反乱軍の部隊に乗り込まれたシエナが艦長を務めるスター・デストロイヤー[インフリクター]。艦を自爆させ反乱軍、そして乗員は「艦と運命を共に」...ではなく、
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 帝国を信じていた頃の彼女ではあり得なかった言葉。
反乱軍への復讐に燃えていた彼女とはまるで別人のような表情です。

しかし反乱軍に自爆システムをオフラインにされていました。乗員には撤退を命じ、自身は艦をどうにか爆破させようとします。

(この辺の下り、アカデミーの場面と矛盾ある気がしますが...まあそれくらい良いか。)

夢が叶ったその日に死ぬ
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「艦長なら艦と運命を共にすべきかと」
かつてのその言葉通り、自らを犠牲にする覚悟を決めたシエナ。しかし、今の彼女を突き動かすのは帝国への忠誠心ではない。
「地獄からの逃亡」

憧れの場所は、地獄だった。
外からは輝かしく見えるものほど、中身は汚れている。
これは現実世界でも当てはまることなのでは無いだろうか?
輝かしい芸能界で大成した人が怪しげな宗教に走ったり、酒やクスリに溺れたり、病気を患ったり...
光があるところに影がある。その事実を受け止めることが出来ず、影に光の幻影を投影する。そして現実など無いように自分を騙し、壊れていく。ナッシュのように。

この「光のあるところに影がある」というのは「ロスト・スターズ」が反乱軍や帝国軍を通して描いていることで、ルーカス製「スター・ウォーズ」全体のテーマの1つでもある。

自らが四方を影に囲まれたことで自分を取り戻すことが出来たシエナ。しかし彼女は最後まで報われない道を辿ろうとする。

白馬の王子がすぐそこまで来ているとはつゆ知らず...

一方...
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ケンディ...笑
場を和ませてくれますね。
シリアスな場面の中に自然な流れとして笑いが入る、まさに「スター・ウォーズ」
...もしかしてこのマンガシリーズでトルーパー撃たれるの初めて?
にしても敵主力艦の内部にパイロットスーツ&ブラスターピストルで乗り込むコロナ中隊パワフルすぎでしょ...

そしてシエナの艦内放送を聞き、彼女が存命である事を知ったセイン...
惑星ジェルーカンから飛び立った2人の向かう結末は...!!IMG_5887
飛び方で気付く
通信機越しの声で気付く

艦内放送の声で気付く

何度でも2人はお互いに気付くようです。

乗員のストームトルーパーの中にジェルーカンのいじめっ子軍団がいて、殴り合いのラストバトルとかないかな?あったらスマホ叩き壊す自信あるけど。

「ロスト・スターズ」の何が良いってアメコミとは格が違う作画はもちろんのこと、「スター・ウォーズ」らしくないけど間違いなく「スター・ウォーズ」の一部であると感じられるシナリオですよね。
TFAや「ハン・ソロ」のようなオマージュの押し売りでもなければ、TLJや「反乱者たち」のような本編ガン無視かつ薄っぺらいメッセージを投げかけてくるわけでもない。
一つの作品としての良さを追求し、その中で無理なくファンの喜ぶ要素を混ぜ、現実にも咀嚼無しで置き換えられる深いメッセージを投げかけてくる。
こんな良い作品がTFAの前座扱いなんて勿体無さ過ぎる‼︎

次回更新は12月20日(木)
もしかすると最終回かも?
待ちきれないですね。

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