2006年10月23日
地下鉄(メトロ)に乗って
あなたは父になる前の父親を
知っていますか?
あなたが生まれる前の母親に
会いたいですか?

評価:★6点(満点10点) 2006年 121min
監督:篠原哲雄

【コメント】衣料品の営業マンの長谷部真治(堤真一)は地下鉄の駅で父(大沢たかお)が倒れたという伝言を聞く。彼は地下道を歩きながら、暴君の父と口論して家を飛び出し、帰らぬ人となった兄のことを思い出していた。そのとき、彼の前を亡き兄に似た人影がよぎる。必死で追いかけて行くとそこはオリンピック景気に沸く昭和39年の東京だった。
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幸せでした。
あなたのような父親を持って、
幸せでした。
【感想】「鉄道員(ぽっぽや)」で日本中を深い感動で包んだ浅田次郎の原点にして頂点がついに映画化された。ボクは浅田次郎が好きでたくさん本を持ってるんですけど、この「地下鉄(メトロ)に乗って」はまだ観てなくて、今回映画を観ました。すばらしい映画だったけど、原作と比較できないのでなんとも評価しがたいところがありました(BOOK OFF で実は100円で購入していた、、、)。
真治はみち子と一緒に昭和39年の東京にタイムスリップする。そこでは真治の父親や死んだ兄、そしてみち子の母親(常盤貴子)など出てくるんですけど、もちろん彼らは真治とみち子は赤の他人と思っている。そんな彼らと接することで真治の父親とみち子の母親が自分達のことをどういう風に思っていたのかを知るんですねぇ。”父親と母親の隠された真実”を知るって事がこの映画の醍醐味であり、一番感動するところでもあるんですが、、、。
少し前半はタラタラし過ぎ。このまま終わっちゃうんじゃないかと思いました。なぜ地下鉄に乗って、タイムスリップするのか?しかもタイムスリップしすぎ。考えれば考える程、おかしくなっちゃうんですけど、これはこれで、、、ファンタジーな作品ですから。しかも真治だけでなくて、不倫相手のみち子もなぜ一緒に?って前半は首をかしげてしまいました。現在と過去を行き来する二人、、、。これは後半で真実が明らかになるんですけどねぇ〜、ボクは途中でこの謎がなぜか解けました。なぜみち子も一緒に?これがキーワードですね。
真治役の堤真一もすごく素人っぽくて、彼ってこんなに演技が下手だったのかなって正直思いましたねぇ。それに比べて、大沢たかおはやっぱり演技派ですねぇ。今回真治の父親役だったけど、戦争に行く前の青年役から、真治が少年だった頃の父親役、そして老後までの3パターンをこなしていました。真治は小さい頃知るはずも無かった、父親の子供に対する思いや父親の生き様をまざまざとみせつけられるんですねぇ。そこから真治は父親に対しての考え方が変わってきます。見所は父親と口論が原因で真治の兄が死んだその日、居酒屋で泣き崩れるシーンですねぇ。自分のせいで長男を殺してしまった、、、。後悔しても仕切れないそんな切ない思いに、思わず涙がこぼれそうになりました。あんなに暴君の父親が真治の前で見せた初めての涙、、、。このシーンを見れただけでも観た甲斐がありました。この後、衝撃的な事実が隠されています。それは、、、みち子の母親は、真治の父親と昔不倫していて、そのときに出来た子供ったんです!もうビックリ。そしてなぜかお腹の大きい母親とみち子は階段から転げ落ちてしまうんです。事故ではなくてみち子が故意に突き落としてしまう、、、。みち子は真治と不倫関係にあり、この関係を清算するかのようにみづからの命を絶ってしまうんです(これはボクの憶測、、、)。なぜこのような行為をしたのか最後まで明らかになりませんが、、、。このシーンはボク的に納得できなかったですね。意味がわからないと正直思いました。自分が不倫をやってるだけで、なぜ母親まで殺す必要があったのか?理解不能です、、、。
こういう意味でもやっぱり原作を読んで、見比べる必要があったと鑑賞後思いましたねぇ。大沢たかおの演技は見る価値がありますよ。大沢たかおの演技に6点!これがなければ3点でした。彼の演技は良かったですけど、全体的に、特に最後のシーンが納得いかないまま、、、消化不良です。あと、みち子役の岡本綾、彼女良かったですよ。すごくピュアな感じがして、、、。最後に小林武史、Salyuの歌が流れるんですけど、ちょっと遅いような気がした。泣くに泣けなかった、、、エンドロールじゃ、、、遅すぎるぅ〜。挿入歌として感動するシーンに流れて欲しかったです。少し残念でした、、、。最後に、堤真一にもう少し期待してたんですけどねぇ〜。
地下鉄(メトロ)に乗って浅田 次郎
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この記事へのコメント
アンマリーといいます。よろしくお願いします。
私のブログからライブドアのブログにTBできない状況なんです。残念。。。
みち子の選択がどうしても気に入らないですっ!!
