10月1日から6日まで、絵麗雅夢人展を開催しました。
会期も終わったところで本人の絵の解題を。


「坂道の家」
sakamichinoie
豊橋は高師の台地を豊川と柳生川、梅田川が刻んだ川縁の城下町で、
この絵は豊川の河岸段丘を登る坂道沿いの家です。
懐かしい昭和の家並みという感想が多かったのですが、一軒一軒が
個性的で坂道という奥行を感じさせる風景に魅力を感じました。

この家が建てられた頃には町外れの田園地帯に降りる坂道だったの
ではないかと思いますがひと時代、ふた時代がたち住宅地の中に
飲み込まれそういう時代の重なりも感じられる風景です。


「通り雨」
tohriame
後ろの橋を見ればどこなのかは察しがつくと思いますが、台風も近づく
夏の休日の朝、漁港の岸壁で親子連れで釣りをしている人がいました。
雲が流れてさっきまで晴れていたのに雨が降り出し、あわててカッパを
着ているところです。

女の子の黄色いカッパが印象的だったので構図としてもに視線を誘導する
よう調整しています。
夏の思い出ですね。

「豊橋羽田八幡宮手筒花火」
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このブログでも何度か紹介している手筒花火です。
結構は派手ので絵よりは写真向きの題材ですが、見ていると観客席から
「おとうさんがんばって~」なんて声が飛ぶアットホームなところもあります。
とおっしゃっていました。
もっと大きな作品にしたいと思っていますが、まずはF4号で試作しました。



メンバーの中には抽象を手掛ける人もいますが、話を聞いてみるとアプローチが
全然違います。
UT58-3
「UT58-3」
Iさんの場合、頭に思い浮かんだ映像を再現しようとすることが多いそうです。

aoibus_to_shiroifune
「白い風車と青いバス」
Yさんの場合部分を描くとそこから発想が浮かんで回りだす

私の場合、表現したいテーマに従って象徴する形を選択し配置します。
絵画は全て抽象ということも言われますが、見たものを
忠実に写すわけではない抽象では絵に対する考え方の
違いがはっきりします。