しいたけは晒す「秘密」

中古は苦手

図書館で借りた本
誰が手にしたのか分からない温もりを冷ましながら、世の中を泳ぐ中古品が苦手。

価値観の違いだと思うけど知人や友人から借りるもの以外は手にしたくない。これまでどう扱われてきたのか不明だから、遠い親戚を越え他人の遺品にすら思えて触ることにも気がはばかる。そうは思うけど図書館にまた通い始める。まさしく中古品なのに、日頃冊子にはたく金銭を惜しんだ所為か無料で手にすることができる図書館の本だけは通貨みたいに触ることができて鞄へ仕舞うことができる。

だけど本当は気持ちが悪い。
雨粒に当たったチリメン皺を刻んだページの間には何かの粉末、黒い指紋の痕、誰かの縮れた毛と色付きの液体が飛散した乾き跡。想像をするだけで気味が悪い、人間の始末。だから図書館の本はベッドに持ち込まない。読みたいときはそれらが溢れないように机の上へ平らに置いて読む。先に読んだ人のマナーらしいものを想像しつつ、話の展開よりも次のページの包括物を想像して震える。

汚れ具合に本の人気度を予想することができるが、綺麗な古い本を手にしてなぜ綺麗なのかを感じてみる。やはり価値観の違いかしら。


(ノ∀`)つ〃 : へぇ
posted at 21:50

賢作ワード


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あたまいっこ

こいつはトビネズミさん
昨日の記事から強力な魔法をたくさん覚えたブログバトラー……、なのに早くも飽きてきた感が否めない。
まだまだベータ版、気を取り直して新しいキャラクタを作るべく覗いてみたら属性にひらがな登場。
少々の進展に胸をときめかせる、、、年齢でもないけどもう少し様子を見る。




全国津々浦々、昨日の成人式をテレビで見ているとダルビッシュさん
若い、かわいい、ステキ。体躯、全パーツの完璧なバランス。息子になってください。

画面に映る彼の周りは人垣でいっぱい。それどころか周りのハタチが押し寄せていた。(くそう羨ましい)頭でひしめく黒い海原の中央で生首をひとつ浮かせていたダルビッシュさん。デカいな。下を向いたらあたま!頭!アタマ!
調べた。196センチもあるんだ。そりゃ生首になる。ステキ

というかこんな長身の人は大変だと思う。
これだけアタマだらけの環境で周りの頭ひとつ分背が高かったらとってもくさくて仕方がないと思う。体の中で頭部の皮脂って香りませんか。熱気にあふれ沸く皆さん、蒸気する汗、立ち上る陽炎、あたまほわほわ&くさくさ。それだけじゃなくて整髪料、女子のケープ、育毛剤(?)の香りなどが混ざり合わさってたまったものではないと思う。
これだけではない。たとえば電車。つり革の輪の香りとか網棚に置かれた蓬莱の豚まんの香り。背が高いと満員電車で人に体を擦りつけながら他人の匂いをかぐ必要はないだろうけど、洗面器をお風呂でひっくり返して湯船へ沈めたときにできるあの空気の空間みたいな、熱を帯び逃げ場を失った車内の空気を吸わされてしまうんだ。そんなときは、

お、新聞置いてますね。

なんて網棚に置き忘れられた新聞紙をその空間で悠々広げて、中に仕込まれた新聞の切れ端を紙吹雪みたいに散らしてやると良いですよ。と思ったところでダルビッシュはもう電車になんか乗らないか。背の高い人って天井に頭をぶつけやしないか心配されるけど、ニオイで苦労している人が絶対にいると思う。



むかし「ぱいろん」ていう名前のゴールデンハム男子が家にいた。(写真はイメージです)
夕方、仕事を終えて帰宅すると誰もいない真っ暗な部屋でぱいろんは毎日滑車を走らせていた。電気をつけて「ただいまぱいろん」。走るのを止めて入り口まで駆け寄って来てくれるぱいろんを眺めるのが楽しみのひとつだった。
疲れた腰をどっかと床に落とし、胡座でぱいろんと対峙するのが日課。ねー、なのに決まってぱいろんはカゴにかけていた両前足を万歳にして、口を開けて目を細くしてたね。
あれ今頃気がついたんだけど、あしくさかったんだごめんねぱいろん。

