2009年01月05日

アドマイヤ

 ドバイのバブル崩壊は、競馬の世界にも影響するのではないかと考えていた。というのは、アドマイヤの近藤氏が本業のほうでドバイに進出していたからである。推測の域を出ないことではあるが、ドバイのピンチが近藤氏の懐具合に影響をを及ぼすことはあり得ない話ではない。

 そんなわけで、昨秋鳴りを潜めていたアドマイヤの馬が、そろそろ爆発するのではないか、と思っていたのである。有馬におけるアドマイヤモナークの激走は、その予兆だったのではなかろうか。

 で、私の予想は、中山金杯の◎がアドマイヤフジで、京都金杯はヴィクトリー(近藤氏夫人、筆腰の所有馬)。アドマイヤフジのほうは快勝したが、ヴィクトリーは大惨敗だった。ヴィクトリーが逃げることを想定していたので、展開すら読めなかったことになる。

 後付けの話ではあるが、近藤氏の真の勝負はアドマイヤフジだったようだ。京都金杯がヴィクトリー、アドマイヤオーラ、アドマイヤスバルの3頭出しだったのに対し、中山はアドマイヤフジのみ。1頭に絞ったということはそれだけ自信があったということなのだろう。しかも、当日の中山に、横綱の朝青龍を呼び寄せていたのだ。まさに「ド勝負」だったに違いない。事前にそれを知っていれば、さらに多くの金額をブチ込んだのだが……  
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2008年12月28日

有馬記念と2歳牡馬

 有馬を制したのはダイワスカーレットだった。私はこの馬を大本命にしており、マツリダに関しては「勝負の場合、思いっきり追い切りをかけてくる国枝厩舎なのに、なぜか調教が軽かった」という点で危険視していた。恐らくJCの反動と思われるが、12着という思わぬ惨敗を喫してしまった。

 ただし、2着のアドマイヤモナークは全く無視。中山得意の馬ではあるが、年も年で成長も見込めないことから、「G気任呂靴鵑匹ぁ廚噺ていたのだ。これでは、馬券は当たらない。

 ダイワスカーレットの勝利により、今年のリーディング・ブリーダー争いは社台ファームが制した。で、言うまでもなく2位はノーザン。この1、2位はほとんど不動の大本命で、馬単で言う裏表が入れ替わる程度のことでしかない。

 来年この2つがワンツーするのは、あのディープインパクトの単勝より固いだろう。問題は裏表。ダイワスカーレットやスクリーンヒーローらが現役続行し、キャプテントゥーレあたりが復帰してくる点からすると、古馬陣では社台ファームが優勢っぽい感じがする。ノーザンにとっては、脚さえ持てばダートで大仕事をしそうなフラムドパシオンの競走能力喪失はあまりにも痛い。

 一方、2歳馬ではノーザン優位といった印象だ。社台がリーチザクラウン、フィフスペトルといったメンツであるのに対し、ノーザンはブエナビスタ、ロジユニヴァース、トーセンジョーダン、トゥリオンファーレといくぶん層が厚そうに思える。

 現状では、社台系がリーディング上位を独占する状況を変えることはほぼ不可能といえる。早田牧場が倒産し、メジロ、シンボリらの老舗が凋落の一途を辿っている今、ライバル不在の状態となり、競馬の面白みが半減したという弊害が出てきた。一般論として、「ある産業のなかで、ひとつの勢力の独占状態が進行し過ぎると、産業そのものが衰退する」というセオリーがあるが、ここまで来た社台の寡占状態は、競馬にとって歓迎できない事態なのかもしれない。  
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2008年12月21日

高熱が出たにつき……

 なんかダルくて、昼間からずっと寝ていて今起きた(PM10時頃)ところだ。熱をはかったら38度8分もあった。もしかして、インフルエンザ?

