りやすい。
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 知らずのうちに進化していたNTカッターだが、値段は変わらない。現在も発売されるA-300と共にどれも315円である、メタルの方が高そうなのに…。安いので私はA-300を2本持っているが、うち一本は使い潰されて傷だらけになり、写真に出すのはためらわれたのでもう一本のきれいな物を用意した。これで3本目だが、手元にあればあるだけ使える名品だと思う。
 
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 有名な話だが、最初にオルファの岡田良男がカッターナイフを考案した。職人が裁断時にガラス片を利用し、切れ味が悪くなるとガラスの縁を割って使っていた事が発想の元となった。簡単に折れる刃のアイデアは奇抜すぎて初めは誰も取り合ってくれなかったという。知り合いだった日本転写紙(株)に協力を依頼し、オルファカッターの製品化にっ成功した。協力した日本転写紙こそが今日のNTカッター社でNTは日本転写紙の頭文字である。

suzume717 at 01:39|Permalinkコメント(2)TrackBack(0)