fa2d8753.dat米国水連HP経由で、タイムズオンラインの記事要約をご紹介します。
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5月30日
カリフォルニアとシェフィールドの大会で英国選手がいい泳ぎを見せたが、バウマン
コーチの見方は異なる。
「アテネ後、フェルプスが取った休みは10日間だけ。8年間でこの10日間だけ。昨年
11月に腰痛で練習できなかったときはどうしようかと思った。」(バウマンコーチ)
「このスポーツは継続が重要。長い休養はとったことがない。同じ4年間でも我々は
4.5年分をやっている。ほかの人の4年分とは違う。」(同)
英国のスイートナムコーチは、五輪後、コーチと選手に対して、明日から練習に戻る
ように指示したというが、実際にそうする選手はいなかったという。
「スイートナムコーチの考えはよく分かる。到達すべきレベルに達していない国で
は、今まで以上にやるしかない。同じことを繰り返してもしようがない。」(同)
「五輪は望んだような結果は出なかった。寝転がっているだけでは、望むところまで
はいけない。偉大なコーチというのは、結果がどうであれ、逆境をバネにできるとい
うこと。英国は世界に追いついていない。一生懸命やったから数ヶ月休養をとってま
た戻ってくる、と平気でいう人たちがいる。その間世界は前に進んでいるんだ。」
(スイートナムコーチ)
五輪後、英国代表の3分の1が引退するなか、ほかの選手も長い休養をとった。
「重大なミスだと思う。自分はアテネで競泳が終わった翌日にミシガンに飛んで次の
準備を始めた。成功は、コーチが正しいことができるかにかかっている。残念な結果
に終わったときは、何がいけなかったかを分析し、そこから学び、残念な結果は忘
れ、前に進んでいくことだ。」(バウマンコーチ)
しかし、週末の英国選手は結果を残した。
ジャクソンは女子400自由で19年間破られていない英国記録に0秒29まで迫る4分7秒
96。女子200ではアテネで苦しんだマーシャルが1分58秒60で優勝。女子100平泳で
は、ヘイウッドが1分8秒26で泳いでいる。
一方、シェフィールドでは、女子200背泳の前世界選手権覇者のセクストンが50、
100、200背泳でまずまずの泳ぎを見せたが、本調子には程遠いタイム。フォスターや
ミュー、ギブソンはまだ代表入りを決めていない。代表入りの最後のチャンスは6月
18日と19日の大会になる。