それまでそれなりに映画の世界を楽しめていたのですが、アレでガックリしちゃいました。
大沢さんの演技がスゴかったですね。
またおじゃまさせていただきますね☆
コメントありがとうございます。
TBどうもすいません、、、。
そうですよねぇ。最後なんでぇ〜って思いました。
「お母さんごめんねっ」
までは良かったんですよねぇ。
そしたらもうゴロゴロゴロゴロ、、、。
ありゃないです、、、。
大沢たかおさんがいたからまだ観れたものの、残念でした。
私は結構点数甘めなので ★3つにしちゃったけど・・・哀愁を帯びていて
何だか切なくなったの。
でも よ〜く考えたら あの親父以上に
真次って酷い男だわ。
みち子は自分の存在を消すため
母を突き飛ばしただけで あの時は
死んでないのでは・・・???
流産させるために一緒に落ちたんだと
思ったけど、違うのかなぁ^^
堤さんも あ〜いう駄目男(強いわけでもない、何ちゅうか本中華) の役、
結構あってますよね^^
遅かった^^
間違ってTBしちゃったので一こ消して丁髷♪
なるほどですね、参考になりました。是非これ、観てみたいです、楽しみです。
私も皆様にお役に立つ、便利サイトをやってみます、ドンドン進化していきますので、遊び、来てください。
お待ちしておりますね。
観たい気もするけど、
だったら王子様の大沢さん(7月24日通りのクリスマス)
にしちゃおうかしら?
弊ブログへのトラックバック、ありがとうございます。
こちらからも、コメントとトラックバックのお返しを失礼致します。
この作品は、時間を行き来する手段 等、細部の疑問や終盤の物語展開があまり好きではないのですが、特に大沢たかおさんと常盤貴子さんの表現力溢れる演技が素晴らしいと感じた映画でありました。
また遊びに来させて頂きます。
ではまた。
映画は未見ですが、感想を伺うと原作のイメージの通りにでき上がっているようですね。小説もラストをあの展開にするには書き込み不足な感はありますが、読ませる話だと思います。
こちらからもTBさせていただきました。
それでは失礼いたします。
コメントありがとうございます。
ゴロゴロのシーンは確かに流産させようとして母親と落ちましたね。結果流産してしまい、みち子は存在しなくなり、消えてしまったのです、、、。なんともビックリな最後でしたね。
堤真一はダメ男っぽい役、確かに似合ってた(笑)。
またまたありがとうです。
了解いたしました!
コメントありがとうございます。
ぜひ見てみてくださいね。ふら〜っとじゃなくて、いつも来てください(笑)。お待ちしております。
ボクも覗きに行きますね。ヨロシクです!
本日2回目、コメントありがとうです。
大沢たかおさんには感動させられましたけど、、、。今思うとそれだけだったような気がしますねぇ。
「7月24日〜」の方がいいかも、、、。大沢ファンなら観るべき映画かも知れませんけどねぇ〜。
コメント&TBありがとうございます。
確かに、大沢たかおと常盤貴子は演技派ですねぇ。真治とみち子と4人でいるシーンなんかは特に上手でした。
でもそれだけの映画だったような気がします。階段ゴロゴロは意味わからないし、、、。残念ですねぇ。
コメントありがとうございます。
そうですかぁ。原作に近い仕上がりになってるんですねぇ。ボク原作持ってるんですけど、途中で終わってたもんだからわからなくて、、、。今から原作を見てみたいと思います。
映画も観てくださいねぇ。やっぱり比較してみるのも楽しいですからねぇ。
こんにちは〜
う〜ん。。。
最後がだめだよねぇ。。。
フリンもいけないし。暴力もいけないし〜
みちこの存在を消すだけならもっと別の方法を考えればいいのにさ。
コメントありがとうございます。
うさぎさんに同感です!父親と母親の過去の知らない一面に触れることで愛情が深まっていく映画かと思ってたのに、なんだか脱線してしまいましたねぇ。
みち子はもっと別の方法で罪を償えたはず、、、。ただ別れれば良かったと思うんですけどねぇ、、、どうでしょう?
