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中古楽器屋への道(2) グラスホッパー・ギターズ

新店舗に移転してシーズン2(?)に突入しました。

2010年06月

28

また、変なギターを仕入れてしまった・・・

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カッタウエイの中々かわいらしいフルアコです。


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セミアコのエレキギターのように薄いボディーですが、ピックアップは付いていません。

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ヘッドには、怪しげなインレイが・・・

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Givson??

昔の日本には良く“それ風”ネーミングのメーカーが有りましたが・・・ここまでやるか(笑)

で、よく調べてみますと・・・
この“Givson”は、インド(!!)のメーカーのようです。

ちゃんとした(?!)ホームページも有ります>>>Givson社のHP

名前とは裏腹に(?!)意外とちゃんとしたギターです(笑)
ネックは、エレキギターのように細くて弾きやすいですよ〜
なにしろ・・・笑えます。


¥18,000 SOLD OUT!!











22

国産ギター曼荼羅 その2.

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Lakeというメーカーのヘッドです。
“いきなり何事か?”(笑)

このギターのラベルには“SUWA JAPAN”と記されてます。
諏訪湖の辺りに有ったメーカーなのでしょう〜
それで、Lakeというブランド名に・・・わかりやすい(笑)

戦後、信州・諏訪湖辺りには、数多くのギターメーカーが有ったようです。
“木材が豊富である”とか、“戦争で被害を受けていない”など色々理由は有ったのでしょう。
沢山のメーカーが、吸収・合併・倒産を繰り返しながら、お互いを刺激しつつ発展していったようです。

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こちらは、長野楽器のブランド“HOTAKA”のラベルです。

長野楽器は、後に芳野楽器と名を変えモーリスを作ります。

同じ頃、全音楽器製作所から独立したヤマキが生まれ、
同じく全音に居た田原良平氏は、芳野楽器を経てJumboを立ち上げる事になります。

あらゆるメーカーや制作家、楽器卸業者などが絡み合って出来ていく・・・まさに曼荼羅ですね〜

古いギターを直しながら、当時の様子を想像するのも楽しいものです。

軍需産業から平和産業へ移行していく中、
決して豊かでは無かったでしょうが、希望に満ちた若い職人さん達が作っていた日本のギター達。

始まりは輸出用の安物でしたが、
やがて海外の一流ブランドに追いつこうと、技術とアイデアを凝らして完成していった、70年代のギター達。

一本、一本に込められた“想い”を感じられるギターが好きです。



15

和製ドレッドノート艦隊・・・出撃?!  

ドレッドノート型と言うのは、マーチン社が自社の製品に付けた愛称で、イギリスの戦艦が名前の元になってます。

原型は、1920年代から有ったようで、30年代にはカントリー系のミュージシャンの間で人気を延ばして来たそうです。
D-28等が有名ですね〜

70年代の日本では、そのマーチンをお手本に、各メーカーがコピーモデルを作っていました。
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ずらりと揃った(笑)日本製ドレッドノートギター達。
写真、左から・・・
  • YAMAHA FG-151
  • Three S  W-20
  • FERNANDES W-200
  • Hamox Deluxe 140
  • Morris W-20

以上、どれでも一本8,000円均一です!!
同じように見えて、意外と違うキャラクター。

お気に入りの一本を見つけて下さい!!


追記・・・日本では、ドレッドノート級の戦艦を“ド級”と呼んでいて、超ド級等の語源になっているそうです。

ド迫力は?


13

Bill WithersとヤマハのFG。

“SOUL POWER”という映画を見て来ました。

すごい良い映画なので興味がある人は見に行って下さい。
で、映画の内容とは全く(!!)関係ないんですが・・・

LIVEシーンで、Bill Withersが弾いてたギターが、ヤマハのFGでした。
おそらくグリーンラベルのFG-160ではないかと・・・

素っ気なく飾りっけの無いギターが、かっこ良いですね〜
ピカピカの高級品などを選ばない所に、彼の“意思”を感じたりして。

自分たちのルーツである、アフリカでのコンサート。
もちろんBill Withersは、売れっ子ですからギブソンでもギルドでも好きなギターを持っていけたはずですが、
あえて(?)安物のYAMAHAを持ってステージに上がったのは・・・な〜んて考え過ぎ?(笑)


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宣伝!! 当店在庫のFG-160

Bill Withersが、FGを弾いてる写真はないか?と色々検索してみたら・・・
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これは、FG-180のようですね〜

繊細につま弾いたり、思いっきりかき鳴らしたり・・・
振れ幅の広い(?)プレイスタイルに合っていたのでしょうか?

好きなミュージシャンが、良く知ってるギターを弾いてるのを見るとうれしいですね〜

10

大正琴。

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大正琴です。
その名の通り、大正時代に発明された楽器だそうです。

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“ナルダン”というメーカーです。
その昔は、ピックギターなども作っていたメーカーですが、現在は大正琴専門のようです。
ナルダン楽器のホームページ

この大正琴・・・・なんと
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ピックアップ付きの“エレキ大正琴”です!!


ナルダン楽器のホームページにも同じようなモデルが載ってますが、ピックアップの形状が違うようです。

この大正琴の弦を探して、あちこちの楽器屋を巡ったのですが・・・在庫はなし。
さきのホームページで通販をやっているのを見つけ、早速注文。

すぐに送られて来た弦には・・・・
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手書きですよ!!
700円かそこらの物を買っただけの客に、この丁寧さ!!
商売人としては、見習わねば!!


さぁ、クリエイティブな音楽家の皆様!!
この“エレキ大正琴”の新たな可能性を見いだしましょう〜




5,000円です。SOLD OUT!!
7

国産ギター曼荼羅 その1.

どの産業でも一緒だろうが・・・
創世記の“日本のギター界の相関関係”は、非常に複雑です。

製造元と卸業者との相関。
OEMなどでの関わり。
吸収・合併・乗っ取り(!!)等の出来事・・・
あらゆる要素が絡み合って、一つの曼荼羅を作り上げているように思います。
  • インターネット情報。
  • 実際の楽器から感じる情報。
  • 古い雑誌広告などの資料。
これらを“いじくりまわして”この曼荼羅を紐解いてみようと思います。

まぁ、あまり固い事は考えず。
個人の主観や妄想(!!)もたっぷりに(笑)
楽しんでやるつもりなので、反論・突っ込み等もご遠慮なく!!

日本のギター史の中で最初の大きなニュースは、昭和4年の(1929年)にアンドレス・セゴビアの初来日だっだと言われています。
これを期にヴァイオリンなどを造っていた制作家やメーカーが、ギターの製作に乗り出したようです。
しかし、それをさかのぼる事10数年前、1914年に名古屋のスズキヴァイオリン社はギターの製造販売を始めていたようです→→→スズキヴァイオリン社HP
会社として、ギターを製品化した最初の企業かもしれませんね〜
もっと小さな工房や個人の制作家は、いたかもしれませんが・・・

そして、第二次大戦を挟んで戦後。
そこから、日本のアコギの歴史が始まっていくのではないでしょうか?

こんな壮大な話・・・まとまり切るのか???
とりあえず、見切り発車します。

乞うご期待!?
グラスホッパー・ギターズ
Grasshopper Guitars & Musicalinstruments

営業時間
13時30分〜19時30分
月曜〜土曜
日曜日・祝祭日は、お休みです。

〒155-0033
東京都世田谷区代田2-29-13
☎03-3411-4015

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