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中古楽器屋への道(2) グラスホッパー・ギターズ

新店舗に移転してシーズン2(?)に突入しました。

2011年08月

31

ムック本。

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Vintage Guitars
“丸ごと1冊 YAMAHA FG”

この本が出版されたのは、2002年5月のようです。

いわゆる“FGブーム”のキッカケになった(?)本ですね〜
表2見開き、表3、表4とYAMAHAの広告満載ですが(笑)

多くの写真や年表等を用いて、FGの歴史等をうまい事伝えています。
こういうのが“マニア心”をくすぐるんでしょうね〜
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色々なミュージシャンのインタビュー記事なども豊富です。
FGの思い出を語る、三上寛さん×中川五郎さんの対談なども面白いです。

斉藤和義さんによる“FGインプレッション”
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FG-201に対する評価が高いですね〜


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こちらは、シンコーミュージックから出たシリーズです。

“昭和鉄線ギター画報”
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これは、なかなか興味深いです。

このようなムック本のおかげで“粗大ゴミ行き”から免れたギターも数多くあるでしょうね。
  
現在mこれらの本は古本市場で高値を呼んでいるようです。

改訂版でも作って、再発売したら結構売れるんじゃないですかね?

その際には、ぜひ当店にも取材に来て下さい(笑)


29

100円ショップ。

安い工具とか接着剤などを“100円ショップ”で買う事は良く有ります。

他にも、本来の目的ではない使い方が出来るグッズも色々あります。


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これは、詰め磨き用のヤスリです。

フレットのエッジの処理に、とても便利です。
ピンクと白のヤスリで引っかかるところを削り、最後にグレーの部分でつや出しをします。


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次は、台所用のステンレストレイです。
色んな大きさが有って、使い勝手が良いですよ!!
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ベグを分解する時によく使います。
細かな部品を無くさないように・・・
また、このまま“グリスアップ”したりも出来ます。


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お次ぎは、フローリング用のクリーナーです。
ボディー汚れの拭き取りに使ったりします。
仕上がりがベタつかず、ホコリが着きにくくなる(?)かも知れません(笑)


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部品の分類、保存等に便利です。


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金属部品を磨くのに使います。

“工夫次第で色々使える”
そんなグッズを求めて(笑)

今日も“100円ショップ”をうろついています。

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HOTAKA

HOTAKAというブランドについて。
一般的には、モーリスギターの前身と言われているようでが・・・
妄想を交えつつ(!!)そのブランドを考えてみました。

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当店在庫品(笑)
HOTAKA No.30


1963年頃に創立された長野楽器のブランドとして、HOTAKAギターは誕生しました。

当時ギターと言えば、いわゆる“ガット・ギター”と
YAMAHAのダイナミックギターに代表される“鉄線ギター”が主流でした。
そんな中で、マーチン風の“Xブレージング”を採用したHOTAKAは、
日本で初めて作られた本格的なアコースティックギターだったのでは?
そしてHOTAKAを販売していたのが、モリダイラだったようです。

やがて、国内のフォークギター需要が拡大して行く事を予感した(?)モリダイラは、
1967年に長野楽器から職人を引き抜き、自社工場である“芳野楽器”を設立し、モーリスギターを発売しました。
また初期の芳野楽器には、
田原良平氏・原田荘一郎など全音出身で、後の日本のアコースティックギター界に多大な影響を与える人材が集まっていました。

一方、職人を引き抜かれ販売網も無くした長野楽器は、当然経営が苦しくなり黒澤楽器に吸収されます。

モーリスギターで大ブームを起こしたモリダイラですが、70年代の前半まで、HOTAKAブランドを残していました。
当時カレッジフォーク世代の人にとって、HOTAKAブランドはネームバリューが有ったようです。
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再び在庫品(!!)
HOTAKA TF-80 1971年製モーリス傘下の物。

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TF-80のヘッド部分です。
ボディーは、モーリスのFシリーズと共通ですが、
モーリスには見られない“0フレット”にHOTAKAのアイデンティティーを感じます。


また、かなり後年になって(1990年代?)HOTAKAブランドが一度復活した事も有りました。
長野楽器でHOTAKAを作り、芳野楽器の設立に参加し、モーリス楽器製造の顧問にまでなった土屋氏の影響でしょうか?
若い頃、情熱を持って開発したHOTAKAの名前は、土屋氏にとって特別な物だったのでは無いでしょうか?

