カテゴリ: 放送関連情報

ロゴ・AFN
米国ではトランプ政権のメディア攻撃が続いているが、米軍の兵士、基地関係者、家族などに向けて放送しているラジオ局AFN(American Forces Network)のニュース番組にも影を落としているように見える。

手許に記録を残しておらず、記憶も定かではないが、数年前までは、同局のニュース番組はAP、ABC、NPR、CNN、FOXなどから提供されていたように思う。
ところが、第2次トランプ政権の発足後のメディアを取り巻く状況が気になって、米国東部時間4月24日零時から24時までAFN東京(810kHz)を聴取したところ、毎正時に流れるニュース番組はABCとFOXが提供するものだけとなっていた。
「零時=ABC、1時=ABC、2時=FOX」の順に放送され、ニュースの内容は最新のものに更新されるものの、3時以降の放送順もこのパターンが繰り返されていた。
24時間チェックしたのはこの日だけなので、これが定着しているパターンかどうかは断定できない。また、このパターンに変更した時期も確認できない。

なぜ、AFNのニュース番組がABCとFOXだけになっているのだろうか。
FOXについては、予てからその報道姿勢はトランプ氏の政治姿勢と親和性があると言われており、更に、FOXニュースの司会者がトランプ政権の要職に起用されたことなどから、両者の関係はそれなりに推測はできる。
しかし、ABCについては気になるので、ネット検索したところ、ABCはトランプ氏との間で問題を抱えており、政権に対して忖度し、弱腰になっていることが窺える。
(ABCがトランプ氏と名誉毀損訴訟で和解・謝罪)
https://www.politico.com/news/2024/12/14/trump-abc-stephanopoulos-settlement-00194391
(ABCがトランプ氏と和解した理由)
https://edition.cnn.com/2024/12/16/media/george-stephanopoulos-trump-settlement-abc/index.html

一方、CNNは従来からトランプ政権の政治姿勢に批判的であることで知られており、APとNPRは様々な場面で政権側と対立していることがわかった。
(ホワイトハウスが「アメリカ湾」表現をめぐってAPと対立)
https://apnews.com/article/ap-white-house-gulf-name-dispute-3f43c519a4b4f4661dd0831421943ef7
(トランプ氏がNPRなどの資金提供を停止するよう呼びかけ)
https://thehill.com/homenews/media/5217113-donald-trump-npr-pbs-defund/

これらの情報を総合すると、AFNのニュース番組はABCとFOXが提供するものだけとなっていることの背景が少し見えてくる。今後の推移を注目して行きたいと思っている。

AFN東京のホームページは次のとおり。
https://pacific.afn.mil/Local-Stations/Tokyo/
https://afngo.net/afnpacific/Tokyo/radio/Tokyo

◆ なお、米ホワイトハウスは25日、トランプ大統領が2期目就任から100日となる
29日夜(日本時間30日午前)に中西部ミシガン州で演説すると発表した。
共同通信が報じている。
https://www.47news.jp/12499796.html

ロゴ・民放オンライン
「民放 online」は4月17日、「存廃に揺れる米公共放送 トランプ政権が助成金カット NPR、PBS、VOAなど対象に」と題する記事を配信した。

米国では、第2次トランプ政権が発足して以降、既存メディアを攻撃する大統領令が矢継ぎ早に発せられて、海外向け放送VOA(Voice of America)などでは、運営資金とスタッフの削減によって番組の制作・送信がストップしている。一方、米国の国内向け公共ラジオ放送NPR、PBSなども深刻な影響を受けている模様である。
https://minpo.online/article/nprpbs-voa.html

◆ なお、上記の記事が掲載された後、今月22日に、米国連邦地方裁判所が大統領令の一部を停止する仮処分命令を出したので、事態は好転することも予想される。
http://blog.livedoor.jp/swl_information/archives/44393938.html

0001 NHK技研
NHK放送技術研究所は、最新の研究開発成果を一般に公開する「技研公開 2025」を
5月29日から6月1日まで開催する。
今年のテーマは「広がる つながる 夢中にさせる」で、展示の概要や見どころなどは
追って案内される。
https://www.nhk.or.jp/strl/open2025/

