2008年02月18日

シロディール放浪記 第六十八回

第六十八回 〜狩り〜

一晩ブラヴィルの自宅で眠って起きる。
んー、やっぱりもっと豪華で綺麗なベッドがいいなぁ。
アンヴィルや修道院、スキングラードのベッドに慣れちゃったからかな。
さて、せっかくここの住人になったのだから、町を散策する。
町中を歩いていると、夢の世界から救ってやったヘナンディアが歩いてる。
話しかけると、また会えて嬉しいと言われる。
まぁ、今度ここに家を買ったから遊びに来てよ、自分がいる時にでも。
ヘナンディアと町の噂について話を聞いた。
なんでも、アーサンって女性の亭主、エイルロンが行方不明らしい。
アーサンは聖堂で泣いていた、誰かが力になってやればいいんだけどね、とか言ってる。それ、自分に言ってるんでしょうかね?
ヘナンディアも、魔術師ギルドじゃちょっとは名の知れた魔術師なんだからさぁ、助けてあげたら?…研究で忙しい?
それって、自分が忙しくないみたいじゃない。まぁ、今は暇してるんだけどね。

ヘナンディアと別れて、とりあえずアーサンという女性を探してみる。
盗賊にでも誘拐されたのかもしれないしね、そのエイルロンって人。
だったら、この盗賊専門の追剥であるインテグラさんの出番ってワケですよ。

で、アーサンは大聖堂にいました。
詳しい話を聞くと、どうやらエイルロンは闘技場の賭け事にはまってたみたい。なんでも大儲けして帝都に住むとかなんとか。
いやぁ、帝都って言ってもピンキリですよ。自分は帝都のキリのほうに住んでるんですけどね、あれだったら他の町のほうがいいです、本気で。
あ、話を続けてください。
それで、負けが込んで高利貸しに借金をこさえてしまったらしい。
昨日、エイルロンは宿屋求婚の達人に高利貸しに呼ばれて出て行ったきり帰ってこないって話。
んー、金貨500枚の借金が返せないのか。ビーンは確か1000枚の借金だったな。
まぁ力になりますよ。
その高利貸しって怪しそうだし、なんつーか盗賊とかとつるんでそうっていうか?
とにかくエイルロンを探してみますね。
力になるというと、彼女はとても喜んで、できるだけの御礼はするって言ってる。
まぁ借金で苦しんでるんだし、そこらへんは考えなくていいですよ。
それじゃ行って来ます。
別れ際、彼女は高利貸しのクルダンは信用ならないから気をつけてって言った。
どうやって気をつければいいのか、イマイチわかんないけど気をつけるよ。

情報収集のため、求婚の達人へ。この宿屋には変な縁があるなぁ。
宿屋の二階に、完全武装したオークがいるんだけど、どうやらコイツが高利貸しのクルダンらしい。
話しかけるとなんのようだと言われたので、エイルロンの事を聞く。
テメェには関係ねぇ?テメェを気に入っていれば教えてやるが、あいにく気にくわねぇ?
…まったくオークってのは口が汚いなぁ。
まぁいいや、気に入ってくれればいいのね?じゃあ、気に入って貰うとしますか。
えい、インテグラさんの必殺技、皇帝の声!
お、口調が変わった。さすが一日一回の必殺技。好感度がぐんぐん上がりましたな。
でさ、エイルロンは何処に行ったのさ?
憶えてない?…ハァ?昨日の話でしょうが!オークってのは脳みそプリンなんですか?殺しますよ?
記憶を呼び覚ますには、なにかしなければならない?何をすればいいのよ。
親父が失くした斧を取ってくれば思い出す?
…つまり、アンタの言う事を聞かなければ教えないって事ね。
斧はグリーフ砦にあるらしい?斧を取り返してきたらエイルロンの居場所を教える?
ったく、なんでそんな面倒な事をしなきゃならないのよ。
早くエイルロンを見つけ出さないと、永遠の旅にエイルロンは出かけることになる?
それ、死ぬって意味じゃない。
…あーもーわかった。斧を取り返してくれば教えるんでしょ?
取ってくるよ、取ってくればいいんでしょ。
でも一つ言っておく。
自分を騙したらアンタを殺す。すぐ殺す。
いいね、裏切ったらその場で首を刎ねるよ。

クルダンが信用ならないので脅しておく。
んで、ヤツの父親の斧を取りに行くため、用意された船に乗る。
めちゃくちゃ小さな船じゃん!しかも自分で漕がなきゃならないしさぁ…。
船を漕いでグリーフ島へ到着。スゲェ遠いじゃん、チクショウめ。
確かグリーフ砦に斧はあるんだったな。
…探すまでもない、この小さな島の真ん中にどーんとありやがる。
さて、中に入ろう。
って門が開かないじゃん。なにこれ?
開かない門に困ったけど、あたりを探すとハンドル発見。
ハンドルを回すと門が開く。
門の中に入ると、一人の男が立っていた。
エイルロンでした。なんでアンタがここにいるの?
またクルダンが斧の話で犠牲者を誘い込んだようだ?…えぇ?
斧の話でアンタをここに誘い出した?…はぁ?
自分も、斧を取り戻したら借金をチャラにすると言われてここに来た?
…騙されたのか、自分は。
裏切りやがって、あのオーク野郎!!!!