 で、JRAのホームページを見て、朝日杯はセイウンワンダーが勝ち、フィフスペトル、ブレイクランアウトが2、3着だったということを今知った。レース自体を見てないんでなんともいえないが、1分35秒台の時計ということであれば、かなりひどい内容だったのだろう。じっくり見る状態にないので、今日は勘弁して欲しい。  
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2008年12月14日

阪神JF

 阪神JFは、予想通りブエナビスタが圧勝した。実は、今日法事があって、ついさっきJRAのHPで見ただけなのだが、内容的に圧勝でまさに「ブエナビスタとその他」という印象を受けた。
 
 ここ3年、ウオッカ、トールポピー、ブエナビスタと、「抽選を潜り抜けた有力馬」が制したことになるが、こういった結果を受けて思うことは、「本当に厳正な抽選をしているのか?」ということだ。実際、ブエナビスタの松田博調教師などは、抽選が行われる前から「どうせ通るんじゃないの」みたいなことを言っていたのである。本当に怪しい。

 ただ、過去2年と今年で決定的に違う点がある。レースレベルにほかならない。今年は時計、上がりともにかなり平凡で、昨年、一昨年の足元にも及ばない。そんななか、ブエナビスタだけが次元の違う競馬をしたわけだが、さて、クラシックはどう動いてゆくのだろう。  
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2008年12月07日

JCダート&千両賞

 JCダートはカネヒキリが勝った。3年前の同レースを制した後、屈腱炎で長期休養を経ての復活だっただけに、我慢して現役を続行させた関係者、復活目指して今期よく作ったスタッフの努力には頭が下がる。

 レース自体は、それほどスゴイものではなかったと思う。そんな中、いいポジションで競馬し、内で我慢させたルメールの腕はさすがというべきだろう。ルメールはリトルアマポーラでエリ女にも勝っており、先週のJCではデムーロがスクリーンヒーローをアタマに持ってきているように、外人は「馬を動かす」ことに長けている。

 個人的に「スゲー」と思ったのは、千両賞に楽勝したリーチザクラウンだ。時計はたいしたことはなかったが、調教代わりの楽な競馬で大圧勝したのである。4コーナーで寄れるそぶりを見せたように、気性的に改善の余地があるから、この先もっとよくなると思う。また、アンカツが直線でムチを入れると、スッと反応して10秒台のラップを刻んだように、反応も抜群。クラシック戦線を賑わすのは間違いないだろう。  
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2008年11月30日

外人、コワ

 ジャパンカップを制したのは、スクリーンヒーローだった。しかし、馬云々というより、「デムーロ、こええ」というのが本音である。かつてのネオユニヴァースがそうだったように、馬そのものを動かすというか、「覚醒」させるような何かがあるとしか思えないのだ。リトルアマポーラのルメールといい、外人はマジで怖い。

 ただ、レース内容はたいしたことはなかった。どスローになって地力に劣る馬でも来れる展開になってしまったからだ。思うに、有力馬の調子が良くなかったのだろう。私はグリーンチャンネルで見ていたのだが、解説者やら何やらが、「やれ○○がは絶好調」だの「やれ○○は3歳馬とは思えないだのと言っていたが、馬を見ることに関しては自信のない私ですら「ホンマか?」といいたくなるようなパドックや返し馬だっただけに、「なんだかなあ」という気分である。

 凡戦。そして、外人ってスゲエ。今回のJCの感想はそれに尽きる。  
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2008年11月24日

大勝負で失敗

 今年はPOGはほぼ投了状態なので、私は完璧に馬券モードに入っている。しかし、今週の重賞はかなり難しく、マイルチャンピオンシップ、福島記念ともに勝負する気にはなれなかった。

 勝負したのは今日の京都のメイン、トパーズSである。このレース、どう考えてもエスポワールシチーのアタマで固い。相手本線もほぼダークメッセージでゆけると思った。ただ、ダークメッセージは追い込みなので、雨が降って脚抜きのいい馬場になると届かない恐れがある。しかも、エスポワールシチーが1番人気でダークが2番人気だから、配当的な妙味も薄い。そこで、馬連・馬単の勝負はやめて1着をエスポワール固定で、2、3着にダークを固定した三連単で勝負することにした。

 1、2着固定と1、3着固定だから、三連単とはいえ点数は少なくてすむ。ここから選んだ相手は4頭で、買い目は8点。人気のフィフティワナーとロールオブザダイスに2万円ずつ、マコトスパルビエロとマルブツリードを1万円ずつで、計12万円ぶち込んだのだ。

 ちなみに、10万も張ったのは、準メインの修学院Sを当てたからである。前日、本命にしていたのはダイシンプランだった。しかし、当日になって気が変り、対抗にしていたタガノヴァレオを本命に繰り上げたのである。気が変わったくらいだから大勝負はできない。そこで、タガノの1着固定と2着固定のフォーメーションで相手6頭の三連単を100円ずつ買うことにした。結果、タガノが快勝して三連単は10万馬券。そこで、払戻に2万ほどプラスして、トパーズSで勝負ということになったわけである。

