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中古楽器屋への道(2) グラスホッパー・ギターズ

新店舗に移転してシーズン2(?)に突入しました。

2012年09月

22

二つのSUZUKI。

良く知られています(?)ように・・・
鈴木バイオリンと言う会社は“名古屋スズキ”“木曽スズキ”の二つが有ります(有りました)

前者は“鈴木バイオリン製造株式会社”と言う社名で、現在もヴァイオリンを作り続けています。
1887年創業というこの老舗メーカー、同社のホームページによると大正3年(!!)にはギターの製造・販売を開始していたようです。
恐らく、商品として(個人製作家以外で)ギターを作った最初のメーカーでしょう〜
そんな鈴木バイオリンも1980年代には、ギターの製造販売をやめてしまったようです。

かたや木曽鈴木バイオリンは、社名を“鈴木バイオリン社”と言います。
その起源は、戦時中に名古屋のスズキバイオリンが長野県の木曽福島に工場を疎開していた事によります。

“戦後、名古屋の本社と木曽福島の工場が戦後GHQによる財閥解体により分離した”と言うことらしいのですが・・・
スズキバイオリンって、財閥系だったっけ?
戦時中に、軍需産業に関わっていたのが原因かも知れませんね〜

まぁ、そんなこんなで(?!)二つのスズキバイオリンと言う会社が存在する事になった訳です。
さて、長い前置き(だったのか?)を終え、本第に入りたいと思います・・・



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いかにも70年代臭プンプン(笑)の2本。
向って左は、OAKLANDというメーカーの“GH-250”で、木曽スズキ製。
もう一本は、Three-S“W-200”で、名古屋スズキ製。

わたくしは、1976年くらい〜1980年くらいまでの期間を日本製アコギのデフレ時代と呼んでいます(笑)
品質・素材・造りの良さに対して、定価が下がった時代だったという意味です。

その“デフレ現象”を引っ張っていた(?!)のが、二つのスズキバイオリンだったのでは無いでしょうか?
その背景には、フォークギター全般の売り上げ低下と大手メーカーの市場独占が有ったと思います。

大手メーカー(まぁ、YAMAHAとモーリスですね)の製品と同価格帯で比較すると良く解りますね〜
他にも、YamakiCat's EyesJagardthumb等にも言える事でしょう〜

80年代に入ると、エレキギターで成功したTOKAI以外のメーカーは、倒産したりギターの製造をやめてしまいました。




てな訳で・・・この時期これらのメーカーのギターは、お買い得ですよ〜旦那っ!!



8

穴・穴・穴

普通、アコースティックギターの穴(サウンドホール)というのは、真ん中にまん丸な物が一つです。
サウンドホールは、ボディー内部の共鳴音を外に向って解き放つ(?)大切な物です。
かのトニー・ゼマティスは、サウンドホールの形状について、
“ハート形、D型、ホタテ型(!!)などの方が、良い音がする”と言っていました。

その昔“二つ穴ギター”というギターが有った事を覚えてる方も多い(?)と思います。
どこかの偉そうな先生の写真と、もっともらしい理屈(笑)が、雑誌の通販ページに載っていました。
当時、同級生が手に入れたのを弾いた覚えが有りますが、音の違いは解りませんでした。

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マルチサウンドホールのギターと言えば、Ovationのアダマスは衝撃的でしたね〜
左右に大・中・小併せて11個ずつのサウンドホールと彫刻が施されたヘッドデザインは、
それまでのどんなギターにも似ていない独特の物でした。


さて、このニッポンにもマルチサウンドホールのギターが存在していたのをご存知でしょうか?

ゼンオンの“WZ-50”というモデルです。
両肩の木象嵌による模様は“蝶”をモチーフにしているようです。
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サウンドホールの数は左右併せて10個と、アダマスと比べて控えめ(?)ですが・・・何だか似てますよね。

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ヘッドのデザインもアダマスほど複雑ではありませんが、こちらも似てますね。

アダマスの誕生は1976年、このギターはもう少し古そうです。
Ovationが、このギターから影響を受けたとは思えませんが・・・

古いカタログ資料などを紐解いてみても、このギターについての情報は殆どありません。
プロトタイプか限定モデルだったのでしょうか?

独特な形状を活かして、ブレージングやネックジョイントにも工夫が見られます。
音の響きにも独特な物を感じます。

滅多に見る事が無いこのギター、興味が有る方は弾きに来ましょう〜

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3

ブズーキ。

夏の暑さに負けて(?!)更新を怠っていました。

久しぶりの記事は、新入荷のこんな楽器。
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そう、ブズーキです。
ギリシャの民族楽器ですね〜
マンドリンのネックを“びよ〜ん”と引き延ばしたような長いネックが特徴です。

マンドリンと同じ4コース・8弦の楽器で、チューニングも一緒ですが、
3・4弦はオクターブ、1・2弦はユニゾンです。

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なかなか派手なピックガードですね〜高級品は本物の螺鈿ですが、こちらはセルロイドです。
サウンドホールの形も面白いです。

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色違いの木を組み合わせた、ラウンドバックも可愛らしいです。


この“ブズーキ”一体どんな音色かと言うと・・・・

凄いテクですね!!

なかなか目にする機会も少ないこんな楽器・・・・誰か、挑戦してみませんか?

¥35,000  Thank You SOLD OUT!!
グラスホッパー・ギターズ
Grasshopper Guitars & Musicalinstruments

営業時間
13時30分〜19時30分
月曜〜土曜
日曜日・祝祭日は、お休みです。

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☎03-3411-4015

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