韓国・城郭
ソウルの街には、その昔、朝鮮王朝の時代に築造された「漢陽都城」と呼ばれる
城壁が残っている。この城壁は、高さが約5~8m、全長約18.6kmに及ぶと
いう。この城壁には、4つの大門と4つの小門があるが、われわれは、その一部、
ヘファムン(恵化門)からフンインジムン(興仁之門)(通称トンデムン(東大門))
までの約3kmを2時間かけて、ゆっくりとウォーキングを楽しんだ。
入口の案内板には、次のように紹介されている。
   漢陽(ハニャン)都城は、朝鮮王朝の都である漢城府(ハンソンブ)の境界を
   示すとともに、外部からの侵入を防ぐため、1396年に内四山の稜線に沿って
   築造された。
   全長18.6kmの城郭に4大門と4小門が置かれ、現存する都城としては世界
   最長期間(1396~1910年、514年間)にわたって、その機能を果たした。
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ちょうど紅葉が美しい時期だが、平日であるためか、訪れている人は少なかった。
途中に、ナッサン(駱山)と呼ばれる標高124mの山があり、一帯が公園として
整備され、ここからはソウル市内、郊外のマンション群、ソウルタワーなどを眺める
ことができる。
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