中井貴一
2007年03月20日
2007年02月03日
評価：★５点（満点１０点） ２００５年 １０８ｍｉｎ2006年10月26日
評価：★７点（満点１０点） ２００６年 １１０ｍｉｎ
2006年02月03日
壬生義士伝
評価：★９点（満点１０点） ２００２年 １３７ｍｉｎ
監督：滝田洋二郎
（内容）その男、名は吉村貫一郎。幕末の混乱期に、尊王攘夷の名のもと、京都市中守護の名目で結成された新撰組の隊士である。幕府の力が弱まるにつれ、明日をも知れない運命に翻弄される隊士たちの中で、貫一郎はただ１人、異彩を放っていた。名誉を重んじ、死を恐れない武士の世界において、彼は生き残りたいと熱望し、金銭を得るために戦った。全ては故郷の妻と子供たちを守るためだった。大義名分、権力、名誉。そんなものはどうでもよかった。愚直なまでに「愛する者のために生きる。」家族だけではない。友、仲間、心を通わせた相手のために貫一郎は生き抜いた。やがて「守銭奴」と彼をさげすんでいた隊士も気づき始める。この男の「義」は、「人としての愛」なのだと。波瀾の運命をたどりながらも、見事なまでに純粋に生きた男の物語。
（感想）吉村貫一郎は、すごく純粋で、正直であり、まっすぐ
な人間です。中井貴一はこの役を本当にうまく演じています。目
が子供みたいにすごく輝いて
いて、観るものを魅了します
。中井貴一はいろいろな映画に出演していますが、この映画は泣けました。義を重んじる、まっすぐな生き方に感動しました
。「新撰組隊士、吉村貫一郎
」と叫び、朝廷側に飛び込んでいく姿（最後の方）、涙しますね。金
でもなく、名誉でもなく、自分の信じる道をまっすぐに向かって生きる、そんな姿に憧れます
。これこそ男の中のおとこだぁっ
。かっちょいいぃっ
。
（コメント）愛する者のために涙を切り、人を斬る（ｂｙ 吉村貫一郎）。
あとね、浅田二郎の「壬生義士伝」上・下巻みてみて。それぞれの人物からみた吉村貫一郎像がわかるよん。
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