2005年05月

2005年05月28日

マリリンの魅力

「顔じゃないよ心だよ」と言われるように、人の魅力にとって、性格や知性のほうが顔や体の見ばえよりも重要だということは、小生の数十年の人生経験から良く解っているつもりです。
しかし、映画や雑誌などで人気の美人は、美しさや可愛らしさと共に、色白でプロポーションが良いということになりますので、マリリンは永遠なのです。

マリリンなぜ、女性は白くなりたい、痩せたいと願うのでしょうか。
そもそも、腰がくびれてるなんていう珍妙な動物は人間をおいてまず見当たらないし、サルやサイ、カバ、ゾウも他の動物も皆ずん胴なのです。
胸が大きく、腰のくびれた女性への嗜好は生物の共通性では説明できない人間の男どもの妄想か陰謀ではないでしょうか。

この疑問について、京都大学動物行動学の蔵琢哉著「美しさをめぐる進化論」に答えを見つけることができました。
人間の長い進化の歴史を考えると、白い肌と大きな胸というのは皮下脂肪が多いということで、大昔の食料が少ない時代には丈夫な子供を産める健康な女性を表していたので、白人は色の白い方向に進化していったと説明されています。
現代のように飽食の時代はまた別でしょうけれど。

腰のくびれについては、妊娠しているかどうかの目印になりうるという考え方なのです。男にとって、もう決まっている人よりもまだこれからと言う可能性に魅力があるのでしょうね。
さらに興味のある方は、かの有名な名著デズモンド モリスの「裸のサル」をお読みになると、バストはお尻を象徴して大きくなったと言う説にフゥーンと納得。

さて、男の外見的魅力作りというと、人間と似た婚姻習性のある鳥類は涙ぐましい努力をしている。孔雀の長い尾羽や極楽鳥のダンス、カナリヤの美声等、何もここまで目立たなくてもと言いたくなるほど。

戦争や飢饉なんて知らない平和で豊かな現代日本、女性が各方面で活躍する時代、選ぶのは女性で、男性は選ばれるというのが生物の世界では常套なのですから、女性は知性を磨き、男はオシャレにもっと関心を向けるようになるでしょう。若い男だけでなく、オジサンの茶髪も許されますよ。

この頃、小生の薦める白色粘土洗顔を秘かに愛用する男性達が増えていることに納得してます。この平安な時代。

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syobu828 at 13:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0) エコロジー生物学 

2005年05月22日

エッフェル塔

日本語の化粧という言葉は、一語で洗顔からアイシャドウや口紅をつけるまでの行為を言いますが、欧米では化粧に当たる言葉はトイレットとメイクアップに分かれてます。
肌を清潔に保つスキンケアはトイレットで、色物を塗ることがメイクアップになるわけです。
英語ではtoiletとmake up, フランス語ではtoiletteとmaquillage(マキアージュ)に分かれます。

トイレットの語源はtoile(トワル)で、布、リネンを意味します。
洗濯したきれいなタオルや下着が体を清潔にするということなのです。
ぬるま湯で洗ってタオルで拭けば、肌の汚れの80%位は落とすことができるわけだから、近頃のような界面活性剤(洗浄料)による洗いすぎは肌トラブルの原因になるんじゃないかと心配してます。
スキンケアの語源は「布」なんだから、化粧品は絹や木綿のように肌にやさしい肌着を目指すべきだと思うんですよ。
化粧品は服飾の世界と隣りあわせなんですね。

服飾といえば、日経新聞にコラムを書いてる中野香織さんの「モードの方程式」>は、いろんなファッションの生まれた由来を紹介してるので、いつも楽しく読んでます。
モーニングのようなフォーマルな縞ズボンはベルトではラインが崩れるのでサスペンダーというズボン吊りが不可欠なのです。この頃、このサスペンダーを若い女性達が腰まわりに垂らしてパンツスタイルのアクセントにしていますが。
サスペンダーはイギリス英語では女性のストッキングを留めるガーターのことなんですってね。

エッフェル塔さて、このサスペンダー(ガーター)を考案したのは誰かというと、これがエッフェル塔を設計したエッフェル氏なのですから、聞いてビックリです。
確かにエッフェル塔を逆さまにすればガーターになりますね。
どちらも力学的な計算と魅惑的な美しいデザインが不可欠ということなんでしょう。エッフェルさんて粋な人ですね。

では中野さんの話からもうひとつ。
「フロントフックブラ」というのがあるでしょう。これについて女性に聞くと「前で留めるブラでしょう」と言いますが、男性に聞くと異口同音に、「前ではずすのだろう」って言うそうです。この違い分かりますよね。

化粧の語源は「布」という話だったのに、だいぶ脱線してしまったようなので、今日はこの辺で終わります。

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syobu828 at 15:30|PermalinkComments(1)TrackBack(0) エコロジー生物学 

