Swing Set! Jazz Orchestraの活動記録や最新情報をお届けします♪

2006年8月26日 バンマス&コンマス バースデイバトル

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2006年8月26日(土) Swing Set!おなじみ Wood Stock にて、我がバンドマスター&コンサートマスターのバースデイライブを行いました。

■このLIVEをめぐる奇跡


このライブのタイトルからもわかるとおり、バンマス&コンマスの誕生日を祝して開かれたライブでした。
普通はこれだけで十分な動機と言いますか、ネタになるものなんだと思いますが、
ライブの体験記より先にお伝えしておきたい、我がSwing Set!をめぐる奇跡をご紹介しましょう▼

そもそもこのSwing Set!Jazz Orchestraが誕生したきっかけというのが…
バンマス&コンマスが
○たまたま同じ時期に
○たまたま単身赴任で
○たまたま同じ郡山へ着任。
○たまたま行った飲み屋で出会い
○たまたまお互いがJAZZ好きだった。 話が進むにつれ…
○たまたまお互いが同じ大学の先輩後輩の仲だった。
○たまたまジャズコンボを組む話になり…気づけばフルバンドを組むことに。


そう、ここで生まれたビッグバンドが我がSwing Set!Jazz Orchestraというわけです。

ここまでの流れをみるとかなり奇跡的な偶然が重なりあっていますが、なんとこの2人、

○たまたま同じ誕生日だった

という偶然(笑) そう、そしてその誕生日こそがこのバースデイライブ当日だったというわけです。
客観的に見ているとかなり運命的な感じではあるんですが、当のお二方はどんな感じなんでしょうかね(o^v^o)

ただ1つ言えることは、ステキな偶然だなぁということです(~^^)~


■ハードスケジュール vs 新曲×2


これはどんなバンドにも言えることなんだと思いますが、Swing Set!も徐々に"クオリティ"を求めるようになってきました。

普通バンドが結成されると、初めは活動が始まったことと新しく仲間ができたことで、それだけで楽しく活動できるものなんですよね。
でもだいたいのバンドが半年~1年でクオリティを求めるようにはなるものなんだと思います。

それは我がSwing Set!も例外ではなく、徐々に細かいところを意識したり、スキルアップが必須になる部分に目を向けたりと、
もうできたてホヤホヤのバンドではないという自覚を持ち始めました。


前回のReportで合宿のことを掲載していますが、実は合宿中に新曲にチャレンジしていたのです。
合宿中、初めて新曲を音合わせしましたが、これまでのSwing Set!のペースから言うと、
初めてにしてはだいぶまとまるのが早い方だった ということになりました。
しかし、実はそのとき既に"クオリティup"を意識していたメンバーが多く、早くも課題点を挙げ、
1つ1つクリアしていきたいという意思が出ていました。

そんな活動意欲が高まる中、学生メンバーがテスト期間に突入。
社会人も夏という多忙期を一気に迎え、少しの間活動する時間が取れない状況に陥ります。

今回のバースデイライブは、その中で出た話で、あと何回も練習する時間が取れないとわかっていた状況で
急遽決まった話だったので、各パートともそれはそれはあせりましたよ(汗)

中には仕事の都合などで練習のスケジュールが合わないメンバーもいたので、
本当に窮屈なスケジュールの中で新曲にもクオリティを求めるという過酷な課題を自ら持つこととなりました。

こういった状況だったので、なんと開口一番に出た練習がお盆の真っ只中!
しかもそのままセッションナイトも行うという強行スケジュール。
流石にお盆となれば、学生も実家へ帰るだろうし、集まれないのでは?という心配がありましたが、
なんとほぼフルメンバーが練習に出席。セッションナイトもほとんどのメンバーが参加するという結果で、その意思の強さが伺えます♪

さらに驚くべきはその翌週。
仕事の都合でなかなか練習に参加できないメンバー同士で仕事の休みを合わせ、
パート練習を行って欲しいという意見まで出てきました。


このように、練習時間の都合をつけやすいメンバーもそうでないメンバーも、
それぞれがバンドのことを真剣に考えている という意思の強さ、結束の強さを改めて知るいい機会になりました。