以上、想像と妄想と若干の宣伝を織り込みつつ・・・(笑)



10

たまには、エレキギター

インターネットの通販サイトで“入門用エレキギター”で検索しますと・・・

安いですね〜ビックリ(!!)
1万円以下でミニアンプ付きなんてのも有ったりして。

当店でも入門用エレキを元に“右ヘンドリックス”等と言うふざけたギターを売っていますが・・・
やっぱり安物は安物(あたり前だが)

特に通販サイト等で買った場合“調整は、ちゃんとされているのか?”といった不安も有ります。
ちょっとギターをいじった事があるひとならチョチョイノチョイで出来る事でも、
初めてギターを触る初心者の人には、けっこう難しいものです。

そこで当店のお勧めは・・・
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YAMAHAのYGX121D

90年代にYAMAHAが作ったモデルです。
当時の定価33,000円の入門モデルですが、YAMAHAらしい“真面目で律儀な造り”の一本です。

H-S-Hのピックアップ配列+5ポジションセレクター+1ヴォリューム、1トーンのシンプルなコントロール。
初心者の人には勿論、上級者でも満足出来るクオリティーです。

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デザイン的には、好き嫌いが分かれそうですが。

初めてエレキギターを買う人や、
自宅録音等で“使える安いエレキギター”を探している人にもお勧めです。


¥9,000(税込み)

8

ナットを作る。

今日は、苦手なナット作りです。
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まずは、素材をナット溝に合わせて削り出していきます。

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特にこのタイプのナット溝は、底面が斜めになっているので合わせにくいのです・・・
少しずつ削って“現物合わせ”をして行きます。

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全体をナットらしく整形して、溝を書き込みます。

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ナット溝を削ります。
この時点では、アタリを付ける為に軽く削るだけです。

さて、弦の納まり具合を確かめましょう〜
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うまく収まっているようですね・・・あれ? 弦が逆?
心配ご無用(笑)レフティーのアコギなんです。


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ゲージに合わせたファイル(ヤスリ)を使い、ナット溝を掘り込んで行きます。
シックネスゲージを使って、少しずつ少しずつ・・・

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溝を掘り終わったナット。
最終的に形を整形して、きれいに磨きましょう〜
あんまりピカピカにすると、プラスティックのようになってしまうのでこの辺で。

今回は、TUSQという素材を使いました。

加工は牛骨より楽ですが、勢い余って削り過ぎないよう注意が必要です・・・(失敗経験有り)
音は、牛骨よりブライトな感じになる気がします。

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完成しました!!

ナット作りは、何度やっても中々上手く行きません・・・

まだまだ“勉強”の日々です。




5

新入荷 “YAMAKI No.115”

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とても状態の良いYAMAKIが入荷しました。

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“Yamaki Deluxe No.115”
70年代前半のモデルですね〜
初期の物は0フレット・アジャスタブルブリッジが特徴ですが、
このギターは、トラスロッドをサウンドホール内から調節するタイプです。
この仕様は、73年からのようです。

当時15,000円のエントリーモデル。
低価格モデルながら、造りの良さは流石の“Yamaki”です。

まぁ珍しいモデルでもないのですが・・・・一つだけ不可解な点が←って、またですか(笑)

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トップが単板のようなんです。(そう見えるなぁ〜、老眼のせいじゃないよなぁ〜)
この時期、上級機種のNo.125からは単板なのを確認していますが・・・

いや、単板だからって文句は無いんですが(笑)

ラベルの張り間違え??
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いやいや、この安っぽい(!!)ペグは間違い無くNo.115です。

70年代のギターは、色々イレギュラーが有って面白いですね〜




4

FG-110

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おなじみの(?)YAMAHAのFG-110です。

個人的に一番好きなギターなんですよね〜
勿論、一番好きなだけに良く仕入れます。

FG-110に関しては、当店が取扱量日本一だと思います・・・と言うか、扱っている店が少ないので(笑)

赤ラベルのラインナップの中でも・・・
プレミア感が無い=儲けが少ないというのが、他の店での取り扱いの少なさの理由でしょう。

このギターの特徴は、なんと言っても“歯切れの良い音”だと思います。
サイドとバックにメイプル材を使っているのが理由でしょう〜

当時のヤマハのカタログには、
ウエスタンギター(ドレッドノートタイプ)よりメロディー演奏を考慮して設計してあります・・・
とありますが、ストロークプレイでもパーカッシブで、小気味良いサウンドです。

当時、アメリカにもかなり輸出されていたこのギター。
とあるサイトに、Poor Man's MARTIN と紹介されていました(笑)
言い得て妙ですね。
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グラスホッパー・ギターズ
Grasshopper Guitars & Musicalinstruments

営業時間
13時30分〜19時30分
月曜〜土曜
日曜日・祝祭日は、お休みです。

〒155-0033
東京都世田谷区代田2-29-13
☎03-3411-4015

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