夏になると、サマーカットのご要望が増えます。
暑い季節は、できるだけ涼しく過ごさせてあげたいですよね(*^_^*)

犬のサマーカットとは、バリカンを使用して、できるだけ短くカットをするスタイルの事を言います。
ロングコートをスムース風にしたり、ライオンカットにしたり、アレンジも様々で新鮮なスタイルを楽しむことができるのですが、注意点もございます☆
2017カレンダー10月小室コユキちゃん2017カレンダー10月小室クルミちゃん
model:柴犬のコユキちゃん&クルミちゃん
「ワタシ達みたいなワンコは、元の被毛に戻らないことがあるの?!」

1、紫外線の影響を受けやすくなります。

被毛に守られている犬の皮膚は人よりもずっと弱いです。
紫外線によるダメージを軽減するために、短くカットしたときは、外出時には薄いTシャツなどを着せてあげてください。
人も直に太陽が当たるとじりじりしますが、薄い布があったている方が暑くありません。
被毛の短い場所と長い場所では、シミのでき方にも違いが見られます。

2、摩擦やひっかきなどによる怪我をしやすくなります。

お散歩時に木の枝や葉っぱなどで擦り傷を負ったり、他のワンちゃん猫ちゃんと遊んでいて傷を負いやすくなります。

3、毛質が変わることがあります。

バリカンのミリ数にもよりますし、犬種や毛質により一概には言えませんが、短くバリカンを入れ続けることによって、毛が軟毛化・又は部分的に硬い被毛になったり、縮れたり、毛色に変化がみられることがあります。
ダックス・チワワ・パピヨン・柴犬のような中毛などのダブルコートの場合時々見られます。
特に、ポメラニアン・シェルティなどのダブルコートは、主毛と副毛が均一に伸びないため、元のフルコートに戻るまでにかなりの時間がかかり、サマーカット後の愛らしさを保つために定期的なトリミングを要します。
何度かバリカンカットをして毛質に変化がなく、前年サマーカットをして何ともなかったワンちゃんも、次のカットで突然被毛が戻らなくなってしまうこともあります。
シニア犬の場合は特に代謝が落ちるため、元の被毛に戻らないことがあります。
シングルコートのプードルなどでも、継続してバリカンを使用するボディの被毛は巻が強くなったり、硬い毛が混じってきたりします。

もちろん、メリットもあります☆

わんちゃんをお手入れしやすく清潔に保つことで、皮膚病の予防や、体調・皮膚の状態を確認しやすくなります。
皮膚トラブルの起きやすいワンちゃんは、短いカットで清潔にして観察しやすいスタイルが◎
また、お手入れに時間をかけられない方や、お手入れが苦手で負担になってしまうワンちゃんの場合、毛玉や抜け毛の蓄積による苦痛や皮膚病リスクを軽減するために、スッキリと短いカットの方がストレスを軽減できるのでお勧めしています。

被毛は、犬体を守るために生えているものなので、sweet dog's で行うサマーカットは3mmまでとさせていただいております。
(例外として、皮膚病を抱えていたり、皮膚に密着する毛玉を除去する場合、介護の必要なわんちゃんを清潔に保つためのトリミングの時には、それ以下を使用することもあります)
毛質を維持したい場合には、ハサミ仕上げでのアウトラインカットやバリカンのミリ数を大きくするなど提案させて頂きます。
オーナー様のお好みやわんちゃんのライフスタイルに合わせて、快適に過ごせるようにご希望をお伝えください♫

カットをしなくても、毛玉のある場所やけがをした場所に、まったく違う色の毛が生えてきたり、カラーやハーネスの摩擦により、そこだけ太い毛になったり毛が生えてこなくなることもあります。
被毛の状態の変化は、日常の手入れの仕方や、毛玉、年齢、犬種など、様々な要素があります。

ダブルコート(チワワ・ダックス・ポメラニアン・柴犬など)の場合は、若い犬でも、元の被毛に戻るのは3か月~半年以上かかることがあります。
シニア犬の場合や病気で体力の落ちたワンちゃんは、元に戻るのにもっとかかる又は、毛質が変化したままだったり元の長さに戻らないこともあります。

カットの影響を受けやすい、秋田犬・柴等の中毛種やビーグル・パグ等の短毛種のバリカンによるカットは皮膚病などのお悩みがない場合には、特におすすめできません。
また、ポメラニアンやシェルティーなども、犬種の特徴ともいえる被毛の美しさが損なわれることが多いです。

個体差がありますが、バリカンで短く刈り上げるサマーカットには、デメリットがあることをご理解いただいた上で、ご検討下さい_(._.)_

美しい毛並みにこだわる方は、あまり短いカットをせずにこまめなお手入れをおすすめしています。
ただ、被毛の長さが長くなるほど絡みやすく、毛玉は犬に苦痛を与え皮膚被毛にもダメージを与えます。
被毛の絡みにより痛い思いをすると、犬はどんどんグルーミングが苦手になり、一生付き合っていくお手入れが辛いことになってしまいます。
ブラッシングは絡んでからするのではなく、絡まないようにすることが大切です☆

毛質にこだわらずいつも清潔に維持したい方、とっても暑がりなワンちゃんの場合や、皮膚炎の起きやすいワンちゃんの状態を常に観察したい方は毎回スッキリとカットをされている方も多いです。
ワンちゃんのスタイルのお好みは、お客様により様々です。
お悩みや不安なことがありましたら、お気軽にお伝えくださいね(・∀・)つ!

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