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中古楽器屋への道(2) グラスホッパー・ギターズ

新店舗に移転してシーズン2(?)に突入しました。

2011年10月

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もしもネジ山が潰れた時、アナタならどうする?

言っておきますが(イキナリ!!)
僕のギター修理は、自己流です(キッパリ?)

たまに、“このブログを参考に自分のギターを修理しました”なんてメッセージを頂きますが、
失敗しても責任は取りませんよ〜(笑)
自分の楽器なのだから、自己責任でお願いします。(責任取れなんて言われた事はないですけど)

でも、そんな僕にも“こんな時は、どうしたら良いんですか?”なんて質問を頂く事があります。

埼玉県のSさんからのメールです。
ストラトキャスターのピックガードを交換しようと思ったのですが・・・
ネジが古くて、ネジ山がつぶれてしまいました。
何とかならないでしょうか?


あるある(笑)
古いギターに使われているネジは、良く錆びるんですよ〜
そんな時の対処法をいくつか紹介いたしましょう。

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比較的軽い症状の時には、これ。
ざらついたペースト状の物で、ドライバーが滑りづらくなります。

完全に(ネジ山が)つぶれてしまっている時は、
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SCREW PLIERSと言う商品です。

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先端の丸くなっている所で、ネジの頭を掴んで廻します。
でも、ネジ山が平になっているストラトキャスターのピックガードネジは掴めませんよね〜


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見事に潰れた(笑)ネジ山・・・70年代のフレッシャーのストラトです。
さて、どうしましょうか?

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まず、潰れたネジの真ん中にドリルで穴をあけてしまいます。

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次に用意するのは、通常とは逆さまにネジを切ってあるこの道具。
(ビス抜きビットという名前で売られています。)

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ネジにあけた穴に、捩じ込んで行きます。
ぐるぐると、ネジを緩める方向に締めて行きます(ん、分りにくい?)
で、そのまま廻して行くと・・・あら不思議。

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はい、外れました〜

このストラト、11本有るネジの内8本がダメです・・・ふぅ〜

※リペアに関するご質問は特に受け付けてませんが、たまにBlogネタにさせて頂く事が有ります(笑)
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軽薄(?)軽快、軽量。

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怪しげな(笑)レスポールモデルが入荷しました。

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“Fantom”・・・ファントム?
あまり知られていませんが・・・70年代“Aria Pro2”のセカンド・ブランドです。
製造元は、マツモク。
まぁ、グレコとウエストミンスターの関係と一緒ですね(と言っても、わかる人は少ないでしょうが)

ギブソン・フェンダーは、勿論(論外?)
当時の中高生にとっては、グレコ、アリア、フェルナンデス等のメーカーも高値の花でした。

3万円でレスポールモデルが買える!!
お金の無いボクたちに勇気と希望を与えてくれたのが、
ウエストミンスターであり、フレッシャーであり、このファントムだったのです。

これらのギターの共通点は、“レスポールモデルなのに、セットネックでは無い”と言うことです。

70年代も半ばを過ぎた頃には、グレコを始めほとんどの国産一流メーカーは、
レスポールなどのギブソン系のモデルに、セットネックを採用していたのでした。


==閑話休題==
プロ・アマ問わず、ライブでレスポールを使っているミュージシャンって、以外と少ないですよね。
“昔は、レスポールだったけど、最近はテレキャスかストラトだな”なんて人も良くいます。

何故、“レスポールを使わなくなったか”と言えば・・・
一番の理由が・・・“重い”からだと思われます。
もう一つ、“ハイポジションが弾きにくい”という理由もあります。

でも、レスポールってカッコイイですよね!!
本当は、使ってみたいと思っている人も多いと思います。

そこで、この“Fantom”です!!
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見ての通りの薄っぺらさ(笑)=軽いと言うことです。
また、ディタッチャブル・ネックは、ハイポジションも弾き易いのです。
スタンダートなのかカスタムなのか良くわからないデザインも、オリジナリティーだと言い張りましょう~(笑)

あの、エリック・クラプトンでさえ、SGや335でないと弾けなかった(ホント?)
“ Cross Roads”のギターソロを、レスポールで軽く弾きこなせます!!
20フレット辺りのチョーキングも、楽勝です!!
勿論、肩や腰への負担も少なくなります。

40肩、50肩のオヤジバンドギタリストの皆様。
いかがですか?