身長は高すぎず低すぎず、普通であることに感謝。


(ノ∀`)つ〃 : へぇ
posted at 23:59

賢作ワード

そば食ったか

061231-1soba
今年をひとことで言い表すなら家族元年、私にとってそういう年だった。

気持ちが入れ替わった環境も変わった、大きな病気ひとつせず大切な人たちもみんな健康。
日々に感謝、今あることに感謝。それからこのしいたけマイブックへたくさんの人が遊びに来てくれたことに感謝。もう年越しそばも食べた。あとは今年中に入浴して寝るだけ。ためになることをひとつも書けないブログだけど、来年もよろしくお願いします。
本当にみなさま酔いお年を。


(ノ∀`)つ〃 : へぇ
posted at 20:24

賢作ワード

キッチンホース

061225-1hose
もう今年は網戸を洗った。

網戸専用拭き取りワイパーを使うより、放水した方が短時間で綺麗になることを覚えてから三年。庭がないから水遣りに使わない、二階だから打ち水もしない。だからこのホースをまだ三回しか使ったことがない。
我が家はカーペット部屋しかないので水を零すと拭き取れず始末が悪い。水源は浴室、放水はホースが伸びきった先のベランダ。使用時は細心の注意を払う。今年は何事もなく網戸放水を終えた。ああよかった。安心して右手にホース、かじかんだ左手で窓を開け、室内へ戻ろうとしたら力が入って右手がホースのグリップを握り込む。


・゚・・゚・・゚・(ノД`)・゚・ウワァァァァァン


・ピアノを習おう
・ドラムを習おう
ロックも掛かってホースは暴れ馬。in キッチン
ついでに足の小指も打ち付けて泣けてくる。
開け放した他の窓から吹き込む風が冷たかった。
今年は早々と掃除を片付けてきたのに寂しい。
もう年の瀬。今夜はまだクリスマス。


(ノ∀`)つ〃 : へぇ
posted at 17:18

賢作ワード

錦糸玉子失敗

061213-1錦糸玉子みたいなもの
だんなまんの朝。

起こしても起きないから放置。どすん、バタン!
またベッドから落ちてびっくりしたんだろう、そして大きな音を立てて寝室の扉が開く。起きてくるのは家を出る二十分前。起床後すぐに食べ物が喉を通らないくせに時間がないからそのままパジャマで朝ご飯。口を開けたまま咀嚼する様子はまるで山羊。目は半開きで眠そう。テレビを見ながらみのもんたさんに向かって何か言っているが日本語が聞こえてこない。だんなまんはものすごく寝起きの挙動が鈍いから面白い。

なんとか食べ終えると身支度開始。
歯を磨きながらいろんなところを掻いている。終えるとスーツに着替える。右足、左足、ズボンに足を突っ込みながら悪戦苦闘。寝ぼけている所為か二、三回足が的を外れそのまま前進していく。だけど自分が前に進んでいることを本人は全く知らず、靴下がないと怒っている。見守ると私に洗面台の番が回ってくる。それを見ながらにやにやして観察を続ける。

すると直ぐさまだんなまんは「おなかいたい」の歌を歌い始める。ずいぶん苦労しながらスーツを着たはずなのに慌てて脱ぎ始める。脱ぎながら歌う。作詞作曲俺様。ある時はメゾピアノ、ある時はフォルティッシモ。腹具合によって毎日歌の調子が変わる。それを聞きながら私は笑い、時には心配の声をかけないといけないから微笑ましくも面倒くさい。
だんなまんはトイレの中でも歌い続ける。個室からドップラー効果が聞き取れる。最も大きく歌が聞こえてきたら今度は「んこぷーぷー」の歌。峠を越えたんだよかったな。


