22日即位礼の祝日は美術館無料のところがありましたが
豊橋でも企画展 ナイン・ストーリーズが無料でした。
タダ券もらっていたので本当は空いている日にと土曜日に
行こうと思ったら雨が激しくて断念。
即位礼をTVで観た後にやってきました。


9つの部屋に分けて具象から造形・抽象を展示していましたが
最初の部屋はつかみとして馴染みのある豊橋近辺の風景から
はじまります。

9つの企画ですが大雑把に言えばウルトラリアルの岸田劉生も
ビックリマンシールの2頭身キャラみたいな中村正義も
横須賀凧も、土偶も何か似ているなぁと思わせる作りになっています。
(中村正義他、一部の作品のみ写真撮影OK。SNS歓迎になっています)
nakamura_seigi
抽象については前記事でも書きましたが、他の方法として具体的な
対象から印象だけを純化させてゆくもの
例えば今展では三岸節子の赤い屋根と白い壁と青空の絵があります。

また、具体的な対象に拠らず、なんだかただならぬものだぞ、という
雰囲気を持って観る人を引き付け、観る人の思考を起動して心の中に
灯すタイプもあります。
「あみだぶつ」という文字を呪術的に並べ、文字の間をかな文字で
縦横ななめにつないで和歌にする糟谷磯丸(江戸時代後期の人)
なんかはっとして見入ってしまいます。

まぁ、その辺の魂胆が浅くて、えぇ~ という作品もありますが
もしかしたら斜に構えた凡人には分からぬ仕掛けなのかもしれません。


usagi

高さ2.5mくらいの衝立にドラゴン
見上げる迫力は現物を見てみないと。
dragon

個人的に気に入ったのは、文字の説明で申し訳ないのですが
いぶし瓦素材でつくった円筒形にスリットの入った作品です。
見た目でくすっとくる造形ですが、立体アートって触りたくなる
ようじゃなきゃいけないんじゃないかなぁ。