2005年08月01日

【あの「ブックバトン」に答えてみる】



皆さん、本読んでますかっ!



・・・はい、例によってスイスの殿です。

では、史上8発目の妄言、いきますっ!

・・・ではなくて、本日は特別企画(?)。あのマネキンスイス支部長ことももも。殿から回ってきた「ブックバトン」に何故かここで答えてしまおうと思います。

では、とにかくいきますっ!!



1.持っている冊数

うーむ、スイスにだけでも100冊はあるかも・・・。日本のも合わせれば1000冊くらい??


2.読みかけの本

ありません!・・・今は手持ちの本は全て読み終わって再読を繰り返しております。実は小生、同じ本を何回も読むのが好きだったりします。

ちなみに只今再読中なのは「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」コナン・ドイル


3.最後に買った本

スイスでは小生のブログにあるこちらの記事参照。日本で頼んで買ってもらったのは・・・

「悪魔の涙」「ボーン・コレクター」「コフィン・ダンサー」J.ディーヴァー

「残像に口紅を」「日本以外全部沈没」筒井康隆

「クリスマスのフロスト」R.D.ウィングフィールド


あたりかな?

4.思い入れのある本5冊

5冊なんてセコイことは言わずにドーンといきましょうっ!

【ミステリ小説】

「大誘拐」天藤真

誰も死なない、悪人は誰もいない、心温まるミステリでありながら奇想天外な日本ミステリ最高傑作。

「黒いトランク」鮎川哲也

日本ミステリの古典。地道な捜査で錯綜した謎が解明される快感。

「占星術殺人事件」島田荘司

この解決にはビックリして寝ながら読んでいたのに起き上がってしまった衝撃の作品。

「Yの悲劇」エラリー・クイーン

古典中の古典。小生はこれがきっかけでミステリに嵌りました。

「キドリントンから消えた娘」コリン・デクスター

行方不明になった女性の消息が最後の1ページまで分からないという驚くべき技巧を凝らしたあの「モース警部」ものの傑作。

「九マイルは遠すぎる」ハリイ・ケメルマン

たった2つのなんでもない文章だけから犯罪を推理する表題作ほか驚異の短編集。


【SF小説】

「星を継ぐもの」J.P.ホーガン

この論理のこじつけが楽しい!ここから始まる3部作は科学好き、ミステリファン必読。

「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス

これはあまりに有名な哀しい哀しい「自己喪失」の物語。

「関節話法」「喪失の日」筒井康隆

笑撃のSF短編!小生、本屋と電車で爆笑して皆に好奇の目で見られました・・・。


【その他の小説】

「関ヶ原」司馬遼太郎

司馬作品ではこれがマイベスト。大谷吉継が一番好きな武将ですが、あの小僧臭い石田三成も実は好きです。

「神馬」竹内寛子

馬と少女が織り成す心に染み入る哀しい短編。

「灯のうるむ頃」遠藤周作

外見は冴えないが真の「男らしさ」を垣間見せてくれる男性必読の中間小説。

「檸檬」梶井基次郎

何故か共感する部分の多い、心を見透かされているような短編集。


【エッセイ・ノンフィクションなど】

「算私語録」「散語拾語」安野光雅

この作者は画家ですが、その数学的センスは素晴らしい!

「宇宙からの帰還」立花隆

決して好きではない作者ですが、これは「宇宙へ出た後の精神の変化」という着眼点が素晴らしいノンフィクション。ガンダム好きな貴方なら、ニュータイプを信じることができるかも。

「世紀末のプロ野球」草野進

「80年代のベースボールは二宮尊徳系ではなくサラ金逃亡型でなければならない」「江川卓はその負け試合によって球史に名を残す精神分析的な存在である」などなど、全く類を見ないプロ野球評論集。少し古いのが難ですが、禁断の快楽が味わえます。

「夜明けの睡魔」瀬戸川猛資

小生の知る限りではミステリ評論の最高傑作。この作者と小生のミステリ嗜好が似ているからかもしれませんが・・・。

遠藤周作のエッセイ集全て

こんなバカ話が書きたい!