ブログにコメント&TBありがとうございました。
父親との和解というテーマは男ならとても興味深いものですが、映画としては成功していないと思えます。
俳優が原因でしょうか。
コメント&TBありがとうございます。
そうですよねぇ。昔の父親がどのように思っていたのかを知ることでの和解は非常に興味がありますけど、それが成功していないですよねぇ。男同士出よかったのに、、、。女性も入れるから話がおかしくなってくる、、、。堤真一さんに期待していたんですけど、なんだか素人っぽかったのは気のせいでしょうか?
コメントありがとうございます。
原作と違うんですねぇ。今少しだけですが読んでいる最中なのです。
映画の内容を忘れないうちに読んでおきます。
確かに、みちこまで一緒にタイムスリップしてるのっておかしいですよね。そーいえばホームレスみたいなオッサンも過去から来てましたよね。あの状況からすれば地下鉄駅の出入り口が時間の捻れてる場所に思えるんですけど、途中から眠ってる時にタイムスリップしたり何でもアリになってました(笑)。まぁそれでもSFじゃないんでロジックは気になりませんでしたけど、あのオチはあんまりで拍子抜けしちゃいました。
コメントありがとうございます。
そうなんですよぉ。始めはなんでみち子までタイムスリップするの?なんて思ってましたが、、、しまいにはホームレスまで、、、。彼らだけでなくて本当はまだ過去と現実を行き来した人はたくさんいるのかもしれませんね。
それにしても最後の階段のシーンは拍子抜けでしたね。
TBありがとうございました。
まだ映画の方は観ていませんが、原作を読んでいないとちょっとわかりにくいみたいですね。
原作、おもしろく読めたので、映画も楽しみにしてます!観に行きたいな。
コメントありがとうございます。
原作見られたんですねぇ。ボクもまだ原作は途中なんですけど、兄貴がどのように死んだのか、そこから映画では少し違うようで、、、。
お父さん役の大沢たかおさんの演技は見ものですよ。早く見に行ってくださいね。
ちょい遅れですが見てきました!
色んな年代にタイムスリップするんで、今が何年なのかちょいパニくりながら観てました^^;
確かにあのラストの行動はビックリしたけど、あんまり意味がわからんかった・・・
子供の事なんて何も考えて無さそうな父が、本当は一番良く考えていたというシーンは良かったですね。
でも何か感動するにはもう一つって感じかな?
Salyuの歌良かったですが確かに流れるの遅い(笑)
もうちょい早かったらポイントアップかな。
でもあの歌を聞き入っていたのか、あまり席を立つ人がいなかったのは意外でした。
コメントありがとうございます。
階段のシーンは、、、ですよねぇ。
自分の存在を消すだけなのに、母親まで巻き込むなんて、、、。ぞっとしましたね。
Salyuの歌はすごく良かったのに、本当に遅いんですよねぇ。エンドロールだけじゃなくて、途中でも入れないけんでしょうに、、、。特に大沢たかお(父親)が泣くときに、、、と思いました。
この映画は見てみようと思う作品です。
自分の青春時代が背景みたいですから・・・
コメントありがとうございます。
そうですか!青春時代なんですね、、、。昔の映像が細かいところまで再現されていると思います。
是非観てみてくださいね。
僕は、みち子の母親は死んでいないと解釈しました。あれは、母親の子供=自分を流産させたのだ、と。
コメントありがとうございます!
そうですね!なんだかボクハチャメチャな記事を書いてたみたいで、、、。
そうです!みち子は自分の存在を消したくて母親の中にいた自分を流産させようとした!が正解ですね!
僕もみちこの転落のシーン納得できないです。が全体的には好きです。
コメントありがとうございます!
そうですかぁ〜!ボクと一緒ですね!
突き落さんでもぉ〜って思いましたけどねぇ〜!



