今夜、錦糸玉子がうまく焼けなかったんだ。
ひっくり返すとカーテンみたいにクシャクシャになって腹が立ったから、
だんなまんの日常風景を晒してみた。


(ノ∀`)つ〃 : へぇ
posted at 23:11

賢作ワード

正義ってなんだろう

061212-1bathroom
風呂の排水溝、苦手。というか怖い。

ヌメリの気味の悪さは言うまでもないが、それ以上に気持ちが悪いと思うのは浴槽と床の隙間、それから奥行きの暗闇。腕を突っ込んで掃除するじゃないの。いつも思うのだけど、誰かに手首を掴まれやしないかと思えて怖い。掴まれるだけならまだしも、この奥の方から青白い手が伸びてきやしないか、異常に長い黒髪が束になって延々と流れ出してはこないか。ひょっとしたら呪怨 2 劇場版 デラックス版伽耶子あまなつAdhover 呪怨 2 劇場版 デラックス版みたいな恨めしそうな目がこちらを睨みつけているかもしれない。

そんな理由で風呂掃除が免除されるわけもなく、
入浴後の素っ裸のままバスルームを清掃するのが日課。

母がそうしていて、その姿を見ながら育ってみたものだから今更やめることなどできない。
つーか、合理的なのに同意を得にくいスタイルらしいな。
風呂掃除ってみんな、いつどんな格好でやっているのですか。


(ノ∀`)つ〃 : へぇ
posted at 23:24

賢作ワード

近所迷惑を許してやって

061117-1二階監視カメラパらパパパーン、パラりらりらーんパパパー……!


夕食時、自宅外から必殺仕事人みたいな音が大音量で聞こえてきた。
なんやこれは!? と、だんなまんが即座に反応する。
そうやな、あんた知らんよな。これウチの真下から鳴ってんねん。
クラウンに乗ったお父さんが降りて今頃仁王立ちで居てるわ。笑

我々はマンション二階に住んでいる。一階はホールと立体駐車場、
円形の回るターンテーブルが付いた駐車場入口の真上にあるんだ。
帰宅時夕刻、この大音響の必殺というか実は演歌を何度も耳にした。
だから私は知っている。駐車場に車を泊めようとしている風景。
クリーム色のクラウンに乗ったスーツ姿の五十代らしい男性の演歌。

男性は強面。
それからセルシオやクラウンが似合うロマンスグレーの中肉中背。
「俺に声をかけるな」みたいなオーラが勝手に発生する人だ。
それなのに運転席の扉が開くとヤンキー車みたいな大音量の演歌。
普通の中年なら住宅街でこんなに大きな音は出さないだろう。
怖そうな感じ。だけど私は挨拶ハラスメントの性分だから、
帰宅時に駐車場で出会ったらこの男性にも必ず声をかける。

こんばんわ。

しかし絶対と言って良いほど一回目の挨拶に反応しない。
だって演歌がうるさいから。笑 負けずに二度目を咆吼する。

こんばんわー! おつかれさまですぅー

そうすると毎度、二度目にやっと気が付いてお返事をくれる。
ただし彼の演歌がうるさいものだからもの凄い大声で返してくる。

こんばんわ、お疲れさん!

もう声をかけたこちらの方が恥ずかしくなるほどの大声。
聞こえないなら演歌の音量を下げたらいいのにな。
なんてだんなまんに説明したら、

いいひとじゃないか。

なんて言う。そうか、いい人じゃないかヲサーン。_l ̄l○
ヲサーン面白いんだ実は。毎回大音量で帰ってくるのだけど、
相変わらずクラウンの扉が開けば大音量の演歌が流れてきて
扉を開けたままターンテーブルを回す。流れるは大音量演歌。
回転ボタンを押しながら体操をしてみたり時にはスーツを畳む。
きっとお家で大きな音を鳴らしながら演歌を聴けないんだよ。