■グラッシーヅのハッピーバースデイ♪


ライブ本番。

いつものように2ステージ構成。
1stステージでは、やはり若干の緊張や経験不足が目立つ内容となってしまいました…。
萎縮していてMAXのサウンドが出ていないメンバーもいる。
そんな中で、日中の全体練習のようなパワーを発揮できないまま1stステージ終了となってしまいます。

そこから歓談タイム。
そこへ、JJメンバーで結成された「グラッシーヅ」登場。

JAZZ界には珍しい、女の子だけで構成されたジャズバンド。しかも全員メガネを装着している!!
あ、だからグラッシーヅ(glasses)か!なるほど!!

彼女達が2ndステージまでの間、余興で演奏を披露してくれました。

そして、2曲目へ突入「星に願いを」。妙にスローテンポのワルツのアレンジ。
テーマ1コーラスが終わったところで曲は「ハッピーバースデイ♪」に。
そう、彼女達なりのサプライズを用意していてくれたのです。
そして、会場に集まったお客さん、ミュージシャン全員でハッピーバースデイを合唱♪
そしてそして、鳴り響くクラッカーの音と共にみんなでこっそり描いた寄せ書きと花束のプレゼント。




実はクラッカーも、本人達には見つからないように会場全員に配っていました。
勿論寄せ書きもそうですが、練習時や本番前など、本人達に見つからないようにみんなで描きました。

こうして会場全員がかりのバースデイサプライズは見事大成功を収めました♪




■This is the "Big Band Groove"!!


実はこの日、日中に本番前の最後の全体練習を行いました。
この時は誰も口には出しませんでしたが、私しげっちはある1つのことを感じていました。
それは、これまでどうしてもバラバラでまとまりきらなかった新曲が、
この日の全体練習ではキレイなアンサンブルが聞こえてきていました。

今日は調子いいのかな?パート練習を積んだ成果が出ているんだなぁ と思っていましたが、
その点については誰も触れず、何となくいつもと様子が違うと感じておりました。


-----さていざ本番。


先ほどの書いたように、1stステージでは緊張などもあり、思うような演奏まではいきませんでしたが、
グラッシーヅが盛り上げてくれたサプライズ。
そしてある程度入ったアルコールのおかげで、すっかり緊張はほぐれた状態で2ndステージを迎えます。

2ndステージは、新曲Take the A Trainの初お披露目から始まります。
緊張はほぐれたはずでしたが、テンポが前後してしまったりと、多少の乱れはあったものの、
緊張の影響からくる乱れとは違う、テンションが上がっているが故のテンポのズレでした。

そう、この時点で日中しげっちが感じたいつもと違う感じが始まっていたのです。


3曲目。またもや新曲のShnny Stockingsの演奏が始まりました。
みんな必死で練習した成果が発揮され、見事なアンサンブル&グルーヴで曲が流れていきます。
ブラスセクションのアンサンブルと、リズムセクションが作るグルーブが絡み合ったまま曲がずっと乱れずに、
まるで1つのストーリーを全員が表現しているかのようにシーンが切り替わっていきます。

そして、最後のクライマックスのシーンでは、メンバー各々の気持ちがこもった最高のグルーブが生まれました。
この瞬間、しげっちは気づけば無意識のうちに立ち上がってピアノを弾いていました。


こうして、バンマス&コンマスの誕生日当日に、最高のグルーブをプレゼントできたことに感動を覚えました。


■向上心とSwing Set!


こうして、我がSwing Set!にとって、これまでで最高の演奏ができた最高のライブとなりましたが、
これまでと違うのは、HPのBBSに残されたメンバーからの感想。
今までだったら「楽しかった。」「よかった。」といった感想が大半を占めていましたが、
今回のライブ後の書き込みには、メンバー各々から反省点の列挙や、その対策が大半を占める結果となりました。

バンマス、コンマスの生まれた日に、また新たな気持ちを持ち、Swing Set!も新しく生まれ変わったようです。

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