台湾国際放送は10月10日、台北市にある総統府前広場で開催された
「中華民国110年双十国慶節祝賀大会」の模様を短波放送とインター
ネットを通じて実況中継した。残念ながら、当地(東京・多摩北部)では
受信状態が芳しくなく、ホームページに掲載された「ダイジェスト版」を
聴いた。
≪台湾博物館(2021-10-10)中華民国110年双十国慶節祝賀大会・実況中継≫
https://jp.rti.org.tw/radio/programMessageView/programId/360/id/62569
https://jp.rti.org.tw/radio/programMessagePlayer/programId/360/id/62569
この番組で、ラジオから流れてくる(否、実はインターネットを通じて
流れてくる)中華民国国歌を久しぶりに聴いた。
そして、同局では放送開始時に中華民国国歌が演奏されていた時代があった
ことを想い出した。
私が同放送の日本語番組を聴き始めたのは、BCLを再開した1990年代
前半であった。
それ以来、現在に至るまで、同局の局名アナウンスやベリカードなどに記載
されている局名が様々に変化してきており、想い出深いものがある。
1995年の年賀状には、局名が「自由中國之聲」と記載されている。1997年の録音を聴くと、局名は「台北国際放送」とアナウンスされている。
http://blog.livedoor.jp/swl_information/RTI-1997.MP3
2000年のベリカードでは、「台北国際放送」となっている。2001年のステッカーには「台北國際之聲」とある。そして、2003年の録音を聴くと、「台湾国際放送・台湾からの声」という局名
アナウンスに続き、中華民国国歌の演奏で放送が開始されている。
http://blog.livedoor.jp/swl_information/RTI-2003.MP3
今、台湾は「新型コロナウィルス」の感染拡大防止に全力を挙げている、
その一方で、中国大陸側から政治的・経済的・軍事的な揺さぶりを受けている。
更に、香港における民主化運動の動きに対する中国の強い締付けが、台湾に影響
を与えることが懸念されている。
9月22日、台湾が環太平洋経済連携協定(TPP)への加盟を正式に申請した
ことから、その一週間ほど前に申請していた中国が台湾を非難するなど、台湾と
中国の加入を巡っては、関係国を巻き込んで激しい駆け引きが始まっている。
そして、10月10日の双十国慶節祝賀大会における蔡英文・総統の演説に対して、
中国大陸側は強く反発しているように見える。
台湾国際放送の報道番組に、今後とも注目していきたいと思っている。
「中華民国110年双十国慶節祝賀大会」の模様を短波放送とインター
ネットを通じて実況中継した。残念ながら、当地(東京・多摩北部)では
受信状態が芳しくなく、ホームページに掲載された「ダイジェスト版」を
聴いた。
≪台湾博物館(2021-10-10)中華民国110年双十国慶節祝賀大会・実況中継≫
https://jp.rti.org.tw/radio/programMessageView/programId/360/id/62569
https://jp.rti.org.tw/radio/programMessagePlayer/programId/360/id/62569
この番組で、ラジオから流れてくる(否、実はインターネットを通じて
流れてくる)中華民国国歌を久しぶりに聴いた。
そして、同局では放送開始時に中華民国国歌が演奏されていた時代があった
ことを想い出した。
私が同放送の日本語番組を聴き始めたのは、BCLを再開した1990年代
前半であった。
それ以来、現在に至るまで、同局の局名アナウンスやベリカードなどに記載
されている局名が様々に変化してきており、想い出深いものがある。
1995年の年賀状には、局名が「自由中國之聲」と記載されている。1997年の録音を聴くと、局名は「台北国際放送」とアナウンスされている。
http://blog.livedoor.jp/swl_information/RTI-1997.MP3
2000年のベリカードでは、「台北国際放送」となっている。2001年のステッカーには「台北國際之聲」とある。そして、2003年の録音を聴くと、「台湾国際放送・台湾からの声」という局名
アナウンスに続き、中華民国国歌の演奏で放送が開始されている。
http://blog.livedoor.jp/swl_information/RTI-2003.MP3
今、台湾は「新型コロナウィルス」の感染拡大防止に全力を挙げている、
その一方で、中国大陸側から政治的・経済的・軍事的な揺さぶりを受けている。
更に、香港における民主化運動の動きに対する中国の強い締付けが、台湾に影響
を与えることが懸念されている。
9月22日、台湾が環太平洋経済連携協定(TPP)への加盟を正式に申請した
ことから、その一週間ほど前に申請していた中国が台湾を非難するなど、台湾と
中国の加入を巡っては、関係国を巻き込んで激しい駆け引きが始まっている。
そして、10月10日の双十国慶節祝賀大会における蔡英文・総統の演説に対して、
中国大陸側は強く反発しているように見える。
台湾国際放送の報道番組に、今後とも注目していきたいと思っている。