NHK放送技術研究所のトップページは次のとおり。
https://www.nhk.or.jp/strl/

なお、これに先立ち、5月26日から28日まで、東京・渋谷のNHK放送センター正面
玄関ロビーで、「NHK TECH EXPO 2025」が開催される。
テーマは、「新しい発想で、魅力的なコンテンツを」「大切な情報を確実に届けるために」「体験・体感してみよう!」である。
https://www.nhk.or.jp/techexpo/2025/
https://www.nhk.or.jp/info/otherpress/pdf/2025/20250424.pdf
0001 NHK-TECH

0001 NHKフォーラム (1)
NHK放送文化研究所は、3月に開催した「文研フォーラム2025」における研究発表や
シンポジウムの一部の動画を公開している。
何れのプログラムも興味深いものばかりである。
https://www.nhk.or.jp/bunken/forum/2025/index.html

NHK放送文化研究所のホームページは次のとおり。
https://www.nhk.or.jp/bunken/index.html

NHK放送文化研究所は、「放送研究と調査」2025年4月号を刊行した。
0001 NHK-202504今号で注目される論考は、本編では「ラジオ講座テキストから見た放送史 〜家庭向け、趣味・教養、実業講座~」「デジタル化の中でのニュースの読まれ方 〜国際比較調査『ロイター・デジタルニュースリポート』から~」など、「メディア・フォーカス」のコーナーでは「米政権、意に沿わぬ言論に圧力強める」「香港、世論調査機関が調査停止を発表、30年以上にわたる社会の変化の記録が困難に」「アフガニスタンで政治番組の禁止など、タリバンがメディア規制を一段と強化」「BPO、サンテレビの報道をめぐり『人権侵害は認められず』」などである。

◆ 4月号の目次は、次のとおり。
  https://www.nhk.or.jp/bunken/book/monthly/pdf/i202504.pdf
  
◆ 4月号の一部の記事については、サマリーを次のサイトで読むことが出来る。
  なお、今号の各記事の全文は、来月初めに公開される。
  https://www.nhk.or.jp/bunken/book/monthly/index.html?p=202504

◆ 前号、3月号の各記事の本文及びサマリーは、次のサイトで公開されている。
  https://www.nhk.or.jp/bunken/book/monthly/index.html?p=202503

ロゴ・VOA(新)AB
米国連邦地方裁判所は22日、VOA(Voice of America)などを管理監督する米国政府の国際放送監理機関 USAGM(United States Agency for Global Media-米国グローバル
メディア局)の解体を目的とした大統領令の一部を停止し、VOAの放送業務を復活させるよう、米国政府に対して仮処分命令を出した。
Washington Post 紙やAP通信などが報じている。
https://www.washingtonpost.com/style/media/2025/04/22/voice-of-america-voa-ruling-employees-return/
https://apnews.com/article/voice-of-america-trump-a1ed0ad37917055a1565da5325bd4fd8

BBCやロイター通信の日本語版でも伝えている。
https://www.bbc.com/japanese/articles/cpq7w200pn3o
https://jp.reuters.com/world/us-politics/VKMLB6LKU5OUJGXN3Q53M2A5EQ-2025-04-23/

(当ブログ過去関連記事)
トランプ政権とVOA、日本のメディアも報道
http://blog.livedoor.jp/swl_information/archives/44026592.html

ロゴ・RCI
カナダでは今年3月、首相が Justin Trudeau 氏から Mark Carney 氏に交代し、4月28日には総選挙が行われることになっている。また、米トランプ政権の関税政策の煽りを受けて、カナダと米国の関係は厳しさを増している。
そのような中にあって、RCI(Radio Canada International)の元プロデューサー Wojtek Gwiazda 氏は3月31日、カナダの新聞 THE HILL TIMES に "Time to restore Radio Canada International or Canada's world service"(今こそ、海外向け放送 Radio Canada International を復活させよ)と題する論考を寄稿した。彼は同紙から転載許可を得て、自らが広報を担当する組合間組織 "The RCI Action Committee" のブログで、この論考を紹介している。
https://rciaction.org/blog/time-to-restore-canadas-world-service/

