お互いに対する敬意

2009年09月03日

人を作る会社

松下幸之助さんは
「松下電器は人を作っている会社です、
あわせて電気製品もつくっております。」
とおっしゃっていました。
そんな松下幸之助さんが
「よく世の中にワンマンといわれている人がいる。
ワンマンはとかく命令的に、一方的にものを考える。
むろんワンマンといわれる人は、いろんな経験に富んでいるし
優れた人が多い。だから、大体命令どおりやっていたら
間違っていない場合が多いだろう。
しかし、そういうやり方ばかりしていると、どこか不満が残る。
心の底から共鳴できない。仕方なしにということになる。
それでは本当にいい知恵が生まれるとか、
本当の力が生み出されることにはならないと思う


だから、人に命令するにあたっては
あんたの意見はどうか。ぼくはこう思うんだがどうか
という様に、その人の意見に当てはまるか、
また得心できるかどうかをよく聞いてあげなくてはいけない。
そしてその聞き方にしても、相手が返事のしやすいように
してあげなくてはいけない。
そういうところが一つのコツで、
それが人を活かして使ううえで非常に大切ではないだろうか。
〈中略〉
そうすると、その人は一応自分の考えを言う。
その答えが『なるほど』と思えるものであれば、
『なるほど、わかった。
そういうことであれば、それはもっともだ。
その点はこう考えてやろうじゃないか』
というように、相手なりの考え方なり提案を取り入れつつ
仕事を進めるようにするわけである。
そうすると、そこには自分の提案が加わっているから、
その人はわが事としてその仕事に取り組むようになる。
いきおい熱心さも加わるし、成果にもおのずと違いが出て、
案そのものが生きることになるのである。
〈中略〉
私はそういう考え方をもって人を使っていけば、
使われる者も幸せだし、使うものも非常に楽ではないかと考え、
できるだけ相談的に事を進めるよう、
これまで努めてきているのである。
             『松下幸之助の人の育て方』より

部下の意見を聞くことにより部下を育てる。
もしかしたら、
「聞いてもまともな意見を言える人なんか
うちの会社にはいないよ。」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そう考えていること事態がメンバーの価値を
下げていることにつながっています。
メンバーをできる人として扱うということは
意見を言える人として扱い続けるということです。
聞かれる側もいつも聞いてもらえると
その期待に応えたいと思います。
すぐに提案することはできないかもしれません。
しかし、いつか必ず提案できるようになることは
間違いありません。
また、それが使える提案ではないかもしれません。
しかし、いつか使える提案ができることになることも
間違いありません。
それができる人として扱うということです。
相手に敬意を持つということです。
ぜひ、メンバーの意見を聞き続けてください。

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synergy0813 at 23:00コメント(0)トラックバック(0) 
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