 ゴール前は、マジで頭から火が吹いてきた。エスポワールがアッサリ逃げ切り、ダークが2着が追い込んできたからだ。しかも、3着争いはしっかり買っていたマルブツとロールオブザダイス。で、「よっしゃ、デケタ!」と思った瞬間、思いがけない事態になった。買っていなかったメイショウサライまで突っ込んできたのである。4着はマルブツで、もしメイショウがこなかったら160万になっていたのだ。

 私は脱力状態のまま場外を後にした。  
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2008年11月16日

エリ女?そんなのどーでもいい。

 今日はかなり落ち込んでいる。POGで1位指名したワールドプレミアがド惨敗をコイたからだ。出遅れ、早めの進出と、武の騎乗はホメられたものではなかったが、それにしても内容が悪すぎる。4コーナーを迎えた頃は手応えがアラアラだっだし、まさに「こりゃダメだ」という状態。鞍上のヘボ騎乗や不向きな展開を差し引いても、かなりしょーもない内容で、この1戦に限ってみれば「????」というしかないだろう。

 ワールドプレミアとは対照的に、「コイツは凄い」とため息が出たのはリーチザクラウンだ。新馬戦の内容からいって楽勝だろうとは思っていたが、それにしても凄まじい競馬だった。また、昨日勝ち上がったブエナビスタ、黄菊賞を制したジェルミナルと、評判馬が続々と表に出てきている。来年のクラシックに向けて役者が揃ってきたようだ。

 で、エリ女。馬券的にはとても勝負する気になれず、大穴を買って遊んだだけなので、正直「そんなのどーでもいい」という気分である。とゆーか、ワールドプレミアのレースを見せられたせいで、勝負モードに突入するまでもなかったといったほうが正解だろう。  
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2008年11月09日

大凡戦

 ファンタジーSはまれに見る大凡戦だった。時計、流れとも未勝利に毛の生えた程度のもので、重賞というにはあまりにもひどい内容というべきであろう。

 そのA級戦犯は、ワイドサファイアであり、ヤネの福永だ。

 ワイドサファイアは、新馬戦の内容、血統的背景などからして「先」のある馬である。しかもマイルの新馬に圧勝した馬なのだ。その意味では1400のここに使ってくること自体「?」といえる部分もある。それだけに、福永が強引に勝ちに行かず、先を見据えて押さえるレースをするであろうことは想定の範囲内なのだが、それにしてもあの乗り方はどういうことなのか?

 無理矢理押さえつけたことで、馬が引っ掛かってしまったのである。あんな乗り方では、将来につなげるどころか、将来に禍根を残すといってもいいほどだ。また、ペースを読めなかった点も断罪に値する。あんなトロいペースであれば、早めにまくって先行馬をまとめて潰すくらいの乗り方でなければならないはずなのだ。

 しかし、どこまで行っても中途半端な競馬に終始したため、レースレベルが極端に低くなり、ワイドサファイア自身を凡走させることになってしまったのである。まだ未勝利のブエナビスタあたりが出ていたとしても、「勝ってしまったのでは」と思えるほどひどいレースだった。私が調教師なら、即降ろしてしまうだろう。  
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2008年11月02日

3強ガチ

 3強対決と銘打たれた今回の天皇賞は、1着ウオッカ、2着ダイワスカーレット、3着ディープスカイという下馬評どおりの結果となった。

 レコードタイムが出たので「レベルが高い」と考え勝ちだが、今の馬場からすれば、レコードは不思議でもなんでもなく、むしろ当然と言っていい。もっとも、クソレベルなどというつもりは毛頭ないし、実力馬が能力を出し切ったいいレースだったといえるだろう。

 個人的なことを言わせてもらえれば、アタマはダイワスカーレットに取らせてやりたかった。厳密に言えば、馬ではない。武ではなくアンカツに勝たせてやりたかったというべきだろう。
 
 今期アンカツはG毅鮎 残りのレースで勝てるのだろか?  
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2008年10月26日

