こんもりくん
山西 ゲンイチ
偕成社
2011-01-08

の絵本がぼくの目に留まったエビデンスが本を手に取ってすぐにわかりました。
吉本ばななさんの小説の装丁や挿絵でみたことが在る絵だったのです。
読書は、こういうつながりを創り出すから、やはり魅力的です。
そして、新たな一冊との出逢いをもたらすのでした。

奇想天外の物語。
髪の毛を切るのが苦手な少年は遂に、その髪の毛の森林の中にねずみの世界を許容したのでした。
やがて、その世界の国王になってしまう少年。
しかし、「おなら」は、国王追放の憂き目に遭うのでした。
何のことやら?
というわけで、
是非、
読んでください。

髪の毛を切っても、自分は自分だった。
この奇想天外な物語の向こう側には、少年の「成長物語」「再生物語」の比喩が視えるようで、なかなか侮れない作家だ!と想いましたよ。