◆ 上記の論考では、RCI(Radio Canada International)の存在意義と放送廃止に至る様々な経緯を説明している他、米VOA(Voice of America)などがトランプ政権によって
機能停止を余儀なくされている現状にも触れ、米国の国際放送の沈黙は、世界の多くの人々に衝撃を与えたことを踏まえ、RCIはカナダに関する情報だけでなく、検閲されていないニュースを世界に向けて放送することが重要だと訴えている。

◆ The RCI Action Committee のホームページは次のとおり。
https://rciaction.org/
https://rciaction.org/blog/

◆ THE HILL TIMES 紙のホームページは次のとおり。
https://www.hilltimes.com/

ロゴ・VOA(新)AB
英国在住のジャーナリスト・小林恭子さんは、自ら主宰するブログに「トランプ米大統領の一声で、政府系国際放送VOAが事実上の解体 ジャーナリズムはどうなる?」と題する論考を掲載した。
米トランプ政権がVOA(Voice of America)を含む海外向け放送の潰しにかかっていることの背景、それがジャーナリズムに与える影響、2013年のロシアにおける通信社の改編なども紹介し、論考の最後は「民主主義の長い伝統を持つ米国の大統領の一声で、国際放送が消える・・・驚くべき展開となってきた」と結んでいる。
https://ukmedia.exblog.jp/33705347/

なお、この論考では、BBCの配信記事や米大統領府の声明などを引用している。
◆ 米政権、政府系メディア「ボイス・オブ・アメリカ」を縮小へ 「反トランプ的」と
  https://www.bbc.com/japanese/articles/cx2xdddrzxdo
◆ Trump guts the 83-year-old Voice of America
  https://www.niemanlab.org/2025/03/trump-guts-the-83-year-old-voice-of-america/
◆ The Voice of Radical America
  https://www.whitehouse.gov/articles/2025/03/the-voice-of-radical-america/

"VATICAN NEWS" 英語版は、「教皇フランシスコは4月21日、バチカンのサンタ・マルタ館(教皇邸宅)にて88歳で逝去された」と速報した。同サイトの日本語版でも、間もなく報じるものと思われる。
英語版:https://www.vaticannews.va/en/pope/news/2025-04/pope-francis-dies-on-easter-monday-aged-88.html
日本語版:https://www.vaticannews.va/ja.html

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※ 追って、日本語版サイトでも教皇フランシスコの逝去を報じた。
https://www.vaticannews.va/ja/pope/news/2025-04/papa-francesco-annuncio-casa-santa-marta-vaticano.html

(当ブログ過去関連記事)
◆ VATICAN NEWS、教皇の入院状況を報道
  http://blog.livedoor.jp/swl_information/archives/43787446.html
◆ RAE、教皇フランシスコの容体を連日報道
  http://blog.livedoor.jp/swl_information/archives/43848839.html

ロゴ・朝鮮の声(J)
「朝鮮の声」日本語放送は、4月20日放送のお便り紹介番組「朝鮮の声放送へようこそ」で、他言語番組のリスナーから届いた電子メールのお便りを紹介した。
最初に、ロシア語放送のリスナーのお便りを紹介したが、メールには住所が書かれていないので、どこの国のリスナーかはわからないとした。続いて、英語番組を聴いたパキスタンやインドのリスナー、ドイツ語やスペイン語、フランス語の番組を聴いたメキシコやドイツのリスナーのお便りを紹介し、最後に日本のリスナーからもメールが届いていることを紹介した。
番組音声は次のとおり(2025-04-20 20:00 JST 9650 kHz)
https://swlinformation.livedoor.blog/VOK-J20250420.mp3

◆ お便り紹介番組「朝鮮の声放送へようこそ」は、長い間聴き続けてきているが、他言語の番組を聴いた外国のリスナーのお便りを紹介するのは異例のことと思われ、ある種の驚きを持って聴いた。
なお、「ベトナムの声」、「モンゴルの声」、「HCJB」などでは、日本語番組を聴いた外国のリスナーから届いたお便りを紹介することが時々ある。