22

教則本

ギター初心者にも優しい、グラスホッパー・ギターズです。

これからギターを始めようという方にピッタリな、安くて弾き易い中古ギターが、そろっていますよ〜
初心者用 “アクセサリーセット”なんてのも売っています!!

さて、次に買うのは何かと申しますと・・・教則本ですね。

今を去る事40年!!
小学4年生の私が初めて手にしたギターは、母親が始めたが、すぐに飽きたガットギター。
初めての教則本は、やはりギターと一緒に転がっていた(笑)この本でした。
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クラシックギターの教則本として有名ですね〜
チューニングなどの基本は、ここから学んだのですが・・・本当に弾きたかったのは、ロックギター。

で、中学生になって安物のエレキギターと共に手に入れたのがこれ。
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当初は、グレコギターのオマケだった物ですが、好評に付き(笑)単体で販売される様になった物です。
確か、カセットテープ付きで1500円だったかな?

自分の話しはこの辺にして・・・
お客さんから、“お勧めの教則本って有りますか?”なんて聞かれることもしばしば。

そこで、研究熱心な(!!)わたくし。
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早速、amazonのランキングやレヴューを参考にして、数冊取り寄せてみました。

最近の物は、大抵DVD付きなんですね〜
“こんなので、練習してたらもっと早く上達しただろうな〜”
どれも、なかなか判りやすいです。

では、一体どれが良いのか?
結論としては・・・大差はない(大した結論じゃねぇな〜やっぱり)

こういった本で基本さえ学べば、後は好きな曲の楽譜を手に入れたり、コピーしたり・・・
楽しいギターライフ(笑)が、きっと待ってます!!


さて、これからギターを始めようと思っているアナタ!!
当店でギターを買ってくれたら、この中から1冊プレゼントします!!
先着4名様、早い者勝ちです。



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2本のFG、赤ラベルとオレンジラベルの違いは?

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世代の違う、ヤマハのFGが2本。

色が濃い方が、いわゆる“赤ラベル”のFG-150で、1970年代前半のギターです。
隣の色が薄い方は、オレンジラベル後期のFG-302Bで、1970年代後半のギターです。

今日は、この2本の違いを検証(?!)してみましょう〜
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ピックガードの形状は、若干変わっていますが、YAMAHAのアイデンティティーは変わりませんね。
赤ラベルの方は黒く見えますが、濃い赤系のベッコウ模様です。
オレンジラベルのは、真っ黒です。

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赤ラベルのペグは、オリジナルのクラシカルなオープンバックの物です。
このペグは、良いです。

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こちらは、トルク調整機能付きのロトマチックタイプの物が使われていますね〜
3万円以上のモデルには、これが付いていました。

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ヘッドデザインは、ほぼ共通です。
FGシリーズは、赤ラベルからグリーンラベルにモデルチェンジした際にヘッドデザインを変更したのですが、
オレンジラベルから元のデザインに戻されています。
赤ラベル中期からの音叉ロゴも、FGシリーズ初期のYAMAHAロゴに戻されます。
グリーンラベル以降の太いネック(ヘビーゲージ対応だった?)も、赤ラベルに近い太さと形状になっているようです。

ココまでの説明だと“オレンジラベルは、赤ラベルへの先祖帰り?”とも思えるのですが・・・

ギターから感じる印象は、初期のFG(赤、グリーン、黒)と全く違うのです。
赤からグリーン、そして黒への変遷をマイナーチェンジとすると、オレンジラベルへの変化は、明らかにモデルチェンジだと思います。

