2023年03月09日
おだんごちょうだい

作:せな けいこ
出版社:童心社
初版:2022年12月
この絵本を手に取った瞬間、
『春に子どもたちと読みたい!』と思いました。
表紙から始まる色使いも素晴らしい。
読み聞かせをした時の言葉のリズムに心が弾みます♪
各場面をめくりながら、大変心地良いのです♪
せなけいこさんと言えば・・
貼り絵で表現された 温かみのある場面が特徴なのですが、
実はこの絵本は、
1967年刊行の紙芝居を元に生まれた新作絵本だそうです。
今回は新たに原画から製版し直し、
また紙芝居と絵本は進む方向が違い、サイズも異なる等の他、
原画とできあがった紙芝居の色に違いがあったため、
両方を見比べながら、データの調整がていねいに行われたそうです。
先日保育園の0~2歳児さんたちと
この絵本を読みました。
参加型で楽しめる場面もあり、
やっぱり子どもたちが好きなのは
美味しいおやつが出てくる場面♫
言葉のやりとりを楽しみながら、
最後の場面でにっこり。
【出版社からの内容紹介】
あかちゃん、あおちゃん、きいろちゃん。
服と同じ色のぼうしをかぶって、おでかけです。
みんなで、いち、に、さん。
ぼうしも、ぶらんこも、いち、に、さん。
いっぱいあそんだら、おやつです。
くしにささったおだんごも、ビスケットも、いち、に、さん、よん。
でも、ドーナツがいち……!?
ドーナツがたりなくて泣いちゃったいぬちゃん。
みんな、どうするかな?
せなけいこさんのかわいくて味わい深い貼り絵が魅力の絵本。
くりかえし読むうちに、子どもたちから「いち、に、さん」という声が!
色や数に親しむはじめての絵本としても楽しめます。