読みが浅かった

 菊花賞はオウケンブルースリが勝ったが、本当のポイントが2着のフローテーションにあったのはいうまでもない。
 
 フローテーションは橋口厩舎の馬で、同枠に同厩のノットアローンが同居していた。私的にはどちらも「あってもおかしくない」と見ていたのだが、単純に金子真人氏(ノット)と臼田氏(フロー)の比較でノットのほうを上に見てしまった。

 しかし、展開からすると、あからさまなフローテーション勝負だったようである。ノットアローンに引っ張らせ、よどみない流れを演出し、そこにフローテーションを突っ込ませるという作戦だったとしか考えられないからだ。しかも、ノットアローンはご丁寧に3分3厘で他馬にやり過ごさせ、一気に仕掛けさせるおまけ付き。で、直線では満を持してのフローテーションの追い込み。そんなところに2頭出しの怖さがある。

 日曜京都の5レースは、良血馬が集まる大注目のレースだった。勝ったのはアンライバルド。時計は超優秀というほどではないが、なかなか強い内容だった。特筆できるのは上がり時計だ。超スローだったので速いのは当然だが、すべて11秒台で徐々に加速し、ラスト1ハロンが11秒0。早めに抜け出した上、こんな脚を使われたのでは、後ろから来た馬はお手上げである。私は調教的にリーチザクラウンを本命にしていたのだが、今日のところは完敗というしかない。

 アンライバルドはそれほど速い時計を出していなかった。友道厩舎はデビュー戦で仕上げない傾向があるので、「勝ちに来ていない」と思っていたので、印的には△の筆頭にとどめていた。で、そんな話を競馬場で遭遇した某氏に話したところ、「アンライバルドは気性に問題があって、現時点ではあまり速い調教ができない。でも、数をこなしているのでそれなりに仕上がっていた」という返事が返ってきたのである。パドックで見る限り、少々太いような気がしないでもなかったが、いい勝負ができる状況にはあったようである。いずれにしても、将来が楽しみな馬だ。

 敗れた馬でも、2、3着は将来的に走ってきそうな感じである。リーチザクラウンブエナビスタも、次走の未勝利戦ではともに2倍を切る一本かぶりになるだろう。

 意外だったのはエーシンビートロンだ。調教的にはメンバー中ナンバーワンといっていいほどで、スローで逃げる楽な展開だったにもかかわらず直線で大失速。変わり身はあるのだろうか?  
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2008年10月20日

秋華賞&2歳戦

 今年の秋華賞は、メンバーや状況からしてグチャグチャになると思っていた。平たく言えば、間違いなく「大穴決着」になると考えていたのである。で、私の本命は、予想コーナーでも紹介したようにムードインディゴで、ブラックエンブレムも重く見ていたから、馬連は的中である。

 とはいえ、喜びは半分だった。迷った挙句、3着のプロヴィナージュを切ってしまい、1000万馬券を逃してしまったからである。正直、プロヴィナージュはほとんど無視の状態だったのだが、ポルトフィーノ除外によるブログ炎上騒ぎがあったため、「押さえておこうかな」という気になりかけていたのだ。買う動機がいい加減なだけに、当たり外れ自体はどーでもいいのだが、なんと言っても1000万である。ものすごく損した気分になった。

 話を2歳戦に転換しよう。

 この時期になると、さすがに「これは」と思える2歳馬が登場して来るようだ。まずは土曜の未勝利(京都)2鞍。1600と1800の勝ち馬、タイトルパートとジェルミナルだ。ともにアグネスタキオンの産駒だし、楽しみな存在である。関係者の間では、「現時点での牝馬クラシック候補のベスト5は、ワイドサファイア、ミクロコスモス、テーオーティアラ(残念ながら骨折)に、土曜の2頭」という声が出ているらしい。

 日曜は東京のサクラルーラーと京都のアドマイヤコブラだ。前者は全然できていない状態で33秒台の脚を使って快勝したのだが、正直ここまで走るとは思っていなかったので驚いた。後者はダートで勝ちあがったが、松田博厩舎にはアドマイヤドンがダートの新馬〜京都2歳S〜朝日杯と3連勝した例があり、次走どこに使ってくるか興味深い。  
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2008年10月12日