2005年05月17日

シェービングエステ

「美しい肌を望むならば、まず古いヒフを捨てることが先になります」ということを前回書きました。
この頃人気のリフォーム番組でも、古い家を壊さなければ、新しい家は建ちません。
子供の頃は、夏に日焼けして真っ黒になっても、秋風が吹く頃にはカサカサとヒフがむけて白くなっていましたよ。
しかし大人になると、用心深くなってカサカサの肌をクリームで大切に保護するほうに一生懸命で、古いヒフを捨てるってことを忘れてしまったようです。
確かに家族のため、老後のために貯金したり、古い家具や洋服など捨てにくくなりますね。これは良いことだと思いますが、肌の場合は下から新しいヒフが生まれてくるのだから、古いものを溜め込みすぎるのは具合が悪いのです。
特に顔の場合は、むき出しだから、ヒフは厚く硬くなって守ろうとしますので角質が肥厚しやすいのです。
毎日の粘土洗顔は粘土の粘着力で古いヒフをやさしく取り除いて、肌の新陳代謝を助けます。

白色粘土洗顔については下記のページをご覧ください。



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シェービングエステという白色粘土を使った「お顔そり」は、古い角質をやさしく取り除く物理的な方法ですから、月に一回の美肌法としてお勧めです。

詳しくはリンクしているホームページをご覧ください。ここをクリック
お顔そり



syobu828 at 23:42|PermalinkComments(1)TrackBack(0) クレイセラピー粘土洗顔 

2005年05月11日

トカゲの尻尾

切れたトカゲの尻尾が元のように生えてくるのは、誰でも知っていることですが、私達にもこんな力が備わっているのでしょうか。
トカゲトカゲ、サンショウウオ、ヒトデのように見事な再生力ではありませんが、人間の体も細胞分裂によって、絶え間なく新しい細胞に入れ替わって生きているのです。

自動車でも10年位しかもたないのに、こんなに柔らかな体が80年も長持ちするわけがありません。少しづつ入れ替わってるのですね。

たとえば、赤血球は毎秒200万個生まれ、同じ数の赤血球が壊れ、ほぼ120日で全部入れ替わってしまいます。胃腸の粘膜、肝臓、骨の細胞も新陳代謝し、その他、爪や髪では目に見えるからはっきり分かります。
残念なことに、脳細胞は新生しません。そのかわり一生使い切れないほどの数があるそうです。

それではヒフの場合はどうなっているのでしょうか。外界と接している表皮は周期的に生まれ変わってます。基底細胞の分裂によって生まれた細胞は14日で表面に達し、そこに14日留まり、バリヤーとしての役目を終えると、アカになってはがれ落ちるのです。これを28日のターンオーバー(角質代謝)といって、切り傷が跡形もなく治るのはこの働きがあるからです。

このターンオーバーのしくみは、表面のヒフが取り除かれると、新しい細胞分裂が起こるという具合に決められてますから、美しい肌を望むならば、まず古いヒフを捨てることが先になります。
ヒフの新陳代謝の仕組みを知れば、美容法とはヒフの上から何かを補うことではなく、古いヒフを上手に捨てることだということがご理解いただけるとおもいます。

但し、無理に取りすぎると、ヒフは傷つき、細胞は急速に分裂しますから、かえって厚く硬くなってしまいます。不要になった分だけ、やさしく取り除くという方法でなくてはきれいになりません。
このやさしく取り除くというのが、白色粘土洗顔を考えた一番のポイントです。

粘土の洗顔を始めると、始めの2週間から3週間の間、肌がカサカサして、むけてきたり、つっぱったりすることがありますが、これは厚くなっていた古いヒフがはがれているのですから心配いりません。
もし、そこでクリーム等の油分を塗ってしまえば、古いヒフは糊付けされて、新しいヒフは生まれにくくなるのです。

植物が、秋に枯葉を落として春に新芽を出すように、死んで生きるという新陳代謝は生き物の法則だからです。


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syobu828 at 23:20|PermalinkComments(1)TrackBack(0) エコロジー生物学 

2005年05月07日

肌にとって真の栄養は

「栄養クリームで若返るって本当ですか」と尋ねられますが、残念ながら、ヒフは化粧品等の物質を吸収しないのです。
皮脂膜と角質層でバリアをつくって、体内への物質の侵入を防ぐことがヒフの最大の役目だからです。

お風呂にクリームスープを入れて、ゆっくり浸かっていたら、タンパク質や脂肪、ビタミン等の栄養は肌から吸収されるでしょうか。
ヒフから吸収されるのは、水銀、鉛、農薬等の重金属類、ステロイドホルモンのような医薬品、合成洗剤等、栄養とはかけはなれた物質です。