そういうヲサーンの帰りが最近遅い。年末だな。
オウエンするから焼肉連れて行ってくれよ。




(ノ∀`)つ〃 : へぇ
posted at 20:09

賢作ワード

闇の先に見えた明日

061113-1何ですか?子猫とか子犬とかハムスターとか。
かわいいなー、パクって頭から口でくわえた経験あるかしら。
可愛らしさのあまり昔ハムスターでやったことがあるのだけど、
口から解放されたハムスターはみんな眩しそうな目をして出てくる。
そりゃそうだ、生暖か臭い空間に突如閉じ込められたんだ。いい迷惑
しかもそこは暗闇のはずで、息苦しかろう不安になっただろう。
閉じた口が暗闇になることに気づいてから動物を食まなくなった。
暗黒はどこにでも潜んでいる。

例えば冷蔵庫。開けるといつでも電気が点くものだから、
閉じた冷蔵庫の中が暗闇という事実を知る迄に義務教育を費やした。
そりゃそうだ。物を探すのに便利がいいからついた点灯機能。
扉ヒンジ部に消灯スイッチがあるだろうに、あたま悪い思い出。


幼稚園の時だったかな、父親のとなりに敷かれた小さな布団の上。
夜更かしして起きていたら必ず叱られた。早く寝なさい。
でも起きていたい。父に構ってもらうのが嬉しかったからなのか、
遅くまで起きることで子供ではないと主張したかっただけなのか、
理由はもう忘れたけどとにかくよく反発して狸寝入りした。

またある日に夜更かしをして叱られ、その日は拗ねた。
相変わらず父のとなり、ひざを抱え込んで丸く布団にくるまった。
布団の隙間から部屋の明かりが入ってくるから、手足を使って
光を啄む様に隙間を閉じたら布団の中が本当の真っ暗闇になった。
音量を下げて父が観る深夜放送のテレビの声さえ聞こえない。
暗闇を作り出すことに生まれて初めて成功したのがこの瞬間だった。

しばらくそのまま居た。目を閉じればさらに暗黒となって、
それから睡魔が訪れたのだろうか自分が回っている感覚を覚える。
額を軸に体が水平に、グ・ル・グ・ル・まーわる、ギリギリジン。
徐々にあたまがズキズキしてきて今度は鉄棒を回り続ける感覚。
これで360度回った。もう何だか分からない。
暑い、熱い、息苦しい。圧迫され自分の鼓動だけが耳鳴りする。

何してんねん、アホか。

と、父のひと払いが布団を剥がし全身が冷たい空気にさらされた。
それから眩しい。あぁ、これが口パクハムスターの気分だ。


真っ暗って怖いよな。大阪市内の片隅に生まれ、
これまでに明かりを失った状況はほぼ記憶にない。
キャンプへ行けど、ジャングルみたいな母の実家へ行けども、
月明かりが眩しいほどに周りを照らして闇が無かった。
深海魚てすごいよな。水圧と暗黒の中で生きとる。

明日、鍋にしよう。


(ノ∀`)つ〃 : へぇ
posted at 23:39

賢作ワード

確か遠距離が始まりだった

061021-1おそろいの品々あれからまたひとつ買い足したチキンラーメンどんぶり。
さほどペアグッズに憧れやこだわりが無いはずなのに、
二つ必要な気がして買い求めた。
いやいや、実は我が家はペアグッズが多い。

例えば iPod。20GBの第二世代 iPod を二つ買った。
記憶を辿れば、ああ。同じPDAも一対揃えたな。
そうだ、携帯電話は同機種を色違いで持った。
それから古くは結婚する前に同じスキャナを買った、
今はもう化石のZIPドライブも揃えた。
なんだ、電気ばかりじゃないか……。

どうしてこうも揃えたがるんだろうと自問自答してみると、
だんなまんとの遠距離恋愛が始まろうとする頃のことを思い出した。


学生時代、彼とは三年つき合った。
三年経てば就職シーズン。彼が東京へ行くことが決まった。
映画、食事、ショッピング。
別れることもなく、二人は残された大阪の日々を供に過ごした。

私が最初。ペアリングが欲しかった。一緒のものを持っていたい。
生まれて初めてそう思った。多分、当時の友達が聞いたら笑うだろう。
それでも何か「片割れ」みたいな、ひとつになれる証が欲しかった。
バイトで得たなけなしの給料でシルバーの、安いペアリングを
買うつもりで難波のショッピングモールへ彼を連れ立ち赴いた。
あいつが装飾品嫌いなことは知っていたけど、
お店で無理矢理指輪のサイズを測ってレジへ走ろうとしたら止められた。