武豊のあせり

 馬券(三連単)でいえば、毎日王冠(本命カンパニー)はハズレで京都大賞典(本命アドマイヤモナーク)が的中だから、ギャンブル的には京都大賞典のほうが

 ただ、レース観戦という意味では、毎日王冠のほうがはるかに興味深いものがあったといわざるを得ない。それは、ウォッカに乗っていた武豊の戦法である。

 意外なことに、ウオッカ&武が逃げたのだ。強い馬に乗った場合、基本的に抑える競馬をすることが多いだけに、まさに「?」状態。しかも、瞬発力型のウオッカなのでなおさらである。

 現在、2位以下に30勝もの差をつけてリーディングのトップを突っ走っている武ではあるが、いかんせん内容が伴っていない。今期の重賞勝ち鞍が、わずか2つしかないのだ。この時期で武が重賞2勝(フェブラリーSのヴァーミリアン、ファルコンSのダノンゴーゴー)。これまでなら考えられない事態である。昭和の競馬を知る我々世代の間では、「武が増沢化してきた」という陰口が叩かれているほどだ。ちなみに、日曜の東京は象徴的で、1日5勝の荒稼ぎをしたにもかかわらず、重賞どころか特別にすら勝てなかったほど。これでは、「中身が伴わない」といわれても仕方ないだろう。

 従来の武は、その馬の将来を見越し、先々につながる競馬をしたものである。ところが今回は、後先考えずに1回コッキリのような騎乗をしたように思えてならないのだ。今後の大レースのことを無視し、遮二無二に勝ちに行ったような印象すら受ける。

 邪推かもしれないが、今期の「重賞わずか2勝」という事態を、武は相当な屈辱と感じているように思う。結果、自分のスタイルを貫けなくなってしまったのかもしれない。もしかすると、負けることを恐れるあまり、これまで何度も四位が犯してきた「脚を余して負ける」ことを避けたいとでも思ったのかもしれないし、うがった見方をすれば、「俺なら従来と違うウオッカを見せられる」とアピールしたかったのでは、という考え方もできる。いずれにしても、現状からくる「あせり」が、確実に影響したはずだ。


 奇しくも、先日三浦が武の新人勝利記録に並んだ。武時代の終焉が近づいてきたということなのだろうか……  
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2008年10月05日

断然人気で惨敗

 今週はPOGの話しをしたい。
 私が指名したマルターズブレーヴという馬、今日の新馬戦(芝1600メートル)で、単勝2倍を切る圧倒的1番人気に推されていた。ところが、直前でまったく伸びずブービーという大負けを食らってしまったのである。

 現時点では関係者のコメントを入手していないのでなんともいえないが、もっとも可能性が高いのは「もしかするとダート馬?」ということだ。父エルコレドールはミスターグリーリーの産駒で基本的にダートの短距離向き。母系には米国G汽曄璽垢いるし、生粋のアメリカ馬といえる。

 それだけのことなら「ま、シャアねえか」で済ませられるのだが、今年は全体的に旗色が悪いのでイヤな予感がするのだ。仲間内で「3年連続皐月賞を取ったらプレミアつけてやる(一昨年ヴィクトリー、昨年キャプテントゥーレ)」などといわれていい気になっていたのだが、基本的にPOG的な引きの弱い私の指名馬が、何年も続けて走るわけがない。そんな状況の中、グリグリ1番人気馬の惨敗である。まだ指名馬の半分もデビューしていないが、投了宣言したいような気分だ。  
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2008年09月28日

2頭出しの意味。

 オールカマーは下馬評どおりに圧倒的1番人気のマツリダゴッホが快勝した。まあ、馬の力が数枚上だし、勝ったこと自体は別にどうということはないのだが、マツリダの頭をさらに磐石にするための仕掛けが施されていたことに感心してしまった。
 
 マツリダゴッホのレースは、鞍上・蛯名の性格もあるのだが、先行して早めにまくり、自ら先行馬を潰して粘るというものだ。前走の札幌記念もまさにそんなレースで、結局、脚を溜め込んだタスカータソルテに差されるという結果になってしまった。今回はそんな事態を回避するための布石が打たれていたのである。

 それは、言うまでもなくゴーウィズウインドの存在だ。この馬はマツリダ同様国枝厩舎の馬だが、馬主も同じなのである。ゴーウィズウインドは例の岡田牧雄氏の所有で、マツリダは高橋文枝氏名義になっているのだが、実は、マツリダは高橋氏と岡田氏の共同所有なのである。そんな背景を考えると、国枝師と岡田氏の間で、「ある話し合い」が行われていたとしか思えないのだ。