芦ヶ原伸之のパズル関連本全て

パズルを馬鹿にしてはいけません。特にこの作者のパズル評論は脳の快楽を引き起こします。


【科学】

「サブリミナル・マインド」下條信輔

批判も多い書ですが、その是非はともかく、考え方には共鳴させられる1冊。

「詭弁論理学」「逆説論理学」野崎昭弘

自ら考えるために読む書。日本でもこういう論理学の教育が必要なのでは?

「知的生産の技術」梅棹忠夫

パソコン全盛の現代では少し古過ぎるきらいもありますが、こういう方法論の提案は重要では?小生はこれでカードを買いました。


5.次にバトンを渡す5名様♪

いやじゃ、誰にも渡すもんか!小生が最終ランナーなのです。小生こそがゴールテープを切るのです!
ん?ゴールはどこ??小生はいったい何位???
無理にでも小生からバトンを強奪したい方、やれるもんならやってみんさい!



・・・以上、バトンの趣旨を大幅に取り違えてお送りしました。そのうち正隊員のすまいる殿からいただいた「ミュージックバトン」もここで答えてみようかと思います。

こんな小生にファンコメントをお待ちしております。

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残像に口紅を『残像に口紅を』(ざんぞうにくちべにを)は、1989年発表のSF小説。作家筒井康隆の代表作。現実世界から文字が1文字ずつ消えていき、その文字を含む言葉は存在さえも失われていくという実験的小説。ゲーム性が強く、いわゆる「文学」とは異なった趣の小説。.wik...
残像に口紅を【日本の文学・小説集め】at 2005年09月02日 20:56
この記事へのコメント
殿っ!さっそく答えていただきありがとうございました。

どうしたら殿のような発想ができるのか知りたくて、バトンを渡してしまったわけですが、私にはどうコメントしていいのかわからない小難しい本達。うーーーん、天才はやっぱり本を読んでいるのですね。ますます尊敬でございます。アホな秘書を見捨てないでおくんなましー。
Posted by ももも。 at 2005年08月01日 19:54
アホな妄言の中にキラリと光るにくい殿 下の記事含めてここでも健在ですなw

ちなみにうちも遠藤さん大好き♪ 筒井氏は・・・気にはなる人。司馬さんは尊敬するけど近寄りがたいなぁ。
で、殿から『檸檬』が飛び出すとは意外w
Posted by とこ at 2005年08月08日 14:24
読む本の分野が広いですな。
あっしは、もっぱらフィクションのミステリーやスリラー小説か、リファレンス本(医学、栄養学、歴史、心理学:夢解析含め)、あとはNEWSWEEKなどの週刊誌ですかねぇ。。 おお、時代劇が好きなんで、一時期、池波正太郎にも懲りました。 あと、こっちでどうしても司馬遼太郎の「竜馬が行く」の1〜3を買おうとしているのですが、以前シアトル紀伊国屋にいきましたら4しかなくてですねぇ。。未だに読んでません(日本の本は高いしぃと言い訳)。 

今、マイケル・クライクトンの「プレイ」ってのを読み直してます。1年前にあまりにつまらんので、途中で投げてしまいまして、同居人が後からやってきて読んでいたら、100ページ以降におもろくなるというので、やっと読む気になりますた。

Posted by すまいる at 2005年08月09日 14:22
お殿様 その程度なんですか、高村薫様も 宮部みゆき様も、お読みになっていない、不足ですね、それにF.フォウサイス様も これは、完癖なまちがいですね。そのすごさ、分野で、私も広範囲な、守備を、ほこっておりますから、
そのていど、まだまだ まけてませんね。宮城谷昌光先生のものでも、一揆読みです。たくさんの漢字のならんだ。あの 美しさ、お読みに、なりましたか、この先生には、ほんとうに、頭がさがります。
Posted by あつこ at 2006年09月04日 21:19