一般財団法人ラヂオプレスでは、このほど理事長の本村忠大氏が退任し、後任の理事長に
岡浩氏が就任した。本村氏は、2010年3月から永年に亘り理事長を務め(2022年
の一時期を除く)、今回の退任を機に最高顧問に就任した。

ラジオプレスは、海外からのラジオ放送や衛星放送などをモニターして、そのニュースを
翻訳・配信する業務などを行なっている。
定款および事業報告は次のサイトで公開されている。
https://koueki.jp/d/wp-content/uploads/2024/08/radio.pdf

(参考サイト)
https://ja.wikipedia.org/wiki/ラヂオプレス
https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3012420480/

ロゴ・KBS本館
韓国の国会は17日、テレビの受信料を電気料金と合わせて徴収する内容を盛り込んだ放送法の改正案を可決した。これにより、KBSとEBSの財源となるテレビの受信料は、従来通り電気料金と合わせて徴収することになる。
KBSが詳細を報じている。
https://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=89946

(参考:韓国における放送・通信問題をめぐるKBSの報道)
◆ KBS受信料 大統領室が電気料金との分離徴収を勧告
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=85632
◆ KBS社長「受信料の分離徴収案を撤回すれば辞任」
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=85661
◆ 放送通信委員会、分離徴収の放送法施行令改正案を議決
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=85893
◆ 野党4党「KBS受信料の分離徴収は言論弾圧」と反発
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=85899
◆ 野党が分離徴収を阻止する法改正を提案
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=85928
◆ 受信料の分離徴収めぐりKBSが憲法裁判所に提訴
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=85954
◆ 尹大統領 放送通信委員長に李東官氏を指名
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=86101
◆ 新・放送通信委員長候補の「メディアの扇動」発言巡り論争
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=86133
◆ 公共放送の理事会メンバー 放送通信委員会が入れ替え進める
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=86159
◆ 尹大統領 放送通信委員長に李東官氏を任命
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=86341
◆ KBS理事会 来月 社長の解任を議決へ
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=86377
◆ 放送通信委 KBSなど対象に偽ニュース検証の仕組みを確認
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=86428
◆ KBS理事会 社長の解任を議決 社長は提訴の構え
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=86449
◆ 尹大統領 KBS社長の解任案承認
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=86454
◆ 検察 大統領選での偽ニュース問題でJTBCなど家宅捜索
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=86464
◆ KBS新社長の公募始まる
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=86497
◆ KBS新社長の任命手続き 理事会が見送る
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=86569
◆ KBS新社長の任命手続きが難航
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=86580
◆ KBS社長候補に「文化日報」の元論説委員パク・ミン氏
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=86620
◆ 尹大統領KBS新社長にパク・ミン氏を任命
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=86761
◆ 最大野党 放送通信委員長の弾劾訴追案を再発議
  http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=86853
◆ 放送通信委員長が弾劾訴追を前に辞任
  https://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=86868
◆ 報道専門チャンネルYTNが民営化へ
  https://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=87314
◆ 放送通信委員長が辞任 野党による弾劾訴追避ける
  https://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=88110
◆ 新しい放送通信委員長 尹大統領が指名
  https://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=88124
◆ 韓国放送通信委員会、KBSなどの理事を選任
  https://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=88280
◆ KBS新社長候補にパク・チャンボム氏
  https://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=88748

0001 ケンコー
ケンコー・トキナーは、カセットテープの音源をPC不要でデータ化できる「Kenko ポータブルカセットテープ変換プレーヤー KR-019CR」を、4月18日より発売するという。
"PHILE WEB. SHOP" のサイトで紹介している。
https://www.phileweb.com/news/d-av/202504/11/62464.html