 勝負どころの三分三厘のあたりで、いつもならマツリダゴッホが上がってゆくはずであった。ところが、行ったのはゴーウィズウインドのほうだったのである。で、この馬が前に突っかかって行ったことで、シャドウゲイトも動き、俄然前が忙しくなった。後ろにいる馬も、なし崩し的に脚を使わざるを得ない。そんな状況下で、仕掛けを遅らせたマツリダが悠然と差し切ったのである。

 そんなわけで、今回のオールカマーは大いに楽しませてもらった。1200ばかりを使ってきたキングストレイルを無視して馬券は外れてしまったが(たいした勝負したわけじゃないし)、それなりに満足である。  
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2008年09月21日

すみませんが……

 先週書き込んだ尿道結石がいまだ尾を引いている。木曜に病院に行き、検尿した際、コロンと石が出てきたので「やったー、これであの痛みから解放される」と思ったのもつかの間、エコーをかけてみたらもう一個残っていることが判明。金土はそれほど痛みがなく、何とか予想できたが、日曜に再び激痛が来て、競馬は見ずじまい。JRAのHPで結果を知った始末。というわけで、今週も競馬の話はパスさせてもらうことにする。本当に申し訳ありません。  
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2008年09月15日

尿道結石

 昨日の夜中、とんでもない腹痛に襲われ、救急車で病院に運び込まれました。診断結果は「尿道結石」。医者によると、尿道結石は「クモ膜下出血」「心筋梗塞」と並ぶ、「三大激痛病」だそうです。いやあ、マジで死ぬかと思いました。

 というわけで、体調が悪いので今週は更新できません。  
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2008年09月07日

新潟&小倉2歳ステークス

 新潟2歳ステークスはセイウンワンダーが勝った。あの馬場で上がり34秒台の脚を使って差し切ったのだから、文句なしの勝利といえる。予想サイトで、1600なら、今後ツルマルジャパンに負けることはないだろうといった話を書いたが、実際そうなりそうな気がする。ただ、印的には対抗に留めたのが悔やまれる。
 一方、私が本命視したガンズオブナバロンは2桁着順の惨敗だった。小柄な馬だけに、今日のような馬場がこたえたのかも知れない。また、前走のレコード勝ちの反動があった可能性もある。

 小倉2歳ステークスは、大本命のツルマルジャパンが3着に敗れた。思うに、武のミスという気がしないでもない。というのは、スピードの絶対値が違う馬なので、もっと飛ばしてレベルの高い競馬にすればよかったと思えるからだ。最内を引いたわけだし、もっと離して逃げて1分8秒台のレースにすべきではなかったか?
 別の要因としては、これまでマイル、1400を使ってきたこともあるかもしれない。これまでのレースぶりからすると、1200自体は問題ないと思うのだが、初体験ということがネックになった可能性もある。

 実は、今新潟のホテルで書いている。昨年はPOGで指名していたエフティマイアが快勝したが、今年のバンガロールが3着だった。我々のルールだと重賞3着まで賞金が入るのだが、2着は欲しかった、というのが正直なところである。  
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2008年08月31日

なんじゃ、そりゃあ!

 今日のキーンランドカップはかなり自信があった。能力的にはキンシャサなのだろうが、この馬の場合スプリンターズステークスが狙いなので、ここでメイチの仕上げをしてくるとは思えない。となると、ビービーガルダンに逆転の余地があるはず。ちなみに、ビービーガルダンは函館スプリントでも好勝負になると思われていた馬で(除外)、前走はレコード勝ち。で、鞍上のアンカツがキングストレイルに乗ることになっていたにもかかわらず、藤沢和師が「ビービーの方がチャンスがありそうだから、向こうにのってもいいよ」と勧めたほどだった。

 というわけで、ビービー&キンシャサの2頭軸固定で三連単を買ったのだが、2頭のどちらかがアタマを外すことはないだろうと考え、マルチにはせず、1、2着固定、1、3着固定にした。相手はシンボリグラン、トウショウカレッジ、プレミアムボックス、マヤノツルギだったが、ちょっと気になっていたタニノマティーニも加えた。