出口肌のための栄養は、食物の消化吸収により、体内から血液によって運ばれて、ヒフ細胞に届けられるのです。
ヒフは体内の老廃物を汗や皮脂の成分として排泄する「出口」の役目をする器官です。その出口から無理に何かを吸収させようとすれば、入ってきた異物を排除しようと免疫作用が働きますから、カブレやアレルギー等のトラブルが起こります。

肌の老化は、紫外線や活性酸素に長期間さらされたことによる真皮組織の退化であり、ホルモンクリームを外から塗っても、老化を逆転させたりすることはありません。その他海草エキス、アロエ、オリーブオイル、ローヤルゼリー、コラーゲン等々、食物として口から入れれば効能があっても、ヒフから浸透して老化した肌の栄養にはなりません。

化粧品の役割は、そんな夢のような奇跡を演じることではありません。
AMA(アメリカ医学協会)の「The Book of Skin and Hair Care」には医学界の見解が次のように明記されています。

ヒフは排泄器官であり、吸収器官ではありません。
化粧品はあくまでもヒフのうえに乗って、物理作用によってその役割をはたすもので、けっして内部に浸透するものであってはなりません。


「肌にとって最高のクリームは皮脂と汗、真の栄養は毎日の楽しい食事
肌が主役で、化粧品はいつも脇役。
このことは、言うまでもなく常識だと思いますが、時々間違える人がいるので、あえて書いてみました。


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syobu828 at 15:34|PermalinkComments(1)TrackBack(0) クレイセラピー粘土洗顔 

2005年05月01日

石鹸と合成洗剤

日本経済新聞 2002年9月5日の記事は、洗剤投棄、魚が大量死という見出しで始まりその内容は以下のようなものでした。
ある運送会社の社員が、社長に頼まれ、洗剤300リットルを敷地の側溝に流したために、福岡市城南区の駄ヶ原川や樋井川で1.6トンの死んだ魚が回収された。福岡市環境保全課が河川の水を調べたところ、洗剤として使われる非イオン系界面活性剤が検出された。

樋井川は私の所から1kmも離れない住宅地を流れる川です。この頃は下水も完備され、魚も棲むようになって川もきれいになってきたと思っていたのに、この事件にはびっくりでした。

合成洗剤は世界中で多量に使われ、環境に排出される科学物質であるために、過去に種々の問題を引き起こし、その度に環境問題や人体への安全性について論議され対策が進められてきました。
琵琶湖の富栄養化問題では無リン化技術が開発され、下水処理場での発泡問題ではLASというソフト型が開発されたりと改良が続けられてきたのです。
ヒフへの影響についても、脱脂力のマイルドな非イオン系洗剤の開発、油分や保湿剤の添加などによって一昔のような洗剤による手荒れは少なくなっているようなのです。

なまずー2合成洗剤はその界面活性作用によって油汚れを分解しますが、同時に水中の固体、特にタンパク質に吸着結合する性質があるのです。
水中の魚介類のエラにも吸着しエラでの酸素の取り込みを妨害し窒息させてしまうのです。これは合成洗剤の魚毒性という欠点のひとつです。
台所の洗剤で食器を洗うと、洗剤の薄い膜が残るので、お皿の細菌は殺菌されるのです。肌の場合も、洗顔後はしっとり、ツルツルになりますが、そのために敏感な肌ではカユクなったり、刺激になることもあるのです。

それでは石鹸はどうかというと、石鹸も界面活性剤ですが、この場合は水中のカルシウムイオンやマグネシウムイオンと結合して金属セッケンという石鹸カスができます。
石鹸は金属セッケンになって界面活性を失うので水中の生物には毒性を示しにくくなります。これは石鹸の利点です。
しかし石鹸の使いにくさは、この金属セッケンに粘着性があり、衣類の黄ばみや下水管の汚れ、風呂汚れの原因になるという点なのです。肌や髪にも付いて、キシキシします。

合成洗剤が良いか、石鹸が良いか、というとどちらも長所短所ありなのです。
どちらも原料は油であり、界面活性剤という本性は「油になじみやすい性質を水に与えて洗浄力を高める」というものだから、成分が残りやすいのです。

肌にクリームやファンデーションのような油を塗らないとすれば、油汚れは無いわけだから、泡の立つ洗剤や石鹸で洗う必要も無いんじゃないかなという考えで、白色粘土の吸着力を応用した洗顔料をつくりました。
界面活性剤を使わないので洗浄力がやさしく、敏感肌の方にはとても喜ばれてます。
油を入れてないので、ニキビや油肌の解消にも役立っているようです。

洗顔は「やさしく洗って、おつり無し」というのが理想です。



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syobu828 at 21:42|PermalinkComments(1)TrackBack(0) クレイセラピー粘土洗顔