August 01, 2007

スウェーデンで南国気分

 スウェーデンで、一番なりたくないもの。それは、病気です。この国の医療システムほど、めんどくさいものはなく、日本のように行けば待ち時間があるにしろ、見てもらえる国とは大違いで、それはたいそうな手順を踏まなければいけません。。。

 前は、それがいやでストックホルムの中心街にある個人病院でみてもらっていたのですが、引っ越した後はやはりこの手順を踏むことになります。まず、朝7時30分から始まる電話の受付時間に合わせて電話をします。この後は市によって違うようですが、わが市は、自分の電話番号を入れると何時何分にこちらからかけなおすというように言われます。今日は、朝7時30分に電話をし、8時20分に電話をかけてくるといわれ、ちゃんとその時間にかかってきました。こういうところは、スウェーデンらしい。

 それで、事情を話し、緊急用の診療時間として13時という予約を取り付けました。引っ越してからは、これでもスムーズになったと思って満足している私ですが、前のところでは、7時30分から8時15分にしか電話を受け付けてもらえず、その間話中が続き結局予約が取れないなんていうことがざらでした。

 って、簡単そうに書きましたが、この国で予約を取り付けるには、

・頭痛が最低でも1週間以上続いている。
・一般の頭痛薬は効かない。
・吐き気などほかの症状も出ている。

と最低でもこのくらいの条件をクリアーしていないと相手にしてもらえません。これを覚える前は何度電話をしても、もう少し様子を見るようにとよく言われたものです。慣れればこっちのもの、うちのだんなのアドバイスも受けつつ、「言い方」特訓をし、予約時間獲得!となるのです。

 さて、早速職場に今日は休むと連絡をし、自宅待機をしバスに乗って病院にいきました。

 先生は、サム先生。愛想はいいし、感じのいい先生で、手際よくみてくれました。診察すること5分。結果は、「緊張性頭痛」だと。リハビリに通うことと2種類の薬を飲むこと以外はすることはないと言い張る先生。でも、リハビリの時間をとるのは自分でやれといい、多分時間は取れないだろうとまで言い張る。その後、血液検査もすると言いといわれ、することに。

 緊張性頭痛とは、頭が突然痛くなり、そのことによって筋肉は緊張して頭が痛くなり、頭が痛いと思うことによって筋肉が緊張するため、よりいっそう頭痛が激しくなるという悪循環によるものらしい。手立てとしては、リハビリをしてこの悪循環を断ち切り、リラックスして生活することが一番だと。

 もっと、すごい病気を想像していたので、なんか拍子抜けした私は、
「土曜日も、日曜日も休養して落ち着いてせいかつしていた」
というと、
「うんうん」
と聞くばかり。

 それで、仕事にいっていいかという話になって、仕事が何かということに。

私:「仕事は幼稚園教諭です。」(ちょっと違う病気に興味を持つかなと想像。)

サム先生:「そうなんだ、うちの妻も幼稚園教諭になろうと思っているんだけど、給料いくらぐらい?」

と聞かれ、そこから、15分。ずーといかに仕事を見つけるかということをインターネットまで使って説明した私。

13時35分にちらっと時計をみた先生は、「おいおい、もうこんな時間か」といって次の患者を見なければいけないということに。

「あのー私は。。。」


この一件をうちのだんなに話すと、「診察室出るとき、お金もらった?」と。

あんなにしっかり仕事の探し方をアドバイスしたのだから、お金をもらってもよかったかなと私も思いました。

この先生、ブラジル人なんだって。ブラジルから4月から10月までスウェーデンで医者をして、こっちが冬の間はブラジルで過ごすんだって。やっぱり、南国人ってなんか違うと確信して帰ってきた私です。


帰り道、セールで上着を2枚も買った私。安くていい買い物するとなんだか病気もよくなった感じです。

sverigeedu at 02:38│Comments(0)TrackBack(0)clip!生活一般 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
livedoor プロフィール