ケンコー・トキナーの公式情報は次のとおり。
https://www.kenko-tokina.co.jp/pc/recorder/kr019cr.html

ロゴ・DW(新)
独 Deutsche Welle(DW)は4月2日、"International Fact-Checking Day: DW counters disinformation" と題する声明を発表した。
これは、この日が「国際ファクトチェック・デー」であったことに因み、「DWは偽情報に対抗する」との決意表明をしたもので、その中で「Voice of America(VOA)や Radio Free Europe/Radio Liberty(RFE/RL)における運営資金の凍結は、世界中の何百万人もの人々から、バランスのとれた検証報道の重要な情報源を奪う恐れがある」と指摘している。
https://corporate.dw.com/en/international-fact-checking-day-dws-commitment-against-disinformation/a-72108656

(米トランプ政権のメディア攻撃に関するDWの報道)
◆ Trump's cuts hit Voice of America, Radio Free Europe
  https://www.dw.com/en/trumps-cuts-hit-voice-of-america-radio-free-europe/a-71933686
◆ DW chief warns US media cuts open 'vacuum' for China, Russia
  https://www.dw.com/en/dw-chief-warns-us-media-cuts-open-vacuum-for-china-russia/a-71940041
◆ 報道番組の映像
  https://www.dw.com/en/trump-slashes-budget-of-voice-of-america-radio-free-europe/video-71943067

(参考サイト)
https://fij.info/introduction/ifcd
https://www.poynter.org/ifcn/
https://www.poynter.org/ifcn/international-fact-checking-day/
https://www.factcheckcenter.jp/explainer/others/fact-checkers-report-2024/

ロゴ・CNN
米大統領府(ホワイトハウス)は3月14日、連邦政府機関の縮小に関する大統領令を
ホームページに掲出した。対象となる連邦政府機関の中には、VOA(Voice of America)
などを傘下に置く国際放送監理機関 USAGM(The United States Agency for Global Media-米国グローバルメディア局)も含まれている。
https://www.whitehouse.gov/presidential-actions/2025/03/continuing-the-reduction-of-the-federal-bureaucracy/

この大統領令に関連して、米CNNは3月18日、「『何とも愉快』、トランプ氏のVOA解体に中国で歓喜の声」と題する記事を配信した。この記事は、米トランプ政権のメディア政策の煽りを受けてVOAなど政府系放送局が休業状態に陥っている問題について、中国の反応を紹介しているもので、次のように伝えている。(一部抜粋)
  長年、中国政府と傘下の宣伝工作機関は、米政府系ラジオ局「ボイス・オブ・アメリカ
  (VOA)」と「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」が手掛ける中国向けの放送を容赦
  なく攻撃してきた。とりわけ人権と宗教の自由に関する放送が標的になった。中国の
  民族主義者と国営メディアにとっては笑いが止まらない状況だろう。
  現在トランプ政権が黙らせようとしているのは、中国政府がかねて弱体化を望んできた
  まさにその機関だ。一方で中国は巨額の資金を投じ、自国の国営メディアによる各国へ
  の発信を拡大している。
  中国共産党機関紙「環球時報」は17日の社説で、VOAを「嘘の工場」と非難。中国
  について最悪の報道を続けてきたと糾弾した。

  日本語:https://www.cnn.co.jp/world/35230614.html
  英 語:https://edition.cnn.com/2025/03/17/china/china-cheers-trump-cut-voice-of-america-intl-hnk/index.html
国旗・米中

ロゴ・VOV+CMG
ベトナムと中国の国交樹立75周年を記念し、中国の習近平総書記・国家主席のベトナム
訪問に合わせ、「ベトナムの声」放送局(VOV)と中国中央広播電視総台(CMG)は
14日、協力協定を締結した。
この協力協定では、ニュース、ラジオ番組、電子新聞、デジタル技術を応用したコンテンツなど、双方が関心を寄せる経済発展や文化交流といったテーマに関する情報交換や共同制作を進め、また両国関係の重要な節目についても共同で報道することが盛り込まれている。
https://vovworld.vn/ja-JP/ニュース/ヘトナムの声放送局と中国中央広播電視総台協力協定を締結-1382599.vov

中国国際放送も関連ニュースを伝えている。
https://japanese.cgtn.com/2025/04/14/ARTI1744637590534650

0001 3.11-B
2011年の「3・11」大地震発生から15分後、NHKの中継映像をカメラで撮影し、無許可ながら、動画サイトでライブ配信を始めた中学生がいた。彼は、母親が阪神・淡路大震災で被災した経験から配信を決意したという。

