1976年当時、海外に出掛ける時には、パスポート(旅券)の他、俗に "Yellow Card" と呼ばれる黄色のカードが必要であった。日本語での正式名称は「痘そうの予防接種に関する国際証明書」である。
近所の保健所で予防接種を受けて証明してもらったことを微かに記憶しているが、手許に残っているのは未記入のカードのみで、証明印の押されたカードは散逸してしまい、手許には残っていない。約50年前のことゆえ、実際に予防接種を受けたのかも、記入済みのカードをどこに仕舞ったのかも、記憶が不確かになってしまった。