 結果はビービー、キンシャサが2、3着で、勝ったのはタニノマティーニだった。もしマルチにしていれば、50万馬券的中である。悔しいには悔しいが、2頭のどちらかがアタマをはずすことはないと決め付けていただけに、素直に諦めがつく。

 しかし、数分後、頭が爆発するような出来事があった。以前、このブログで紹介した素人童貞でAV男優(元某競馬雑誌編集長)のK管クンから、「キーンランド、当たったよ」という自慢の電話がかかってきたからである。

 いやー、あの話を聞いた瞬間、あたしゃマジでブッ殺してやろうと思いましたわ。奴の本命はタニノマティーニだったのだが、その根拠がとんでもないのだ。奴によると、日曜の夜10時からテレビ朝日で放映される日曜洋画劇場で「沈黙の聖戦」をやるから、タニノマティーニが本命なのだという。聖戦に「戦」、すなわち「戦い」の文字が含まれているので、父ウォーニングのタニノマティーニが本命になるというのだ。

 それって、いわゆるサインである。まあ、サインは百歩、いや百万歩譲るとしよう(あたしゃ、そんなことで馬券を買うことは絶対にありません)。ただ、ウォーニングとは「警告」という意味で、「戦」でもなんでもなく、サインにすらなっていないではないか。しかし奴に言わせると、「ウォー」と「ニング」に分解できるので、ウォーは「戦争」。だからオーケーなのだという。

 そんなのって、アリっすか?

 一方、疑問に思ったことがある。「沈黙の聖戦」というなら、「沈黙」はどうなるのだろう?キーンランドにはサンデー「サイレンス」の産駒が2頭(キングストレイル&ペールギュント)出ていたのだ。で、その件を突っ込んだら、「えー、そーなのー?全然気がつかなかった」などと、とぼけたことを抜かすではないか。

 あのなあ、ウォーニングのウォーとニングを分解するような面倒くさいこと考えつく奴が、「サイレンス」に気付かないなんてどーゆーことよ?

 とゆーわけで、奴はそんな下らない予想で、三連単の50万馬券を的中させてしまったのである。一方、私のほうはまともに予想したってのに大ハズレ。あたしゃ、完全にブチ切れましたわ。

 その後、私の馬券はボロボロになってしまった。

 悲惨だったのは新潟の最終である。ウチパクのベルグミサイルと石橋脩のマイネルマニセスで自信があったので、2頭軸マルチで三連単を購入した。結果は、1着マイネル、3着ベルグ。2着のペイデイも同然買っていたので、9万馬券が的中した。いや、的中したと思っていた。

 それなりに自信があったので1目500円ずつ買っていたため、払戻は45万になるはずだった。ところが、払戻機に入れたところ「この勝ち馬投票券は的中していません」のアナウンスが。見たら、15番のマイネルを14に記入していたのである。そう、マークミスしていたのだ。

 結局、今日は今年1番の大負けをブッこいてしまった。それもこれも、すべてK管が悪い。マークミスも、頭に血が上っていたからだし。

 競馬が終わり、国士無双と四暗刻単騎でダブロンを食らった気分になった私は、すかさずK管クンを呼び出し、高級焼肉を死ぬほど食ってやった。なお、来週は仲間内で新潟に行くことになっているのだが、「ノドクロ」「岩ガキ」「牡丹海老」「越の寒梅」そして締めの「へぎそば」だけは絶対に奢らせてやる!

 

   
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2008年08月24日

札幌記念

 札幌記念は、狙い済ましたような差し切りをみせた横典・タスカータソルテの手に落ちた。コンゴウリキシオーがハイペースで引っ張り、マツリダゴッホが早めに先行馬を潰しにかかったことで、後方待機策がはまったようだ。

 破れはしたが、マツリダゴッホも貫禄を示したと思う。ただ、得意の右回り、このメンツで勝ちを逃がしたのはかなり痛いはず。例によって早仕掛けした蛯名の責任といえなくもないが、馬主、厩舎陣営としては、「なんだかなー」の気分だろう。

 今後のマツリダゴッホには、有馬記念連覇を最大目標とする、オールカマー〜天皇賞(秋)〜有馬というローテーションが組まれている。左回りがうまくないこと、年内はあと3戦がベストということから、ジャパンカップをすっ飛ばす予定だという。もちろん、香港遠征のプランもない。大局的に見れば、今日のレースは先々につながるレースだったと思う。  
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