みなさんこんにちは。
秋も深まり、紅葉が美しい季節となりましたね。
昨日の10月12日(祝)、練馬区立区民・産業プラザ3階研修室において、第19回障がい者とその家族のための年金教室が開催されました。
この年金教室は、当事者団体の方々と我々社労士が協力して、障がいのある方とその家族を対象に障害年金という制度を知っていただき、その後相談会を実施する、たまごの会が最も力を入れている活動の一つです。
今回は当事者からのお話として、特定非営利活動法人・筋痛性脳脊髄炎の会の篠原三恵子理事長よりご自身の障がいや、筋痛性脳脊髄炎・慢性疲労症候群とはどんな病気なのかということをお話頂きました。
また患者の方がおかれている現状についても、この会に所属している映画監督の方が作成したDVDで、患者の方の生の声をリアルに流して頂きました。また平成26年度厚生労働省の「慢性疲労症候群患者の調査結果」についての報告の概要についても詳しくお話を頂きました。
その後、渡辺公雄会員から、新しくなった障害年金ガイドと渡辺会員が作成した障害年金についての資料を使って、障害年金制度の解説がありました。障害年金とは?から始まり障害年金の受給要件、請求の流れ、必要書類の受診状況等証明書、診断書、病歴・就状況等申立書についても記載例に沿っての講義となりました。
質問タイムには、当事者の方たちからの色々と積極的な質問が出て、その疑問にも渡辺会員は丁寧に答えていました。
今回の参加者は社労士14名、当事者20名(そのうち個別相談10名)と大盛況の年金教室となりました。
最後は5つのテーブルにメイン相談員とサブ相談員の2名が座り10名の相談者を順番にご案内しての個別相談です。
1人30分から40分くらいでお願いしますとお話していたのですが、相談員に色々と詳しい相談をして時間延長をなさる方もいらっしゃいました。相談を終えられた方は「本当にありがとうございました」と感謝の言葉を言って帰られた方が多く、本当に今回の年金教室は有意義なものになったと思います。
今後もたまごの会では障がい者とその家族のための年金教室を定期的に行ってまいります。
年金教室サブ担当 手原
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