20日間のアメリカ旅行を終え、日本に帰る日が来た。
自分では覚えていないのだが、この日のことについて、トラベルノートには「前夜来、体調が芳しくなく、朝食抜きのまま、空港に向かった」と記している。長旅の疲れが出ていたのかも知れない。
ホテルからロサンゼルス国際空港までは、専用のシャトルバスで10分ほどである。
ユナイテッド航空のカウンターでチェックインをしようとしたところ、スタッフから「本日の搭乗便にオーバーブッキングが発生したので、シンガポール航空に振り替える」と宣告された。事前にオンラインでチェックインを済ませておけば良かったと後悔した。
ユナイテッド航空が発券したシンガポール航空のへ振替航空券と、お詫びの「クーポン券」(1人10,000ドル×4枚)をもらって、広い空港ビルの中をシンガポール航空のカウンターを目指して歩いた。「オーバーブッキング」という言葉は聞いたことはあったが、実際に自分の身に降りかかってくるとは想いもせず、思わぬところで「面白い経験」をすることになった。日本への到着は遅くなるかも知れないが、われわれには「時間」はたっぷりある。
更に、シンガホール航空は、当時はサービスの良さで定評があり、機会があれは乗りたいと思っていたが、運賃が他社に比べ高めだったため搭乗の機会はなく、今回はチャンスに恵まれた感じである。
本来ならば、ユナイテッド航空は12時33分に出発する予定であったが、シンガポール航空に振替えられたことにより、ちょうど2時間遅れの、14時35分発となった。
オーバーブッキングというトラブルに遭い、シンガポール航空にチェックインしたのは、締切時刻ギリギリだったこともあり、座席が埋まってしまい、夫婦で隣り合わせの席を確保してもらうことが出来なかった。
機内に入り、一応落ち着いたところで、機内乗務員にお願いして、夫婦隣り合わせの席に変更してもらった。空席があったのか、他の乗客に交渉してくれたのかは分からないが、定評どおりの丁寧な対応をしてくれたことに感謝した。座席の座り心地も良い。
機内食は和食を頼んだ。一般的に、海外から日本行きの便には日本人が多く乗る傾向があり日本食は「品切れ」と言われることが多いが、この便では「品切れ」と言われることはなく助かった。
予期せぬトラブルで、お腹もビックリしたようで、体調は元通りに快復して、美味しい和食とワインを堪能した。2回目の食事では炒飯がサービスされたが、これも美味であったと、トラベルノートには記してある。
ロサンゼルスから約11時間のフライトで、成田空港に着陸したのは、日本時間、翌日の夕刻である。預け入れた荷物を受取り、電車を乗り継ぎ、自宅に辿り着いたのは、夜の10時近くになっていた。ユナイテッド航空からもらった、オーバーブッキングのお詫びの「クーポン券」(1人につき 10,000ドル×4枚)をどうするか、帰国の翌日から検討を開始した。
換金やグッズの購入はダメで、ユナイテッド航空の運賃に充当するだけとの条件が付されている。当時の為替レートで、1ドル=116円程度であったので、1人で約44,000円の「ビックリ手当」をもらったことになる。いろいろ考えた結果、否、考えなくても、このクーポン券を使いたい一心で、珍しさも手伝って、翌年の2007年夏に、再びアメリカ旅行に出掛けることを決めた。
その旅行記は、別の機会に、改めて書くことにしたいと思っている。
◆ ここまで、2006年の旅日記を元に書いてきましたが、長い間、拙い旅行記にお付き合いいただき、有難うございました。
また、沢山の「拍手」もいただき、重ねて御礼申し上げます。
自分では覚えていないのだが、この日のことについて、トラベルノートには「前夜来、体調が芳しくなく、朝食抜きのまま、空港に向かった」と記している。長旅の疲れが出ていたのかも知れない。
ホテルからロサンゼルス国際空港までは、専用のシャトルバスで10分ほどである。
ユナイテッド航空のカウンターでチェックインをしようとしたところ、スタッフから「本日の搭乗便にオーバーブッキングが発生したので、シンガポール航空に振り替える」と宣告された。事前にオンラインでチェックインを済ませておけば良かったと後悔した。
ユナイテッド航空が発券したシンガポール航空のへ振替航空券と、お詫びの「クーポン券」(1人10,000ドル×4枚)をもらって、広い空港ビルの中をシンガポール航空のカウンターを目指して歩いた。「オーバーブッキング」という言葉は聞いたことはあったが、実際に自分の身に降りかかってくるとは想いもせず、思わぬところで「面白い経験」をすることになった。日本への到着は遅くなるかも知れないが、われわれには「時間」はたっぷりある。
更に、シンガホール航空は、当時はサービスの良さで定評があり、機会があれは乗りたいと思っていたが、運賃が他社に比べ高めだったため搭乗の機会はなく、今回はチャンスに恵まれた感じである。
本来ならば、ユナイテッド航空は12時33分に出発する予定であったが、シンガポール航空に振替えられたことにより、ちょうど2時間遅れの、14時35分発となった。
オーバーブッキングというトラブルに遭い、シンガポール航空にチェックインしたのは、締切時刻ギリギリだったこともあり、座席が埋まってしまい、夫婦で隣り合わせの席を確保してもらうことが出来なかった。
機内に入り、一応落ち着いたところで、機内乗務員にお願いして、夫婦隣り合わせの席に変更してもらった。空席があったのか、他の乗客に交渉してくれたのかは分からないが、定評どおりの丁寧な対応をしてくれたことに感謝した。座席の座り心地も良い。
機内食は和食を頼んだ。一般的に、海外から日本行きの便には日本人が多く乗る傾向があり日本食は「品切れ」と言われることが多いが、この便では「品切れ」と言われることはなく助かった。
予期せぬトラブルで、お腹もビックリしたようで、体調は元通りに快復して、美味しい和食とワインを堪能した。2回目の食事では炒飯がサービスされたが、これも美味であったと、トラベルノートには記してある。
ロサンゼルスから約11時間のフライトで、成田空港に着陸したのは、日本時間、翌日の夕刻である。預け入れた荷物を受取り、電車を乗り継ぎ、自宅に辿り着いたのは、夜の10時近くになっていた。ユナイテッド航空からもらった、オーバーブッキングのお詫びの「クーポン券」(1人につき 10,000ドル×4枚)をどうするか、帰国の翌日から検討を開始した。
換金やグッズの購入はダメで、ユナイテッド航空の運賃に充当するだけとの条件が付されている。当時の為替レートで、1ドル=116円程度であったので、1人で約44,000円の「ビックリ手当」をもらったことになる。いろいろ考えた結果、否、考えなくても、このクーポン券を使いたい一心で、珍しさも手伝って、翌年の2007年夏に、再びアメリカ旅行に出掛けることを決めた。
その旅行記は、別の機会に、改めて書くことにしたいと思っている。
◆ ここまで、2006年の旅日記を元に書いてきましたが、長い間、拙い旅行記にお付き合いいただき、有難うございました。
また、沢山の「拍手」もいただき、重ねて御礼申し上げます。