この話題は、3月24日放送のNHKテレビ「クローズアップ現代」の特集番組「100年SP テレビが伝えた "あの日" と未来」で紹介されたもので、次のサイトの「放送内容」の「続きを読む」を押すと、同番組のスタジオトークの書き起こしを読むことが出来る。
中学生がとった「思い切った行動」と、それに共感して果敢に決断し、迅速な行動を執ったNHKスタッフや動画サイト運営会社の関係者のコメントは、番組終盤のコーナー「被災地に放送が届かない・・・ 東日本大震災で何が?」で紹介されている。
https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/episode/te/26G964266P/

尾崎一夫
HCJB日本語放送(Reach Beyond-Australia)の尾崎一夫さんは、今年も「日本ふれあいの旅」を計画しており、5月29日に米国・アリゾナを出発、日本には2週間だけ滞在し、この間、6月1日には東京・淀橋教会で「リスナーズ・ミーティング」を開催する予定である。
3月30日放送の「お便り交換の時間」に、リスナーのお便りに答える形で語った。
https://reachbeyond.chowder.jp/radio/japanese_30mar2025.mp3

なお、上記の告知アナウンスの中では「1ヵ月ちょっとだけしか滞在できませんが・・・」とも語っており、最終的な日程が固まっていない可能性もあるので、今後、番組やホームページなどで発表される最新の情報を待ちたい。

HCJB日本語放送のホームページおよび放送スケジュールは次のとおり。
https://reachbeyond.chowder.jp/
https://reachbeyond.chowder.jp/SW_Schedule/SW_Schedule.html

ロゴ・モンゴルの声(新)
「モンゴルの声」日本語放送は3月26日、今年3月に2週間ほど同局で勤務した
インターン生へのインタビューを放送した。ホストファミリーとの生活やモンゴル
での日常体験など様々な興味深い話題を披露した。
http://www.vom.mn/uploads/audio/2025-03/2025_03_26-06_27_51.mp3

彼女の名前は、初めて担当した番組では「とおやま・あつ」さんと聞こえたが、日本
短波クラブ(JSWC-Japan Short Wave Club)の会誌「SW DX GUIDE」3月号では、
「遠山愛珠(とおやま・あす)」さんと紹介されている。JSWCの編集スタッフが
同局に取材し確認したものと思われる。

◆「モンゴルの声」日本語放送のウェブサイトは次のとおり。
http://www.vom.mn/ja

◆ 同局の短波放送スケジュールは次のとおり。
19:30-20:00 JST 12085 kHz
22:00-22:30   12015 kHz(再放送)

◆ 短波放送の受信状態が芳しくない場合は、放送後の半月間ほどは、同局のホーム
ページでアーカイブを聴くことが出来る。

(当ブログ過去関連記事)
http://blog.livedoor.jp/swl_information/archives/43953969.html

ロゴ・KBS(新)
KBS日本語放送は4月1日放送の「玄海灘に立つ虹」で、昨年10月から番組を休んでいるパーソナリティの浅田絵美(あさだ・えみ)さんの近況について、夫が地方勤務となったことから、彼女も今年2月に地方に引っ越したと紹介した。
番組内でのパーソナリティの会話から推察すると、日本語班としては、機会を作って、彼女からリスナーに直接あいさつしてもらいたいと考えているようだ。
この日の番組音声は、次のサイトで放送日を選択して、聴くことが出来る。
https://world.kbs.co.kr/service/program_listenagain.htm?lang=j&procode=hello

なお、KBS日本語放送では、3月31日付で番組編成の一部を変更した。
詳細は次のとおり。
https://world.kbs.co.kr/service/about_notice_view.htm?lang=j&no=48036

KBS日本語サイトのトップページは次のとおり。
https://world.kbs.co.kr/service/index.htm?lang=j

(当ブログ過去関連記事)
http://blog.livedoor.jp/swl_information/archives/42444233.html

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