では、何が違うのか?
持った時の重さが違います。
何故?
分りません・・・(笑)
ボディー各部のサイズは、ほぼ共通なのですが、オレンジラベルの方が明らかに重いのです。

そして、音が違います。
違うギターなので、違うのは当たり前でしょ?
いやいや、そう言う事じゃなくて、目指している音作りに明らかな違いがあるようです。

同じFGでも、使われている材(主にサイド&バック)で、音は変わります。
特にローズ系とマホガニー系の違いは、一目(一聞?)瞭然ですが・・・
それでも黒ラベルまでのFGは、共通の音を目指して作られている様に感じられるのです。

それでは、オレンジラベルの音というのは、どんなものでしょうか?
それまでのFGの特徴であった、迫力の有る音と比べると、とてもまとまったバランスの良い音だと思います。
それまでのFGは“好き嫌い”がはっきり分かれる音だったのが、万人受けする(?)きれいな音に感じます。
良く“オレンジラベル以降は、YAMAHAらしさが無くなった”という人が居ますが、
ヤマハらしさが無くなったというより、“Lシリーズ”の音に近づいて行ったのだと思います。

どちらが良いのか?

好みは、人それぞれですからね〜
是非、弾き比べにおいで下さい!!

オレンジラベルのFGは、1975年〜1980年と比較的長い期間(FGシリーズとしては)売られていました。
78年にマイナーチェンジをして、若干仕様が変わりましたが(マイナーチェンジ後のモデルは、型番の後ろにBが付きます。)基本的には、同じようなラインナップを踏襲しています。

FGシリーズ、オレンジラベル。
古いモデルと比べるとプレミア感がなく、比較的安い値段で流通しています。
オールマイティーに使えるアコースティックギターとして、お勧めですよ!!







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Morena

またまた、珍品の入荷です(笑)
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“Morena No.508”
1950年代後半〜60年代前半の物だと思われます。

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弦長615mmという、パーラーサイズのアーチトップです。

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サウンドホール周りの“星のインレイ”がイカしてます!!

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“Made by Terada”
寺田楽器製でしょうね。

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このヘッドマークは・・・何を表しているのでしょうか?

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金ラメ(!!)ピックガードは、セルロイド製でしょうか?
ポジションマークにも、同じ素材が使われています。

ギターを持って来てくれた骨董商のおっちゃん曰く、
“このギターは、小坂一也が使っていた”そうです。
※真偽のほどは確かではありません(笑)

時代的には、あり得ない話でもありませんが。

弾いてみると、意外なほどの音量にビックリします。

この貴重な(?!)ギター
30,000円(税込み)です。



4

東海楽器ハミングバード 96F

全国30万人(?)の
“70年代、国産、安物、合板ギターファンの皆様”
ちょっと珍しいギターが入荷しました!!

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Tokai Humming Bird 96F

ハミングバードと言うと1970年に発表された、東海楽器初めての本格的なアコースティックギターです。
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このギターは、恐らくブランド初期の物でしょう。
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0フレットや、ビス止めのピックガードに時代を感じます。

ブリッジ、ピックガード、ヘッドなどのオリジナリティー溢れるデザインが良いですね〜
ブレージングは一応、“Xブレージング”になっています。
ボディーサイズも、トリプル・オーとドレッドノートの中間のようなオリジナルスタイルです。

その後、東海楽器は1972年にC.Fマーチン社と技術提携を結び、
技術者をマーチンで研修させ、
自社製品もマーチンスタイルのモデルに移行して行き、
1975年のCat's Eyesギターの登場に至る訳です。


東海楽器の歴史を感じられるこの一本。
TOKAIブランドファンの方、
ちょっと変わったアコギを探している方、
お勧めですよ!!

J-Guitar掲載ページ

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