で、冷静に考えるとなんで自分とアンタはこんな場所に誘い込まれたん?
ここでクルダンの狩りの獲物になる?…誰が?自分とアンタが?
生きた人間を狩るゲームをしている?参加者は大金を払ってこのゲームに参加する?
…つまり、狩人がクルダンとゲームの参加者で、自分たちは獲物ってワケね。
地下のダンジョンでゲームが始まる?
いやさ、そこにボートがあるんですよ、自分が乗ってきた。
無駄?門が閉められてる?
…そう言えば、外からハンドルを回さないと開かない門だったね、ここって。
狩人のうち誰かが本物の鍵を持っていて、それを手に入れれば逃げれる?それがルール?
いや、相手のルールに乗るつもりはないよ。

皆殺しだ。こちらが狩り尽くしてやる。

今からルールは、このドラゴンハートから哀れな参加者が生き延びられるかどうかに変わりました。
皆殺しです。一匹たりとも逃しません。
ふふふ、久しぶりに頭に来ましたよ。あのオーク野郎。

頭に血を昇らせてると、エイルロンは今まで剣とは無縁の生活を送ってきたから、力になる事はできないけど、一緒に脱出しようとか言ってる。
いいよ、気にしなくて。
全部自分が殺してくるからそこで待ってて。
そんじゃ行って来る。

ゲーム会場となる地下ダンジョンに向かう。
けど、その前に砦の上のほうに行くと箱があって、幻影のワインってのを見つける。
なんだか貴重品っぽいから貰っておこう。

さて、寄り道したけど地下ダンジョンへ。
これから狩りが始まります。
ドラゴンハートに喧嘩を売るとは命知らずにもほどがある。
ダンジョンに入ると、武装した男が叫びながら襲ってくる。
…死ね。
瞬殺。話にならないほど弱い。
ったく、今まで無抵抗の人間を切り刻んできたんだろうけど今日は違うよ。
兎を狩ろうとして竜が出てきたようなもんだ。
この雑魚は鍵を持っていたので取り上げる。
これを集めればいいのか。

しかし、ゲーム用とはいえ、陰湿な罠ばかりあるね。
落とし穴とか毒ガスとかニードルとかさぁ。
そろそろキレますよ、自分。
罠をかいくぐって進んでいくと、二匹目発見。
剣を振って襲いかかかってくるけど、話にならない。
自分の体力が30分の1も削られる事なく倒す。
アンタ、チビデブチキンのマグリールより弱いよ。
こいつも鍵を持っていたので奪っておく。
しかし歯ごたえがなくて面白くもなんともないゲームだな。

奪った鍵を使って、扉を開けて下層へ。
下層も罠だらけだ。そんなに弱った獲物と戦いたいのかね、こいつらは。
少し進むと、三匹目が登場。
こいつは少しはやるようだが、やはり弱い。クマ以下だ。
適当にあしらって殺す。
ふん、そんな腕で人を殺そうなんざ百年早い。生まれ変わって出直してきな。
こいつも鍵を持っていたので剥ぐ。
どうやら最後の鍵らしい。
これでこの島から出れるって寸法か。
まったく弱い獲物ばかりで、つまらん狩りだった。

エイルロンの元へ帰るために遺跡から出る。
外に出ると、クルダンとエイルロンが戦っている。
って言うより、一方的にクルダンがエイルロンを斬り殺してる。

…やりやがったな、貴様。

客を全部殺すとはやってくれたな?
まぁいい?血に飢えた金持ちは他にもたくさんいる?
エイルロンは用済み?でもこれで借金とオサラバできたからいいじゃねぇか?
…おい、ゲームには自分たちが勝ったはずだぞ。
なんでエイルロンを殺す?
本当の鍵は俺が持っている?獲物は一匹たりともこの島から生かして返さない?
…気が合うな、今、自分もちょうど同じ事を考えてたよ。
これは俺のゲームだ?俺がルールだ?

確か言ったはずだよね、裏切ったら即殺すと。
インテグラさんは殺すと言った相手は必ず殺してきたんですよ。
アンタも例外じゃないって事。
死ね。

瞬殺。
ルールとかゲームだとか言ってた割りには一瞬で死んだ。
まぁ喧嘩を売る相手を間違ったな、腐れオーク。
ドラゴンハートの剣で死んだことをあの世の土産話にすればいい。

クルダンの死体を漁ると本物の鍵が出てきた。
これを使えば脱出できる。
閉ざされた門に行ってみるが、鍵穴がなく外に出れない。
ん?おかしい。じゃあどうやって出るんだ?
…。
そう言えば、ダンジョンの中で一箇所だけ入れない扉があったな。
入り口近くに。
お、開いた。
部屋の中にはハンドルがあり、回すとどうやら門が開いたっぽい。
砦から脱出して、ボートを使いブラヴィルへ戻る。

アーサンに事の顛末を報告する。
エイルロンが亡くなった事で非常に悲しんでいる。だけど、仇を取ってくれて感謝しているとも言ってくれた。
そして、お礼として一冊の本をくれた。
随分と貴重な本みたいだ。何も言わずに受け取って欲しいといわれたので、受け取る事にする。
そんなに気を落とさないで。
何か困った事があったら、求婚の達人近くの自分の家まで相談に来てよ。
それじゃ、また。

まったく、ひどい話だ。
ギャンブルは身を滅ぼすって本当だね…。



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