俺が買ってくるよ。

その「俺」は店員を交え、改めて互いのサイズを決定した後レジへ向かった。
頭が白くなるほどの衝撃を受けた。
アクセサリーなんて邪魔だと言っていた彼が購入してくれたのだ。
支払い後、ラッピングを拒んでそのまま二人は指にはめた。と思う。
あやふやながら、この時の感激だけは未だに忘れない。
殴られた様な感激、少しでも彼から目を離すと泣きそうになった。
何を言う今ここに居るじゃないか。こっち向いて笑ってるよ。


大阪最後の日。
私はアニエスの白いキーケースを渡した。
これもおそろい。雑誌で見た新製品を予約して買ったんだ。

指輪ありがとう。
帰るところも鍵も違うけど、そのうち一緒の鍵がつけられるといいね。



そんなことを言って渡したかしら。懐かしい。

結婚してから先述のデジタルアイテムを揃えたものの、
携帯電話とかPDA、アプリが揃えば私は捜索まがいの挙動。

新婚後数年から同じものを使うことが無くなったのだけど、
今年買い換えてもらった私のパソコンは白いノートのiBook。
数日後、職場支給のだんなまんのパソコンはOSが異なるSOTEC。
しかしながら自分で選んだものらしく、同インチで白いシルエット。

久しぶりに同じものを持ちたくなった。
そうだな。だから揃えたんだ。どんぶりだけど


(ノ∀`)つ〃 : へぇ
posted at 21:39

賢作ワード

口紅は厄介だ

幼少時に見た女性と口紅のエピソードを書いた。


コーヒーカップや煙草に口紅がついてると大人かな〜って思います。


そこで頂いたディートリヒさんのコメント。
そういう解釈もあるのだとオモタ。そして想う。

化粧を覚えた頃「落ちにくい」と言う売り文句に反し、
口紅はすぐに落ちるものばかりだった。
今は落ちにくい口紅がたくさんあるけど、
口紅は厄介で本当に気が抜けない。
そもそも落ちるとはどう言うことか。

たとえばコップ。

紅を引いた唇でコップに触れると跡が残る。
赤い印、女性が口にしたことを証明する痕跡となる。
これが口紅が落ちた瞬間。一口目はいいんだ。
大変なのはふた口目以降。
うっかりコップを口にすると二つ目の唇の跡が付く。
ぼーっとしながら口へ運び続けると、その回数と同じくらいの
唇の跡がコップの縁に付着してとてもじゃないけど美しくない。
だから気を遣って同じ部分に吸い付こうとする。

それから面積。
コップの話が続くが、付くべくして付いた口紅痕の面積も重要。
おちょぼ口を意識しないと

「オマエの唇はキリンか」

と言われてしまいそうなほど不細工な、
魚拓ならぬ「口拓」を残してしまうから自分でもがっかりする。

コップだけではない。
スプーンやフォーク、それから笛。
はたまた食したパンや居眠りした机にも付着する。
うどんやたこ焼きにも写って苦笑したこともあった。
それから化粧直しに入ったトイレで鏡に唇を写して見ると、
口に近い部分の口紅が禿げて「O」の字に紅が残る。
そうなるとなんだかへたくそ気分で凹んだものだ。
世の中の口紅全部しね! と、たむらけんじ風につぶやく。
口紅の監視は難しい。


だけど、口紅が落ちて誇らしく思うこともある。

キスをしたとき。

相手の唇に口紅が写り支配と所有の気分を味わう。
でもその時すら素着する面積を意識してしまうのだから、
やっぱり口紅の脱落に負けているわけだわな。

それでも各部位につけた輪の痕跡を見ると、
脱落して残った赤色に女性を感じる。
主張なのだろうか。

久しぶりに落ちやすい口紅も良いかなとオモタ。


(ノ∀`)つ〃 : へぇ
posted at 01:06

賢作ワード


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