2006年03月16日
エターナル・サンシャイン
評価：★ ４点（満点10点） ２００４年 １０７ｍｉｎ
監督：ミシェル・ゴンドリー
主演：ジム・キャリー ケイト・ウィンスレット イライジャ・ウッド キルスティン・ダンスト
退屈な人生を送っていて無口なジョエル（ジム・キャリー）は、朝の目覚めの悪さと車の傷のせいで仕事をサボり、何の目的も無く急きょモントークへ行く。
モントークの喫茶店でクレメンタイン（ケイト・ウィンスレット）と出逢う。２人は意気投合し、デートを重ねる。しかし、ジョエルは無口で秘密主義、クレメンタインは何でも話してしまう性格であった。バレンタインにジョエルはクレメンタインの職場へプレゼントを持っていったら、かなり年下の男といちゃいちゃしていた。まるでジョエルの事は全く知らない他人のように振舞いながら・・・。
ジョエルは深く沈み、クレメンタインが「不幸な現実から抜け出したかった」ので、ラクーナ社でジョエルの記憶を消していたことがわかった・・・。
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ラブストーリーと聞いてみてみましたが、う〜ん、とても複雑な内容でした。ストレートな内容ではないので、かなり脳みそ使いました
。
なぜ、クレメンタインがジョエルの記憶を消したかというと、やっぱり２人の性格の不一致によって（全く正反対なので・・・）、かなりクレメンタインがまいった状況に追いやられていて、記憶を消したかったからなのです。
それを知ったジョエルは、自分も自らクレメンタインの記憶を消そうとし、ラクーナ社を訪れる。
でも、どうしても記憶から消してしまいたくないシーンがあり、記憶図から逃げよう
とする。そのシーンは、凍ったチャールズ川で２人寝そべって、星座
をみたシーン。その中でジョエルは
「今死んでもいい・・・幸せだ。生まれてずっと、この時を待っていた・・・。」
と本当に幸せそうな２人のシーンでした
。
機械で頭の記憶をどんどん消されていくが、なんとか逃げ出そうとするが、どんどん追い詰められる。”忘却は許す事”という興味深い言葉が有りました。
ジョエルとクレメンタインが装置で記憶をなくす前にテープでお互いがなぜうまくいかなかったのかを克明に語ったテープをお互い聴きなおすんだけど、それを聞くことにより、２人は正直になれたんです。２人の性格は全く違うってことはお互いにわかってることだし、それでいいじゃない！？ってことになる。
やっぱりお互いに性格も育ちも血液型も違うし本当にぴったり合うことは無いんだよね。それをお互いに我慢するから壊れちゃう
。お互い言いたい事は我慢せずに言い合えて、また納得できる二人であれば、ずっと仲良く一緒に居れるのではないかと思いました。我慢は良くないよね。
非常に難しい映画だったですが、いい勉強になりましたね。
「忘却は許す事」いい言葉ですね。
キルスティン・ダンストは最後かわいそうでしたが、個人的に好きなので抱きしめたくなっちゃいました
。イライジャ・ウッドはパンツ泥棒で終わっちゃいましたね。（フロドはパンツは盗みませんよねぇ、なんか幻滅・・・）
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この記事へのコメント
でも私は記憶を消すって嫌な作業だなって
最初にそう思ってしまったのでどうもひっかかることが多く
よかった、感動したって素直に言えなかったです。
確かに評価は高いんですけど、ボクもなんだか感動はなかったですねぇ。
記憶をなくそうとするんだけど、でも昔のいい思い出を消したくはない、、、。
それなら最初から彼女を大事にしてやれよぉみたいな、そんな感じで見ちゃいましたねぇ。
albrechtです。
申し訳ありません。まちがえてTBを送ってしまいました。それなのに、わざわざTB返していただきましてありがとうございます。
以前、TBは送ってあったんですよね〜。
どうもごめんなさい。
あぁ〜そうでしたか！？すいません！こちらも確認せずに送ってしまって。
ご丁寧にありがとうございます！
またよろしくお願いしますねぇ〜☆
